ルークスは日産が誇る軽ハイトワゴン!現行モデルの特徴を解説
ルークスは、日産が販売しているトールワゴンタイプの軽自動車です。開放的な室内空間や快適なドライブを演出する最先端技術の搭載などを特徴としています。
トールワゴンタイプの軽自動車の購入を検討する際は、ルークスについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、ルークスの特徴や現行モデルの設定グレードについてご紹介します。日産ミニバンの特徴を感じるルークスの魅力をチェックしてみましょう。
※目次※
・ルークスはハイトワゴンタイプの軽自動車。広い車内空間や存在感を与えるスタイリッシュなデザインが特徴
・ルークスの現行モデルでは19種類のカラーバリエーションが用意されている
・ルークスをお得に手に入れたいなら中古車がおすすめ。ネクステージなら新車と同じ予算でハイグレードのモデルを狙える
ルークスは日産が販売する軽ハイトワゴン
日産が軽自動車への参入を果たしたのは2002年です。スズキからOEM供給を受けて発売されたモコを皮切りに、さまざまな軽自動車を販売してきました。
ルークスは2009年に発売された軽自動車です。日産ではセレナやエルグランドなどのミニバンを販売してきましたが、ルークスは日産のミニバンシリーズの末弟として販売を開始しました。ここでは、ルークスの概要について解説します。
軽自動車のスタンダードを超えた広い室内空間を実現
日産が販売するルークスの最大の特徴は、広い車内空間です。ルークスという車名は、部屋を意味する英語の「Room」と最大を意味する英語の「Max」を組み合わせた造語ですが、名前の通り大人4人が乗車しても快適に過ごせるように設計されました。
ルークスは個性的なデザインも特徴のひとつです。日産ではミニバンのカスタマイズ仕様としてハイウェイスターシリーズを展開していますが、ルークスについてもハイウェイスターモデルが設定されました。専用のエアロパーツやボディカラーを搭載するなど、おしゃれでスタイリッシュなデザインが特徴となっています。
世代ごとに異なる会社が設計を担当
ルークスはこれまでに3代のモデルが登場しましたが、異なる会社がモデルの設計に携わりました。各モデルの設計担当は以下の通りです。
モデル |
担当した会社 |
初代モデル |
スズキ |
2代目モデル |
日産と三菱の合弁会社 |
3代目モデル |
日産(三菱と日産の合弁会社がマネジメント) |
初代モデルについては、かつてスズキが販売していたパレットのOEM供給車として販売します。また、2代目モデルについてはデイズルークスという名称で販売していました。
2代目モデルからは日産が計画の立案段階から携わっており、3代目モデルでは日産が企画と開発を担当しています。
ルークスの歴史を過去から振り返ろう
現在発売されているルークスは3代目モデルです。広い車内空間は継承しながらも、先進の機能や装備を取り入れています。グレードの設定の見直しも図られており、ライフスタイルに合わせてグレードを選べるようになりました。
ここでは、ルークスの初代モデルから現行モデルまでの歴史について、特徴や改良点を中心にご紹介します。
2009年12月:初代モデルが誕生
ルークスの初代モデルが登場したのは2009年12月です。毎日の生活において快適に利用できる車をコンセプトに掲げており、リモコンで操作可能な後席両側スライドドアや大容量のラゲッジスペースなどが搭載されました。
初代モデルでは2つのハイウェイスターモデルを含む4つのグレードが設定されます。また、高機能HDDナビゲーションシステムを搭載した特別仕様車のアーバンセレクションも販売されました。
パワートレインには、環境性能と走行性能を両立させた自然吸気エンジンと力強い走りを可能にしたインタークーラーターボエンジンが搭載されます。
2014年2月:2代目モデルが登場
ルークスの2代目モデルが登場したのは2014年2月です。2代目モデルでは車両の上から見下ろしたような映像を映し出すアラウンドビューモニター、紫外線を99%カットするUVカット断熱グリーンガラスなど、利便性を向上させるための先進の機能や装備が搭載されました。
2代目モデルで設定されたグレードは6つです。また、ルークスのカスタムモデルとしてライダーシリーズも、通常グレードと共に発売されました。ライダーシリーズに設定されたグレードは3つです。
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2020年3月:3代目モデルが発売
ルークスの3代目モデルは2020年3月に登場しました。2代目モデルではデイズルークスという車名で販売していましたが、3代目モデルでは再びルークス名義で販売されます。2代目モデルで培われた利便性や快適性は残しつつ、先進の機能や安全装備が搭載されました。
3代目モデルで設定されたグレードは5つです。先代モデルと同じように、自然吸気エンジンとインタークーラーターボエンジンがパワートレインとして採用されました。また、通常グレードに加えて、日産グループのオーテックジャパンが手掛けたモデルも同時に発売されます。
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ルークスの現行モデルの特徴を確かめておこう
日産では定期的にルークスの改良を図ってきました。2023年6月にはマイナーチェンジを実施しており、デザインの改良や快適性の強化などが実施されます。
安全装備にも力を入れており、2021年に実施された自動車安全性能において最高評価のファイブスターを獲得しました。ここでは、ルークスの現行モデル特徴について、4つの項目に分けて解説します。
