軽自動車の販売台数ベスト10を紹介!人気の軽自動車の選び方とは?
軽自動車の購入を検討している方にとって、どの軽自動車が現在の日本で人気なのかは知っておきたいポイントではないでしょうか。しかし、単純にランキングだけを見ても車の長所がわからず、結局は選ぶ基準にできないという場合もあるかもしれません。
そこで今回は、軽自動車の販売台数トップ10を、車の特徴とあわせて順番にご紹介します。人気があって需要が高い車は値崩れしにくいのですが、そんな車をもお得に購入できる方法もあるので、ランキングと同時にチェックしておきましょう。
※目次※
・国産自動車全体の販売台数ランキングにおいても、N-BOXをはじめとする軽自動車が存在感を放っている
・軽自動車を中古で選ぶ際には、修復歴や走行距離、ボディの状態を確認し、実際に試乗してコンディションを知ることが大切
・ネクステージでは修復歴のある車を販売しておらず、コンディションのよい中古車に試乗してから購入を検討できる
軽自動車販売台数ベスト10を紹介!
まずは、国産車全体の売り上げにも目を通してみましょう。多数の有力車・人気車がランキングに名を連ねる中で、軽自動車の人気の高さが際立っていることがわかります。
その上で、軽自動車に限った販売台数ベスト10をご紹介します。10台の詳細に関してはこの次の項目でお伝えするので、ここでは売れ筋や傾向について掴んでおきましょう。
軽自動車の人気が高い
2019年の販売台数ランキングでは、ホンダのN-BOXが全体の第1位に輝いています。2位にはダイハツ・タント、3位にはスズキ・スペーシアが食い込み、プリウスやノートといった人気車種を抑えて、軽自動車がトップ3を独占する結果となりました。
さらに、日産・デイズ、ダイハツ・ムーヴがトップ30に堂々と食い込んでいます。合計5つの軽自動車が上位に入選しており、軽自動車が現代の日本市場における主役であることが、ランキングからはっきりとわかります。
軽自動車の売り上げランキングベスト10
軽自動車の売り上げランキングトップは、ホンダのN-BOXです。2018年度も第1位を記録している車ですが、前年比105%となる24万7千台以上の売り上げを記録し、人気を不動のものにしています。
2位には17万5千台のタント、3位には16万6千台のスペーシアが入りました。タントは19年7月の発売なので、わずか半年間で、販売台数第2位に上りつめたことになります。スペーシアも前年比109.4%の売り上げで、勢いに陰りがまったく見えません。
4位以下にはデイズ、ムーヴ、ミラ、ワゴンR、アルト、ハスラー、ekが続きます。ロングセラーとなる車種が多い中で、すべての車が前年比80%以上の売上であることが印象的です。軽自動車は安定した人気を維持しており、需要拡大の傾向も見られます。
人気がある軽自動車を紹介!
ここからは、販売台数トップ10にランクインしている人気軽自動車の詳細を見ていきます。それぞれの車にはどんな特徴があるのかを知り、売れている理由を探してみましょう。
より具体的に比較できるように、車の特徴とあわせて、中古車の費用相場についてもお伝えしていきます。ただし、販売例は2020年7月時点のものとなるため、あくまでも参考としてご活用ください。
ホンダ・N-BOX
ホンダ・N-BOXは、国内販売台数で3年連続1位という偉業を達成した名車です。軽最大級の広さを確保した上で、使いやすさも重視して設計された室内空間が高く評価されています。全タイプにホンダの先進システム「Honda SENSING」が標準装備され、安全性能にも隙がありません。
i-VTECエンジン搭載モデルは、JC08モードで27.0km/Lの低燃費です。ネクステージで取り扱い中の中古価格は、ホワイト系色の2020年式で走行距離10kmという新車同然の車の場合、本体価格は158.9万円となっています。
ダイハツ・タント
スーパーハイト系というジャンルを確立したダイハツのタントは、ミラクルオープンドアやスマートアシストを搭載して生まれ変わっています。クラストップレベルの静音性、スムーズにカーブできる操縦安定性の評価も高く、2019年下半期に爆発的な売り上げを達成しました。
タントには、2つのスタイルと9つのカラーが用意されています。ネクステージで取り扱い中のタントは、ブラック系色の2019年式で走行距離10kmという条件の車の場合、本体価格は123.9万円となります。
スズキ・スペーシア
