70代以上におすすめしたい軽自動車ハスラー！選び際のポイントや比較したい車種
どのような車が適しているのかは環境によっても異なりますが、実は年齢によっても変化してきます。70代以上の高齢者が運転、もしくは後席に乗るというのであれば、乗降性や視認性、操作性や安全性に優れた軽自動車を選ぶことが大事です。
スズキのハスラーはこれらの要素をバランス良く兼ね備えている軽自動車として、70代以上の方におすすめできるモデルです。本稿では、なぜ70代以上の方にハスラーをおすすめするのか、高齢者に適した車の安全装備、ハスラー以外の軽自動車の特徴を解説します。
※目次※
4. 70代以上のシニアドライバーにおすすめの軽自動車10選
・70代以上の高齢者の乗り降りや安全性に適した軽自動車はハスラーがおすすめ。
・70代以上の高齢者が軽自動車を運転するのなら、サポカーや低床フロア、低すぎないシートの車を選ぶのがポイント。
・70代以上の高齢者におすすめの軽自動車は複数あるため、求める要素を確認しながら選ぼう。
70代以上におすすめしたい軽自動車「ハスラー」
ハスラーはスズキから販売されている軽自動車で、ポップなカラーリングが特徴的です。若者にも人気のモデルですが、多彩なシートアレンジや収納の多さ、インパネの視認性の高さ、視界の広さなどは70代以上の高齢者が運転するにはおすすめの作りになっています。
安全技術においても事故を未然に防ぐスズキ セーフティーサポートも装備されていて、高齢者に多い誤発進や駐車のしにくさ、ふらつき予防など危険な場面に遭遇しないための技術が充実しているのが特徴です。ここでは、ハスラーの魅力と70代以上に向いている理由について解説します。
シニアドライバー目線で考えるハスラーの魅力
スズキのハスラーは、アウトドアのアイテムから発想を得て、機能性を追求した軽自動車のクロスオーバーSUVとして2014年に初代が登場しました。ひと目で分かる個性的なエクステリアとインパネのデザインに加え、豊富なカラーバリエーションがあることでさまざまな年齢層に合うワクワクする車です。
シートアレンジも自由自在でフルフラットにすることで、大人2人の車内泊も可能となっています。2020年に登場した2代目では、広い室内と進化したパッケージングでさらに使い勝手が良くなりました。また、スズキの安全装備であるスズキ セーフティーサポートも一部オプションだったものが標準装備になっています。
70代以上に適したモデルは増えている
スズキのハスラーは、なぜ70代以上のドライバーに適したモデルでしょう。その理由は、高い乗降性と優れた安全性にあります。ハスラーは、シートの高さが適度に高く設定されており、高齢者が乗り降りする際に体にかかる負担が少ないのが特徴です。
また、運転姿勢や操作系、視認性の高いインターフェースも工夫されており、さまざまな体格の方が快適に運転できるよう配慮されました。
安全面では自動ブレーキ機能を搭載しており、前方の人や車を検知して衝突の危険があれば警報を発し、必要に応じて自動的にブレーキを作動させます。高齢者の判断力や瞬発力の低下を補い、事故を未然に防ぐ重要な機能です。
70代以上に適した車を選ぶ際の注目ポイント
軽自動車の衝突安全性能や予防安全装備は近年において大幅に向上しています。70代以上の高齢者が事故を起こす、あるいは事故に巻き込まれる可能性の高さから、衝突時の安全性能や予防安全機能が高い車を選ぶことが大事です。
さらには高齢者によっては収入減も考えられますので、できるだけ車の購入費や維持費についても考えないといけません。高齢者に適した車とはどういう特徴があるのかここで説明します。
安全装備が充実している車を選ぶ
70代以上の高齢ドライバーの安全を考えるとき、最新の軽自動車を選ぶことが重要です。近年、軽自動車の安全性は飛躍的に向上しています。ボディ剛性の改良や衝撃吸収システムの進化により、衝突時の乗員保護は格段に良くなりました。
さらに注目すべきは、予防安全技術の搭載です。従来の軽自動車には少なかった衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱防止システムなどが標準装備されるようになり、事故の発生自体を減らせるようになりました。
これらの安全装備を搭載していれば「ブレーキとアクセルの踏み間違い」や「ハンドル操作ミス」による事故を防ぐのに役立つでしょう。
サポカーを選ぶ
