N-BOXvsルークス!デザインや使い勝手、乗り心地を徹底比較
ホンダN-BOXと日産ルークスの2モデルは、どちらも人気の高い軽自動車です。コンパクトで経済的な軽自動車は、都市生活に最適な選択肢といえます。しかし、どちらを選べばよいのか、迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、デザインや室内空間、使い勝手など、さまざまな角度から両車種を徹底比較します。ぜひ、自分のライフスタイルに合った一台を見つけるための参考にしましょう。
※目次※
・N-BOXはシンプルで洗練されたデザインを特徴とし、ルークスはモダンで個性的なスタイリングを採用している。
・N-BOXは「センタータンクレイアウト」により広々とした室内空間を実現し、ルークスは室内高1,390mmの広い空間と機能的なレイアウトで多彩なニーズに対応している。
・N-BOXの燃費性能はWLTCモード21.6km/L(2WD)、ルークスは最大20.9km/Lを達成し、両モデルとも高い静粛性と快適な乗り心地を提供する。
N-BOXとルークスの外観デザイン比較
N-BOXとルークスは、軽自動車市場で高い人気を誇る車種です。N-BOXはシンプルで上質な洗練デザイン、ルークスはモダンで個性的なスタイリングと、それぞれ異なる魅力を持っています。
まずは、豊富なカラーバリエーションをそろえる両モデルの、外観デザインの比較を見ていきましょう。
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
N-BOXの特徴的なデザイン要素
N-BOXは、シンプルさと上質感を兼ね備えたデザインとなっています。立体的な造形のフルLEDヘッドライトと、美しいコントラストのリアコンビネーションランプが印象的です。
以下、グレード別の特徴を確認しましょう。
・N-BOX:シンプルで洗練されたデザイン
・ファッションスタイル:軽やかでおしゃれなデザイン
・JOY:アウトドアで見栄えするタフな印象を与えるデザイン
・CUSTOM:知的で力強いデザイン
プラチナホワイト・パールやミッドナイトブルービーム・メタリックなど、豊富なカラーバリエーションで軽自動車の枠を超えた存在感を放っています。
ルークスの洗練されたスタイリング
ルークスは、2トーンカラーを含む全20色のボディカラーを展開し、都会的でモダンなスタイリングを特徴としています。グレード別の特徴は、以下の通りです。
・ハイウェイスターGターボ/X:スタイリッシュで存在感のある外観
・Xターボ/X/S:クリーンなスタイルと充実した家族向け装備
特に2トーンカラーは、ホワイトパール/カンジュクカシスの洗練された印象や、ソルベブルー/ホワイトパールの爽やかな印象など、個性的な魅力を演出しています。
N-BOXとルークスのデザイン比較ポイント
N-BOXとルークスは、それぞれ異なるデザインアプローチを採用しています。N-BOXは、シンプルさと上質感を追求し、グレードごとの個性を際立たせているのが特徴です。
一方、ルークスは洗練されたモダンなスタイリングと、都会的な印象を重視しています。両モデルとも豊富なカラーバリエーションを用意し、ユーザーの好みに応じた選択が可能です。
ヘッドライトやリアコンビネーションランプの造形、ボディカラーの組み合わせなど、細部までこだわりが感じられる点は共通しています。
N-BOXとルークスの室内空間と使い勝手の徹底比較
N-BOXとルークスは、どちらも軽自動車トップクラスの室内空間を誇ります。N-BOXはホンダ独自の「センタータンクレイアウト」で広々とした室内空間を実現し、ルークスは機能的なレイアウトで多彩なニーズに対応するのが特徴です。
両モデルの室内設計や使い勝手の違いを、さまざまな観点から詳しく比較していきます。
(参考:『ルークス(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
N-BOXの広々とした室内空間
ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、N-BOXは2.0Lミニバン並みの広々とした室内空間を実現しました。前後席ともに十分なゆとりがあり、大人4人が快適に乗車できます。
子どもの着替えも立ったまま行えるほどの頭上空間を確保し、後席のサイドライニングに設置された乗り降りをサポートするグリップも便利です。大きなサイドポケットを備え、収納性も優れています。
ルーフやフロアの素材を見直すことで、走行時の静粛性も向上し、快適な車内環境を実現しているのが魅力です。
ルークスの機能的な室内レイアウト
ルークスは、室内高1,390mmの広々とした空間で、大人4人でもゆったりと過ごせるでしょう。後席の足元空間は770mmを確保し、前席は広いエルボールームを実現しています。
ラゲッジスペースは、後席を一番前にすると荷室床面長が675mmとなり、多様な荷物に対応可能です。後席を倒せば、27インチの自転車も積載できます。
ハンズフリーで開閉できる大きなスライドドアを採用し、荷物や子どもを抱えている際の利便性も考慮されている点がポイントです。
N-BOXとルークスのインテリアの質感と快適性の比較
N-BOXは、ルーフやフロアの素材を見直すことで静粛性を高めている他、全窓に紫外線と赤外線をカットするガラスを採用するなど、乗員の快適なドライブを考慮した設計です。
一方、ルークスは撥水加工シートや抗菌仕様のステアリング・シートで清潔な車内空間を維持し、ゼログラビティシートで長時間の運転疲労を軽減します。
両モデルともグレードによって内装の質感が異なり、ユーザーの好みに応じた選択が可能です。
N-BOXとルークスの乗り降りのしやすさとシートアレンジ比較
N-BOXとルークスの乗降性とシートアレンジの特徴は、以下の通りです。
【N-BOX】
・ミニバン並みの大開口スライドドア
・両側パワースライドドアを標準装備
・チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート
【ルークス】
・両側ハンズフリーオートスライドドア