スズキのスペーシアが重視しているのは、快適性です。広く会話をしやすいインテリアの設計、スリムサーキュレーターの搭載による空気の循環、自動ブレーキをはじめとする安全性能の高さ、そしてJC08モードで30.0km/Lという低燃費性が、高い評価を受けています。
スペーシアには13種類のカラーが用意され、内装色の組み合わせにも自由が利くのもポイントです。レッド系色の2019年式で、走行距離0.5kmという条件のスペーシアの場合、ネクステージでは、149.9万円で取り扱いがあります。
日産・デイズ
軽自動車としてはじめてプロパイロットを搭載したことが、日産のデイズの特徴です。ハンドルやアクセル、ブレーキ操作が簡単になるため、運転初心者の方でも安心です。インテリジェント アラウンドビュー モニターにより、縦列駐車の難易度も下がります。
SOSコールの搭載も、軽自動車では初の試みです。ネクステージでは、ブラック系色で2020年式、走行距離10kmという条件のデイズを119.9万円で販売しています。カラーは全17色なので、好みに合うカラーを見つけられる車種です。
ダイハツ・ムーヴ
高級感のあるエクステリアと上質なインテリアをもつ軽自動車が、ダイハツのムーヴです。フォースコントロールの搭載によるスムーズな加速と、フラットな乗り心地にも定評があり、先進的なトパーズ ネオエンジンの採用で、最大31.0km/Lの燃費も実現させているのです。
シート形状にも工夫があり、最適なドライビングポジションを確保します。ネクステージにおいては、ブルー系色で2020年式、走行距離10kmという条件のムーヴの場合、本体価格146.2万円での取り扱いがあります。
ダイハツ・ミラ
「使いやすく、地球にもやさしいクルマ」がコンセプトのダイハツのミラ。軽量化を進めたことにより、JC08モードの燃費は、35.2km/Lにまで向上させています。優れているのは内面だけではなく、LEDヘッドライトを備えたシャープなデザインも高評価です。
予防安全性能で「ASV++」を獲得したスマートアシストⅢが搭載されている点も特徴的です。ネクステージでは、ブルー系色の2020年式、走行距離0.2万kmのミライースを、本体価格77.8万円で取り扱っています。
スズキ・ワゴンR
軽自動車として安定した人気のスズキのワゴンR。現行モデルでは安全サポート性能が進化しており、前方と後方の両面に、ブレーキサポートや踏み間違い時サポートを搭載。乗り降りしやすいヒップポイント地上高を設定しているため、使いやすさも抜群です。
軽ワゴンとしては1番の室内長であるため、大人4人で乗車してもゆったりとくつろげます。ネクステージでは、ホワイト系色の2020年式で走行距離10kmという条件のワゴンRを、本体価格115.9万円で販売しています。
スズキ・アルト
スズキのアルトは、シンプルで飽きのこないデザインを探求しながらも、かわいらしさを感じるようなデザイン性の確保を両立させているモデルです。スズキ セーフティ サポートの搭載により、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする安全機能を活用できます。
ガソリン車ではNo.1となる低燃費37.0km/Lを実現させていることもポイントといえるでしょう。ネクステージでは、イエロー系色で2019年式、走行距離0.3万kmという条件のアルトを、本体価格59.9万円で取り扱っています。
スズキ・ハスラー
スズキのハスラーは、遊び心が満載のデザイン性と、ゆったりした室内空間が特徴です。取り外して洗えるラゲッジアンダーボックスの用意や、前席のみならず後席にもテーブルを配するなどユーティリティ性が高く、自由自在に遊びに出かけられる設計となっています。
サポカーS ワイドにも相当し、全車速追従機能付なので安全性能にも優れています。ネクステージの取り扱い例としては、ブラック系色で2020年式、走行距離10kmという条件の場合、109.9万円がハスラーの本体価格です。
三菱・ek
三菱のekは、2020年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた車です。ツートーンとモノトーンの2パターンが用意されたデザイン性の高さも人気の秘密で、グッドデザイン賞も受賞しています。デジタルルームミラーの採用で、後方確認でもクリアな視界を確保できます。
運転を自動アシストする「マイパイロット」など、最新の安心機能も搭載済みです。ネクステージでは、ブラック系色のekワゴンの場合、2020年式、走行距離10kmという条件で、本体価格97.9万円となります。