70代以上のドライバーが車を選ぶ際には、「サポカー」がおすすめです。「サポカー」とは政府が推奨している呼び方で、正式には「セーフティー・サポートカー」と言います。衝突被害軽減ブレーキが搭載されたものを指します。
また、衝突被害軽減ブレーキと踏み間違い時加速抑制装置が搭載された車を「サポカーS」と呼んでいます。
サポカーやサポカーSを選ぶことで、高齢者の交通事故を予防し、安全な走行の手助けとなるでしょう。
コンパクトカーを選ぶ
70代以上のドライバーには、「コンパクトカー」もおすすめな車両タイプといえます。コンパクトカーとは、軽乗用車よりは大きく、普通乗用車よりは小さいサイズの車のことです。
コンパクトゆえに小回りが利き、前後の車両や歩行者との接触を防ぎやすく、軽自動車よりもボディサイズが大きくなる車が多いため衝突安全性も向上します。
低床フロアの車を選ぶ
乗り降りがしやすい「低床フロアの車」もおすすめです。ステップの位置が低く、地面から大きく足を上げなくても車内に乗り込めるからです。
シートの位置が低すぎると、結果的に足腰への負担が増してしまうので注意しましょう。スポーツカーは、低床フロアかつ低シート位置である車の代表です。高齢者向きであれば、低床フロアかつ高めのシート位置の車が適切でしょう。
十分な視界を確保できる車を選ぶ
車選びにおいて視界の良さは重要な要素であり、特に前方だけでなく後方の視界が大切です。また、実際にハンドルを握って試乗し、運転席からの視界やミラーの位置、後方視界が良いかを確認することも欠かせません。
ボンネットの見切りが悪いと、広い視界があっても運転しにくく感じる場合があります。操作性と視界については試乗しないと分からないため、70代以上の高齢ドライバー本人が実際に運転してみて、車との相性を確かめると良いでしょう。
暖色系カラーの車を選ぶ
70代以上のドライバーが運転する車は、暖色系カラーがおすすめです。暖色系カラーは膨張色であるため、より接近しているように見え、事故防止に役立つからです。
あるいは、ホワイト系やシルバー系、グレー系も高齢者の車には適しているでしょう。これらのカラーは光を反射する性質が強いため、やはり事故防止に効果的です。
一方で、70代以上のドライバーが避けた方が良いのはブラック系の車でしょう。暗くなってくると周囲の景色に溶け込んでしまい、交通事故の発生率が上がると言われています。
維持費が安い車を選ぶ
70代以上の方が車を所有する場合は維持費が安い車がおすすめです。維持費が高い車ほど手入れの手間や負担も大きいからです。高齢者は収入が減っていることが多いため、車にかける費用は少ない方が良いでしょう。
車によっては車両本体価格よりも税金や車検費用、メンテナンス費などの維持費も高くつきやすいため、購入前には慎重に検討することが大切です。
70代以上のシニアドライバーにおすすめの安全装備
近年では軽自動車でも安全装備が充実してきて、先進安全装備が標準で備わっている車もあります。70代以上のシニアドライバーにとって先進安全装備は、運転をサポートする重要なアイテムです。
ここでは、70代以上のシニアドライバーが車を運転するときに装備されていると心強い先進技術をいくつか解説します。自分に必要だと思う装備が付いている車を選ぶと良いでしょう。
衝突被害軽減ブレーキ
衝突被害軽減ブレーキは、追突事故などの車両相互事故を防ぐための先進的な安全装備です。車の前部に設置されたセンサーが前方の障害物を検知し、衝突の危険が高まるとドライバーに警報を発します。
ドライバーが回避行動を取らない場合は自動的にブレーキが作動し、事故の被害を軽減または回避する機能です。
しかし、衝突被害軽減ブレーキは100％の衝突回避を保証するものではなく、主に「被害を軽減」する目的で作動します。これらの機能により、70代以上のドライバーでも安全に運転することが可能です。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置
ペダル踏み間違い時加速抑制装置は、特に70代以上の高齢ドライバーに多いブレーキとアクセルのペダル踏み間違いによる事故を防ぐための先進安全装備です。
車載のセンサーやカメラが前方や後方の障害物を検知し、ドライバーが誤ってアクセルペダルを強く踏み込むと装置が働きます。警告音を鳴らしてドライバーに正しいペダル操作を促し、同時にエンジンの出力を抑えながら数秒間にわたって急発進を抑制し、衝突被害の軽減をアシストする機能です。
