偽サイトの見分け方5選!中古車購入時もリスクを回避しよう
中古車を購入する際に、WEB上で車両を探し、そのまま入金するという方もいるのではないでしょうか。実は、年々偽サイトによる詐欺被害に遭う方が増えているのが現状です。偽サイトは見分け方が難しいのが特徴で、気づいたら被害者になっていたというケースも少なくありません。
そこでこの記事では、偽サイトを作る目的や偽サイトの見分け方、被害に遭ったときの対処法などについてご紹介します。
※目次※
・年々、偽サイトによる詐欺被害が増えている。偽サイトを見分けるポイントを知っておくことで被害を最小限に抑えられる
・万が一被害に遭ったら、すぐにクレジットカード会社や消費者センター、警察署などに相談することが大切
・ネクステージでは実車を確認したうえで、実店舗で手続きができるため、安心して中古車を購入できる。
中古車購入時は偽サイトに気を付けよう!
中古車を購入するとき、知らない間に偽サイトによる詐欺被害に遭っているというケースがあります。偽サイトは年々増加していて、手口も巧妙になっている傾向があります。車関連の偽サイトも増えているため、中古車を購入する際には詐欺に十分気を付けたいものです。
ここでは、偽サイトによる詐欺被害の実態を見ていきましょう。
偽サイトの詐欺は増えている
2022年2月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数は48,611件となっています。この報告件数からも、偽サイトの詐欺が多いことがわかります。実在する通販サイトを模倣していたり、ショッピングサイトで注文したにもかかわらず商品が届かない、また返金されなかったりなどのトラブルが顕著です。
これらのトラブルや被害が増加していることから、消費者庁は2019年4月に「悪質な海外WEBサイト一覧」を更新しました。特に、海外ネット通販で詐欺が疑われるサイトを一覧にして公開しています。
車関連の偽サイトが出回っている
家電製品や生活雑貨などの偽通販サイトだけでなく、車関連の店舗でもフィッシング詐欺が行われています。偽サイトに自社の会社概要を無断使用されたという会社もあり、公式サイトで偽サイトの注意喚起を行っているところも少なくありません。
実在する店舗の名前が使用されていた場合、ユーザーが信用してしまう可能性が高まります。判断が難しいところではありますが、WEBを利用して車の購入を検討している方は十分に注意しておきましょう。
見分け方が難しい偽サイトを作る目的とは?
詐欺グループはさまざまな手口でユーザーを騙そうとします。本物のサイトと見分けがつきにくいサイトを作ることもあるのです。ユーザーは、偽サイトとは気付かずに利用してしまうおそれがあります。
見分け方がなかなか難しい偽サイトは、一体どのような目的で作られるのでしょうか。ここでは、偽サイトを作る主な目的を3つご紹介します。
情報を盗むため
偽サイトを作る目的のひとつは、サイトの入力フォームからクレジットカード情報やID、パスワードなどを盗むことです。誤って情報を入力してしまった場合、WEBサービスやSNSのアカウントなどが乗っ取られる可能性もあります。
お金を奪うため
クレジットカード情報や口座番号などを偽サイトで入力してしまうと、カードを不正利用されたり、預金を引き出されたりする危険性もあります。また、架空の商品に対し入金させ、ユーザーからお金を奪うケースもみられます。
悪用するため
偽サイトにアクセスしてしまう事で、個人情報が悪用されるだけでなく、端末自体を悪用されてしまうケースも考えられます。例えば、ウイルスへ感染する、スパムメールを拡散するための踏み台にさせられる、偽サイトへ強制的に誘導されるなどのような被害にあう可能性があります。
偽サイトの見分け方
偽サイトでの詐欺被害を防ぐためにも、初めてのショップでの買い物の場合は信用できるサイトか事前に確認しましょう。偽サイトは見分けるのが難しいですが、いくつかのポイントをチェックすることで被害を最小限に防ぐことができます。
ただし、以下でご紹介するポイントに該当する場合でも、すべてが偽サイトであるとは限りません。あくまで参考程度に覚えておいてください。
URLを確認する
偽サイトと正規サイトを見分けるポイントとして、URLを確認することが挙げられます。偽サイトは正規サイトと異なるドメインになっているものが多く、暗号化されていることもないため「http」表記になっているものが多いです。
URLの左端に鍵マークがついていない、「http」で始まっているサイトは暗号化されていません。
また、URLの末尾が「.xyz」「.top」「.bid」など、見慣れないものも注意が必要です。あくまでも目安ですが「https://」で始まっており、URL末尾が「.jp」「.co.jp」「.com」「.net」などになっているサイトを選ぶようにしましょう。
文章を確認する
偽サイトは海外の犯罪グループが作成することもあり、日本語の文章が不自然な場合があります。自動翻訳機で翻訳されたような文章や文法や漢字表記に誤りが多い文章には注意が必要です。文章に違和感を覚えるときは、偽サイトを疑ってみるのもありでしょう。
ただし、日本語が不自然だからといっても正規サイトであったり、日本語が自然な偽サイトだったりのケースもあるので、あくまで偽サイトを見分けるポイントのひとつとして捉えておきましょう。
商品を確認する
偽サイトでは、サイトの店舗名とまったく関係のない商品を販売していることがあります。例えば、店舗名が「〇〇食品」にもかかわらず、販売している商品が家電などのようにあまりにも本業と関連がない場合は偽サイトの可能性が考えられます。
また、一般的な市場価格よりも明らかに安すぎる場合は、コピー商品を販売している場合や偽サイトの可能性が高くなります。中古車の場合は市場価格がわかりにくいため、特に注意が必要です。購入する前に、価格が市場とかけ離れていないか確認する必要があります。
ポイントとして、中古車の広告における価格表示については「二重価格表示(値引き表示)」を行うことが禁止されています。サイト上に次のように商品の価格が表示されている場合は、偽サイトであると疑うようにしましょう。
・「通常販売価格」と「値引き後の価格」の両方が表示されている
(例)車両本体価格145万円 ➡ 限定特価 98万円
・「割引率」が記載されている
(例)セール価格 98万円〈30% OFF!〉
・「値引額」が記載されている
(例)通常価格より20万円引き!
