トヨタハイエースは1967年の誕生以来、日本をはじめアジア、中近東、オセアニア、アフリカ、中南米など世界の国々で使用され、高い信頼性と広い室内・優れた使用性が評価されてきた伝統的ワンボックスカー。
乗用ユースの「ハイエースワゴン」は大型化され、全幅1880mmの3ナンバーワイドボディ(10人乗り)のみ、後席ドアは助手席側スライドドアをもつ。
ラインアップは、全長4840mmのロングボディに「DX」と「GL」、全長5380mmのスーパーロングボディに「グランドキャビン」(ハイルーフ)を設定。
2700cc直列4気筒DOHC VVT-iガソリンエンジン+インパネに配置したシフトゲート式6速ATのみが組み合わされ、それぞれビスカスカップリングを採用したセンターデフ方式のフルタイム4WDシステムも設定。
ハイエースはその他、5ナンバーサイズや両側スライドドア、2Lガソリン/3L直噴ディーゼルターボエンジンも搭載した「ハイエースバン」や、15人乗りの「ハイエースコミューター」を用意。
今回、車両の安定性を確保するVSC&TRCや急な坂道での発進時に車両のずり落ちを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロール、急ブレーキ時にハザードランプを点滅させ後続車に注意を促す緊急ブレーキシグナルをハイエースのワゴンとコミューターに標準装備するなど、より安全性に配慮した。
また、アクセサリーソケット(DC12V・120W)を標準装備した。