三菱軽乗用eKシリーズ。3代目となり、全高1,550mm以上の軽トールワゴンタイプとなる。ベーシックな位置付けとなる「eKワゴン」と「eKカスタム」の5ドアボディとする2モデル。「eKカスタム」のラインアップは、「Gセーフティパッケージ」、「Tセーフティパッケージ」を設定。MIVECエンジンを搭載し、トランスミッションはINVECS‐III CVTと組み合わせる。さらに、減速時の運動エネルギーを利用して発電し、その電力をニッケル水素電池に蓄えて電装品に供給する「アシストバッテリー」を採用。エクステリアには、「人とクルマを守る」機能を表現した三菱自動車の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。ターボエンジン搭載車に、高速道路などで運転者のアクセルペダル操作の負担を軽減できるクルーズコントロールを採用。今回、予防安全性能を向上。衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」の機能向上に加え、従来の誤発進抑制機能に軽自動車初の歩行者対応(前進時)を追加した踏み間違い衝突防止アシストを全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」は従来モデルのレーザーレーダーに代わり、フロントカメラを採用し、前方の歩行者の検知を可能とした。さらに作動車速域を、対車両は約10km/h~80km/hまで拡大、対歩行者も約10km/h~60km/hとし、優れた安全性を確保。踏み間違い衝突防止アシストでは、障害物に対しては前進時および後退時ともに作動。さらに、前進時には対歩行者や対車両にも作動し、エンジンの出力制御やブレーキをかけて衝突を回避または衝突被害を軽減。センサーはレーザーレーダーに代わり、フロントカメラとソナー(前後各4箇所)を採用している。また、特別仕様車「Tセーフティプラスエディション」を新たに設定し、ステアリングオーディオリモコンスイッチ、リヤスピーカーなどを標準装備した。
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