スライドドア搭載のおすすめ車種26選!自分に合ったモデルの選び方も解説
スライドドア搭載車と聞くとミニバンをイメージする方が多いですが、最近では軽自動車やコンパクトカーにも多く採用されています。また外車(輸入車)にもスライドドアを採用した車種もあるため、スライドドア搭載車の選択肢には困ることはないでしょう。
本稿では、スライドドアのメリットや機能、選び方、さらには車の区分ごとのおすすめ車種を解説します。スライドドアを搭載している車を探している方は参考にしてください。
※目次※
4. スライドドア搭載のおすすめの車種8選【コンパクトカー】
・スライドドアとは引き戸のように開閉するドアのことで「乗り降りがしやすい」「荷物の出し入れがしやすい」などのメリットがある。
・スライドドア搭載車は軽自動車でも一般的になっているため、多くのタイプで選択することが可能。
・スライドドア搭載車は車両価格が高めで、さらに車両重量も重くなるため燃費が良くないといった注意点がある。
スライドドア車を選ぶメリットと魅力
スライドドア搭載車を選ぶことには多くのメリットがあります。乗り降りのしやすさと荷物の積み下ろしやすさは見逃せないポイントになるでしょう。
それぞれどのようなメリットがあるのかを詳しく解説するので、購入前にひととおりチェックしておきましょう。
乗り降りがしやすい
一般的にスライドドアは横にずらして開く構造になっているので乗降口が広く、乗り降りがしやすいことがメリットです。一般的に採用されているスイングドアは、スライドドアと比較すると開口部が狭く、スイングドアの開く角度も限られるため、スライドドアのほうが乗り降りは勝っていると言えます。
高齢者や小さな子どもを抱っこしながら乗り降りさせるときや、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せなければならないときにも、開口部が大きいスライドドアはメリットになるでしょう。乗り降りする際の安全性が高いのも魅力です。
荷物の出し入れがしやすい
ドアの開口部が広いということは、人だけでなく荷物の積み下ろしにも直結します。大きく重い荷物を後席に積み込むときや、車から降ろすときなどに、手や荷物をドアにぶつける心配も減るでしょう。
車でキャンプに出かけたり、週末にまとめ買いをしたりするファミリーなど、たくさんの荷物を載せることが多い場合は、スライドドアは大きなメリットになるでしょう。
スイングドアを採用していた車で、大きな荷物を後席に積み込めなかったためにラゲッジスペースを利用していた場合でも、スライドドア搭載車なら後席へ積み込むことも可能でしょう。
隣の車にドアをぶつける心配がない
スイングドアとは違いスライドドアは、駐車している隣の車にドアパンチする心配がありません。複数の車が並ぶ駐車場を利用する機会が多い方や、子どもを後部座席に乗せる機会が多い方にはこちらも大きなメリットです。
駐車場の隣が壁や塀になっている場合でも、ドアをぶつけることによる車の傷を心配しなくて済みます。ドア開閉時における予期せぬ歩行者との接触事故も軽減できるでしょう。
便利な機能で乗り降りをサポートできる
電動で自動開閉するオートスライドドアでは、「挟み込み防止機能」が搭載されているため、ドアの開閉時の安全性を高めています。
挟み込み防止機能は、スライドドアが作動中に物体の引っかかりを検知すると、ドアが逆方向に少しだけ動いて開閉が停止する機能です。手や指、足、衣服などがドアに挟まれるリスクが減るため、乗降時の安全性を重視する方にはおすすめの機能です。
子どもの乗降時や両手で荷物を持って乗り降りするときの安全性や利便性が向上するため、スイングドアより大きなメリットと言えるでしょう。
自分に合ったスライドドア車の選び方
スライドドアのメリットはいろいろありますが、自分のライフスタイルにあったスライドドアの機能についてもチェックしておきましょう。
例えば、スライドドアが手動なのか電動なのか、両側に付いているのか、ハンズフリー機能は必要なのかなどです。ここではそれぞれの機能について解説します。
電動か手動かを決める
スライドドアには電動と手動がありますが、従来の手動ドアなら車体の傾きによって勝手に閉まってしまう可能性がありましたが、電動ドアなら車体が傾いていてもボタンひとつで確実に開閉できます。
さらに、挟み込み防止機能も備わっているタイプであれば、小さな子どもや高齢者でも安心して操作できます。手動ドアよりコストはかかりますが、スムーズで安全な乗り降りを実現する電動スライドドアのコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
スライドドアの枚数を選ぶ
一昔前は片側のみのスライドドア車もありましたが、最近では、利便性を追求して軽自動車でも両側にスライドドアを設けた車が主流になっています。
両側にあれば乗り降りの自由度が格段に高まるからです。例えば、駐車スペースの関係で片側からしか乗降できない場合でも、反対側のドアが使えれば大変に便利でしょう。
特に高齢者や子どもが乗り降りする場合は、両側スライドドアがあると乗降がスムーズです。利用シーンに合わせて効率良く乗降できる点で、両側スライドドアは大きな利点があると言えるでしょう。
設計の使いやすさを確かめる
