60万円の中古車購入で利用できるローンの種類や予算に収まる車種を紹介!
新車購入時や高額な中古車購入時において、ローンで購入する方は多くいらっしゃいます。価格がさほど高くない中古車の場合でも、ローンを利用して購入できることをご存じでしょうか。ローンの種類は、金利・返済期間・頭金など条件がさまざまです。何の条件を重視するかによって、どのローンを選択するかが決まります。
車両価格60万円程度の中古車を購入する場合、利用できるローンの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。60万円の予算で購入可能な中古車の代表的な車種についてもご紹介します。満足のいく車選びにお役立てください。
※目次※
・車両価格60万円程度の中古車を購入する場合も利用できるローンの種類は新車購入時と同じ。
・頭金はローンの種類や家計の状況に合わせて無理のない金額を設定しよう。
・車両価格60万円の中古車は高品質な在庫が揃うネクステージで探そう。
60万円の中古車購入で利用できるローンの種類
自動車ローンというと、新車購入時の利用を思い浮かべるのではないでしょうか。近年、中古車購入時に自動車ローンを利用する方が増えているのが実情です。
車両価格60万円の中古車を購入する場合、どのようなローンを利用できるのかをご紹介します。ローンごとに金利や返済期間などさまざまな条件に違いがあるため、事前にポイントを押さえておきましょう。
中古車購入で利用できるローンの種類
自動車購入時に利用可能なローンは、大きく分けて銀行系、ディーラー系、自社ローンがあります。各ローンごとに、金利・返済期間・頭金など条件はさまざまです。審査基準やかかる時間もそれぞれで異なります。
中古車購入時に利用できるローンの種類は新車購入時と同様です。適用される金利にも差はありません。代表的な3種類のローンについて、特徴を下記表にまとめています。
ローンの種類 |
金利 |
審査基準 |
銀行系ローン |
1%~4% |
厳しく、時間がかかる |
ディーラーローン |
3%~9% |
やや緩め |
自社ローン |
0%(通常保証料が必要) |
販売店独自の基準で緩め |
残価設定クレジットについて
近年利用者が多い購入方法は、残価設定クレジット(残価設定ローン)です。これは、通常ローンのように車両価格全額をローンとするのではありません。契約期間満了時の車両査定価格(残価)をあらかじめ設定し、その残価を差し引いた金額をローン借入額として月々返済するという仕組みです。
大抵の場合、ディーラーローンよりも低金利の設定となっています。例として、車両価格60万円の車を3年契約の残価設定クレジットで購入する場合の計算方法を見てみましょう。
3年後の残価を20万円とした場合は、60万円から20万円を引いた40万円に金利を加算した金額を契約月数(36回)で割ります。
最近では、中古車も残価設定クレジット利用可能としている販売店が増えているため、公式サイトなどでチェックしてみましょう。
金利タイプは2種類
新車の場合同様、中古車購入で利用可能なローンの金利タイプは2種類あります。それは、元金均等返済と元利均等返済です。
元金均等返済とは、毎月の返済額のうち元金を一定とする返済方法を指します。毎月の返済額が少しずつ減少していき、元金の減少が早いことが特徴です。
一方、元利均等返済とは返済額が一定である返済方法を指します。同じ借入期間で比較すると元金均等返済よりも返済総額が多くなりますが、家計の管理がしやすく、契約初期の返済額を抑えられることがメリットです。
ローン借入額60万円のシミュレーション
中古車を購入する際に60万円をローン借入額とした場合、月々の返済額はどのくらいになるのでしょうか。銀行系ローンの元利均等返済を利用すると仮定して、金利3%・ボーナス払い無しで設定した場合のシミュレーション結果は、下記表の通りです。
【元利均等返済のケース】
ローン借入額 |
60万円 |
金利 |
3% |
月々の返済額 |
1万7,449円 |
借入期間 |
3年(36回) |
返済総額 |
62万8,154円 |
60万円の中古車をローン購入する際の頭金
通常ローンを利用する際は、車両購入額の一部である頭金を支払う必要があります。最近では、頭金が不要というローンも増えていますが、頭金を支払う事によりローン借入額を減らせるのはメリットです。どのくらい頭金を準備する必要があるのでしょうか。頭金についてポイントを押さえておきましょう。
頭金はローンによって最低額が設定されている
各ローンの種類ごとに、頭金についての規定が異なります。基本的に頭金は不要で自由に決められるというローンもあれば、支払い下限が設定されているローンがあることも珍しくありません。
頭金の下限額が設定されているローンの場合は、下限額以上の金額を前もって支払わなければ、頭金として認められないため注意が必要です。
頭金の相場は車体価格の2割~3割
頭金に相場はあるのでしょうか。一般的に言われている頭金の相場は、車両本体価格の約20%~30%です。
例えば、車両本体価格が60万円であれば、20%~30%にあたる12万円~18万円ほどを目安とできます。これは、あくまでも相場です。必ずしも決められているわけではありません。その都度販売店に確認するようにしましょう。
頭金は相場以上支払う事も可能
もちろん、相場以上の頭金を支払うことも可能です。相場より多く頭金を支払うと損をするということもありません、頭金を多く支払うことができれば、それだけローン借入額が減ることになります。
ローン借入額が少なければ、審査通過の可能性が高くなる可能性も考慮に入れましょう。同時に借入額に対する金利手数料も減ることになり、結果的に返済総額が減ったり、月々の返済額を抑えられたりすることはメリットです。
支払い方法が選べる
