車の購入とライフプランの関係性とは？コストを抑える方法とおすすめの車種
自身のライフプランを考えることは、車を購入する際も密接に関わってきます。このライフプランがどのようなものなのか、まだ詳しくない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では車の購入が自身のライフプランにどう影響してくるのか、その関係性についてだけでなく、車購入にかかる費用や購入における節約方法についても解説します。
あわせて単身の方や2世帯以上の方などに分けておすすめの車種も紹介しますので、これから車種を調べようとしている方には必見です。車の購入を検討している方はぜひチェックしてください。
※目次※
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・ライフプランとはどのようなものなのか、車購入との関係性をチェック
・車の購入費や購入時の節約方法について徹底解説
・世帯のタイプごとのおすすめ車種や中古車相場をご紹介
車の購入とライフプランの関係性
ライフプランとはどういうものなのかという点について解説します。車の購入は、少なからず今後のライフプランに影響するため意識して進めることが大切だと言えます。ライフプランをきちんと計画できれば車の予算も正確に把握できます。無理のない支出にするためにもぜひ参考にしてください。
ライフプランとは
ライフプランとは『生涯設計』です。充実した生活を送るために、各イベントに備えてお金の使い方を考えることを指します。教育資金や住宅購入、老後資金など、お金を使う場面は様々です。
教育は自身や家族の生活を豊かにするために必要な知識を得るために行います。住宅は自身や家族の住む家として、生活のためにも必要です。老後もある程度の資金がないと充実した生活が送れないため、貯めておく必要があります。
車の購入との関係性
車には購入タイミングがあります。例えば結婚や就職・転居など、自身や家族の状況が大きく変わる時期です。
この時期は収支のバランスが変動する可能性があります。自動車購入は大きな支出であるため、この時期に合わせた購入がおすすめです。
これから結婚生活を始める方であれば、レジャーや買い物で利用する場面が増えます。人数や荷物が増えることを考慮すると定員や積載量を意識する必要があるかもしれません。お子様が生まれたのであればチャイルドシートの利便性を重視するご家族もいらっしゃるでしょう。
ライフイベントに合わせて車を買い換えていくことは、利便性を高めていくためにも非常に大切と言えます。家計収支のバランスを考えた上で車購入の計画を立てましょう。
月にかけられる自動車費用はどのくらい？
総務省は家計調査報告を毎年提示おり、『可処分所得』と『自動車等関係費』が自動車費用に関わる項目です。
『可処分所得』とは、税金などを差し引いた自由に使える所得のことを指し、『自動車等関係費』は毎月の自動車関連の支出額です。
毎月の自動車費用を計算する場合、『自動車等関係費（年間合計）÷12÷可処分所得額』という式で月にかけられる自動車費用を算出できます。例として2020年の値を算出しましょう。
2020年の2人以上世帯のうち勤労者世帯の可処分所得は平均で49万8,639円でした。それに対して2020年の自動車等関係費の合計支出額は28万0,375円であるため、1か月で換算すると平均2万3,364円という値が算出できます。
これは可処分所得の約4%です。この値が2020年における毎月の自動車費用（平均）と言えます。
車の購入にはどんな費用が掛かる？
車を購入する際は、車両本体価格だけではなく様々な費用が発生します。ここではその費用について、税金や車検、保険料、燃料費、メンテナンス費などに分けて解説します。
それぞれの費用を明確にすることで、自身に合った車が見つかりやすくなるため、ぜひ参考にしてください。
自動車購入費用（本体＋オプション）
自動車購入費用としては、本体価格のほかにも必要に応じてオプション料金が加算されます。項目として挙げられるのは快適装備・ドレスアップパーツ・安全装備など、標準ではない追加装備などです。
車種によって選べるオプション内容は異なりますが、ナビ・オーディオ・ウェルカムライトなどの快適装備、メッキ加飾・ナンバーフレーム・アルミホイールをはじめとするドレスアップパーツなどを選ぶことができ、追加する装備が増えるとオプション料金が加算されます。
安全装備は標準装備であることが多く不要だと思われがちですが、チャイルドシート・ジュニアシートをはじめ、盗難被害を防止する装備などもあるため必要に応じて検討するのがおすすめです。
税金・車検
車に関わる税制は次の通りです。
・自動車税環境性能割
・自動車重量税
・エコカー減税
・グリーン化特例
