輸入車のオープンカーなら個性的なモデルが選べる!特徴とラインアップを紹介
オープンカーは通常の車で味わえない感動を与えてくれます。中でも輸入車のオープンカーはスタイリッシュで、いつかは乗りたい車として憧れている方も多いでしょう。国内では、BMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツなどの多くのメーカーからオープンカーモデルは新車や中古車として販売されています。
この記事では、多種多彩な輸入車オープンカーの車種や特徴や魅力、ラインアップをご紹介します。おすすめの輸入車や選び方も解説しますので、ぜひ車選びの参考のためご一読ください。
※目次※
・輸入車オープンカーは生産国やタイプによりコンバーチブル、カブリオレ、ロードスターなどと呼ばれる
・オープンカーを選ぶ際にはルーフの種類、乗車定員、シートヒーターの有無などの確認が必要
・BMW、メルセデス・ベンツおよびポルシェ、ルノー等、多くの海外メーカーがオープンカーを生産しており、日本国内で新車や中古車として販売されている
乗ってみたい!輸入車のオープンカーについて知ろう
多くのメーカーがオープンカーを生産しています。海外からの輸入車は新車だけでなく、中古車としての販売も多く、車好きなら一度は乗ってみたいと思う車でもあります。
ここでは、街中を走っている姿を見かけるだけでも気持ちがワクワクするようなスタイリッシュな輸入車オープンカーの魅力について探っていきましょう。
輸入車オープンカーの特徴
輸入車オープンカーの優雅なたたずまいは私たちを魅了します。フロントやルーフ、テールなどエクステリアからインテリアに至るまで個性的なデザインのものがあり、性能面では圧倒的パワーを誇るエンジンを備えたオープンカーや安定性と静粛性を備えている多種多彩なモデルがそろいます。
オープンカーのいろいろな呼び方
オープンカーと言えば、屋根のない車、スポーツカーなどおよその見当がつくでしょう。しかし、海外ではタイプや国によってさまざまな呼び方があります。例えば、カブリオレ・コンバーチブル・ロードスター・スパイダーなどです。
カブリオレはもともと、折り畳み式の幌を備えた2輪馬車を表していました。一般的にフランス語圏やドイツ語圏で使われています。コンバーチブルは英語で「切り替えられる」の意味です。一般的にベースになる車があり、ロードスターやスパイダーはベースの車がない専用ボディのオープンカーをいっています。
オープンカーのメリット
春や秋の天気が良い日にルーフを開けて走ると、通常の車では味わえない抜群の開放感を得られます。海岸沿いや観光地などでルーフを開放したオープンカーを見かけたことのある人も多いことでしょう。オープンカーは、圧倒的な存在感から人の目をひきつけます。
高出力のエンジンと優れた足回りから引き出される走りの質感と安定感は最高です。ルーフのオープン・クローズに関わらず、ドライブを楽しめるでしょう。
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オープンカーのデメリット
開放感のあるオープンカーですが、ルーフを開けて走るとどうしても砂やホコリが入ってきます。ルーフを開けて走った後は掃除が必要となります。トンネル内や交通量の多い場所では排出ガスが車内にたまってしまうため、走行時、駐車時など必要に応じてルーフを閉じましょう。
ルーフをトランクに収納するタイプのオープンカーは、その分、積める荷物の容量が減少します。使い勝手に満足がいかないことを避けるためにも、購入時の積載容量は必ずしておきましょう。
また、ルーフは経年劣化で雨漏りすることもあり、故障したときの修理費用も高額だということも事前に知っておきましょう。
輸入車オープンカーの選び方
オープンカーは、開放感や爽快感を得られるなどのメリットがあります。しかし、特有な車であるからこそ、ずっと使っていくために特徴をしっかりと理解しておくことが大切です。
ここでは、オープンカーを選ぶときに押さえておくポイントを紹介します。自身が、どのような使い方をするかを踏まえた上で確認していきましょう。
ソフトトップとハードトップの違い
ほとんどのオープンカーは、ルーフ(トップ)を開閉する機能を有しています。ルーフにはソフトトップとハードトップがあり、素材はソフトトップがキャンパスやビニール、ハードトップがアルミニウムやFRP(繊維強化プラスチック)です。
ソフトトップは、閉じたときの外観にオープンカーらしさを感じます。反面、耐久性では劣り、刃物を使えば切れるので防犯面がやや心配です。
一方、ハードトップは耐久性や防犯面では比較的優れていますが、価格が高く開閉装置も含めた重量があり、コーナリング時にロールが大きくなる難があります。
2人乗り?4人乗り?乗車定員を確認しよう
オープンカーの乗車定員は2名が多く、4、5名の車種もあります。日常使用するのかセカンドカーとして使うのか、あるいは家族構成など必要に応じて選びましょう。