一部の車種では、衝突が避けられないと判断した場合、自動的にブレーキを作動させる機能も備えています。
車間距離制御装置
車間距離制御装置は、高速道路などでの長距離走行時に特に役立つ先進安全装備です。車両前部のセンサーが前方の車を検知し、その情報をもとにシステムが自動的にアクセルやブレーキを操作します。
これにより、前方の車との距離を一定に保てる仕組みです。この装置はドライバーの負担を軽減し、長時間運転による疲労を和らげてくれるでしょう。
また、長距離走行時に前の車との間隔を自動的に維持することで、サグ部分での不要な減速を防ぎ、渋滞の緩和にも寄与します。この装置は、運転の負担を減らしつつ、安全性を高める先進的なドライバー支援システムです。
車線逸脱警報装置
車線逸脱警報装置は、運転中のドライバーの安全を守る重要な機能です。車両前部のカメラが道路の白線や黄線を認識し、ドライバーが無意識のうちに車線をはみ出しそうになると、警告音や警告灯でドライバーに注意を促します。
これは、スイッチ操作中の意図しないハンドル操作や、特に70代以上の高齢ドライバーに多い走行中のふらつきなどによる車線逸脱を防ぐのに役立つでしょう。
警報を受けたドライバーは、運転に再集中したり、休憩を取ったりする判断ができます。この装置は、ドライバーの安全運転をサポートし、事故のリスクを低減する効果があるでしょう。
リアビークルモニタリングシステム
リアビークルモニタリングシステム（RVM）は、車の斜め後ろの死角に他の車がいることを知らせる装置です。このシステムは車の後部側方にセンサーを配置し、隣車線から接近してくる車両を検知します。
車線変更時にセンサーが他の車を検知すると、ドアミラーに配置された表示灯が点灯し、ドライバーに警告を発する流れです。
これにより、目視だけでは確認しづらい斜め後ろの車両を把握しやすくなり、事故のリスクを減少させます。RVMは安全運転を支援するための重要なアクティブセーフティー技術です。
自動切替型前照灯
自動切替型前照灯は、夜間の安全運転をサポートする先進装備です。本来、夜間走行はハイビームが基本ですが、特に高齢ドライバーはロービームからハイビームへの切り替えを忘れがちかもしれません。
この装置は車両前部の光学式カメラセンサーで周囲の明るさや他車の存在を認識し、適切にハイビームとロービームを自動切り替えします。これにより、ドライバーの手動操作の負担を減らしつつ、良好な前方視界を確保できるでしょう。
ハイビームの使用は歩行者や障害物の早期発見に役立ち、夜間事故の防止に貢献します。また、前走車や対向車への眩惑も自動的に防止します。
PR安全装備充実のタント
70代以上のシニアドライバーにおすすめの軽自動車10選
スズキ ハスラーは、70代以上の高齢ドライバーにも後席利用にもおすすめできる軽自動車です。ではハスラー以外の車にはどういった特徴があるのでしょうか。
ここでは高齢者にとっての使い勝手や安全装備にフォーカスして、それぞれの軽自動車ごとに紹介していきます。
日産 ルークス
日産のルークスは2WDと4WDがありますが、全てハイブリッドエンジンを採用しているため燃費の良さが特徴で、福祉車両もあります。大開口＆ハンズフリーオートスライドドアを採用しているため、高齢者や子どもの乗り降りに重宝するでしょう。
先進技術も充実しており、日産の運転操作を支援するプロパイロットやインテリジェント アラウンドビューモニタはグレード別で設定できます。車両後方のカメラ映像をミラー面に映し出すインテリジェント ルームミラーはメーカーオプションです。そのため、車両価格に幅があり、新車販売価格は163万7,900円~224万8,400円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『ルークス（日産）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
スズキ スペーシア
スペーシアはスズキのトールワゴンで2WDと4WDの設定があり、全てハイブリッド車です。内外装をカスタムしたスペーシアカスタムもあるため、さまざまな年齢層に対応しています。ハイブリッドの自然吸気エンジンの方は、軽ハイトワゴンでNo.1の低燃費を誇るモデルです。