乗降時の姿勢に負担がかからないよう、スライドドア開口部が広く設計された車は大変便利です。通常より大きな開口部があれば、体を前のめりにしたり足を大きく上げたりする必要がありません。
極力無理のない自然な姿勢で乗り降りができるため関節への負担を最小限に抑えられます。また、フロア面が低い車なら、ステップの高さも低くなるので、乗り降りがさらにスムーズです。
特に高齢者にとって、広い開口部と低いステップ高は格段に使いやすく、安全性も高まるでしょう。
生活スタイルに合わせて装備を選ぶ
自分の生活スタイルに合った機能を選ぶことも重要です。例えば、手荷物を持つことが多い場合は、ハンズフリー機能が便利です。
スライドドアの機能は年々進化しており、車種やグレードによって搭載されている機能が異なります。イージークローザーやワンタッチ開閉機能、予約ロック機能、ウェルカムオープン機能など、自分のニーズに合った機能が搭載されているか、またそれが標準装備かオプションなのかを確認しましょう。
スライドドアに関連した装備をチェックする
スライドドアに関連する装備も確認しておきましょう。例えば、アシストグリップは乗り降りをサポートし、車種によって設置位置や大きさが異なるため実際に使いやすさを確認するのが重要です。
また、スライドドアにサンシェードが付いている車種もあり、直射日光を防ぎプライバシー保護にも役立ちます。これらの装備も考慮して、車を選ぶ際にチェックすると良いでしょう。
スライドドア搭載のおすすめ車種6選【軽自動車】
軽自動車でスライドドアを搭載したおすすめ車種6選を紹介します。軽自動車は、全長3,400mm、全幅1,480mm、全高2,000mm以下の規定があるため小さいと感じるかもしれません。しかし、維持費や燃費性能、小回りが利き扱いやすいなどのメリットがあります。
ここではスライドドア搭載の軽自動車6車種をピックアップして、車の特徴やスペックを記します。あわせて新車価格、中古車価格も紹介するので参考にしてください。
(2024年6月時点の情報です)
ホンダ N-BOX
N-BOXは2011年から販売されているトールワゴンタイプの軽自動車です。2021年3月~2024年4月の国内新車販売台数を3年連続で1位を獲得しており、幅広い層のユーザーに支持されています。
N-BOXの特徴は室内空間が広く確保されていることです。開口部が広いスライドドアを採用しており、乗り降りや荷物の積み下ろしも楽々です。毎日の買い物や週末のドライブなど、さまざまなシーンで利用できるでしょう。収納スペースが多く、使い勝手にも優れています。
車名 |
N-BOX |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,790mm~1,815mm |
ホイールベース |
2,520mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
658cc |
燃費(WLTCモード) |
20.3km/L~21.6km/L |
新車販売価格 |
164万8,900円~236万2,800円 |
中古車販売価格 |
109万9,000円~184万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
日産 ルークス
ルークスは2009年から販売されているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。以前はスズキが生産していましたが、現在では日産と三菱の合弁会社で製造しています。
ルークスの特徴は充実した機能です。両側スライドドアはリモコンで開閉でき、低床フロア、ラゲッジスペースのドアも大きいため、荷物の積み下ろしも楽にでき、あらゆるシーンで活躍してくれるでしょう。
後席の室内高は最大で1,400mmと車内は広く設計されており、小さな子どもでしたら立ったままでも着替えられるため旅行やアウトドアなどにも重宝します。
車名 |
ルークス |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,780mm~1,800mm |
ホイールベース |
2,495mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
659cc |
燃費(WLTCモード) |
17.5km/L~20.9km/L |
新車販売価格 |
163万7,900円~224万8,400円 |
中古車販売価格 |
24万9,000円~215万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ダイハツ タント
タントは2003年から販売されているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。広い車内空間が特徴で、ファミリーだけでなく幅広い層からの支持を得ています。
タントの魅力はミラクルウォークスルーパッケージです。大開口のミラクルオープンドア、自動的にドアが開く自動オープンなどの機能を搭載しています。
軽くドアを閉めるだけで半ドアの状態から全閉になるスライドドアイージークローザーも採用しており、小さな子どもや年配の方でも安心して利用できるでしょう。
車名 |
タント |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,755mm~1,775mm |
