レクサスのハイエースは実在する?カスタマイズのポイントを解説
レクサスのエンブレムを付けたハイエースを、見たことがある人は多いでしょう。しかし、レクサスブランドからハイエース型の車両が発売されたという事実はありません。
「レクサスハイエース」と呼ばれる車両が存在する秘密は、ハイエースオーナーたちのカスタマイズ魂にあるようです。この記事では、レクサスハイエースの実態や、カスタマイズする際のポイントなどについて解説します。
※目次※
4.レクサス風ハイエースへのカスタマイズを検討する際のポイント
・レクサスのハイエースは実在せず、全てがカスタマイズ車両。
・レクサス風ハイエースは見た目は格上げできるが、資産価値や車検・保険などに注意。
・レクサス風ハイエースへのカスタマイズは、賛否両論の声を理解する必要がある。
レクサスのハイエースは実在するのか?
レクサスブランドのハイエースが存在するのか、気になる人は多いでしょう。まずは、レクサスのハイエース型車両が実在するのかや、レクサスハイエースを目にすることがある理由を紹介します。
レクサスエンブレムを使った、カスタマイズの目的と背景についても見ていきましょう。
レクサスからハイエース型車両は展開されていない
トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」のハイエース型車両は、実際には存在しません。しかし、街中で「レクサスのエンブレムが付いたハイエース」を見かけたことがある人もいるでしょう。
その理由は、ハイエースのオーナーが市販のレクサスエンブレムを購入し、純正のトヨタエンブレムと交換しているためです。つまり、あくまでもカスタマイズの一環として、オーナーの手によってレクサス風に仕上げられた車両ということになります。
公式にはレクサスのハイエースは存在しませんが、見た目の高級感を求めるオーナーの願望が反映された、ユニークなカスタマイズ事例といえるでしょう。
レクサスエンブレムをハイエースに装着するカスタマイズ事例が多数
レクサスエンブレムを、ハイエースに装着するカスタマイズ事例は、数多く見られます。純正のレクサスエンブレムは、本来は交換用途で設定されているものです。
しかし、ハイエースオーナーの中には、あえてレクサス仕様にカスタマイズするために購入する人が少なくありません。色違いのエンブレムや、発光するタイプのエンブレムなども人気で、カスタマイズ用途として販売されています。
「ハイエースをレクサス仕様にカスタマイズしたい」というオーナーの意向を反映した、ユニークな事例が数多く生まれているのです。
レクサス風ハイエースカスタマイズの目的と背景
レクサス風のハイエースにカスタマイズする背景には、「高級感のあるハイエースに乗りたい」というオーナーの願望があります。
ハイエースは、もともと実用性を重視した車両です。しかし、見た目にもこだわりたいハイエースオーナーは多く、レクサスのエンブレムを付けることで、高級感を演出しています。
「自分だけのオリジナルのハイエースに乗りたい」「他の車とは一味違うハイエースにしたい」といった、オーナーのこだわり・個性を表現する手段として人気があるというわけです。
あくまでもカスタマイズの範ちゅうですが、そこに面白さを見いだす人も少なくありません。自分だけのこだわりが詰まった、世界に一台だけのハイエースを作り上げる喜びが、レクサス風カスタマイズの魅力といえるでしょう。
レクサス風ハイエースにカスタマイズする方法
レクサスのハイエースは実在しませんが、レクサス風にカスタマイズする事例は数多く見られます。中には、自分でも実際にカスタマイズしたい人もいるでしょう。
ここでは、レクサスエンブレムの種類や入手方法、具体的な取り付け手順を解説します。レクサス風の統一感を出すための、カスタマイズのポイントも参考にしましょう。
レクサスエンブレムの種類と入手方法
レクサスの純正エンブレムは、交換用途で設定されており、正規ディーラーや部品販売店で入手可能です。
一方、カスタマイズ用は色違いや発光するタイプなど、純正ではないもののバリエーション豊富なエンブレムが販売されています。カスタマイズ用のものは、カー用品店やオンラインショップで購入できるでしょう。
