トヨタフラッグシップミニバン「アルファード」/「ヴェルファイア」。今回、4代目となり、「性能を世界基準に昇華させる」を開発テーマに定め、プラットフォームを刷新。「高級サルーン」として、振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能を向上させながら、内・外装デザイン、ゆとりの室内空間、使い勝手といった商品性の面で開発テーマにふさわしい価値を持たせるべく改良を行った。ラインアップは「ハイブリッドZ」、最上位グレードの「ハイブリッド エグゼクティブラウンジ」を設定。2.5L直列4気筒DOHCエンジン(A25A-FXS)を搭載したトヨタハイブリッドシステムを採用し、システム最高出力184kw(250馬力)の高出力と同時に従来型から燃費性能を向上させた。加えてさらなる燃費性能が魅力の2WDを新設した。エクステリアは、一般的な機械式駐車場の制限サイズ(全長5,000mm×全幅1,850mm以下)に収まるボディサイズを維持しながら、ミニバンでは平板になりがちなボディサイド部分のデザインに抑揚を持たせることで、力強く堂々としたスタイルを実現。同時に、限られたスペースを極限まで使い切る工夫でゆとりの室内空間を実現した。インテリアは運転席のドライビングポジションや2列目シートの構造を工夫し、3列目シートにおいてもシート脇のクォータートリムやバックドアトリムの薄型化など、0.1mm単位で検討。運転席と2列目シートおよび3列目シートとの距離は従来型比でそれぞれ5mm/10mm広い前後席間距離を確保した。安全装備は最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。トヨタのミニバンとして最も充実した機能を搭載している他、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」を搭載。駐車時、渋滞時の運転をサポートする。
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トヨタフラッグシップミニバン「アルファード」/「ヴェルファイア」。2.5L 2AR-FXEエンジンにE‐Four搭載のハイブリッドシステムを組み合わせた。ラインアップは、「ハイブリッド エグゼクティブラウンジ」、「ハイブリッド エグゼクティブラウンジ S」、「ハイブリッドG Fパッケージ」、「ハイブリッドX」、「ハイブリッドX サイドリフトアップチルトシート装着車」、「ハイブリッドSR Cパッケージ」、「ハイブリッドSR サイドリフトアップチルトシート装着車」を設定。「ハイブリッドX」は、7/8人乗り、その他は7人乗りとなる。第2世代を迎えた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、自転車の運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」や、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う新機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。その他、ワンタッチスイッチ付デュアル(両側)パワースライドドア、アクセサリーコンセントを全車標準装備。今回、特別仕様車「ハイブリッドS タイプゴールドIII」を設定。オプティトロンメーターのメーターリングにゴールド加飾を施し個性を強調。シート表皮にはスエード調で上質な肌触りのブランノーブII(パーフォレーション)と合成皮革の組み合わせを採用した。安全装備には、接近車両との衝突被害軽減をサポートするブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)を標準装備。