ホイールベース |
2,460mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
658cc |
燃費(WLTCモード) |
19.6km/L~22.7km/L |
新車販売価格 |
135万3,000円~161万7,000円 |
中古車販売価格 |
19万9,000円~219万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スズキ スペーシア
スペーシアは2013年から販売されているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。広い車内空間を確保しているため、大きな荷物も楽々と積めるラゲッジスペースが特徴で、ゆとりのあるドライブができます。
スペーシアの魅力は優れた燃費性能です。また、スペーシアは軽量で高い剛性を誇るボディを採用しており、車両重量を抑えることに成功しました。前方と後方にそれぞれ衝突被害軽減ブレーキを搭載しており、安全面にも優れています。
車名 |
スペーシア |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,785mm |
ホイールベース |
2,460mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
657cc~658cc |
燃費(WLTCモード) |
20.2km/L~22.2km/L |
新車販売価格 |
153万100円~219万3,400円 |
中古車販売価格 |
119万8,000円~189万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ダイハツ ウェイク
ウェイクは2014年から発売されているスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車ですが、2022年に生産終了しました。日常生活やレジャーなどのあらゆるシーンで活躍できるように、視界の広さやラゲッジスペースの広さを重視して設計しています。
ウェイクは「ウルトラスペース」と呼ばれる室内空間を持っていて、乗降のフロア高は365mmと低く設計しているものの、室内高は1,455mmと高めです。ラゲッジスペースの荷室高は1,140mmと広く、腰に負担をかけずに荷物の積み降ろしが可能です。
車名 |
ウェイク |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,835mm |
ホイールベース |
2,455mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
658cc |
燃費(WLTCモード) |
16.1km/L~17.4km/L |
新車販売価格 |
137万7,200円~187万5,500円 |
中古車販売価格 |
119万9,000円~189万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ダイハツ ムーヴキャンバス
ムーヴキャンバスは、デザイン性と機能性に優れた新感覚のスタイルワゴンです。2022年7月には6年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、使い勝手の良さが進化しています。
電子カードキーを持って車に近づくと自動でオープンする電動スライドドアを両側に採用していて、両手がふさがっているときには乗るのも、荷物の積み込みもスムーズです。
車名 |
ムーヴキャンバス |
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,655mm~1,675mm |
ホイールベース |
2,460mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
658cc |
燃費(WLTCモード) |
18.2km/L~20.9km/L |
新車販売価格 |
149万6,000円~191万9,500円 |
中古車販売価格 |
129万9,000円~197万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スライドドア搭載のおすすめの車種8選【コンパクトカー】
コンパクトカーは軽自動車と違って乗車定員が5人なのが大きなポイントです。車体も全長4,200mm未満程度、全幅1,700mm未満程度と大きくなっているためスライドドアを有効的に使えるでしょう。
ここではスライドドア搭載のコンパクトカー8車種をピックアップして、車の特徴やスペックを紹介します。あわせて新車価格、中古車価格も参考にしてください。
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ ポルテ
小型のトールワゴンであるポルテは、2020年12月まで販売していました。右側にスイングドア、左側にスライドドアという変わった設計です。スライドドア開口部は広く、荷物を抱えているときでも安心して乗降が可能です。
