内装がかわいい軽自動車をタイプ別に紹介!選ぶ際のポイントとは?
軽自動車は普段使いの車として生活に密着していることから、親しみやすくかわいいデザインの車を希望する人が多いのではないでしょうか。最近の軽自動車はそのようなニーズをしっかりと捉えており、外装だけでなく内装もかわいいデザインを採用し、カラーバリエーションも豊富です。
本稿では、内装がかわいい軽自動車が欲しいと考えている方のために、それらの車種の特徴を紹介します。また、選ぶときのポイントや軽自動車以外のかわいい内装の車もピックアップして紹介しますので車選びの参考にしてください。
※目次※
・軽自動車メーカーは各社ともかわいい車種を用意している。内装やボディカラーなど自分の好みに合う車を選ぼう。
・過去のモデルや軽自動車以外にもかわいい内装の車はある。中古車やコンパクトカーなども検討しよう。
・かわいさだけで選ぶのは要注意。使いやすい装備などをチェックしておこう。
内装にこだわったかわいい軽自動車は多数ある
近年の軽自動車は女性やファミリー層などを含めたさまざまな層をターゲットとしており、かわいいカラーリングや内装にこだわった車種が増えています。カラーリングもホワイトやピンク、淡い水色など多種多様です。
また、パーツの一部分に差し色を取り入れたりパーツを付け加えたりして、大きく雰囲気を変えるオプションも人気です。ツートンカラーの仕様や、ホイールやバンパーなどをカスタマイズできるところも魅力といえます。
その他、内装にこだわりを持つ車種が多いのも特徴です。随所に収納スペースを設けたり、より広い空間になるようにシートアレンジが多彩であったり、シートデザインやエクステリアなどを変更できる車種も多くなっています。
ネクステージでは、実際に車を購入する際にどのような点を重視するのかという独自アンケートを実施しました。その際、約30%の方が「見た目・デザイン」を見て選ぶと回答しています。長期間乗り続けるものであるため、見た目やデザインを重要視する方もいるという結果が出ました。
カラーも内装もかわいい軽自動車
こちらの項目では、国内メーカーからたくさんの軽自動車が販売されている中から、「カラーやインテリアがとにかくかわいい軽自動車」を5つピックアップしてご紹介します。
各社の特徴なども踏まえてご紹介しているため、まずはどのようなかわいい車があるのか、自分のライフスタイルに合った車があるのか見ていきましょう。
スズキ アルトラパン
「ラパン」とはフランス語でウサギの意味を持ち、車のさまざまなところにかわいいウサギのデザインが隠されている、女性にうれしい要素が詰まっている車です。ウサギのように小さくまるいデザインのラパンは、操作しやすいコンパクトな車体で楽しくドライブができるでしょう。
開発当初から女性をメインターゲットに設定し、「自分の部屋にいるようなくつろぎと心地良さ」をテーマに内装やデザインを考案しています。豊富なボディカラーとイメージを刷新できる選べるエクステリアやインパネ部分のオプションなど、車としての性能だけでなくデザインとしてもこだわりを持てるラインアップです。
アルトラパンの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,525mm |
ホイールベース |
2,460mm |
トレッド前/後 |
1,295/1,290~1,300mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,020×1,295×1,240mm |
車両重量 |
680~730kg |
燃費(WLTCモード) |
26.2~24.6km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):19万8,000円~159万9,000円
ホンダ N-ONE
ホンダから出ているNシリーズの中でも特に「かわいい」と評判なのが、こちらのN-ONE(エヌワン)です。車体が丸くかわいらしいのはもちろん、大きいヘッドライトや洗練されたデザインも魅力的で、街中を走っていても大きな存在感を放ちます。
2020年には、販売8年目にして初のフルモデルチェンジを行いました。全グレード合わせて12種類のボディカラーが展開され、これに加えてさまざまなカスタムオプションを通じて自分好みの内装にアップグレードできます。
N-ONEの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,545~1,570mm |
ホイールベース |
2,520mm |
トレッド前/後 |
1,295~1,305/1295~1,305mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,050×1,300×1,195mm |
車両重量 |
840~920kg |
燃費(WLTCモード) |
23.0~20.1km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):19万8,000円~159万9,000円
ダイハツ ミラココア