国産のオープンカーは定員2名が多いですが、輸入車は2名の他4名の車種も多くラインアップされています。ただし定員4名であっても後部座席は狭く感じることが多いので、購入時には実際に座って乗り心地を確認しましょう。
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シートヒーターの有無
座ると暖かいシートヒーターは自動車のバッテリーから電力を供給します。エアコンに比べるとすぐに暖まり、空気が乾燥しません。秋~冬の気温の低い時期でもシートヒーターがあれば、ルーフを開けて冷たい風を感じながら走行できます。
気温の低い時期にルーフを開放してトライブを楽しむためには必須の機能です。後付けできる場合もありますが、必要に応じて確認しましょう。
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代表的な輸入車メーカーのラインアップ
輸入車(外車)のオープンカーはヨーロッパやアメリカなどで生産されたものです。各国で生産された多種多彩な車種が日本に輸入され新車や中古車として販売されています。ここでは代表的な輸入車メーカーの現行ラインアップを紹介します。
BMWのオープンカー
BMWオープンカーの中で4シリーズ、8シリーズおよびM4、M8はカブリオレと呼ばれています。BMW Z4 の高品質なソフトトップは、遮音性があり時速50km以下で走行中に10秒で開閉可能です。Z4 M40iモデルは、直列6気筒 Mツイン・パワー・ターボ・ガソリン・エンジンを備えています。BMWオープンカーのモデルと価格は以下の通りです。
モデル名 |
価格 |
BMW 4シリーズ カブリオレ |
654万円~ |
BMW 8シリーズ カブリオレ |
1,326万円~ |
BMW M4 カブリオレ |
1,462万円~ |
BMW M8 カブリオレ |
2,587万円~ |
BMW Z4 |
712万円~ |
BMW Z4 M40i |
892万円~ |
メルセデス・ベンツのオープンカー
高級車で有名なメルセデス・ベンツの現行車種は、CクラスとEクラス、メルセデス- AMG GT ロードスターの3つがあります。各クラスの代表モデルの価格は以下の通りです。Cクラスは排気量1496ccのDOHC直列4気筒ターボエンジンを搭載し、走行燃費12.2km(WLTCモード)の性能を有しています。
メルセデス AMG GT ロードスターは、伝説のレースカーをモチーフにしたフロントの垂直ルーバーを持つスポーツモデルといえるでしょう。
モデル名 |
価格 |
C 180 カブリオレ スポーツ |
675万円~ |
E 200 カブリオレ スポーツ |
871万円~ (参考価格) |
メルセデス-AMG GT ロードスター |
1,834万円~ (参考価格) |
ポルシェのオープンカー
ポルシェオープンカーの現行モデルは718シリーズと911シリーズがあります。718ボクスターは、最高出力300psのエンジンを搭載し、0-100km加速が4.9秒、最高速度は275km/hに達します。いずれのモデルもハイパワーのオープンカーといえます。
モデル名 |
価格 |
718 ボクスター |
768万円~ |
718ボクスターT |
881万円~ |
718ボクスターS |
967万円~ |
718 ボクスター GTS 4.0 |
1,152万円~ |
ボクスター 25イヤーズ |
1,248万円~ |
718スパイダー |
1,289万円~ |
911カレラ カブリオレ |
1,654万円~ |
911カレラ4 カブリオレ |
1,760万円 |
911カレラ S カブリオレ |
1.985万円 |
911カレラ4S カブリオレ |
2,091万円 |
911 カレラ GTSカブリオレ |
2,093万円 |
911 カレラ 4 GTSカブリオレ |
2,199万円 |
911 ターボ カブリオレ |
2,788万円~ |
911 ターボ S カブリオレ |
3,235万円 |
フェラーリのオープンカー
フェラーリ・オープンカーのラインアップは以下の通りです。いずれのモデルもハイパワーのエンジンを搭載し、優れた走行性能を有しています。SF90 スパイダーは、PHEVでフェラーリ独自のリトラクタブル・ハードトップを備えたオープンエアを楽しめるスーパーカーです。812 GTSは総排気量6496CCの高出力エンジンを搭載しています。
モデル名 |
価格 |
812 GTS |
- |
SF90ストラダーレ |
- |
SF90スパイダー |
- |
F8 スパイダー |
- |
ポルトフィーノ M |
- |
シボレーのオープンカー
シボレーの現行モデルは、シボレーカマロコンバーチブルとシボレーコルベットコンバーチブルの2モデルがあります。