軽量衝撃吸収ボディのTECT（テクト）が衝突被害を軽減させ、ミリ波レーダーや超音波センサーと単眼カメラを組み合わせた先進安全機能を搭載しているため、70代以上のドライバーの運転を支援します。
また、14種類のスズキセーフティーサポートも搭載しており、新車販売価格は153万100円~219万3,400円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『スペーシア（スズキ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ N-WGN
N-WGN（エヌワゴン）は、ガソリン車とガソリンターボ車のみの設定で、2WDと4WDを用意していて福祉車両もあります。前席と後席の間隔を広くすることでゆとりある後席の空間を実現し、燃料タンクの出っ張りがないホンダの独自技術「センタータンクレイアウト」により足元にスペースが生まれました。
後席はドア開口部の形状を工夫することで、乗降時につま先がひっかかりにくくなっています。予防安全性能のHonda SENSINGも装備されており、新車販売価格は131万7,800円~191万7,300円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『N-WGN（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
スズキ ラパンLC
アルトラパンLCはラパンの派生モデルであり専用の内外装を与えられ、シックでモダンなインテリアはカフェにいるような落ち着いた雰囲気があります。インターフェースはシンプルで操作しやすいデザインです。
グレードはツートーンカラーも選べるXとエントリーモデルのLがあります。2WDと4WDがあり、自然吸気エンジンながらも優れた燃費性能を誇るモデルです。
10種類のスズキセーフティーサポートも搭載していて、70代以上に多いペダル踏み間違いによる衝突回避をサッポーとしています。新車販売価格は、148万6,100円~177万3,200円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『アルトラパンLC（スズキ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
日産 デイズ
日産デイズはカスタマイズカーのハイウェイスターやボレロがあり、ガソリンエンジン・ターボエンジン・ハイブリッドに加えて2WDと4WDがあり、選択できるグレードが豊富にあるのが特徴です。
360°セーフティーアシスト（全方位運転支援システム）や踏み間違い衝突防止アシスト、さらには高速道路でアクセルやブレーキやステアリング操作をサポートするプロパイロットを軽自動車では初採用し、70代以上のドライバーでも運転が楽しくなる機能が満載となっています。新車販売価格は、143万7,700円~215万7,100円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『デイズ（日産）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
ホンダ N-BOX
2021年4月~2024年3月の3年連続で国内新車販売台数1位を誇るのがホンダのN-BOXです。安全運転支援システム「Honda SENSING（ホンダセンシング）」が、全てのグレードに搭載されています。
単眼カメラとミリ波レーダーが常時作動し、交通事故の防止に役立つでしょう。ぶつかりそうな歩行者を避けるステアリング機能もあるため、歩道からはみ出しそうな歩行者がいた場合でも、警告音と共にスムーズに回避してくれます。
ミニバン並に広いスライドドアの開口幅は70代以上の高齢者でも乗り降りしやすく、福祉車両の設定もあるためスロープを使えば車いすで乗り込むことも可能です。新車販売価格は164万8,900円~236万2,800円で発売されています。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『N-BOX（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ダイハツ タント
ダイハツ タントは外装がカスタマイズされたタントカスタムや福祉車両も用意され、女性からファミリー層、70代以上の高齢者など全ての層にも合う一台です。