2018年に販売が終了したミラココアは、生産・販売中に一度もフルモデルチェンジをしなくても人気を集め続けた車です。
角は丸く優しい印象を受けるデザインでヘッドランプも丸々としており、大きさもコンパクトでカラーも女性向けに展開しています。まさにかわいい車の王道と言っても過言ではありません。
なお、ミラココアは「オートカラーアウォード」という優れたカラーデザインの自動車を表彰する賞の受賞歴もあり、デザイン性は販売当時から高く評価されていました。2014年のマイナーチェンジでは全15種類のカラーバリエーションが展開され、特別仕様車なども多く販売されていた車です。
ミラココアの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,560mm |
ホイールベース |
2,490mm |
トレッド前/後 |
1,300/1,295mm |
室内長×室内幅×室内高 |
1,930×1,345×1,240mm |
車両重量 |
810kg |
燃費(JC08モード) |
29.0km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万9,000円~125万9,000円
(参考: 『ミラココア(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ ミラトコット
販売が終了した同メーカーであるミラココアの後継車として登場したのが、ミラトコットです。見た目はシンプルかつナチュラルテイストですが、カラーや丸みのある外装はかわいい車の定義をしっかりと抑えています。シンプルでかわいらしいミラトコットは、世代を選ばず愛される車と言って良いでしょう。
また、アクセサリーには「アナザースタイルパッケージ」を採用しており、「スイートスタイル」「エレガントスタイル」「クールスタイル」の3種類の中から、自分の好みに合わせてイメージを変えられるオプションが楽しめます。ただ、残念ながらこのミラトコットも2023年に販売が終了してしまいました。
ミラトコットの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,560mm |
ホイールベース |
2,455mm |
トレッド前/後 |
1,305/1,295mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,000×1,305×1,270mm |
車両重量 |
720kg |
燃費(WLTCモード) |
22.6km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):69万9,000円~129万9,000円
(参考: 『ミラトコット(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ニッサン モコ
モコは、日産から販売されていた軽自動車です。2016年を最後に販売終了となり、現在は中古車として購入できます。とてもコンパクトな車体が特徴で、「かわいらしさを出しすぎない」スタイルで人気を博しました。
内装はシンプルさを突き詰めたデザインになっており、かわいらしさを残しながら、洗練された室内空間になっています。シートアレンジも多彩で、普段使いから子どもとのお出かけまで、さまざまなシチュエーションで活躍します。
モコの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,625mm |
ホイールベース |
2,425mm |
トレッド前/後 |
1,295/1,290mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,135×1,285×1,260mm |
車両重量 |
800~890kg |
燃費(JC08モード) |
30.0~25.2km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):16万8,000円~87万9,000円
(参考: 『モコ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウトドアにも最適な内装のかわいい軽自動車
かわいらしい軽自動車は、街乗りに使用するのもよいですが「アウトドアで乗りたい」という方も多いのではないでしょうか。
軽自動車には多数のラインアップがあり、アウトドアでも活用できる車種が多く販売されています。この項目では、街乗りだけでなく、アウトドアでもかわいく仕上がる軽自動車を3車種ご紹介しますので参考にしてください。
スズキ ハスラー
四角いフォルムでかわいい車のひとつとして人気が高いハスラーですが、アウトドアでの使い勝手の良さから男女問わず支持され続けています。同じスズキのジムニーほど本格的でなく、気軽にSUVの雰囲気を楽しむのにちょうどいい軽自動車です。
グッドデザイン賞やオートカラーアウォードなどの受賞歴もあり、実用性のみならずデザイン性も高く評価されている一台です。2020年のフルモデルチェンジではホイールベースが延長され、より快適な居住性が確保されました。
