車にぬいぐるみを置くと交通違反になる?おしゃれな車に乗るコツを紹介
車は単なる移動手段では無く、カスタムやチューニングなどで自分らしさや個性を出せるのが魅力だと考えている車好きの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。街中などでもよく見かけるのがダッシュボードやシートの上にぬいぐるみを置いている方です。
マイカーであれば自分だけの空間になるので、お気に入りの物を置いて自分らしくしたいと考えるのも理解できますが、実は交通違反になる場合があるというのをご存じない方もいるかもしれません。
今回はどういった場合に交通違反になるのか、またどういった危険性があるのかについて詳しく解説していきます。
※目次※
・ぬいぐるみを置く位置で交通違反になる可能性がある
・ぬいぐるみを置くときは一選びだけでなく固定方法も検討しよう
・自分らしい車に乗るなら装飾だけでなく車選びもこだわろう!ネクステージなら豊富な中古車から検討できる
車にぬいぐるみを置くのは危険?
ぬいぐるみやミニカーなどをアイテムを車内に飾ることで、自分らしさを演出したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、飾る場所によっては違反行為になってしまうこともあり、状況によっては事故に繋がる可能性もあります。
一体どのような場所に置いた場合に違反になるのか、また事故に繋がる危険性とは何なのかについて詳しく解説していきます。
ダッシュボードに置くと違反になる可能性がある
車内にぬいぐるみを飾りたいと考えた際「どうせなら自分の視界に入る位置に……」と考える方も多いのではないでしょうか。運転手の視界に入るという点で考えると真っ先に浮かぶのがダッシュボード上だと思います。
ですが、ダッシュボードの上にぬいぐるみを置いてしまうと、位置や大きさによっては運転時の視界妨げとなってしまい、安全運転義務違反として取り締まりの対象になる場合があるので注意が必要です。
足元に落ちると運転に支障が出る
上記では視界の妨げになる場合があることをお伝えしましたが、実はそれ以外にも運転に支障をきたす場合があります。それはぬいぐるみを設置する際にしっかりと固定をしておかなければ、加速時やブレーキをかけた際にぬいぐるみが動いたり、足元に落ちてしまうなどのことが考えられます。
運転中にこのようなことが起きると集中できないだけでなく、落ちた場所によってはペダル操作の妨げになり事故に繋がる可能性があるので大変危険です。
メーターフードにも置かないほうが良い
運転時の視界確保や固定をクリアしたとしたからといって、安全が担保されている訳ではありません。車にはエアバックが搭載されており、事故などで強い衝撃を感知すると膨らむようになっています。
エアバッグは、運転者や同乗者が直接ハンドルやフロントガラスなどに頭や胸などをぶつけないようにするという大事な役割を果たしています。メーターフードやダッシュボード上に物を置いてしまうと、この重要なエアバック作動の妨げになる可能性があるだけでなく、固定していたぬいぐるみなどが事故やエアバック作動時の衝撃で飛んできてしまう可能性もあるので危険です。
車検を断られることもある
車を所有していれば定期的に必要となるのが車検です。普通乗用車で新車の場合は購入から3年、それ以降は2年に1度と法律で定められています。ダッシュボード上に物を置いていると違反や危険に繋がるとお伝えしましたが、実は車検が受けられなくなる可能性も出てきてしまいます。
ぬいぐるみやその他の装飾品は貴重品扱いになるため、車検入庫時に紛失トラブルなどを避けるという観点から断られてしまう場合があることも頭に入れておきましょう。
車にぬいぐるみを置く際のポイントや固定の仕方は?
車内の装飾はやり方を誤ると危険が伴いますが、注意点を守り安全面をしっかり確保できれば、誰でも車内を自分らしい素敵な空間に演出することは可能です。
ここではぬいぐるみやミニカーなどを置く際のポイントや固定の仕方について詳しく解説していきます。違反や思わぬ事故に繋がるというようなことがないように、しっかりと頭に入れておきましょう。
運転時の視界を遮らない場所に置く
まず違反のリスクや安全面を考えるのであれば、運転時の視界の妨げになるような場所に置くのはNGです。運転の邪魔にならないよう、目線に入る場所以外に置くことを心がけましょう。
運転中に注視するようなことがないのが大前提ですが、どうしても近くに置きたいということであれば、ドアポケットやドリンクホルダー内が良いかもしれません。
マジックテープで固定する
置く場所が決まったら、次はしっかりと固定をしておきましょう。先ほどもお伝えした通り、走行中にぬいぐるみが動いてしまうと、注意がそちらに向いてしまう恐れがあり、最悪事故に繋がる可能性もあるので大変危険です。
裏面が両面テープになっているマジックテープを用意しましょう。比較的安く手に入れることが可能です。両面が付いた方を車体側、もう片方をぬいぐるみの見えない位置に貼れば目立たず固定することが可能です。
滑り止めシートを使う
マジックテープ以外にも滑り止めシートを使用して固定するという方法もあります。マジックテープと違い、両面テープで固定するなどの手間もなく、比較的簡単に設置できるという点が魅力です。
ですが、滑り止めシート自体の性能や置くものの大きさ、重量によってはしっかりと固定ができない可能性があります。小さくて軽いものを固定するには適していますが、それ以外の場合はマジックテープや両面テープでの固定が良いでしょう。
ぬいぐるみ以外にもやりがちな車の違反は?
