軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

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軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

軽自動車のナンバープレートは、普通自動車と区別するために黄色いプレートを使用していることが一般的です。近年は色で区別する意味も薄れつつあり、軽自動車も白のナンバープレートへの変更が可能になりました。

 

しかし、軽自動車の白ナンバーには交付期限もあります。変更を希望する反面、変更方法が分からない方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、軽自動車の白ナンバー変更はいつまでできるのかを解説します。変更するメリットやデメリット、取得する方法も紹介しますので、白ナンバー変更に関する疑問を解決できるでしょう。

 

※目次※

1.軽自動車も白ナンバーで個性を演出できる

2.軽自動車の白ナンバーには種類がある

3.軽自動車の白ナンバーのメリットは?

4.軽自動車に白ナンバーを付けるデメリット

5.軽自動車で白ナンバーを取得する方法

6.白ナンバーにできない車もある

7.希望番号で白ナンバーに変える際の注意点

8.まとめ

 

▼POINT

・軽自動車を白ナンバーに変更するには、全国版や地方版の図柄入りナンバープレート、限定版プレートの申請が必要。

・軽自動車を白ナンバーにするとボディカラーとの違和感を解消できる他、地元やイベントに貢献できる。

・白ナンバーへの変更には費用や時間がかかるだけでなく交付期限がある場合もあるため、余裕を持って手続きすることが大切。

 

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軽自動車も白ナンバーで個性を演出できる

軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

自家用車のナンバープレートは、軽自動車には黄色、普通自動車には白色が使用されています。しかし、近年は軽自動車も白色に変更できるようになりました。

 

ここでは、なぜ軽自動車が黄色ナンバーなのか、なぜ白ナンバーを使えるようになったのかを解説します。

 

軽自動車で黄色ナンバーが使用されている理由

軽自動車のナンバープレートに黄色が用いられている理由は、普通自動車との区別を明確化するためです。高速道路や有料道路は車種によって料金が異なるため、料金所で車種を瞬時に見分ける目印としても役立てられています。

 

近年は有人の料金所が減り、ETCを利用する人が増えました。ETCは機械が車種を判断してくれるため、人がナンバーで色分けする意味は薄れつつあります。

 

軽自動車も白ナンバーを利用できるようなった背景

軽自動車で利用できる白ナンバーの多くは、特別仕様の限定ナンバーです。全国版やご当地のプレート、オリンピックやワールドカップなどのイベントプレートが該当します。

 

軽自動車に白ナンバーが装着できるようになったのは、2019年開催のラグビーワールドカップ、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバーです。

 

軽自動車には黄色の枠取り塗装が施されているため完全な白ではありませんが、軽自動車らしさがなくなるとして人気を得ました。

 

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軽自動車の白ナンバーには種類がある

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軽自動車が利用できる白ナンバーには、複数の種類があります。ここでは、2024年4月時点で交付可能な「全国版図柄入りナンバー」「地方版図柄ナンバー」「大阪・関西万博特別ナンバー」を見ていきましょう。

 

交付期限が設けられているナンバープレートもあるため、交付期限の確認をおすすめします。

 

全国版図柄入りナンバー

「全国版図柄入りナンバープレート」は、全47都道府県の花がデザインされている国内全ての地域で交付可能なナンバープレートです。「日本全体で元気の花を咲かせよう」という意味が込められています。

 

交付期間は2023年4月18日~2027年4月30日となり、自家用登録車だけでなく事業用登録車も装着可能です。ただし、自動車の区分を明確化するために自家用軽自動車は黄色、事業用登録車は緑色で枠取りの塗色が施されます。

 

交付料金に加え「安全・安心で楽しいお出かけを通じて日本を元気にする取り組み」を支援して寄付(1,000円以上)すると、花のデザインを通常のモノトーン版からフルカラー版に変更可能です。

 

地方版図柄ナンバー

「地方版図柄入りナンバープレート」は、全国各地の地域で発行されているナンバープレートです。地域の風景や観光資源をデザインしており、都道府県の全域を単位とする図柄と既存のナンバー名を単位とする図柄があります。