もし上記のような商品をサイト上で発見した場合は、同一の商品が「グーネット」「カーセンサーネット」といった大手中古車サイトに掲載されているかチェックし、そこで掲載されている価格を確認してみるのもおすすめです。偽サイトは大手サイトより更新頻度が少ないことが多いため、該当の車両が大手サイトではすでに掲載が終了しているケースも多々あるようです。
販売元の情報を確認する
特定商取引法に則り、ECサイトには販売者の住所や電話番号、代表者名、資本金、会社設立年などの運営者情報を記載する義務があります。しかし、偽サイトの場合は運営者情報のページが存在しないことも多く、たとえ情報があったとしても住所や電話番号がでたらめのケースが多いです。
初めてのショップを利用する場合は運営者情報をしっかりと確認し、記載の電話番号へ電話をかけてみてもよいでしょう。メールアドレスの末尾が一般的に見慣れないものの場合も偽サイトの可能性が考えられます。
決済方法を確認する
偽サイトの場合、商品やサービスの代金支払い方法として決済方法が選べないケースが多くみられます。例えば、クレジットカードや代引きなどの決済方法が選択できず、銀行振込のみ選択可能な場合です。
なかには、支払い方法の解説ページではいかにもカード決済が可能に思わせるものの、実際の決済画面ではカード払いに対応していないという例もあるようです。また、販売事業者名と支払い先の口座名義が異なる場合も詐欺の疑いがあります。
偽サイトの被害に遭ったときの相談先
実際に偽サイトによる被害を受けたときには、早めに何らかの対応を取ることが必要です。主に相談するのは「カード会社」「消費者センター」「警察」の3つとなります。
それぞれの相談先に連絡する際には、被害の証拠となる情報をあらかじめ用意しておくとスムーズに手続きが進みます。被害に遭ったときは、ひとりで悩まずに適切な機関へ相談しましょう。
カード会社
クレジットカード決済の場合は、カード会社に連絡してすぐに口座を止めてもらいましょう。その際、使用したカードやメールなどの通信記録、購入日時、サイト名、業者名などを確認して伝えます。条件によっては、不正利用された分の支払いを拒否できることもあります。
消費者センター
取引について気になる点があれば、地方公共団体が運営している消費生活センター、もしくは消費者庁が設置している「消費者ホットライン(188)」などに連絡しましょう。問題解決のためのアドバイスをもらえます。
警察
すでに代金を支払い済みで業者と連絡が取れないなどの場合は、すぐに警察署に相談しましょう。最寄りの警察署で被害届などの手続きを行う、もしくは各都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口に相談する方法もあります。
ネクステージなら実店舗で手続きできる!
偽サイトの見分けが難しいとなると、WEB上での買い物を躊躇する方もいるのではないでしょうか。特に車の購入となると大きい出費となるので被害が大きくなる可能性もあります。
ネクステージでは車両探しを便利なWEB上で、実際の購入手続きは実店舗でできる点が魅力です。ここでは、ネクステージで車を購入するメリットについて解説します。
車両探しはWEBでチェックできる
ネクステージでは、WEB上でお目当ての車を探すことができます。希望のメーカーや車種、年式、走行距離、色、取扱店舗などを選択できるので、候補を絞り出せるのが魅力です。検索ページから気軽に在庫確認や見積もり依頼ができるのもうれしいポイントです。
また、ネクステージは価格が安いだけでなく、修復歴車やメーター改ざん車などを販売しないというこだわりがあります。徹底した品質管理も行っているため、中古車でも安心して購入いただけます。
最寄りの店舗で手続きできる
ネクステージは全国に店舗を展開しているため、最寄りの店舗で実際に車両を確認したり手続きできたりする点が強みです。中古車とはいえ、車の購入は大きな出費を伴います。できれば、自分の目で実際に確かめてから購入したいものです。
ネクステージでは全国約2万台以上(R4年3月現在)の在庫から車を探すことができます。専任のバイヤーが売れ筋モデルやグレードなどを豊富に取り揃えているので、お気に入りの1台に出会える可能性が高いでしょう。
まとめ
偽サイトによる被害を防ぐためにも、URLを確認する、販売元の情報を確認するなどのポイントを日頃から意識しておくことをおすすめします。それでも万が一被害に遭った場合は、すぐにクレジットカード会社や消費者センター、警察などに連絡しましょう。
ネクステージでは実店舗で購入手続きが行えるので、お客様に安心して中古車を購入いただけます。ぜひ最寄りの店舗へご来店いただき、わからない点や気になる点があればスタッフまでお気軽にご相談ください。