レクサスISの維持費はどのくらい?中古車の税金についてもチェックしよう!
レクサスISは、人気のブランド車のひとつです。購入を検討している方も多いと思いますが、その際に気になるのが税金や燃費などの『維持費』ではないかと思います。車は購入したあとも維持費がかかるため、車選びの基準にする方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レクサスISの維持費に関する情報をお届けしたいと思います。ガソリン代や税金の詳細を確認していきましょう。また、車の税金は新車か中古車でも違いが出てきます。中古車の税金についても説明するので、ぜひ購入する際の参考にしてください。
※目次※
1 レクサスIS 20系の維持費(2019年10月改訂版)と中古車価格
2 レクサスIS 30系の維持費(2019年10月改訂版)と中古車価格
4 レクサスISを中古車で買うなら?少しでも費用を安く抑えるために!
・レクサスISの過去モデルと現行モデルでは維持費が異なるので確認しておこう
・レクサスISは新車登録のタイミングによって、中古車でも税金が安くなる可能性がある
・レクサスISの費用を抑えたい方は『中古車』購入も検討の余地あり!
レクサスIS 20系の維持費(2019年10月改訂版)と中古車価格
この項目ではまず、レクサスIS 20系の維持費や中古車価格をご紹介します。20系は初代モデルです。(2005~2013年)グレードもいくつか存在し、グレードによって税金や燃費も異なるので購入前に事前確認が必要になるでしょう。
20系の特徴も紹介しますので、初代モデルの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
20系の特徴
20系は先述したとおり、レクサスISの初代モデルに該当する車です。2005年にアルテッツァの後継モデルとして登場し、グレードも排気量が2.5LのIS250、3.5LのIS350の2つがベースグレードに設定されました。
この2つに加えて中間グレードの”version S” 、最上級グレードの”version L”が存在します。2006年には改良モデルの”version I”、2009年には”version F"が追加されました。
グレードによって内装も変われば燃費も僅かに異なります。そのため、維持費には少なからず差が出ることを念頭に置いておきましょう。
(参考: 『IS20系(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
年間ガソリン代
以下の表では、20系の主な型式ごとに算出した年間ガソリン代をまとめました。年間走行距離は1万km、使用燃料である無鉛プレミアムガソリンが140円として計算しています。同じ車でも実燃費が人によって異なるので、実際のガソリン代には差が出るでしょう。あくまで参考として、以下の表をご覧ください。
グレード |
型式 |
年間ガソリン代 |
IS 250 |
GSE20 (2.5L、6AT、2WD) |
11万8,644円 |
GSE25 (2.5L、6AT、フルタイム4WD) |
12万9,629円 |
|
IS 350 |
GSE21 (3.5 L、6AT、2WD) |
14万円 |
自動車税
型式によって排気量も異なるため自動車税も違いがでます。購入前にしっかりと確認すると良いでしょう。近年では自動車税の見直しが行われましたが、それについては後の項目で説明しておりますのでそちらをご参照ください。
型式 |
自動車税(年間) |
GSE20 |
4万5,000円 (2,000cc超2,500cc以下) |
GSE25 |
|
GSE21 |
5万8,000円 (3,000cc超3,500cc以下) |
(2020年11月時点の情報です)
車検費用
車検費用は、車検を受ける場所の基本料金と自賠責保険料や重量税を含んだ法定費用の合計金額になります。基本料金については、車検場でも変わってくるので一概のこの金額といったことは言えません。お近くの車検場で確認してみましょう。
法定費用は決まっており、レクサスIS 20系の場合自賠責保険料が2万0,010円、印紙代が1,200円かかります。重量税は3万2,800円となりますが、こちらは燃費性能によっても異なるため車によっては違いが出ることを覚えておきましょう。これらを合計すると、車検費用には『約7万~8万程度』がかかると想定されます。
IS20系の中古車価格
レクサスIS 20系の中古車価格は、2020年11月の現在だと約50万~400万程度です。新車価格はグレードによりますが約400万~550万だったので、ものによっては100万は安く購入することができるでしょう。
また、グレードのほかにも中古車の価格は年式や走行距離でも変動します。探す場所でも相場は変わってくるので、その点はご注意ください。
レクサスIS 30系の維持費(2019年10月改訂版)と中古車価格
この項目では、レクサスIS 30系の維持費や中古車価格をご紹介します。30系はレクサスISの2代目モデルに該当する車で、ここからハイブリッド車も登場しました。燃費性能も向上しており、レクサスIS 20系とは維持費も違ってきます。
ハイブリッド車が登場したことにより、税金にも違いが出てくるので要チェックです。以下内容でグレードの種類や、維持費を確認していきましょう。
30系の特徴
レクサス IS 30系のベースグレードは2.0LのIS300、3.5LのIS350、そしてハイブリッド車であるIS300hです。(”h”表記のあるものはハイブリッド車になります)このほかにも“F SPORT”と“version L”のグレードが存在し、新車価格にも違いが出てきます。
30系は2020年11月の現在も新車として購入ができ、グレードや駆動方式で価格は変動するので新車で購入予定の方は要チェックです。
グレード |
駆動方式 |
新車価格 |
|
IS 300 |
標準仕様 |
2WD |
480万円 |
“F SPORT” |
535万円 |
||
“version L” |
555万円 |
||
IS 300h |
標準仕様 |
2WD |
526万円 |
“F SPORT” |
580万円 |
||
“version L” |
300万円 |
||
標準仕様 |
AWD |
568万円 |
|