 

2018年10月1日から交付が始まり、現在は2023年10月23日に交付が開始された第3弾までの申し込みが可能です。地方版は、自家用車、事業用車(普通・軽)に装着できます。

 

車の購入時だけではなく現在乗っている車のナンバーも変更でき、全国版と同じく寄付をするとフルカラーの選択が可能です。現時点で交付期限は設けられていません。

 

大阪・関西万博特別ナンバー

2024年4月現在、イベントナンバーとして利用できるのが「大阪・関西万博特別ナンバー」です。2025年に開催される「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を記念したナンバーとして、公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれています。

 

交付期間は2022年10月24日~2025年12月26日となり、自家用車に加え事業用普通自動車・軽自動車も装着可能です。

 

他の特別仕様ナンバーと同じく、寄付によってフルカラーデザインも選べます。交付料金は地域によって異なるため、事前に居住地の予約センターに確認しましょう。

 

申込期間が終了した特別仕様ナンバー

軽自動車で利用できる白ナンバーには、すでに申し込みが終了したものもあります。

 

例えば、2019年に開催された第9回ラグビーワールドカップを記念したイベントナンバーは、2019年11月に申し込みが終了しました。2020年の東京オリンピックを記念したナンバーは、2021年9月で終了しています。

 

特別仕様のナンバープレートは利用期限がないことから装着する車を見かけますが、交付が終了しているため現在は申し込みも交付もできません。

 

イベントを記念して発行されるナンバープレートには申込期限があるため、期限を確認した上で早めに申し込みましょう。

 

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軽自動車の白ナンバーのメリットは?

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ナンバープレートの色は運転手の好みや車とのデザイン性で統一感を出せますが、見た目以外に黄色から白に変更することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、白ナンバーに変えるメリットを紹介します。

 

地元やイベントの盛り上げに貢献できる

ご当地ナンバーや東京2020オリンピック・パラリンピックなどの特別仕様のナンバープレートは、その地域を活性化させることや、国際的なイベントを盛り上げるために企画されたものです。

 

1,000円から寄付でき、上限金額はありません。集められた寄付金は交通や環境保全、観光振興などの支援として使われるため、社会貢献につながります。

 

ボディカラーとの違和感を解消できる

白ナンバーはボディカラーになじみやすいことからも選ばれています。黄色ナンバーは、黄色地に黒の文字が書かれているため目立ちやすく、ボディカラーとの相性が気になる方もいるでしょう。

 

軽自動車はおしゃれなボディカラーの車種が多いため、黄色ナンバーを付けるとカラーがマッチしないこともあります。白ナンバーは、枠線に黄色は入るもののボディカラーとの違和感を解消し、見た目のバランスが取れるでしょう。

 

寄付で地域を支援できる

現在発行されている図柄入りナンバーには、寄付金付きと寄付金なしの2種類があります。寄付金付きは、交付料金と1,000円以上の寄付によりフルカラーのナンバープレートを選択可能です。

 

寄付されたお金は公益財団法人 日本デザインナンバー財団が管理し、各地域の交通改善、観光事業の振興に使われます。ナンバープレートを変えることで、居住地域の支援が可能です。

 

ナンバープレートで思い出を形に残せる

取り付けた白ナンバーは、変更する事由がない限り廃車まで使用可能です。廃車の際はナンバープレートの返納が必要ですが、適切な手続きを取れば手元に残せます。

 

かつては、犯罪防止のためにナンバープレートの返納は必須でしたが、2017年の法改正で不正使用防止のために穴を空けると保管できるようになりました。

 

現在は交付されていないイベントプレートや、ご当地の魅力が描かれたプレートを残しておくと、良い記念になるでしょう。

 

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軽自動車に白ナンバーをつけるデメリット

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白ナンバーへの変更は、メリットがある一方でデメリットもあります。生活環境や車の用途などを考慮し、デメリットが関係するかどうかを確認しましょう。

 