自動車税環境性能割の税率は燃費基準値達成度に応じて決定されます。新車及び中古車の税率は非課税や1％、2％、3％の4段階です。
自動車重量税は自動車の重量及び新規登録後の経過年数から税額が算出されます。新車の新規登録時及び車検時に支払う仕組みです。新規登録なら3年分、以降は2年分まとめて支払います。
エコカー減税は環境性能が優れた車に対して自動車重量税を減税する措置です。適用期間については税制改正により変更が行われるので、国土交通省HPにて最新の情報を確認しましょう。
グリーン化特例もエコカー減税同様適用期間の変更が行われています。自動車税環境性能割の減税措置で、対象車の新規登録を行った場合に翌年度分に対して特例措置が適用されます。
対象車は『電気自動車』『燃料電池車』『プラグインハイブリッド車』『天然ガス自動車』の4種です。
車検における検査料としては、検査及び登録に関わる手数料として自動車検査登録印紙代や自動車審査証紙代が発生します。
保険
車の保険は主に2種類あり、自動車賠償責任保険（自賠責保険）・任意保険に分類できます。自動車損害賠償責任保険は、強制保険と呼ばれることもあり加入義務がある保険で、補償対象は相手方の死傷のみと定められており、自身への補償がない点が特徴で、示談交渉には利用できません。
任意保険は自賠責損害賠償保険でまかなうことができない部分のカバーを目的とした保険です。各社ごとに違いがあるほか、示談交渉に利用可能なケースもあります。
燃料費・メンテナンス費
燃料費は1Lで何km走行したかを値とするため、走行距離（km）を燃料（L）で割った値から算出します。燃料単位はkm/Lです。
この燃料にはガソリン（ハイオクやレギュラー）とディーゼル（軽油）があります。ハイオクはオクタン価が高い（96以上）ガソリンです。レギュラーはオクタン価が低い（89以上）ガソリンを指します。
オクタン価とはガソリンエンジン内での自己着火のしにくさを値にしたもので、この数値が高いほど異常燃焼によるエンジンの不自然な動きや振動が起こりにくい特徴があります。
また、車は様々な部品の劣化が起きるため、タイヤなどの消耗品もメンテナンス費として計算が必要です。
その他の費用（駐車場・ローン金利）
その他の費用としては、駐車場代や高速料金、ローン金利などが挙がります。駐車場代は都内でも1万円~5万円と幅があるため、都度確認が必要です。
ここでは高速料金の一例を挙げてみましょう。新宿から名古屋までのETC料金は5,870円（約3時間30分）、距離約335kmです。遠出する回数が多い方はこの点も想定すると支出をより正確に計算できます。
ローンの金利は1%前後のものから10%を超えるものまで様々です。借り入れ限度額も500万~1,500万円前後と幅があります。利用する際は金利をきちんと計算しておきましょう。
車にかかる費用を抑えるには？
『なるべくお金をかけたくない』といった思いは費用のかさむものほど大きいものです。ここでは、車にかかる費用を抑える方法を解説していきます。
車にかかる費用を節約する方法を4つの視点からチェックすることで費用削減が可能です。費用削減を検討している方はぜひご覧ください。
家族構成や住環境にあった車を選ぶ
例えば、父・母・兄・姉・本人・弟・妹など家族が多い方なら7人乗りがおすすめです。父・母・祖父・祖母・本人など家族構成が4~5人の方なら5人乗りがおすすめと言えます。
仕事の都合や遠出の頻度が多いなど積載量が多い車を選ぶ必要がある方もいらっしゃるため、どのような用途で車を利用するか予め検討しておきましょう。
用途に見合った車を選ぶことで排気量・車両重量を抑えることに繋がり、余計な税金や車検代、保険料を支払わずに済みます。
寒冷地であれば2WDより4WDのほうが購入時の価格は高いものの事故率が下がり、結果的に費用削減に繋がるケースもあるため、駆動方式も用途に合わせて選びましょう。
収入を考慮する
車の購入費は年収の半分ほどが目安と言われています。年収400万円なら200万円程度が購入額の目安です。ここから他の支出に合わせて調整する必要があります。今後可能性のある支出をピックアップしておくことも大切です。
固定費には食費や水道代、光熱費、通信費、医療費、日用品、税金、交際費などがあります。住宅ローンや教育費だけでなく、老後の資金を貯めることも大切です。
無理をして高額のローンを長期的に組むと金利を多く払う結果を招いてしまうため、ローンを組む場合は予算オーバーしないようじっくり検討しましょう。
エコカーを選ぶ
エコカーとは、二酸化炭素（CO2）や窒素酸化物（NOx）の排出量が少ない自動車でかつ燃費性能が優れている車を指します。
ハイブリッドカーや電気自動車、燃料電池自動車、水素自動車、天然ガス自動車、第3のエコカー（低燃費ガソリン車）などがエコカーです。エコカーを選ぶことで自動車税・重量税・燃料費が抑えられます（エコカー減税）。
車の購入費用を抑えるなら中古車も視野に