ハスラーの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,680mm |
ホイールベース |
2,460mm |
トレッド前/後 |
1,285/1,290~1,300mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,215×1,330×1,270mm |
車両重量 |
820~890kg |
燃費(WLTCモード) |
25.0~20.8km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):39万9,000円~212万9,000円
ダイハツ ムーヴキャンバス
ムーヴキャンバスは、一見して分かる通り、かわいらしいエクステリアデザインが特徴の軽自動車です。後部座席のドアはスライド式になっており、両手がふさがっていても荷物を積み込みやすくなっています。シートアレンジも多彩なので、アウトドアに最適です。
かわいらしいスタイルはもちろん、機能性も充実しています。例えば、リアシート下に引き出し式の収納スペースを設けており、荷物を入れたまま格納できる「ケースモード」と、引き出した状態で中敷を立てられる「バスケットモード」の2WAY仕様となっています。
ムーヴキャンバスの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,655~1,675mm |
ホイールベース |
2,460mm |
トレッド前/後 |
1,295~1,300/1,265~1,295mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,180×1,345×1,275mm |
車両重量 |
870~950kg |
燃費(WLTCモード) |
22.9~20.9km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):55万9,000円~209万9,000円
ダイハツ ウェイク
ウェイクは、軽自動車の中でも「スーパーハイトタイプ」に分類されるもので、軽自動車とは思えない室内空間の広さが特徴です。車高が高く作られているため、積載性に優れており、多少大きなものでも荷室に積み込めます。ゴルフバッグのような長尺の荷物でも、リアシートをたたまずに積載することが可能です。
また、アウトドアでの使用を想定した設計になっているため、シートなどの車内アレンジも多彩です。アウトドア用品の企業「モンベル」とタイアップを行った特別仕様車モデルも設定されるなど、アウトドアを楽しむ層に向けてアピールしていましたが、残ながら2022年に販売終了となってしまいました。
ウェイクの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,835mm |
ホイールベース |
2,455mm |
トレッド前/後 |
1,305/1,295mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,215×1,345×1,455mm |
車両重量 |
1,020kg |
燃費(JC08モード) |
23.8km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):54万9,000円~169万9,000円
利便性が高く内装もかわいい軽自動車
軽自動車を選ぶ上で重視したいのが、機能性です。かわいらしいエクステリアはもちろん、使い勝手の良さを求める方は多いのではないでしょうか。
軽自動車は普段の通勤だけでなく、休日の買い物やアウトドアなど、使用用途がとても広い車です。こちらの項目では、使い勝手も抜群のかわいい軽自動車を、3種類ピックアップしてご紹介します。
ホンダ N-BOX
ホンダのN-BOXは、発売当初から人気車種として君臨している「軽スーパーハイトワゴン」車です。国内販売台数は数年連続で1位を獲得、ホンダ4輪車史上最速で販売台数200万台を突破するなど、ホンダの看板車と言っても過言ではないくらいの人気を誇っています。
人気の秘密となっているのは、燃費性能です。エントリーモデル(2WD)は21.6km/L(WLTCモード)と低燃費のため、走行性能の良さを感じられます。それだけではなく、室内空間も室内高が140cmと子どもが立って着替えができるほどの高さを確保しているので、窮屈さが感じられません。ドライバーも同乗者もリラックスしてドライビングを楽しめる車です。
N-BOXの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,790mm |
ホイールベース |
2,520mm |
トレッド前/後 |
1,295~1,305/1,295~1,305mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,125×1,350×1,400mm |
車両重量 |
910~1,030kg |
燃費(WLTCモード) |