主なデメリットとして挙げられるのは、ナンバープレートの耐久性と切り替えにかかる費用、交付までにかかる時間の3つです。ここでは、これらの問題を詳しく解説します。

 

通常のナンバーよりも耐久性が低い

通常のナンバープレートはアルミの上に塗料が塗られているため、剥がれにくく丈夫な作りです。一方、ご当地ナンバーや特別仕様ナンバーは樹脂のコーティングで作られているため、耐久性には優れていません。

 

ご当地ナンバーはラッピングシートです。洗車時に擦ったり、飛び石が当たったりするだけでも剥がれやすいことがデメリットと言えます。また、塗装に比べて劣化しやすいため、きれいな状態を保ちたいのであれば期間限定で付けるなどの工夫をしましょう。

 

ナンバーの切り替えに費用がかかる

ナンバープレートを白ナンバーに切り替える際には、一定の費用がかかります。例えば、全国版図柄入りナンバーの交付手数料は、軽自動車で7,720円~1万10円(税込み)です(2024年4月時点)。

 

また、希望番号での申請や寄付をする場合は費用がプラスされます。料金は各都道府県や地域によって異なるため、居住地の費用を確認しておきましょう。

 

ナンバーの交付までに時間がかかる

白ナンバーは受注生産品です。申請してから交付されるまでには、2週間程度かかります。

 

申請する自治体によって多少の前後はありますが、申請したその日に交付されるわけではないことを考慮しておきましょう。希望番号を指定した場合は、さらに時間がかかることもあります。

 

車の購入に併せてナンバープレートを購入した場合は、納車に時間がかかる可能性もあるでしょう。また、個人で申請した場合は予約センターまで受け取りに行かなくてはならないこともデメリットです。

 

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軽自動車で白ナンバーを取得する方法

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ナンバープレートの取得は、ディーラーや販売店などに代行依頼をすると代行手数料が発生します。個人で申請する場合は代行手数料が発生しないため、費用を抑えたい場合は自ら手続きするのがおすすめです。ここでは、具体的な取得方法を解説します。

 

全国版図柄入りを取得する方法

全国版の図柄入りナンバープレートは、全国どこに住んでいても申し込めます。軽自動車用の手続きをする場合は、全国自動車標板協議会の公式Webサイトから「図柄ナンバー申込サービス」を選択しましょう。

 

申し込みフォームの入力を済ませて交付手数料と寄付金を支払えば、入金確認後に「交換申請書」をダウンロード・印刷できます。

 

車検証と交換申請書などの必要書類を準備したら、軽自動車検査協会窓口での手続きが可能です。入金確認メールで交付可能年月日を確認し、交付可能日に窓口に出向きましょう。ナンバープレートを交換する場合は、現在使用中のナンバープレートを外して窓口に返却し、新しいナンバープレートを受け取ります。

 

図柄入り地方版の白ナンバーに変える方法

地方版の図柄入りナンバープレートは、居住地域でのみ使用が可能です。特に交付期限は決められておらず、いつでも申し込みできます(2024年4月時点)。

 

申し込みは管轄地域ごとですが、手続き自体は全国版と変わりません。窓口申し込みとWeb申し込みから選べます。窓口での手続き方法は以下の通りです。

 

【窓口(予約センター、軽自動車検査協会事務所)での手続き方法】

1.「再交付・交換申請書」に必要項目を記入する

2.交付手数料と寄付金を支払ってから申請書を提出し、交換引換証を受け取る

3.ナンバープレート発行後(約10日)に交換引換証とナンバープレートを持参し、交付可能期間の間に受け取る

 

Web申し込みは、全国版の図柄入りナンバープレートの手続き方法と変わりません。

 

大阪・関西万博特別ナンバーを申請する方法

大阪・関西万博特別ナンバープレートも、全国版の図柄入りナンバープレート同様に全ての地域で交付可能です。新車・中古車の購入時だけではなく、現在使用中のナンバープレートの交換もできます。

 

申し込み方法は、他の図柄入りナンバープレートと同様です。Webと窓口での申し込みから選べます。Web申し込みの場合は図柄ナンバー申込サービスを利用し、交付手数料を納付して交換申請書を入手しましょう。

 

窓口申し込みの場合は近隣の予約センターへ行き、再交付・交換申請書を入手して手数料を納付します。

 

番号を変更したい場合は?