中古車には価格が安いという特徴があります。年式が落ちれば価格が大幅に落ちたり、走行距離が進んでいるとその分の価格が落ちたり、新車よりもお得に購入できます。また、前世代のモデルであれば同じ費用で高グレードの車を選択肢として選ぶことも可能です。
車検の残り期間が長い車両やオプション付きの車両を選ぶことでさらにコストカットできます。一度に様々な車を選べるため、タイムコストもカットできる点が魅力です。
しかし、中古車にはメンテナンス状況など気になる点もあるため、中古車を検討する場合は整備や管理が徹底したお店を選ぶ必要があります。ネクステージはその選択肢の1つです。
単身・2人世帯におすすめの車種と中古車相場
車には様々なタイプが存在します。軽自動車やコンパクトカーなどもその1つです。ここでは単身や2人世帯の方におすすめの車を中古車相場と合わせて解説していきます。
ここで紹介しているスズキ『ハスラー』トヨタ『ライズ』ホンダ『フィット』トヨタ『アクア』などはどれも今注目を浴びている車種です。これから車を探したい方もぜひ参考にしてください。
スズキ ハスラー
スズキ『ハスラー』はカラーパネルのデザインが個性的で遊び心がある車です。最低地上高（180mm）が高く設定されているため、地面を擦る心配もありません。視界は広く、メーターやディスプレイなどの視認性も良好です。
安全面の機能としてはスズキのセーフティサポートが備わっています。衝突被害軽減ブレーキやデュアルカメラ ブレーキサポート、後退時ブレーキサポートなど、計12個の予防安全技術が備えられている点が特徴です。
中古車の価格は約145万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ ライズ
トヨタ『ライズ』は5ナンバーのコンパクトSUVです。最低地上高が高い（185mm）ため悪路も走行できます。
室内は広く設計されているため、旅行などで荷物が多いときでも心配不要です。※（室内長×室内幅×室内高1,955mm×1,420mm×1,250mm）
荷室容量（369L）かつ収納スペースも計12ヶ所用意されているため、利便性が高い点も特徴と言えます。
カタログ燃費は22.8~23.4km/Lで燃費性能も高い点も魅力の1つです。中古車価格は約190万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『ライズ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
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※価格は支払総額
ホンダ フィット
ホンダ『フィット』はBASICやHOME、NESS、CROSSTAR、LUXEなど、ユーザーのライフスタイルに合わせたグレードを展開している点が特徴的な車です。
カタログ燃費（JC08モード）は19.8km/L~38.6km/Lと高い数値を記録しています。Honda SENSINGが標準装備されている点も特徴の1つです。
コンパクトカーですが室内は広く後席にゆとりがあります。※室内長×室内幅×室内高1.955mm×1.445mm×1.260mm
フロントウインドウガラスはUVカット機能付きです。燃費の良さ・安全面の機能の豊富さ・室内の快適さなどが充実しているためファミリーカーとしても注目されています。中古車価格は約190万円です。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『フィット（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ アクア
トヨタ『アクア』は室内長2m超えの広い室内が特徴的な車です。カタログ燃費はWLTCモードで27.2km/L~29.87km/Lと高数値を記録しています。
重心が低いため（最低地上高140mm）揺れは少なく、コーナリング時の安定性が高い点も特徴の1つです。
安全性能としてはプリクラッシュセーフティやインテリジェントクリアランスソナー、パノラミックビューモニターなど、衝突回避をサポートする機能が多数備えられています。
燃費の良さ・安全性の高さから子育て卒業世代にもおすすめです。中古車価格は約85万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『アクア（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
子育て・3人以上世帯におすすめの車種と中古車相場
ここでは子育てなど3人以上の世帯の方におすすめの車を中古車相場と合わせて解説していきます。
ダイハツ『タント』スズキ『ソリオ』ホンダ『ステップワゴン』三菱『アウトランダーPHEV』などどれも人気のある車種ばかりですので、ファミリー向けの車を探している方必見です。