デザインはコンパクトにまとめられており、小回りが利くため狭い道でも運転しやすいでしょう。毎日の買い物や送迎にも重宝します。助手席にオートスライドドアを搭載したコンパクトカーを探している方にはおすすめします。
車名 |
ポルテ |
全長 |
3,995mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,690mm~1,720mm |
ホイールベース |
2,600mm |
搭載エンジン |
直列4気筒DOHC |
排気量 |
1496cc |
燃費(WLTCモード) |
14.8km/L~21.8km/L |
新車販売価格 |
199万円~224万4,100円 |
中古車販売価格 |
29万9,000円~105万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
PRコンパクトなスライドドア車
※価格は支払総額
トヨタ ルーミー
ルーミーは2016年より販売を続けているトールワゴン型のコンパクトカーです。サイズは全長3,700mm~3,705mmとコンパクトなものの、室内長は2,180mmと広く設計されているため大人5人が座ってもゆとりを感じられるでしょう。
ルーミーは燃費性能が同クラスの中では高く、加速性能にも優れています。価格から見ても購入しやすい車と言えるでしょう。
前はスイングドアで後は両側オートスライドドアを採用して、コンパクトカーでありながらも室内空間に余裕があり、使い勝手に優れています。
車名 |
ルーミー |
全長 |
3,700mm~3,705mm |
全幅 |
1,670mm |
全高 |
1,735mm |
ホイールベース |
2,490mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
996cc |
燃費(WLTCモード) |
16.8km/L~18.4km/L |
新車販売価格 |
156万6,500円~210万円 |
中古車販売価格 |
59万9,000円~269万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ タンク
タンクはトールのOEM車として供給されていましたが、2020年9月に販売終了しています。 サイズや燃費性能、エンジンなどはルーミーとほぼ同等です。10mm全長が短いところが異なります。
フロントフェイスも若干異なっており、ルーミーと比べてタンクはグリルが小さめです。デザインが好みのほうを選ぶと良いでしょう。
車名 |
タンク |
全長 |
3,799mm~3,715mm |
全幅 |
1,670mm |
全高 |
1,735mm |
ホイールベース |
2,490mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
996cc |
燃費(JC08モード) |
21.8km/L~24.6km/L |
新車価格 |
149万500円~204万6,000円 |
中古車価格 |
69万9,000円~194万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スズキ ソリオ
ソリオは1997年より販売を続けているコンパクトトールワゴンです。2020年12月には5年ぶりのフルモデルチェンジをし、2022年にはソリオバンディットが追加されました。
ソリオの魅力は燃費性能です。コンパクトカーの中では高い燃費を誇り、ランニングコストを重視する方に向いています。小回りが利くので、狭い道を走るときや駐車場が狭い場合でも楽でしょう。
スタイリッシュな外装のため、ファミリー層だけでなく若い層からも人気の車種です。中古車市場にも多数出回っているため、好みの個体を見つけられるでしょう。
車名 |
ソリオ |
全長 |
3,790mm |
全幅 |
1,645mm |
全高 |
1,745mm |
ホイールベース |
2,480mm |
搭載エンジン |
直列4気筒DOHC |
排気量 |
1242cc |
燃費(WLTCモード) |
17.8km/L~22.3km/L |
新車販売価格 |
164万7,800円~229万3,500円 |
中古車販売価格 |
34万9,000円~277万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ スペイド
スペイドは2020年12月まで販売していた4ドアのトールワゴンです。空間を意味するSPACEと広さを意味するWIDEを組み合わせた造語で、広い車内空間が特徴となっています。
フロア高は300mmと低く設定しており、高齢者や子どもでも乗り降りが楽でしょう。スーパーUVカットやナノイー機能なども標準装備です。
ポルテの姉妹車のためサイズや燃費などのスペックはポルテと同じですが、フロントデザインが異なっています。好みのデザインに合わせて好きな車種を選ぶのも良いでしょう。
車名 |
スペイド |
全長 |
3,995mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,690mm~1,720mm |
ホイールベース |
2,600mm |
搭載エンジン |
直列4気筒DOHC |
排気量 |
1.496L |
燃費(WLTCモード) |
14.8km/L~21.8km/L |
新車販売価格 |