21.6~18.4km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万9,000円~187万9,000円
ニッサン デイズルークス
デイズルークスは、スズキパレットのOEMモデルだった「ルークス」シリーズの後継車として2013年にデビューしたハイトワゴン車で、三菱eKスペースの兄弟車です。
当時の軽ハイトワゴンの中でトップクラスの140cmという室内高や、全20色という幅広いボディカラーのバリエーションが特徴でした。2020年にフルモデルチェンジした際に車名が「ルークス」に戻ったため、この車名は1世代限りとなっています。
デイズルークスの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,775mm |
ホイールベース |
2,430mm |
トレッド前/後 |
1,300/1,290mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,235×1,320×1,400mm |
車両重量 |
920~1,010kg |
燃費(JC08モード) |
22.2~20.4km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万9,000円~149万9,000円
内装がスタイリッシュでかわいい軽自動車
「かわいい軽自動車は好きだけど、あまりにもかわいらしすぎるのはちょっと……」と遠慮してしまう女性もいるでしょう。軽自動車のラインアップには、かわいらしさを残しつつ、もう少しスタイリッシュなデザインの仕様をしている車も少なくありません。
ここからは、大人の女性におすすめしたいかわいい軽自動車を、3種類ピックアップしてご紹介します。
ダイハツ キャスト
先ほど紹介した、姉妹車種のミラココアと比較されることが多い車種がキャストです。かわいさだけを追及したというよりは、豊富なカラーやメッキパーツで洗練されたデザインはレトロな雰囲気を感じさせてくれる、おしゃれさがプラスされた車に該当します。
キャストは、まったく世界観が異なる3タイプのバリエーションがあり、SUVのテイストを感じる「キャスト アクティバ」、都会的でありながらレトロ調のイメージが感じられる「キャスト スタイル」、サスペンションチューニングのオプションを施した「キャスト スポーツ」がありました。
しかし、順次バリエーションが縮小され、最後に残ったキャストスタイルも2023年に販売終了となりました。キャストの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,600mm |
ホイールベース |
2,455mm |
トレッド前/後 |
1,305/1,295mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,005×1,320×1,245mm |
車両重量 |
840~890kg |
燃費(WLTCモード) |
21.0~18.5km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):39万9,000円~142万9,000円
スズキ スペーシア
スペーシアは背が高い車である「スーパーハイトワゴン」に分類される車種です。かわいい車の顔は丸や台形をした車種が多い中、スペーシアは丸みも持ちつつ、広さを感じさせる四角いデザインとなっています。そのため、かわいさを全面に出しすぎない車を探している方におすすめです。
スーパーハイトワゴンなので全高はありますが、スペーシアのリアステップは345mmと低フロア設計です。そのため、小さな子どもや高齢の方でも無理せずラクに乗り降りができます。ファミリーカーを探している方や結婚、出産の予定がある方におすすめの車です。
スペーシアの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,785mm |
ホイールベース |
2,460mm |
トレッド前/後 |
1,295/1,290~1,300mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,170×1,340×1,415mm |
車両重量 |
850~960kg |
燃費(WLTCモード) |
23.9~19.8km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):35万9,000円~189万9,000円
ホンダ N-WGN
N-WGN(エヌワゴン)は、かわいらしい車でありながら、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴です。全体のイメージが丸すぎないデザインなので、極端な「かわいらしさ」はなく、大人の女性をイメージさせる軽自動車に仕上がっています。
バランスの取れたデザインはもちろん、機能性にも充実しているのがN-WGNの強みです。マルチインフォメーションディスプレイや、オートブレーキホールド機能など、安全システムもばっちりと完備しています。
