三菱パジェロは、高剛性のラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディに、3Lと3.8L V型6気筒SOHCガソリンを搭載、新たに搭載する3.2L DOHCコモンレール式ディーゼルエンジン(DI-D)を搭載した。
排出ガス規制の強化に伴い2004年にディーゼルエンジン搭載車の販売を休止。
コモンレール燃料噴射システムやNOxトラップ触媒、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを新たに採用することによって、排出ガス浄化性能を大幅に向上させ、新長期規制に適合させた。
また、静粛性も大幅に改善。
燃費については、3Lガソリン車との比較で約15%向上、同時にCO2排出量も削減している。
その他、主な変更点は、フロントグリルや17インチ/18インチのアルミホイールのデザインを変更し、全体的にスポーティーな印象を強めた。
また、最上級の「SUPER EXCEED(スーパーエクシード)」には本木目/本革巻きハンドルを装備し、質感を一層向上させた。
走行メカニズムは、接地性と追従性に優れる四輪独立懸架式サスペンションと走行中でもトランスファーレバーでスムーズな切換が可能な4WDシステム「スーパーセレクト4WDII」。
また、車両の安定性を高めつつ適切な駆動力を提供するアクティブスタビリティ&トラクションコントロール、悪路からの脱出性能を高めるリヤデフロックを設定する。
5ドアロングボディ(7人乗り)は4グレード、3ドアショートボディ(5人乗り)は3グレードをラインアップする。
ミッションは、INVECS-IIスポーツモード5速ATを組み合わせ、ベーシックモデルのみ、5速マニュアルを用意する。