頭金の支払い方法は、現金払い・口座振込・クレジットカード払いなどさまざまです。両方を組み合わせて支払可能としている金融機関やディーラーもあります。頭金の金額によっては、最初に少額のみ現金払いで、残金は口座振込を行うというように規定している販売店もあるため確認してみましょう。
クレジットカード払いであれば、早く決済ができて手続きがスムーズになるというメリットもあります。頭金の金額を決定する前に、支払い方法についてきちんと確認しておくことは大切です。
頭金は2回に分けて支払うのが一般的
頭金の支払いタイミングについても、各ローンや販売店ごとに規定が異なります。最近は、契約時の手付金という意味を込めて少額支払い、残金を納車時に支払うという2回に分けるパターンが一般的です。正式な売買契約前に、決められた期日までに頭金の準備ができるかどうかを慎重に検討しましょう。
金額はローンの状況に合わせて設定する
前述の通り、頭金の相場は車両本体価格の20%~30%と言われています。しかし、急に車が必要になった場合など、状況によってはまとまった現金を用意することが難しい場合があるのではないでしょうか。また、中古車の価格によっては、頭金を増やしたとしても支払総額や月々の返済額がさほど変わらないケースもあります。
頭金の金額に関わらず、ローン審査に通過する可能性が高い場合などは無理して頭金を増やす必要はないでしょう。月々のローン返済額が無理のない範囲であれば、手元に現金を残しておいておくという選択肢もあります。自分の生活状況や利用するローンの種類に合わせて決定しましょう。
60万円でローンが組める中古車5選【普通車】
中古車購入時にもローンを利用できることを覚えておけば、手元に資金がない場合でもライフスタイルに合わせた中古車を選べます。購入予算を車両価格60万円とした場合、どのような中古車を購入できるのでしょうか。
この項目では、普通車の中からおすすめの5車種をご紹介します。
トヨタ ラクティス
コンパクトミニバンのトヨタ ラクティスは、クラスでもトップレベルの室内空間と評されてきました。広いだけでなく、アクティブな走行性能も特徴です。
「高速大容量スタイリング」をテーマに開発され、パワフルなエンジンが搭載されています。気持ちの良い走りができるうえに燃費性能も高いため、幅広い層の人から支持されている車です。
現在ネクステージでは、ラクティスを本体価格15.9万円から取り扱いしています。走行距離やグレードを確認して、自分に合う車を選んでみましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『ラクティス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ スイフト
スイフトは、スズキのコンパクトカー主力商品です。車両重量が1t以下のため、キビキビとしたスポーティ感覚の走りを楽しめます。エンジンタイプは、ガソリン・マイルドハイブリッド・フルハイブリッド・スポーツ専用ターボといった、多彩なラインアップです。
ネクステージでは、スイフトを本体価格19.9万円から取り扱いしています。予算と照らし合わせて自身に合う条件で検討するのがおすすめです。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『スイフト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ステップワゴン
幅広い層のなかでもファミリーカーとして人気を誇っている車は、ミニバンのホンダ ステップワゴンです。室内空間とインテリアデザインは、ホンダの車づくり基本思想「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」を体現しています。
ハイブリッドシステム搭載車は、室内が圧迫されるケースが多いものの、ステップワゴンは低床プラットフォームとの組み合わせにより広い室内空間を実現しました。
ホンダの充実安全装備や、2015年式以降搭載の「ワクワクゲート」も魅力ポイントです。ネクステージでは、本体価格19.9万円から取り扱いしています。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フリード
ホンダ フリードは、コンパクトミニバンとして人気がある車種です。ボディサイズはコンパクトながらも、大人が乗っても快適に座れる室内空間を実現しています。ゆとりのある空間のおかげで、長距離や荷物が多い場合も快適にドライブを楽しめることが魅力です。
ガソリンタイプとハイブリッドタイプがあり、グレードにより標準装備が異なります。高い全高と低い床は、子供から年配の方に至るまで乗り降りの負担を軽減する設計です。ミニバンの中でもトップクラスと言われる燃費性能もフリード人気の理由と言えます。
現在ネクステージで取り扱いしているフリードは、本体価格32.4万円からです。好みの装備内容が搭載されているグレードを見つけましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ プリウス
最近では珍しくなくなってきたハイブリッドカーですが、トヨタ プリウスが登場した当時は、世界初の量産ハイブリッド専用車として話題になったことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。街中でもよく見かける車です。
燃費が良く、排出ガスが少ない地球に優しい車として登場以来、安定した人気があります。吸音・遮音材の配置が工夫されており、静粛性の高い車内空間も魅力です。
ネクステージでは、プリウスを本体価格33.9万円から取り扱いしています。新車価格には手が届かないとあきらめていた方はぜひチェックしてみましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
