2003年発売、圧倒的な室内の広さや視界の良さが特徴とし、2007年のフルモデルチェンジでセンターピラーレス&スライドドアのミラクルオープンドアを採用した背高軽自動車、2代目「タント(TANTO)」。
4速ATを廃止し、変速ショックとタイムラグのないスムーズな加速とするCVTを全車に設定。
また機能面では、ミラクルオープンドア開口部の足元を照らすスライドドアステップランプを装備し、後席に加え前席にも収納力のあるオーバーヘッドコンソールを設定した(ともに一部グレードに標準装備)。
デザイン面ではスポーティなエアロモデル「タントカスタム」は、フロントバンパーやフロントグリル、バックドアガーニッシュを採用。
タントには52馬力を発生する660cc直列3気筒12バルブを搭載し、エントリーモデル「L」とキーフリーシステムやABS(EBD&ブレーキアシスト付)装備の「X」、Xをベースに装備を厳選した「X Special(スペシャル)」、それに最上級となる「G」の計4グレードを設定する。
タントカスタムには、660cc直列3気筒12バルブ「カスタムL」と「カスタムX」、同ターボを搭載する「カスタムRS」の計3グレードを設定。
そのほか、助手席が回転・下降するシートリフト機構付「ウェルカムシート」や車いす乗車を考慮した「スローパー」を用意する。
今回、NA全車に「第2世代KFエンジン」を搭載。
燃費改善を図り、「タント ウェルカムシート」を除くNA全車でエコカー減税の75%軽減レベルに適合した。