ダイハツ タント
ダイハツ『タント』は乗り降りのしやすさが魅力的な車です。助手席と後席の間には柱がなく、開けたときの開口部が広く設計されています。
低床のため元々乗り降りしやすい車ですが、『ミラクルオートステップ』で乗り降りがさらにしやすくなりました。
ロングスライドシートが後席への移動を容易にしたため、お子様のお世話もしやすい点が魅力と言えます。室内長も2,180mmと広く設計されているため、車イスや自転車の積載も可能です。中古車価格は約140万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『タント（ダイハツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
スズキ ソリオ
スズキ『ソリオ』は5人乗りにも関わらず室内が広くファミリーカーとしても人気が高い点が特徴の車です。シートの高さ調整やハンドルの高さ調整もできます。視点は高く、視界も広いため運転しやすい点も魅力です。
荷室が開口幅1,075mm、開口高980mmと広く設計されているほか、荷室の床下にはサブトランクも用意されています。助手席と後席の背もたれを倒すことでフルフラットも可能です。中古車価格は約200万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『ソリオ（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ ステップワゴン
ホンダ『ステップワゴン』は遊び盛りのお子様がいるファミリー向きの車です。リア両側のスライドドアはパワースライドドアなため開け閉めも簡単で、バックドアは横にも縦にも開きます。
荷室開口高は1,270mm、荷室開口幅1,180mmと広く設計されているため、荷物も載せやすく後ろから乗り降りしやすい点が特徴です。
駆動用と発電用の2つのモーターを搭載した2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が注目されています。EVドライブモードやハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードなど、走行時の状況に合わせた運転が可能です。
中古車価格は約210万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『ステップワゴン（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
三菱 アウトランダーPHEV
三菱『アウトランダーPHEV』は2013年1月~2020年9月のSUVボディタイプにおける累計販売台数第1位（世界）を記録した車です。
S-AWCという三菱自動車独自の車両運動統合制御システムが採用されています。このシステムは4輪の駆動力・制動力の制御を軸としているため、安定性が高くハンドリングに優れている点が特徴です。
防災意識の高まりやアウトドアブームの影響により、車中泊ができる車の人気が高まっています。アウトランダーPHEVはバッテリー電力を取り出す100V電源が搭載されているため、停電時やキャンプなどでは大いに活躍してくれるでしょう。
PHEV（プラグインハイブリッド）車であるため、税金補助制度の活用もできます。現行モデルはどのグレードも自動車重量税免税です。中古車価格は260万円となっています。
（2021年4月時点での情報です）
（参考：『アウトランダーPHEV（三菱）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
中古車なら乗り換えしやすい！ネクステージまでご相談ください
中古車には費用を抑えられるという魅力があります。ただし、中古車の魅力はそれだけではありません。中古車にはその安さがあるからこそ、乗り換しやすいという特徴もあります。
ネクステージでは今回紹介した8種の車以外にも、様々な車を販売しておりますので、もっとたくさん車を見てから選びたいとお考えの方はぜひ一度ネクステージまでお越しください。
まとめ
ライフプランは車を購入する際検討するべき重要な項目です。毎月どの程度自動車の購入費として当てることができるのかを具体的にプランニングすることで、日々の生活をより豊かにして無理のない支払いができます。
そこで注目されるのが購入費である車の本体価格や税金、車検、保険、その他諸費用です。
家族構成や住環境にあった車を選んだり、エコカーを選んだりするのも費用を抑えるための手段と言えます。
ネクステージではそのようなお客様の用途に合わせた車を提示することも可能です。ぜひ1つの選択肢として、ネクステージをご利用ください。