コルベットは、リトラクタブル・ハードトップでV形8気筒OHV/LT2 6,156ccのハイパワーエンジンを備えています。
モデル名 |
価格 |
カマロ コンバーチブル |
658万円~ |
コルベット コンバーチブル |
1,650万円~ |
アウディのオープンカー
アウディの現行オープンカーラインアップには「R8 スパイダー」があります。最高出力620psのパワフルなエンジンを搭載しています。エンジンのパワーを路面に伝える足回りです。ルーフは電動油圧式ソフトトップを採用しています。
新車価格 |
3,225万 |
サイズ |
全長4,430mm・全幅1,940mm・1,240mm |
車両重量 |
1,760kg |
排気量 |
5,204cc |
乗車定員 |
2名 |
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より個性が出せる!おすすめの輸入車オープンカー
外車はパワフルで大きいイメージがあります。とはいえ、コンパクトタイプやSUVタイプもあります。ここでは、日常の利用から、レジャーにも活用できるコンパクトタイプなど、より個性が出せるオープンカーをご紹介します。
コンパクトかつ4人乗りの「ミニ コンバーチブル」
ミニコンバーチブルは、全長4mにも満たないコンパクトなボディでありながら4人乗りのオープンカーです。
電動ソフトトップは、時速30kmまでなら走行中に18秒程度で開閉可能です。しかも、フルオープンだけでなく、サンルーフ・モードもできます。
新車価格 |
393万円~ |
サイズ |
全長3,865mm・全幅1,725mm・1,415mm |
車両重量 |
1,330kg |
排気量 |
1,498cc |
燃費(WLTCモード) |
15.6km/L |
乗車定員 |
4名 |
カジュアルに楽しめる「フィアット 500C」
フィアット500Cは充実した安全装備を搭載したカジュアルに楽しめるオープンカーです。スイッチを押すだけで開閉を調整できるソフトトップを備えています。
新車価格 |
285万円~ |
サイズ |
全長3,570mm・全幅1,625mm・1,505mm |
車両重量 |
1,030kg |
排気量 |
1,240cc |
燃費(WLTCモード) |
17.5km/L |
乗車定員 |
4名 |
キャンバストップが選べる「ルノー トゥインゴ」
ルノー トゥインゴは、エンジンをリアに据えたRRレイアウトです。サンルーフ全体が開閉できるタイプで、開放感を味わえます。室内空間は広く、最小回転半径は4.3mで軽自動車並みの小回り性能を有しています。
新車価格 |
237万円~ |
サイズ |
全長3,645mm・全幅1,650mm・1,545mm |
車両重量 |
1,050kg |
排気量 |
897cc |
燃費(WLTCモード) |
17.4km/L |
乗車定員 |
4名 |
希少なSUVのオープンカー「ジープ ラングラー」
ジープ ラングラーは数少ないSUVのオープンカーです。後輪駆動と四輪駆動を手動で選択できます。上質なデザインながらもタフなボディ、多彩な先進テクノロジーで仕上げたインテリアが特徴です。
新車価格 |
704万円 |
サイズ |
全長4,870mm・全幅1,895mm・1,840~1,845mm |
車両重量 |
1,960kg(1,980kg) |
排気量 |
1,995cc(3,604cc) |
燃費(WLTCモード) |
10.0km/L(9.0km/L) |
乗車定員 |
5名 |
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オープンカーの中古車の購入・売却はネクステージへ!
オープンカーは、開放感や爽快感など通常の自動車では得ることのできない感動や楽しさを与えてくれます。きっと、誰もが一度は乗ってみたい車として憧れるでしょう。
ネクステージでは、ヨーロッパ、アメリカなど世界各国の中古オープンカーを取りそろえています。オープンカーのデメリットとして、メンテナンスを十分に行う点が挙げられます。ネクステージの店舗で販売する車の品質には自信があり、無料保証が付帯しています。ご希望に応じて有料の保証サービスも万全です。
また、車の売却や乗り換えの際にはご納得の金額を提示する自信もあります。オープンカーの売却、購入、車検はネクステージへご相談ください。
PR輸入車オープンカーをチェック
まとめ
輸入車オープンカーは、パワフルなエンジンを搭載して高い走行性能がある車種からコンパクトタイプなど多種多彩な車種が販売されています。どれも一度は乗ってみたいと思える魅力的なラインアップですが、購入の際にはご自身の好みや使い方に合った車種を選びましょう。
ネクステージは、全国にある店舗から取り寄せも可能です。メンテナンスが大切な輸入車オープンカーを選ぶ際にはサポートが充実しているネクステージへお越しください。