N-WGNの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,395×1,475×1,675~1,725mm |
ホイールベース |
2,520mm |
トレッド前/後 |
1,290~1,305/1,295~1,305mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,055×1,350×1,300mm |
車両重量 |
850~930kg |
燃費(WLTCモード) |
23.2~20.0km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):37万9,000円~155万9,000円
かわいい内装が備わったコンパクトカー3選
かわいい車は軽自動車だけではありません。軽自動車より少しサイズが大きくなるコンパクトカーでも丸みやかわいいカラーを展開している車種はあります。
コンパクトカーは軽自動車より収納性や走行性能が優れているため、よりドライビングを楽しみたい方はコンパクトカーでかわいい車を探してみましょう。
トヨタ ヴィッツ
ヴィッツは、1999年に初代モデルが販売開始され、それから20年以上もコンパクトカーの先駆け的存在として人気を博した車種です。初代はギリシャ人のデザイナーを起用し、革新的なボディデザインや室内環境の高さといった面でも高く評価されました。
内装もシックを基調に統一されているため、運転にストレスを感じず支障をきたすこともなくドライビングを楽しめる室内空間になっています。3代目ではハイブリッドも追加され、34.4km/Lという低燃費で、コンパクトカーの小回りの効く走行性能の良さが加わるとお出かけ好きな方におすすめの車です。
海外では初代から「ヤリス」の名称で販売されていて、2020年のモデルチェンジに伴い、国内での車名もヤリスに統一したことから、ヴィッツとしてはモデル終了となってしまいましたが、現在においてもそのスタイリッシュなボディと高い性能で中古車でも人気があります。
ヴィッツの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,945×1,695×1,500~1,530mm |
ホイールベース |
2,510mm |
トレッド前/後 |
1,460~1,485/1,445~1,470mm |
室内長×室内幅×室内高 |
1,920×1,390×1,240~1,250mm |
車両重量 |
970~1,110kg |
燃費(JC08モード) |
34.4~18.0km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万9,000円~139万9,000円
ニッサン ノート
ノートは2005年に初代モデルが販売され、2回のフルモデルチェンジを経た今も人気を誇るハッチバック車です。グッドデザイン賞やカー・オブ・ザ・イヤーなどを受賞するなど、専門家の評価も非常に高いモデルといえます。
電気自動車技術を活かしたe-POWERは、加速感の良さ、静かな走行音など今までのハイブリッド車とは違う快適な走行を楽しめる魅力的な一面が人気の秘訣です。
安全性能も充実し、シンプルなデザインは老若男女問わず好まれ飽きもきません。室内空間も十分に確保されているため、大きな荷物やベビーカーの収納も可能です。機能性に優れていることも踏まえると、長く乗ることができる車のひとつと言って良いでしょう。
ノートの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
4,045×1,695×1,520mm |
ホイールベース |
2,580mm |
トレッド前/後 |
1,490/1,490mm |
室内長×室内幅×室内高 |
2,030×1,445×1,240mm |
車両重量 |
1,230~1,350kg |
燃費(WLTCモード) |
28.4~23.8km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万4,000円~275万5,000円
ニッサン キューブ
キューブはマーチをベースに開発されたトールワゴンで、特に初代はその名の通りキューブ型のカクカクとしたデザインが特徴的でした。2002年から販売されている2代目からは四角いボディながらも角を丸くすると共に、窓の数、ピラーの位置などが左右で非対称となる独特のデザインを採用していました。
内装は全て丸みを帯びた設計が施されており、こだわりぬかれた個性ある7つのシートデザインで自分色にカスタマイズが可能で、2018年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞した経歴もあります。キューブは2020年に販売を終了したため、現在は中古車でのみ購入できます。
キューブの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,890×1,695×1,650~1,680mm |
ホイールベース |