・320mmの前後スライドが可能な後席
・運転席から子どものケアが容易な設計
両モデルとも、多彩なシートアレンジで日常生活からレジャーまで幅広く活躍するでしょう。
N-BOXとルークスの走行性能と乗り心地の詳細比較
N-BOXとルークスは、走行性能と乗り心地の面でも、それぞれの特徴を持っています。ここでは、エンジン性能・燃費・取り回し・長距離走行時の快適性・静粛性など、さまざまな観点から両モデルの特徴を比較していきましょう。
N-BOXとルークスのエンジン性能と燃費の比較
両モデルのエンジン性能と燃費の特徴は、以下の通りです。
【N-BOX】
・i-VTECエンジンと高効率CVTの組み合わせ
・標準モデルとターボモデルをラインアップ
・2WDモデルでWLTCモード21.6km/Lを実現
【ルークス】
・BR06エンジンによるスムーズな走りと力強い加速
・スマートシンプルハイブリッドとアイドリングストップ機能
・2WDモデルで最大20.9km/L(WLTCモード)の燃費性能
両モデルとも、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで実用的な性能を発揮し、経済性と走行性能のバランスが取れています。
N-BOXとルークスの街乗りでの取り回しやすさ比較
両モデルとも、街乗りに適したコンパクトな取り回しを実現しています。N-BOXは2WD車で4.5m、4WD車で4.8mの最小回転半径を実現し、Uターンや車庫入れがスムーズです。
ルークスも、2WD車と4WD車のターボエンジン非搭載グレードで、4.5mの最小回転半径を確保しています。フラットなインパネと極細フロントピラーにより、両モデルとも優れた視界を提供するでしょう。
電子制御パーキングブレーキやピタ駐ミラーなど、駐車時の操作をサポートする装備も充実しています。
N-BOXとルークスの長距離ドライブでの快適性の比較
N-BOXは、高いアイポイントと広い視界に加え、「Honda SENSING」によるアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムで、長時間の運転をサポートします。
一方、ルークスはパワフルなBR06エンジンで、高速道路での合流もスムーズです。スマートシンプルハイブリッドシステムにより、長距離走行時の燃費性能も優れています。
両モデルとも、高い静粛性により快適な会話を楽しめ、長距離ドライブにおける快適性は申し分ありません。
N-BOXとルークスの静粛性と振動の抑制効果の比較
N-BOXは、ルーフやフロアの素材を見直すことで走行中の静粛性を高め、快適な車内環境を実現しています。小さな子どももぐっすりと眠れる、静かな空間を提供するでしょう。
ルークスは、エンジン自体の高剛性化と効果的な吸音材の配置により、騒音・振動を抑制しています。エンジン周辺やドア周りの遮音性能も高く、外部からのノイズを効果的に遮断するでしょう。
両モデルとも、乗員同士の会話がはずむ静かな車内空間で、長時間のドライブでもリラックスして過ごせます。
N-BOXとルークスの安全性能と先進装備の比較
N-BOXとルークスは、安全性能と先進装備の面でも充実した機能を備えています。「衝突安全性能」「運転支援システム」「駐車支援機能」「メンテナンス性」の4つの観点から、両モデルの特徴を見ていきましょう。
N-BOXとルークスの衝突安全性能の比較
両モデルは異なるアプローチで、高い衝突安全性能を実現しています。
【N-BOX】
・独自技術「G-CON」による衝撃吸収・分散
・多彩なエアバッグシステムを標準装備
・歩行者の安全に配慮した設計
【ルークス】
・7つのエアバッグシステムを搭載
・SRSニーエアバッグによる運転席の脚部保護
・高強度ボディ構造による効率的なエネルギー吸収
N-BOXとルークスの運転支援システムの機能比較
N-BOXは「Honda SENSING」を採用し、衝突軽減ブレーキや歩行者事故低減ステアリング、誤発進抑制機能などを備えています。
一方、ルークスはプロパイロットによる高速道路での自動運転支援を実現し、インテリジェントアラウンドビューモニターで駐車を支援してくれるのが特徴です。
両モデルとも、車線逸脱警報や先行車発進お知らせ機能を搭載し、さまざまな場面で安全運転をサポートしています。
N-BOXとルークスの駐車支援機能の使いやすさ比較
N-BOXは、フラットなインパネと極細フロントピラーで広い視界を確保し、ピタ駐ミラーにより左側や後方の確認を容易にしています。
ルークスは、インテリジェントアラウンドビューモニターを搭載し、車両を上から見下ろしたような映像を表示するのが特徴です。さらに、周囲の動く物体を検知する機能も備えています。
両モデルとも、コンパクトなボディサイズと小回り性能により、初心者でも問題なく駐車操作を行えるでしょう。
N-BOXとルークスのメンテナンス性比較
N-BOXはホンダの、ルークスは日産の充実したサービス網とアフターサービスを活用できます。両モデルとも、定期点検や消耗品交換の頻度が少なく、維持費を抑えやすいのが強みです。
長期保証制度も両社で用意されており、突発的な故障にも対応できるでしょう。優れた燃費性能は、長期保有時のコスト削減に貢献します。
選択の際は、各メーカーのサポート体制や保証内容を比較検討するのがおすすめです。
まとめ
N-BOXは広々とした室内空間と使い勝手の良さが魅力で、一方のルークスは洗練されたデザインと先進的な装備が特徴的です。走行性能では、N-BOXが街乗りでの取り回しやすさに優れ、ルークスは長距離ドライブでの快適性が高いといえるでしょう。
安全性能は両車とも充実していますが、運転支援システムの機能に若干の違いがあります。価格面では、グレードによって差があるものの、総合的に見れば両車ともコストパフォーマンスが良好です。
選択の際は、個人の優先順位や使用目的に応じて、それぞれの特徴を十分に比較検討しましょう。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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