199万円~224万4,100円 |
中古車販売価格 |
69万9,000円~132万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ダイハツ トール
トールは2016年販売を開始したトールワゴン型のコンパクトカーです。「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトカー」をコンセプトにしており、さまざまなシーンで使用できるシートアレンジ、広々とした車内空間などの魅力があります。
両側の後部座席のドアにスライドドアがあり、使い勝手がよいでしょう。OEM車であるトヨタのルーミーやタンクと似ていますが、エクステリアなどのデザインは異なっているので、好みに合わせて好きなモデルを選ぶのがおすすめです。
車名 |
トール |
全長 |
3,700mm~3,705mm |
全幅 |
1,670mm |
全高 |
1,735mm |
ホイールベース |
2,490mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
996cc |
燃費(WLTCモード) |
16.8km/L~18.4km/L |
新車販売価格 |
156万6,500円~195万3,700円 |
中古車販売価格 |
79万9,000円~165万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
三菱 デリカD:2
デリカD:2は2011年より販売を続けているトールワゴンです。スズキで販売している「ソリオ」のOEM車で、両側スライドドアを搭載しています。モーター機能付き発電機と専用リチウムイオンバッテリーを搭載しており、燃料消費を軽減できるのが特徴です。
全てハイブリッドを採用しており、力強い走りと低燃費を両立できます。車重が重くなるスライドドア搭載車ですが、デリカD:2は1,000kg~1,040kgと軽いのも特徴です。運転性能にこだわる方は購入を検討するのも良いでしょう。
車名 |
デリカD:2 |
全長 |
3,790mm |
全幅 |
1,645mm |
全高 |
1,745mm |
ホイールベース |
2,480mm |
搭載エンジン |
4気筒DOHC |
排気量 |
1.242L |
燃費(WLTCモード) |
19.6km/L |
新車販売価格 |
196万200円~244万5,300円 |
中古車販売価格 |
54万9,000円~109万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スバル ジャスティ
ジャスティは1984年より販売を続けているコンパクトカーです。2016年に販売を開始したモデルからは、ダイハツ「トール」のOEM車として販売しています。
ジャスティの魅力は走行性能の高さです。DVVTエンジンを搭載しており、坂道や高速道路の追い越し車線では、スムーズに走行するだけのパワーを備えています。車内には吸遮音材を配置しており、加速時でも快適に会話を楽しめるでしょう。
歴代のジャスティでもスライドドアを搭載しているのは2016年に発売した5代目ジャスティ以降からです。
車名 |
ジャスティ |
全長 |
3,705mm |
全幅 |
1,670mm |
全高 |
1,735mm |
ホイールベース |
2,490mm |
搭載エンジン |
直列3気筒DOHC |
排気量 |
996cc |
燃費(WLTCモード) |
16.8km/L~18.4km/L |
新車販売価格 |
197万4,600円~217万4,800円 |
中古車販売価格 |
109万9,000円~169万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スライドドア搭載のおすすめ車種9選【ミニバン】
ミニバンはほとんどの車種でスライドドアを採用しています。広い室内スペースを持っているため、乗降時や荷物の積み降ろしにもストレスを感じないでしょう。
ここではスライドドア搭載のミニバン9車種をピックアップして、車の特徴やスペックを紹介します。あわせて新車価格、中古車価格も参考にしてください。
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ ヴォクシー
ヴォクシーは2001年から発売されているミニバンです。家族や友人でゆったりとくつろげる広い車内空間とスタイリッシュで都会的なデザインで人気を集めています。
2022年1月にフルモデルチェンジが行われ、より利便性や安全性が向上しました。2022年度JNCAP総合評価では、最高評価である「ファイブスター大賞」を受賞しています。
車名 |
ヴォクシー |
全長 |
4,695mm |
全幅 |
1,730mm |
全高 |
1,895mm~1,925mm |
ホイールベース |
2,850mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1797cc~1986cc |
燃費(WLTCモード) |
14.3km/L~23.0km/L |
新車販売価格 |
309万円~396万円 |
中古車販売価格 |
29万9,000円~542万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ ノア