広い幅のスライドドア方式のため荷物の出し入れもスムーズで、低床フロア仕様のため高齢者にとっても乗り降りがしやすいでしょう。
さらに、ダイハツ独自の安全支援システム「スマートアシスト（スマアシ）」により、事故防止に役立つさまざまな機能が搭載されています。衝突回避支援・認識支援・運転負荷軽減・駐車支援など、17種類の予防安全機能を搭載しました。タントの新車販売価格は135万3,000円~161万7,000円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『タント（ダイハツ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
スズキ ハスラー
個性的なデザインの車で、見た目も楽しみたい70代以上の高齢者におすすめです。カラーバリエーションも豊富なので、夜間でも目立つ明るい色を選べば、運転時に他車や歩行者からの視認性も良いでしょう。
安全機能も充実しており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱防止警報装置は標準装備されています。オプションで選択できる、2つのカメラを活用した「デュアルカメラブレーキサポート」も人気です。狭い道や駐車場を利用することが多い高齢ドライバーでも運転しやすい車となっており、新車販売価格は151万8,000円~202万1,800円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『ハスラー（スズキ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
ダイハツ ミライース
新車でも100万円以下で購入できるという、リーズナブルな価格設定が魅力なのがミライースです。幅広い年齢層に人気がある車で、カラフルでコンパクトな見た目は女性からも高い支持を得ています。環境に優しいエコカーであり、低燃費のため維持費を節約したい方にもおすすめです。
安全装備も評価は高く、ダイハツの安全支援システム「スマートアシストIII（スマアシ）」で危険や事故を回避できます。衝突被害軽減ブレーキは、車両にも歩行者にも徹底反応してくれるため、接触のリスクを抑えられます。誤発進抑制制御機能は、前方はもちろん後方にも有効なので、駐車トラブルなども防ぎやすいでしょう。新車販売価格は86万200円~124万8,500円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『ミライース（ダイハツ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
スズキ ワゴンR
数ある軽自動車の中でも、トップクラスの燃費の良さを誇っているのがワゴンRです。ハイブリッド車に乗りたい70代以上の高齢者にはぴったりの車だといえるでしょう。低床フロアかつシートの位置も高いので、高齢者が乗り降りしやすい仕様になっています。
安全装置もしっかり整っており、誤発進抑制機能や衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱防止警報装置や自動切り換え型前照灯もあるので一通りの機能は利用できるでしょう。
また、先行車発進時のお知らせ機能も搭載されているため、渋滞や信号待ちが多い地域にも向いています。新車販売価格は129万4,700円~188万8,700円です。（2024年6月時点の情報です）
（参考：『ワゴンR（スズキ）の中古車一覧｜中古車の【ネクステージ】』）
まとめ
今回は70代以上の高齢者が運転したり後席に乗ったりするのであれば、乗降性や安全性能に優れたスズキハスラーの魅力や安全装備について解説しました。
70代以上の高齢者が乗り降りしやすい車は他にもたくさんあります。軽自動車でも車いすをそのまま載せられる福祉車両もあり、軽自動車に何を求めるのかを明確にすれば車選びも楽になるでしょう。
安全性能は新しい車の方が優れているため、中古車で探すのであれば年式の新しい軽自動車を選ぶのをおすすめします。
▼ライタープロフィール
鈴木博之
エディター／ライター
出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。
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