ツートーンを含む19種類のボディカラー
エクステリアの特徴は、機能性とデザイン性を兼ね備えたパーツの採用です。フロントグリルにはVモーションデザインを採用しており、躍動感や高級感が意識されました。ヘッドランプやフォグランプにはLEDが搭載されており、夜間時の走行では明るく周囲を照らします。
現行モデルのカラーバリエーションは19種類です。モノトーンに加えて7つの2トーンカラーが設定されており、スタイルや好みに合わせて自由にカスタマイズできます。
大人がゆったりと座れる快適な車内空間
現行モデルでのインテリアについても、開放的な車内空間が意識されました。大人4人が乗車してもゆとりがあり、移動中でも快適に過ごせます。
後席の室内高は139cmです。小さな子どもたちが着替えるのに最適なスペースが用意されています。また、後席の足元は770mmとなっており、足を組みながらゆったりと座れるように設計されました。
ラゲッジルームにはラゲッジアンダーボックスが備わっており、収納スペースを最大限に有効活用できます。
ファイブスター賞を獲得した安全性能
現行モデルでは、快適な運転をサポートする先進の安全装備が搭載されました。エアバッグは前面や側面など、7カ所に搭載されています。車体には保護性能と相手車両の加害性低減が備わったコンパティビリティー対応ゾーンボディが採用されました。
さらに、センサーで検知しながらブレーキ圧やエンジン出力をコントロールするVDC(ビークルダイナミクスコントロール)、前面衝突時での車体の後退を抑制するブレーキペダル後退抑制機構などの安全装備も標準搭載されています。
力強い加速を体感できるパワートレイン
現行モデルのパワートレインは、自然吸気エンジンとインタークーラーターボエンジンの2種類です。それぞれにECOモーターが搭載されています。WLTCモードによる現行モデルの燃料消費率は以下の表の通りです。
グレード |
2WD |
4WD |
S |
20.9km/L |
19.0km/L |
X |
20.9km/L |
19.0km/L |
Xターボ |
19.2km/L |
17.5km/L |
ハイウェイスターX |
20.9km/L |
19.0km/L |
ハイウェイスターXプロパイロットエディション |
20.9km/L |
19.0km/L |
ハイウェイスターGターボ |
19.2km/L |
17.5km/L |
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション |
19.2km/L |
17.5km/L |
ハイウェイスターXアーバンクロム/ハイウェイスターXアーバンクロムプロパイロットエディション |
20.9km/L |
19.0km/L |
ハイウェイスターターボアーバンクロム/ハイウェイスターGターボアーバンクロムプロパイロットエディション |
19.2km/L |
17.5km/L |
(2023年11月時点の発売モデルより)
(参考:『ルークス(日産)の燃費情報』)
ルークスの現行モデルの基本スペックをチェック
11種類のグレードを販売しているルークスですが、このうちの4つは特別仕様車のアーバンクロムです。
選ぶグレードによって搭載されている機能や装備が異なるため、購入計画を立てている方は事前に欲しい装備などを確認しておくと良いでしょう。ここでは、ルークスの基本スペックについて、通常モデルと特別仕様車の2つに分けてご紹介します。(2023年11月時点の情報です)
ルークスの設定グレードと基本スペック
通常モデルのグレードは7つあり、このうち4つのモデルがハイウェイスターモデルになっています。また、2WDと4WDが設定されており、使用目的に合わせて選択可能です。
設定されたグレードの中でSはエントリーグレードに該当します。Xは上級グレードとして設定されており、プロパイロットエディションについては運転支援機能のプロパイロットが装備されました。
ハイウェイスターモデルについては、専用のグリルやバンパーなどが搭載されています。
|
自然吸気エンジン |
インタークーラーターボエンジン |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,800mm |
3,395mm×1,475mm×1,800mm |
室内寸法(長×幅×高) |
2,200mm×1,335mm×1,390mm |
2,200mm×1,335mm×1,390mm |
車両重量 |
1,010kg~1,040kg |
1,020kg~1,060kg |
総排気量 |
0.659L |
0.659L |
最高出力(エンジン) |
38kW |
47kW |
最大トルク(エンジン) |
60N・m |
100N・m |
最高出力(モーター) |
2.0kW |
2.0kW |
最大トルク(モーター) |
40N・m |
40N・m |
ハイウェイアーバンクロムの設定グレードと基本スペック
特別仕様車のアーバンクロムのグレード設定は4つです。自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類が設定されています。また、通常モデルと同じように2WDと4WDから選択可能です。
アーバンクロムでは、ドアロック連動自動格納機能が付いたサイドターンランプ付き電動格納式リモコンシルバードアミラー、ダーククロムフロントグリルが標準装備です。また、一部のグレードには一部のグレードではレザー調インストパネルが搭載されています。
|
自然吸気エンジン |
インタークーラーターボエンジン |
