メルセデス・ベンツ「Gクラス」は、ゲレンデヴァーゲン(GELANDEWAGEN)の名で1979年に発売されて以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに進化しつづけてきた、クロスカントリーの代表モデル。
ラインアップは、5.5L V型8気筒エンジンを搭載した「G550」、V型8気筒ツインターボエンジンを搭載した「G63 AMG」、V型12気筒ツインターボエンジンを搭載した「G65 AMG」。
今回、クリーンディーゼル搭載モデル「G350 ブルーテック」を新たに設定。
3L V型6気筒BlueTECエンジンを搭載。
ピエゾインジェクターを用いたコモンレールダイレクトインジェクションや、VNT(バリアブルノズルタービン)ターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力211PSとともに、540Nmもの強大なトルクを発生。
また、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」を噴射することにより化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC」を採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現した。
「G350 ブルーテック」は右ハンドルのみ、その他は左ハンドルのみの設定。
また「G350 ブルーテック」はメルセデス・ベンツ社内参考値となる。