純正品は高価ですが、確かな品質と車両との一体感が魅力です。カスタマイズ用は手頃な価格で、自分好みにアレンジできます。自分のスタイルに合ったエンブレムを選び、納得のいくカスタマイズをすることが大切です。
レクサスエンブレムをハイエースに取り付ける手順
レクサスエンブレムをハイエースに取り付ける方法は、以下の通りです。
1.エンブレム周りに養生テープを貼る
2.たこ糸やヘラなどをエンブレム裏側に入れ込む
3.手前に引き、純正のトヨタエンブレムを外す
4.交換用エンブレムを、両面テープまたはボンドで接着して完成
ボディを傷つけないためにも、エンブレム周りの養生テープは忘れずに行いましょう。交換用エンブレムを取り付ける際は、純正エンブレムの跡を目安にするとずれにくくなります。
レクサス風ハイエースカスタマイズのその他の要素
レクサス風ハイエースのカスタマイズにこだわるなら、エンブレム交換だけではなく、全体のコーディネートにもこだわりましょう。
例えば、ボディカラーをレクサス車に多いブラックや、ホワイトパールに変更するのもおすすめです。また、ホイールも純正レクサス風のデザインに交換すると、よりイメージが引き締まります。
細部までレクサスを意識したカスタマイズをすることで、ワンランク上の存在感を演出できるでしょう。自分だけのレクサス風ハイエースを、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。
レクサス風ハイエースカスタマイズのメリットとデメリット
レクサス風にカスタマイズしたハイエースのメリットとデメリットについて、3つの視点から解説します。
何も考えずにカスタマイズすると、いざというときに後悔しかねません。メリットだけでなく、デメリットについてもきちんと把握した上で、カスタマイズを行うことが大切です。
【メリット】レクサス風ハイエースは見た目が向上する
レクサスエンブレムをハイエースに装着することで、見た目の高級感がアップし、ステータス性の向上が期待できます。周りの人から、「レクサスのハイエースが走ってる」と注目されるでしょう。
エンブレム交換だけでなく、ボディカラーをレクサス風に塗装したり、ホイールをレクサス純正に変更したりすることで、よりレクサスの高級感を演出できます。
本物のレクサスブランドの価値までは手に入りませんが、自分だけのこだわりのハイエースに仕上げる楽しみは格別です。
【デメリット】レクサス風ハイエースは資産価値に影響が出る可能性も
レクサス風にカスタマイズしたハイエースは、ハイエースとしての資産価値に影響が出る恐れがある点に注意が必要です。
確かに見た目の高級感はアップしますが、純正のハイエースと比べると買取価格が下がる可能性があります。特に、純正のレクサスエンブレムではなく、安価な社外品を使用した場合は要注意です。
また、ボディの加工や塗装を施している場合も、買取査定時にマイナスポイントとなるかもしれません。レクサス風カスタマイズを楽しむのはよいですが、手放すときのことを念頭に置くのも大切です。
資産価値を維持したいなら、カスタマイズは最小限にとどめ、純正に近い状態をキープするほうが無難といえます。
【デメリット】レクサス風ハイエースは車検・保険への影響も考慮
カスタマイズによる車検・保険への影響も、見落とせません。レクサスエンブレムを装着しただけなら、車検に影響が出ることはあまりないでしょう。ただ、ライトの色を変えたり、大幅なボディ加工を施したりすると、車検に通らないケースもあります。
保険についても、カスタマイズ内容によっては、保険料が上がったり、補償の対象外になったりする可能性があるでしょう。事前に、保険会社に確認を取っておくのが賢明といえます。
「せっかくレクサス風にカスタマイズしたのに、車検・保険で問題が起きた……」なんて事態は、できるだけ避けたいものです。カスタマイズを楽しむ際は、車検・保険への影響も考慮しましょう。
レクサス風ハイエースへのカスタマイズを検討する際のポイント