2,530mm |
トレッド前/後 |
1,475~1,480/1,480~1,485mm |
室内長×室内幅×室内高 |
1,950×1,395×1,235~1,275mm |
車両重量 |
1,200~1,210kg |
燃費(JC08モード) |
19.0km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):29万9,000円~121万1,000円
かわいい内装が備わった輸入車2選
かわいい車というと軽自動車をはじめとした日本車が多いのは、「かわいい」文化が市民権を得ている日本ならではといえるかもしれませんが、実は輸入車にもかわいい車は少なくありません。
過去の車のデザインをオマージュした車など、もともとかわいいと感じられるものをさらに強調したデザインになっていますし、海外ならではのデザインセンスがかわいい内装になっていることもあります。ここでは輸入車の中でもかわいい内装のモデルを紹介します。
フィアット 500
海外のメーカーが販売している車種も見て行きましょう。フィアット500はイタリアの自動車メーカーである「フィアット」のコンパクトカーです。初代は1936年に登場し、「トポリーノ」の愛称で親しまれました。日本で「ルパン三世の車」として知られているのは「ヌオーヴァ500」と呼ばれる2代目で、このモデルをモチーフとして2007年に登場したのが3代目です。
2代目の認知度の高さから、3代目では日本国内限定では劇中と同じカラーリングを模した特別仕様車がたびたび登場するなど、15年以上販売されたロングセラーでしたが、2024年5月に日本向けの生産を終了すると発表されました。
フィアット500の基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
3,570×1,625×1,505~1,515mm |
ホイールベース |
2,300mm |
トレッド前/後 |
1,415/1,410mm |
室内長×室内幅×室内高 |
- |
車両重量 |
990~1,050kg |
燃費(WLTCモード) |
19.2~17.5km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):69万9,000円~229万9,000円
(参考: 『500(フィアット)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォルクスワーゲン ザ・ビートル
かわいい輸入車の代表的な存在として挙げられるのがザ・ビートルです。デザインのもととなった初代ビートルは1938年に登場し、日本でも人気のあるモデルでした。
このデザインを現代風にアレンジして、まず1999年にニュービートルとして日本で販売が開始され、その後モデルチェンジされて2012年から販売されたのがザ・ビートルです。
女性にはうれしいシートヒーターが標準装備されており、冬でも快適なドライビングを演出してくれます。また、スポーツサスペンション、レッドブレーキキャリパー、3連メーターと走行を楽しめる装備を搭載しドライバーを飽きさせることはありません。2世代にわたって販売された新世代のビートルでしたが、2019年に生産が終了しました。
ザ・ビートルの基本スペックは以下の通りです。
全長×全幅×全高 |
4,285×1,815~1,825×1,495mm |
ホイールベース |
2,535mm |
トレッド前/後 |
1,580/1,545mm |
室内長×室内幅×室内高 |
1,690×1,320×1,170~1,200mm |
車両重量 |
1,300~1,410kg |
燃費(JC08モード) |
18.3~13.4km/L |
ネクステージ中古車参考価格(2024年6月時点):114万9,000円~319万9,000円
内装がかわいい軽自動車|選び方のポイント
これまでかわいい車を紹介してきましたが、「かわいい」という基準だけで選ぼうとすると候補がとても多く、どの車が良いか迷ってしまうのではないでしょうか。車は手元に置いておくものではなく、実際に乗って使うものなので、そのような視点も加えてみましょう。
ここでは、かわいい車の中から自分に合った車を探すためのポイントを紹介します。かわいい車だからこそ、より愛着を持てるような車を選びましょう。
エクステリアデザイン
「かわいい車」として一番分かりやすいのはエクステリアのデザインでしょう。代表的なものは丸みを帯びたデザインです。また、軽自動車の特徴でもありますが、車体の小ささもかわいい印象を与えてくれます。
また、フィアット500やザ・ビートルなどのレトロ調のデザインもかわいいですが、これはオリジナルの時点でかわいいということも大きいでしょう。さらには落ち着きのあるデザインというのもかわいさを引き立てるデザインとして人気があります。
インテリアデザイン
「軽自動車のモデルは人を乗せてギリギリで、車内も狭く荷物も載せられない……」というイメージはもうありません。最近の軽自動車やコンパクトカーは、見た目こそかわいい姿をしていますがドアを開けてみればシートアレンジや収納スペースの確保などの工夫によって、思っていた以上に広いというモデルも少なくありません。