ノアは2001年から発売されているミニバンです。5ナンバーのサイズながらも広い車内空間や両側に装着したスライドドアを搭載しており、ファミリー世代からの人気を集めています。
ノアは、ヴォクシーと合わせて2022年1月にはフルモデルチェンジが行われています。2022年度JNCAP総合評価では、最高評価である「ファイブスター大賞」をヴォクシーと同じく受賞しています。
車名 |
ノア |
全長 |
4,695mm |
全幅 |
1,730mm |
全高 |
1,895mm~1,925mm |
ホイールベース |
2,850mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1797cc~1986cc |
燃費(WLTCモード) |
15.0km/L~23.4km/L |
新車販売価格 |
305万円~389万円 |
中古車販売価格 |
34万4,000円~514万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ ヴェルファイア
ヴェルファイアは2008年から発売されているラグジュアリーミニバンです。兄弟車であるアルファードと並び、トヨタの高級ミニバンとして高い評価を得ています。2023年6月のフルモデルチェンジでは、パワフルなターボエンジンも設定されスポーツ指向として存在感を強めています。
ヴェルファイアの魅力は洗練されたスタイリングです。「クール、テック、モダン」をテーマにしており、二段構えのフロントグリルやスタイリッシュなフロントバンパーなどを採用しています。フロントドアを採用した車内空間は広く、落ち着いた状態で運転を楽しめるでしょう。
車名 |
ヴェルファイア |
全長 |
4,995mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,945mm |
ホイールベース |
3,000mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
2487cc~2493cc |
燃費(WLTCモード) |
10.3km/L~17.5km/L |
新車販売価格 |
655万円~892万円 |
中古車販売価格 |
49万9,000円~512万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ アルファード
アルファードは、トヨタが誇る高級ミニバンとして2002年に誕生しました。ヴェルファイアとは姉妹車の関係で、アルファードの方は豪華指向でラグジュアリーな室内空間や、乗り心地が良いという特徴があります。
アルファードも2023年6月のフルモデルチェンジではTNGAプラットフォームを採用し、車としての基本性能を向上させつつも、振動や騒音、燃費性能などあらゆる領域で世界基準の大空間高級サルーンを実現しています。
車名 |
アルファード |
全長 |
4,995mm |
全幅 |
1,850mm |
全高 |
1,935mm |
ホイールベース |
3,000mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
2.493L |
燃費(WLTCモード) |
9.9km/L~14.8km/L |
新車販売価格 |
540万円~872万円 |
中古車販売価格 |
59万4,000円~999万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
トヨタ シエンタ
シエンタは2003年から販売されていて、5ナンバーサイズのミニバンとして開発されました。
シエンタには2列シート5人乗りと3列シート7人乗りの車があり、ニーズに応じて適切なものを選べます。ハイブリッド車も販売されているので燃費性能を重視する方にもおすすめです。
シエンタは主にファミリー層に人気がある車で、中古車市場にも数多く出回っています。安価なものから登録済み未使用車まで幅広くそろっているため、好みや予算に応じて選べるでしょう。
車名 |
シエンタ |
全長 |
4,260mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,695mm |
ホイールベース |
2,750mm |
搭載エンジン |
直列3気筒 |
排気量 |
1490cc |
燃費(WLTCモード) |
18.4km/L~28.8km/L |
新車販売価格 |
199万5,200円~323万4,600円 |
中古車販売価格 |
39万8,000円~369万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
日産 セレナ
セレナは家族がゆったりと過ごしやすい室内空間が特徴のミニバンで、2023年度下期において販売台数1位という人気を誇っています。各種安全性能も充実しており、安全かつ快適なカーライフに大きく貢献します。
セレナは、2WD、4WD、ガソリン車、e-POWER車、特別仕様車、AUTECH、福祉車両と選択肢がありグレードが多いのが特徴です。
車名 |
セレナ |
全長 |
4,690mm~4,765mm |
全幅 |
1,695mm~1,715mm |
全高 |