ぬいぐるみや小物の設置以外にも車の雰囲気を変えることができるカスタムがあります。ボディやガラスにステッカーを貼る、カーフィルムの施工、フォググランプバルブのカラーチェンジなど、どれも手軽にできる人気のカスタマイズです。ですが、これらも正しい知識がなければ違反になってしまう場合があります。
ここではうっかりやってしまいがちな違反について詳しく解説していきます。今後カスタムを検討している方はしっかりと確認しておきましょう。
フロントガラスにステッカーを貼る
外観のカスタムを行っていると、正面からの見た目が左右するフロントガラスにステッカーを貼りたくなるかもしれません。実はこちらもぬいぐるみ同様、運転時の視界の妨げになることから交通違反となってしまいます。
フロントガラスや前方のガラスは検査標章やカーナビのアンテナ、ETCアンテナなど保安基準で認められたもののみ貼り付けが許されています。
なのでステッカーを貼りたい場合は車両後方のガラス、または、ボディなど運転の妨げにならない場所を選んで安全に楽しむのが良いでしょう。
透過率の低いカーフィルムを貼る
カーフィルムはUVカットやプライバシー保護などでも多くの方が施工しているカスタムの一種です。もちろんガラスにスモークを貼ることによって愛車の雰囲気を一気に変えられることからドレスアップ目的でも使われますが、こちらも一歩間違えると交通違反になってしまう可能性があります。
前方のガラスに施工する場合は、他車や歩行者を認識するため、透明で透過率が70%以上でなければならないと法律で定められています。それを下回る基準値の場合、違反になるだけでなく車検にも通りません。
フォグランプの色を派手にする
カスタムを楽しむ方の中にはフォグランプの色を派手にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ですが、フォグランプで使用できる色は白色と黄色の2色のみとなっています。白でもケルビン数が高くなると青みが強くなるので、8000ケルビンを越えると車検にも通らなくなってしまいます。
また、メーカーによっては低いケルビン数でも青みが強い場合があるので注意が必要です。左右で色味が違う場合もNGなので気をつけましょう。
おしゃれに仕上がっている車を選ぶのもおすすめ
車と言ってもさまざまなタイプがあるので、使い方や個人の好みなどで選択肢が大きく変わってきます。また広さや走行性能、デザインなども車を選ぶ上で大事なポイントです。
カスタムする前提で購入するのも車の醍醐味ですが、最初から「おしゃれな車」を選択すれば、納車後のカーライフはより充実したものになるのではないでしょうか。
デザインに魅力を感じる車を探そう
車にはさまざまなデザインがあります。国産車や輸入車、車格によってもそのデザインやユーティリティなどが変わってきます。
これから車を購入したいと考えている方は、自分好みのデザインや自分が求めているものがなんなのかについて一度考えてみると良いでしょう。あなた好みの1台に出会うことができれば、特別な装飾などしなくても十分に車を楽しむことができます。
カスタムパーツで個性を出そう
同じ車種でもノーマルの状態とカスタムした状態では大きく印象が変わってきます。人気の車種であればエアロパーツや社外テール、インテリアパーツに至るまで複数のメーカーが製作、販売しています。これらのカスタムパーツを装着することで愛車に個性を出すことが可能です。
また、既存のパーツではなく、一からパーツをワンオフ製作するユーザーも多く存在します。カスタムパーツを上手く活用すればさらにカーライフが楽しめそうですね。
自分好みの車をネクステージで探そう!
全国に店舗があるネクステージは、グループ総在庫数3万台を誇ります。国産車や輸入車はもちろんですが、人気の車種からカスタムされている車まで幅広く取り扱っています。
車種やデザインなど、自分の好みにぴったりの車を見つける可能性を高めるために、車の購入を考えている方はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
多彩な中古車ラインアップ
圧倒的在庫車数のネクステージは、「探しやすい、選びやすい」を追求した店舗展開をしています。欲しい車種が決まっているという方におすすめなのは、カテゴリー別に特化した専門店です。
グレードやカラー違いなどバリエーション豊富に取り揃えられているので、自分好みの車を見つけたいと考えている方におすすめです。また最寄りの店舗に欲しい車がない場合でも取り寄せることが可能なので、何店舗も回らなくて済むのも嬉しいポイントです。
質の高さへのこだわり
故障やトラブルが起きる可能性が高い修復歴車の販売をしないというのがネクステージの特徴です。ネクステージでは毎日他社の価格を徹底調査しています。なので、365日いつでもこだわりの品質で取りそろえた車をお買い得な価格での提供を心がけているというのもこだわりのポイントです。
中古車購入を考える人にとって、修復歴のある車や購入後のトラブルは絶対に避けたいですよね。ネクステージなら品質の保証もしっかりしているので、こういったトラブルの心配がないのも特徴です。
まとめ
車内をぬいぐるみなどで装飾する際は、置き方に配慮して個性的な空間を作りましょう。中古車購入だと、自分好みの車をピンポイントで探すのは難しいと考える方もいらっしゃるかもしれません。ネクステージのWebサイトでは、検索から問い合わせに至るまで誰でも簡単に行うことができます。
圧倒的な在庫車数と店舗の多さが強みのネクステージだからこそ、こだわりが強いという方でも自分の欲しい車がすぐに見つかるかもしれません。この機会にぜひ気になる車両を検索し、車両ページから問い合わせてみてはいかがでしょうか。
この記事の執筆者
岩本佳美
自動車ライター
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。