すでに登録ナンバーを持っている、番号を変えたい場合もWebにて手続きが可能です。しかし、希望番号を申し込む際には条件があります。

 

申し込めるのは、新規届出の場合や名義変更、転居などの住所変更、現在装着しているナンバープレートの紛失・破損・汚損、ご当地ナンバーへの番号変更を行う場合に限られます。

 

番号を変更するには、使用する車のナンバーや車両情報を車載器に登録し直す作業が必要です。

 

ナンバープレートは廃車するまで使用できます。不正使用防止のために穴を開ければ、記念品として保管ができることも併せて覚えておきましょう。

 

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白ナンバーにできない車もある

同じ軽自動車でも、一部の事業用車やレンタカーなどは白ナンバーに変更できません。白ナンバーに対応していない車は以下の通りです。

 

・事業用/貸渡/駐留軍の車両(車両番号のかな文字「り」「れ」「わ」「A」「B」)

・分類番号が3桁以外の車両

・旧標板地名のナンバープレート

・小型標板(23cm×12.5cm)

・盗難や紛失などでナンバープレートがない場合

・後面1枚のみの車両(ボートトレーラーなど)

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白ナンバーの希望ナンバーに変える際の注意点

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軽自動車を白ナンバーに変更するのであれば、数字の語呂合わせなどでナンバー自体を変更したいと思う方もいるでしょう。白ナンバーに変える際、希望番号での申し込みができます。

 

軽自動車の希望番号への変更は「図柄ナンバー申込サービス」から申し込み可能です。ここでは、申請に関する注意点を紹介します。

 

通常ナンバーよりも費用が多くかかる

希望番号で申し込む場合は、費用が余分にかかることを覚えておきましょう。通常ナンバーを取得する場合の交付手数料は1,500円前後です。一方、軽自動車用の黄色ナンバーで希望番号を申請した場合は、交付手数料が約4,500円かかります。

 

希望番号で白ナンバーを申し込む場合は1万2,000円~1万4,000円(税込み)程度の交付手数料が一般的です。交付手数料は変更される場合があるため、都度確認しましょう。

 

交付までの時間が長い

交付までの期間も、通常より長くかかるケースが多くあります。通常ナンバーであれば、即日交付が一般的です。しかし、希望番号で申し込んだ場合は、2日~3日程度かかります。

 

軽自動車を白ナンバーにしつつ希望番号で申請する場合は、10日前後かかることを覚えておきましょう。

 

字光式にはできない

図柄入りナンバーは、字光式では使用できません。「字光式ナンバープレート」とは、暗い場所で文字が光るナンバープレートです。

 

字光式は、雪国などで視界が遮られる際に確認しやすくしたり、熱でナンバーに付いた雪を溶かしたりすることを目的として開発されました。

 

光るナンバーとも呼ばれ人気もありましたが、現在では新車カタログなどに「字光式ナンバー装着不可」と記載されている車種も多く見られます。図柄入りナンバーにも字光式が用意されていないため、申し込む際は注意しましょう。

 

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まとめ

軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

軽自動車のナンバープレートは、普通自動車と区別するために黄色が使われています。しかし、個性やオリジナリティーを出したい方、ボディカラーとの相性が悪くて悩んでいる方は白ナンバーへの変更を検討するのがおすすめです。

 

白ナンバーには寄付金付きのものがあり、寄付をすることで地域支援やイベントの盛り上げに貢献できます。しかし、交付期限が設けられているナンバープレートもあるため、それぞれの交付期限を確認し、早めに手続きをしましょう。

 

▼ライタープロフィール

軽自動車の白ナンバー変更はまだ間に合う?取得方法を解説

中村浩紀 なかむらひろき

クルマ記事に特化したライター

現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。

 

 

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