しかし、アウトドアやスポーツといった用途に使用するなら、必然的に長物や大きな荷物が主体になるでしょう。そういった使用方法をするなら、ドアを広く使えたり、シートアレンジが多彩であったりという荷物の載せやすさ、車内の広さがどのくらいかをチェックすることをおすすめします。
車内の居住性
軽自動車は乗り心地があまり良くない、というイメージを持っている方もいるかもしれません。近年の軽自動車は乗り心地をはじめ、走行性能や安全性能を高めたモデルが多数登場しています。
その中でも、アウトドアや旅行などで長時間移動する、といった使い方をする方なら高い走行性能を持つモデルを選ぶことをおすすめします。
使用目的
どの車種においてもターゲットユーザーというものが用意されていて、その車を最大限活用できるように設計されています。例えばアウトドアやレジャー向けに設定されているものは、多少ボディが大きくとも走行性や車内の広さをメインに設計されています。一方で、街乗りや通勤・通学程度にしか使用しない場合は、持て余してしまうかもしれません。
このように、車をどのように利用したいかを考え、そのイメージに合った車選びをするということが重要になります。
販売価格
せっかくかわいい車に乗るならば新車が望ましいですが、予算の面で不安を感じることもあるでしょう。軽自動車は比較的車両価格も安く、税金など維持費の面で有利ではありますが、それでも新車となると100万円を超えることが多くなります。
車両価格を抑える方法としては、車種をスーパーハイトワゴンではなくやや低めのワゴンやハッチバックにすることがひとつ、そしてもうひとつは中古車です。同じタイプや車種でも中古車であれば価格を抑えられ、実物を見ながら検討すれば不安もなくなってくるでしょう。
内装がかわいい軽自動車|あると便利な装備
かわいい車を選ぶときには、装備や機能もよく考えましょう。せっかく気に入ったデザインでも、普段の使い勝手が悪ければ車を使う楽しみも半減してしまいます。
ここでは車にあると便利な装備や機能について解説します。これはかわいい車に限らず、車を選ぶ際にチェックしておいたほうがいいことなので、今後の車選びのためにも覚えておくと良いでしょう。
十分な収納スペース
車の目的はただ移動するだけではありません。場合によっては大きな荷物を運ぶこともありますし、たとえ大きな荷物でなくても出し入れのしやすさは大切なポイントです。特に軽自動車はボディサイズが限られているため、わずかな違いが使い勝手に大きく影響します。
また、室内の広さだけでなくシートアレンジも重要です。スーパーハイトワゴンのような広さがなくても、シートアレンジによって効率よく収納できる場合があります。さらに小物などを収納できるスペースもたくさんあると便利です。
高い天井
スーパーハイトワゴンに代表される天井の高い車は、荷物が多く積めるだけでなく、乗り降りや荷物の出し入れがしやすく便利です。全長と全幅が限られている軽自動車では、比較的制限の緩い全高が広さを確保するためにとても重要です。
そして、天井の高さは乗り込んだときの開放感をもたらし、着座位置が高いと見晴らしも良くなるため、ドライブも楽しくなり、車酔いを抑えることも期待できるでしょう。
スライドドア
スライドドアは、一般的なドアと違って開けたときに車体から張り出す幅が少ないので、狭い所での乗り降りがしやすく便利です。また、隣の車にドアをぶつけるという心配もありません。開口部が広く、開けたドアが邪魔になるということもないので、大きな荷物を出し入れする際も便利です。
スライドドアのデメリットとしてはドアが重く、特に坂道など傾斜がある場所での開閉は大変ですが、最近では軽自動車でも電動スライドドアが採用されているので、問題はないでしょう。
豊富なシートアレンジ
シートアレンジも車を快適に使うために必要といえるでしょう。軽自動車の場合、ほとんどの車は後席のシートバックを倒すことで荷室を広げられます。左右で独立して倒せるタイプなら、3人乗って荷物を多く積むなど柔軟な使い方もできます。
また、後席にスライド機能があれば、足元のスペースを拡大して快適に乗れますし、荷物を少し多く載せたい場合など、前にスライドさせれば後席をたたむことなく荷室を広げられ、便利です。
まとめ
「かわいい内装の車」という条件で探すと、軽自動車を中心として多くの車が販売されていることが分かります。デザイン重視の車から実用性とのバランスが取れている車まで、さまざまなモデルがあり、選ぶのに迷ってしまうほどです。
選ぶ方法として、まず自分の好きなデザインかどうかで絞るのもいいかもしれません。その中で、自分の使い方に合うようなボディタイプや装備を比較して決めて行きましょう。自分に合った上にかわいい車なら、カーライフはさらに楽しくなるでしょう。
▼ライタープロフィール
岩本佳美
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。
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