軽自動車を中古で選ぶ際のポイント
軽自動車は中古で購入すると、新車とほぼ変わらない状態の車でも、本体価格が割安になります。それでは、中古車から軽自動車を選ぶ際にはどんなポイントに注意すべきなのでしょうか。
覚えておくべきポイントは、これからご紹介する6点です。いずれも重要な項目なので、なるべく多くの条件を満たしてから購入を検討しましょう。
軽自動車は中古で買うとお得
軽自動車は、そもそも新車価格自体が普通車と比べて安価です。初期費用が安くお求めやすい上、自動車税などの維持費を安くできることも軽自動車のメリットですが、その中でも中古車を選ぶと、新車と比べて大変安く購入することができます。
軽自動車における中古車価格の相場は、100万円前後です。車種によっては新車より50万円以上も安くなる場合があるので、見過ごすことはできません。上記でもご紹介したような、年式が新しく、新車同然の車も中古市場で見つけることが可能です。
新型車が発売されたときに買うとお得
軽自動車は、4~6年に1度のペースでモデルチェンジが行われます。新型車が登場した直後は新型車に注目が集まりやすく、新型車の販売開始後に、旧型車がディーラーで取り扱われることはなくなります。つまり、新型車の発売直後は、旧型の中古車がとてもお得です。
旧型車に成り下がった車は、個人以外からも中古市場に向けて放出されてきます。たとえばディーラーの展示車や試乗車、レンタカーとして使用されていた旧型車も業者から一気に買い取られるため、供給過多となり、安く購入できるのです。
走行距離を確認する
中古車が前のオーナーからどのように使用されていたのかを知るために、走行距離を確認することが重要です。一般的には走行距離が多い中古車ほど安くなり、購入しやすくなりますが、その分だけ車が傷んでいる危険性があることには注意しなければなりません。
車の寿命は、約10万kmという数字をひとつの目安として考えておきましょう。ただし、10万kmを突破した車だとしても、きちんと整備が行き届いていれば寿命は延びます。そのため、整備が上手い業者や、状態の悪い車を取り扱わない業者を選ぶことも心がけましょう。
ボディの状態を確認する
軽自動車と普通車は、ボディの形状が異なります。軽自動車は、その名のとおり、車体が軽くなるように設計されているため、ボディは薄くなることが一般的です。そのような事情をもつことから、耐久性では普通車よりも若干劣ってしまいます。
年式や走行距離以上のダメージがボディに蓄積されている可能性もあるので、整備記録などを見ながら、ボディの状態を確認しましょう。とくに注意したいのは、降雪地域や海から近い場所など、ボディが傷みやすいエリアで長く使用されていた車です。耐久性が落ちている可能性があるため、価格と比較しながら検討しましょう。
修復歴を確認する
整備と修復は、まったく異なります。フレームのように、車の根本となる部分の交換や修理を行ったことを、「修復歴」といいます。フレームの修理が必要なほどの状態に陥ったということは、事故車である確率がとても高いということです。
大きな事故を経験した車の場合、車検がとおる状態にまで改善できたとしても、新車時の状態を取り戻すことは困難です。フレームの歪みが原因でまっすぐに運転できなくなるケースもあるので、修復歴の有無については、必ず確認しておきましょう。
実際に運転して確認する
外見に問題がなく、業者の説明に難点が見つからなかったとしても、いざ運転してみると、違和感を覚えることもあります。エンジンがかかりにくかったり、音がおかしかったりする場合は、大きなトラブルを抱えている可能性を否定できません。
ブレーキが利きにくい、押しても踏み応えがないといった場合も、性能面でのリスクを考慮して、購入を見合わせたほうがいいでしょう。先ほどもご紹介しましたが、車がまっすぐ走らない、ふらふらするような感じがするという場合も、やはり購入はリスキーです。
実際に運転してみなければわからないこともあるため、中古車を選ぶ場合は、運転してみて違和感がないかを確認してみましょう。
まとめ
国産自動車全体の販売台数を見ると、上位を軽自動車が独占しており、軽自動車の人気が高いことがわかります。とくにN-BOX、タント、スペーシアというトップ3は不動の人気で、前年度に続いて国産自動車をけん引する存在です。
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