レクサス風ハイエースへのカスタマイズを検討する際、いくつかのポイントに注意が必要です。レクサス風ハイエースへの意見は、必ずしも好意的なものばかりとは限りません。
カスタマイズの目的と予算を明確にする他、純正パーツとカスタムパーツのメリット・デメリットを理解することも重要です。以下で、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
レクサス風ハイエースに対する賛否両論を理解しておく
まず、カスタマイズするか否かを検討する際に知っておきたいのが、レクサス風ハイエースに対する世間の評価・反応は、賛否両論あるということです。
「ハイエースがグレードアップした感じでかっこいい」と好意的な意見がある一方で、「どう見てもハイエースなのに、レクサスのマークを付けるのは少し恥ずかしい」という手厳しい意見も少なくありません。
確かに、レクサスのブランドイメージを借りてハイエースを格上げしようとすることに、否定的な声が上がるのも理解はできるでしょう。しかし、自分の愛車に愛着と誇りを持って、カスタマイズを楽しんでいるのであれば、それはそれですてきなことともいえます。
人それぞれ価値観は違うものなので、自分なりにハイエースを大切にする気持ちを持つことが肝心です。
カスタマイズの目的と予算をしっかり見極める
レクサス風ハイエースへのカスタマイズを検討する際、カスタマイズの目的と予算をしっかり見極めることが重要です。
「かっこいいハイエースが欲しい」という漠然とした目的ではなく、「高級感を演出したい」「他とは違うオリジナリティーを出したい」など、具体的な目的を明確にしましょう。
また、予算についても、現実的な範囲で設定することが大切です。エンブレムの交換だけでなく、ホイールやグリルなどの交換も検討する場合は、トータルの予算を考慮する必要があります。
目的と予算が明確になったら、カスタマイズのプランを練っていきましょう。予算内で最大限の効果が得られるよう、優先順位を付けてカスタマイズ箇所を決めていくのがポイントです。
純正・カスタムパーツのメリット・デメリットを比較する
純正パーツとカスタムパーツそれぞれの、メリット・デメリットも把握しておきましょう。純正のレクサスエンブレムは、品質や耐久性に優れ、車両との一体感があります。
一方、カスタムパーツは純正品よりも安価で、デザインの選択肢が豊富な点が魅力です。しかし、耐久性やフィッティングに不安が残るというデメリットもあります。
「予算を抑えつつ、ある程度の品質は確保したい」という人は、評判の良いカスタムパーツメーカーを選ぶのも一案です。コストと品質のバランスを考慮し、自分の目的に合ったパーツを選びましょう。
カスタマイズ事例を参考にオリジナリティーを出す
カスタマイズ事例を参考にしつつ、自分なりのオリジナリティーを出すことも忘れてはいけません。他の車とは一味違う、自分だけのハイエースを作り上げるのが、カスタマイズの醍醐味です。
まずは、インターネットや雑誌などで、レクサス風ハイエースのカスタマイズ事例をチェックしてみましょう。エンブレムの種類や取り付け位置、組み合わせるパーツなどを参考にできます。
参考を踏まえた上で、エンブレムの色を変えたりオリジナルのステッカーを貼ったりと、自分なりのアレンジを加えることで、他とは違う一台に仕上げられるでしょう。自分だけのこだわりのハイエースを、作り上げてみてはいかがでしょうか。
まとめ
レクサスブランドのハイエースは実在しませんが、ハイエースにレクサスのエンブレムを装着するカスタマイズ事例は少なくありません。
純正品や色違い、発光するエンブレムなどを使用し、上級グレードを演出できるのがメリットです。一方で、ハイエースとしての資産価値への影響や、車検・保険における問題点がデメリットとして挙げられます。
カスタマイズを検討する際は、具体的なカスタマイズ方法だけでなく、メリット・デメリットも十分に理解することが重要です。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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