60万円でローンが組める中古車5選【軽自動車】
近年、軽自動車の走行性能や室内空間の広さをはじめ維持費の安さなどから、ニーズが非常に高まっています。軽自動車の新車価格が少しずつ上がっており、中古車市場でも同様、ひと昔前よりも中古車平均価格が上昇傾向です。
車両価格の上限を60万円として、おすすめできる軽自動車を5車種ご紹介しますので、中古車の軽自動車をお探しの方はぜひ検討してみてください。
スズキ アルト
スズキ アルトは、初代モデルが1979年に発売された超ロングセラーモデルです。購入しやすい低価格をモットーに開発された車で、これまで国内販売台数は優に500万台を超えています。これまで幾度もモデルチェンジを重ね、2014年発売モデルが現行型です。
マイナーチェンジを重ね、消費者のニーズに応えています。シンプルで実用的、使い勝手の良さを意識して設計された車です。現在ネクステージでは、アルトを本体価格9.9万円から取り扱いしています。現行型モデルのアルトも50万円ほどで購入可能です。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『アルト(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXは、軽自動車国内新車販売台数ランキングで連続首位を記録している人気車種です。2011年にデビュー以来、フロントフェイスをはじめトータルバランスが取れたエクステリアデザインが愛されています。
質感高いインテリアや多彩なシートアレンジも、安定した人気にひと役買っていると言えるでしょう。ネクステージで取り扱いのあるN-BOXの中古車販売価格は、本体価格43.9万円からです。N-BOXは新車価格が軽自動車の中でも高価格なため、中古車市場で自分好みのグレードを検索してみましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ タント
2003年に登場したダイハツ タントは、デビュー当時軽自動車ながらセダン並みの室内空間と話題になりました。室内高があり、乗り降りしやすい軽トールワゴンです。短いボンネットや見晴らしの良い運転席のおかげで、死角が減り運転しやすいという特徴があります。
2007年の2代目モデルより助手席側にミラクルオープンドアを採用しており、大きな開口幅が魅力です。車内をフルフラット化することが可能なため、大きな荷物を載せたり車内泊をしたりとさまざまなシーンで活躍してくれます。現在ネクステージで取り扱いのあるタントの中古車販売価格は、本体価格15.9万円からです。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ラパン
おしゃれで可愛いデザインが好きな方に愛されているのは、スズキ ラパンです。「身近な雑貨や家具のような愛着のもてる道具」というコンセプトで開発されました。ボディカラーごとに選択可能な内装カラーが用意されていることも魅力です。
可愛いだけではなく、収納スペースなど日常使いに便利なインテリアも人気となっています。運転席シートヒーターはグレードによっては標準装備となっており、全グレードで4WDが選択可能です。ネクステージで取り扱いのあるラパンは、本体価格15.9万円からとなっています。好きなカラーを見つけてみましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『ラパン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ ミライース
ダイハツ ミライースは第3のエコカーと呼ばれ、一部ユーザーからは最強の軽自動車とも評される車です。ハイブリッドではないにも関わらず、低燃費を実現しました。加えて、新車価格も低価格に抑えられており、普段使いできるおすすめ車種のひとつです。
後部座席は、見た目よりは余裕のある空間となっており、大人が乗っても足元に余裕があります。低価格ながらも、走行性能や装備内容で妥協していないことが感じられる設計です。
現在ネクステージでは、ミライースを本体価格15.9万円から取り扱いしています。走行距離が非常に少ない2021年式モデルも、車両本体価格59.9万円で取り扱いしていますのでぜひチェックしてみましょう。
(2021年9月時点での情報です)
(参考:『ミライース(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
車両価格60万円の中古車もネクステージなら高品質!
中古車は、基本的に販売店が取り扱っている在庫のなかから選びます。そのため、在庫数が豊富な販売店で選んだ方が自分好みの車種を見つけることが可能です。
全国に170を超えて店舗展開しているネクステージでは、車種別に専任バイヤーが配置されています。リサーチに基づき、売れ筋モデルのカラー・グレードのバリエーションを豊富に取り揃えていることが特徴です。故障やトラブルにつながりかねない修復歴車や冠水車などは事前に排除し、高品質な車のみ取り扱っています。
ご満足いただける車選びができるよう専門スタッフがお話を伺っておりますので、いつでも気軽にご相談ください。
まとめ
新車だけでなく、中古車もローンを利用して購入できることを知っておくことで、急に車が必要になった場合でも安心して車選びを行えます。ローンを利用する際には、ローンごとに金利の違い・審査基準・返済方式などが異なることを覚えておきましょう。
車選びやローンの利用が初めての場合は、不安や分からないことが多いでしょう。ネクステージには、車の知識と経験が豊富なスタッフが揃っています。安心して購入いただけるようお手伝いしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。