1,870mm~1,885mm |
ホイールベース |
2,870mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1997cc/1433cc |
燃費(WLTCモード) |
13.0km/L~20.6km/L |
新車販売価格 |
276万8,700円~479万8,200円 |
中古車販売価格 |
29万9,000円~469万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ホンダ フリード
フリードは2008年に販売を開始したコンパクトサイズのミニバンです。6人または7人乗りなど、グレードによって乗車定員が異なるという特徴があります。両側スライドドアを搭載しているため、どちらからでも乗り降りしやすいのが魅力です。
2列目シートと3列目シートはいずれも可倒式になっており、大容量の荷室として利用できます。ファミリーカーとして利用するときにも、大きな荷物を運びたいときにも多彩なシートアレンジが活躍してくれるでしょう。
車名 |
フリード |
全長 |
4,265mm~4,295mm |
全幅 |
1,695mm |
全高 |
1,710mm~1,735mm |
ホイールベース |
2,740mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1496cc |
燃費(WLTCモード) |
15.6km/L~20.9km/L |
新車販売価格 |
233万900円~321万5,300円 |
中古車販売価格 |
37万9,000円~259万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンは、ホンダのミニバンの定番で1996年に初代が登場しました。「STEP WGN」とハイブリッドモデルの「STEP WGN e:HEV」があり、さらに「AIR」「SPADA」「PREMIUM LINE」、福祉車両と分かれていて、ライフスタイルに合わせて選択できます。
車名 |
ステップワゴン |
全長 |
4,800mm~4,830mm |
全幅 |
1,750mm |
全高 |
1,840mm~1,855mm |
ホイールベース |
2,890mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1496cc~1993cc |
燃費(WLTCモード) |
12.9km/L~20.0km/L |
新車販売価格 |
305万3,600円~391万2,700円 |
中古車販売価格 |
33万9,000円~449万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
三菱 デリカD:5
デリカD:5は、ダイナミックなデザインが特徴のミニバンです。4WDの設定のみで、7人~8人乗りで逞しいエクステリアは、アウトドアでのシチュエーションにも映えます。
クリーンディーゼルターボのみの設定ですが、他にもさまざまな安全性能が備わっているのが魅力です。
車名 |
デリカD:5 |
全長 |
4,800mm |
全幅 |
1,795mm |
全高 |
1,875mm |
ホイールベース |
2,850mm |
搭載エンジン |
直列4気筒DOHC |
排気量 |
2267cc |
燃費(WLTCモード) |
12.6km/L |
新車販売価格 |
415万6,900円~462万2,200円 |
中古車販売価格 |
294万9,000円~499万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
スライドドア搭載のおすすめの車種3選【外車】
外車にスライドドアが付いているイメージがない人もいるかもしれませんが、有名なメーカーの車にも、スライドドア搭載のモデルがいくつかあります。
ここではスライドドア搭載の外車3車種をピックアップして、車の特徴やスペックを紹介します。あわせて新車価格、中古車価格も参考にしてください。
(2024年6月時点の情報です)
メルセデスベンツ Vクラス
Vクラスは自由なスタイルが特徴のミニバンで、メルセデスベンツならではの走行性能はもちろん、世界最高水準の安全性能を持っています。車に話しかけることで対話ができるインフォテインメントシステム「MBUX」が搭載されているのもポイントです。
車名 |
Vクラス |
全長 |
4,905mm |
全幅 |
1,930mm |
全高 |
1,930mm |
ホイールベース |
3,200mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1949cc |
燃費(WLTCモード) |
14.5km/L |
新車販売価格 |
926万円~1330万円 |
中古車販売価格 |
409万9,000円~632万6,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
ルノー カングー
カングーは、個性的なデザインが特徴です。インテリアの使い勝手が良く、家族での利用にも適しています。またフラットフロアになっているため、天井が高く、積載性に優れているのもポイントです。街乗りからアウトドアまで、幅広いシチュエーションで活躍します。