サイズ(全長×全幅×全高) |
3,395mm×1,475mm×1,780mm |
3,395mm×1,475mm×1,780mm |
室内寸法(長×幅×高) |
2,200mm×1,335mm×1,390mm |
2,200mm×1,335mm×1,390mm |
車両重量 |
960kg~1,020kg |
990kg~1,040kg |
総排気量 |
0.659L |
0.659L |
最高出力(エンジン) |
38kW |
47kW |
最大トルク(エンジン) |
60N・m |
100N・m |
最高出力(モーター) |
2.0kW |
2.0kW |
最大トルク(モーター) |
40N・m |
40N・m |
ルークスの売買価格を見ておこう
ルークスの購入計画を立てるときにはグレード選びも大切ですが、事前の価格チェックも行っておきましょう。車を購入する場合、車両本体価格に加えて法定費用や諸費用などがかかります。
車を所有する際には維持費もかかるため、早めの段階で資金計画を立てておくと費用に関する不要なトラブルの回避がしやすくなるでしょう。ここでは、ルークスの売買価格をご紹介します。
ルークスの新車販売価格
現行モデルの新車販売価格の価格帯は、163万7,900円~239万9,300円です。グレードによって70万円以上の価格差があります。グレード別の新車販売価格は以下の表の通りです。
グレード |
2WD |
4WD |
S |
163万7,900円 |
178万8,600円 |
X |
176万8,800円 |
191万9,500円 |
Xターボ |
188万5,400円 |
203万6,100円 |
ハイウェイスターX |
194万400円 |
209万1,100円 |
ハイウェイスターXプロパイロットエディション |
204万9,300円 |
220万円 |
ハイウェイスターGターボ |
205万7,000円 |
220万7,700円 |
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション |
216万5,900円 |
231万6,600円 |
ハイウェイスターXアーバンクロム |
201万1,900円 |
216万2,600円 |
ハイウェイスターXアーバンクロムプロパイロットエディション |
212万800円 |
227万1,500円 |
ハイウェイスターターボアーバンクロム |
213万9,500円 |
229万200円 |
ハイウェイスターGターボアーバンクロムプロパイロットエディション |
224万8,400円 |
239万9,100円 |
(2023年11月時点の情報です)
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ルークスの中古車販売価格
2023年11月時点におけるネクステージでの中古車の支払総額は、27万8,000円~220万7,000円となっています。新車なら160万円以上するルークスですが、中古車なら100万円以下での購入も可能でしょう。
|
中古車の支払総額 |
初代モデル |
27万8,000円~68万2,000円 |
現行モデル |
96万4,000円~220万7,000円 |
(2023年11月時点の情報です)
(参考:『ルークス(日産)の中古車一覧』)
中古車の場合、歴代モデルを購入の選択肢に含められます。先代モデルは現行モデルよりも安い価格で販売している可能性が高く、予算が限られている方におすすめです。また、歴代モデルなら、お得な価格でハイグレードモデルを狙えます。
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ルークスの買取相場
2023年11月時点におけるネクステージでの買取価格は5,000円~200万8,000円です。中古車の買取価格は、年式や走行距離、車両のコンディションによって左右されますが、状態によっては200万円台の買取価格を期待できるでしょう。ルークスの過去の買取実績は以下の表の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取相場 |
ハイウェイスターGターボ |
2022年式 |
9,030km |
131万3,000円 |
X |
2022年式 |
9,140km |
95万円 |
ハイウェイスターXプロパイロットエディション |
2022年式 |
4,642km |
156万3,000円 |
ハイウェイスターXプロパイロットエディション |
2022年式 |
2,748km |
155万3,000円 |
(2023年11月時点の情報です)
ルークスの中古車はネクステージで購入しよう!
ルークスを安く手に入れたい方には中古車がおすすめでしょう。新車とは異なり、予算やライフスタイルを考えながらニーズに合った1台を選ぶことができ、在庫車から選ぶため製造を待つ必要もありません。
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まとめ
ルークスは開放的な車内空間が備わった軽自動車です。ターボエンジン搭載モデルや特別仕様車のアーバンクロムなど、11種類のグレードが設定されています。
ルークスをお得に購入したい方には中古車がおすすめです。ネクステージでは初代モデルから現行モデルまで幅広く取りそろえており、予算に合わせて車選びができます。
Webサイトでは、全国の店舗に保管している車両の中からお気に入りの1台を見つけられる車両検索システムを用意しました。ルークスの中古車をお探しの方はぜひネクステージをご利用ください。