エンジンは1333ccガソリンエンジンと1460ccのディーゼルエンジンがあります。
車名 |
カングー |
全長 |
4,490mm |
全幅 |
1,860mm |
全高 |
1,810mm |
ホイールベース |
2,715mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1333cc/1460cc |
燃費(JC08モード) |
15.3km/L~17.3 km/L |
新車販売価格 |
395万円~419万円 |
中古車販売価格 |
149万9,000円~244万9,000円 |
(2024年6月時点の情報です)
フォルクスワーゲン シャラン
シャランは、フォルクスワーゲンから販売されていたミニバンですが、2022年に生産は終了しています。
全席独立型の3列シートが特徴で、多彩なシートアレンジを楽しめるようになっています。3つあるグレードにVolkswagen純正のインフォテイメントシステム「Composition Media」を標準装備し、ガソリンエンジンの他に、クリーンディーゼル1968cc TDI®エンジンもラインアップされていました。
車名 |
シャラン |
全長 |
4,855mm |
全幅 |
1,910mm |
全高 |
1,750mm~1,765mm |
ホイールベース |
2,920mm |
搭載エンジン |
直列4気筒 |
排気量 |
1394cc~1968cc |
燃費(WLTCモード) |
12.2km/L~14.0km/L |
新車販売価格 |
441万2,000円~549万円 |
中古車販売価格 |
― |
(2024年6月時点の情報です)
スライドドア搭載車を購入する際の注意点
スライドドアには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。満足できる車選びをするためには、デメリットについても事前にチェックしておくことが大切です。知っておきたいスライドアのデメリットを3つ挙げて解説します。
車両価格が高め
スライドドアを搭載した車は、スイングドアを搭載した車に比べて車両価格が高い傾向にあります。また同じスライドドアでも、手動のものよりオートスライドドアのほうが高価格です。
スライドドアはスイングドアに比べてパーツが多く、複雑な造りになっているため、それらが価格に反映されているといえるでしょう。
スライドドアを搭載した車を購入するときは、スライドドアによって得られるメリットが価格に見合うかどうかが判断材料のひとつです。
スライドドア非搭載車に比べて燃費が良くない
スライドドアを搭載している車は車重が重くなることにも注意が必要です。車重が重くなることによって、燃費が悪くなる傾向があります。
ただし、車重が重くなることによって大幅に燃費が変わるものではありません。似たような車種で比較した場合、少し燃費に差が出るということも多いので、事前にチェックしてみることをおすすめします。
スライドドア搭載車は高価で手が届かない場合の対処法
車は多くの方にとって安い買い物ではありません。新車で購入すると車両本体価格に加えて、法定費用や諸費用などの初期費用がかかります。車両によっては、まとまった資金が必要になる場合もあるでしょう。
スライドドアの車を安く乗るには、新車以外の方法を選ぶのがおすすめです。主な方法として、カーリースと中古車があります。ここでは、それぞれの購入方法のメリットについて詳しく見ていきましょう。
カーリースを利用する
カーリースとはリース会社が利用者に代わって車両を購入して、決まった金額を利用者がリース会社に支払って利用するシステムのことです。
新車を購入する際には初期費用を支払わなければなりませんが、カーリースなら月々の支払いだけで乗れるため、費用をできるだけ抑えて車に乗りたい方におすすめです。デメリットとしては、毎月の走行距離制限が設けられていること、利用の仕方によっては新車購入よりも総費用がかかることが挙げられます。
中古車を利用する
中古車を購入するメリットは費用の安さで、一般的に中古車は新車よりも安く販売しているため、初期費用を抑えられます。年式、走行距離、ボディカラーによっても価格が変わるため、予算に合わせて好みの車両を選ぶことが可能です。
中古車の場合は自分の名義で所有できます。カーリースの場合は使用に関する制限が設けられていますが、中古車なら自由に利用できるので便利です。費用や利用制限で比較するなら、中古車の購入が良いでしょう。
まとめ
ミニバンやトールワゴンなど、近年人気の車種にはスライドドアが多く搭載されています。それは、スライドドア搭載車が、乗り降りや荷物の積み降ろしのしやすさという面において大きなメリットがあるからです。
そのため、軽自動車やコンパクトカー、ミニバンに限らず、小さな子どもがいるファミリーやキャンプで大きな荷物を載せることが多い方には、スライドドア搭載車は重宝するでしょう。
特に自動でスライドドアを開閉できる車や、両側スライドドア車は使い勝手に優れているためおすすめです。
▼ライタープロフィール
鈴木博之
エディター/ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。
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