“F SPORT” |
622万円 |
||
“version L” |
642万円 |
||
IS 350 |
“F SPORT” |
2WD |
650万円 |
(2020年11月時点の情報です)
(参考: 『IS30系(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
年間ガソリン代
30系の場合、使用ガソリンは多くの型式が無鉛プレミアムガソリンです。しかし、AVE30とAVE35の使用ガソリンは無鉛レギュラーガソリンのため、この2つはレギュラーガソリン価格が130円であることを仮定して計算しています。
グレード |
型式 |
年間ガソリン代 |
IS300 |
ASE30 (2.0L、8AT、2WD) |
10万6,060円 |
IS300h |
AVE30 (2.5L、CVT、2WD) |
5万6,034円 |
AVE35 (2.5L、CVT、フルタイム4WD) |
6万3,106円 |
|
IS350 |
GSE31 (3.5L、8AT、2WD) |
14万円 |
(2020年11月時点の情報です)
自動車税
レクサスIS 30系は新車購入、中古車購入と買い方が分かれてくるかと思います。詳細は後述しますが、自動車税は購入のタイミングで異なるものです。以下の表では、グレードと購入タイミングごとに自動車税の金額をまとめました。それぞれご確認ください。
また、IS 300hはグリーン化特例の対象に入る車です。新車で購入する場合、登録の翌年度の自動車税が50%軽減されます。(2万1,500円の減税)
グレード |
型式 |
新車登録2019年10月1日前 |
2019年10月1日後 |
IS300 |
ASE30 |
39,500円 |
36,000円 |
IS300h |
AVE30 |
45,000円 |
43,500円 |
AVE35 |
|||
IS350 |
GSE31 |
58,000円 |
57,000円 |
(2020年11月時点の情報です)
車検費用
車検費用はレクサスIS 20系同様、基本料金と法定費用で計算します。先述したとおり、基本料金は車検場によって変わるので総額は人によって異なります。また、レクサスIS 30系の場合はハイブリッド車ならエコカー減税の対象です。
コロナウイルスの影響でエコカー減税は2021年の4月30日まで延長されているので、購入タイミング次第では重量税が安くなるでしょう。車重量で考えれば32,800円ですが、IS 300hであれば環境対応車として25%の軽減が入るので約7,500円の減税が入ります。
IS30系の中古車価格
レクサスIS 30系の中古車価格は、2020年11月の現在だと約160万~400万程度です。現行モデルということもありやや高めですが、新車価格と比べれば大分お得に購入できるでしょう。
自動車税や重量税を考慮した中古車選びを行いたいのであれば、中古車だと少々むずかしい部分も出てきますが初期費用はかなり抑えられます。中古車購入に関する詳細は後述しますので、そちらをご参考ください。
中古車の税金はどうなる?
レクサスISの購入を検討している方のなかには、中古車購入を視野に入れている方もいるでしょう。最近は見直しが行われ、自動車税が新しいものに切り替わりました。中古車で購入した場合、レクサスISの税金はどう変化するのでしょうか。
この項目では、中古車の税金に関する情報をお届けします。中古車購入は税金面で注意したいポイントがいくつかあるので、以下の内容でご確認ください。
自動車税(種別割)は新車登録のタイミングで変わる
自動車税は2019年に引き下げがおこなわれましたが、適用されるのは2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた車のみです。中古車となると、多くが2019年9月30日までの登録になるでしょう。そのため、新しい自動車税の恩恵はあまり期待できません。
種類 |
2019年9月30日までに登録されたレクサスISの税金 |
IS200 |
4万5,000円 |
IS350 |
5万8,000円 |
IS300 |
3万9,500円 |
IS300h |
4万5,000円 |
IS350 |
5万8,000円 |
(2020年11月時点の情報です)
新車と大きく変わる環境性能割
新車と中古車では、環境性能割の計算方法が異なります。環境性能割とは、車を取得した人に課税される税金のことです。環境性能割は『取得価額×環境性能割の税率』で計算できますが、中古車は取得価額の残価率を用いて算出する必要があります。
中古車の場合は、取得価額を『課税標準基準額×残価率』で計算してください。残価率は新車の時点で1.0とし、時間が経てば経つほど率が下がっていきます。(下限は6年目まで)以下の表では、登録車の残価率をまとめました。ご確認ください。
登録車の残価率 |
|
1年 |
0.681 |
1.5年 |
0.561 |
2年 |
0.464 |
2.5年 |
0.382 |
3年 |
0.316 |
3.5年 |
0.261 |
4年 |
0.215 |
4.5年 |
0.177 |
5年 |
0.146 |
5.5年 |
0.121 |
6年 |
0.100 |
(2020年11月時点の情報です)
つまり、中古車の場合は(課税標準基準額×残価率)×環境性能割の税率で計算を行うことになります。軽自動車の場合は残価率がまた異なりますのでご注意ください。
エコカー減税とグリーン化特例
レクサスISの場合、ハイブリッド車であるIS300hならエコカー減税とグリーン化特例が適応されます。しかし、中古車の場合グリーン化特例は対象外になるので、これによる減税は行われません。
エコカー減税であれば中古車でも対象になりますが、条件を満たさないと適用されません。自動車取得税に関しては2019年4月1日~9月30日までに購入した中古車、重量税に関しては2019年5月1日~2021年4月30日までに新車登録を行った車が条件になります。期間を考えると、あまり期待できないのが正直なところです。
レクサスISを中古車で買うなら?少しでも費用を安く抑えるために!
少しでも費用を抑えたい、また過去モデルである20系を購入したいと考えている方は、中古車購入を検討しているかと思います。しかし、一度人の手に渡った車を購入することに不安を抱く方も少なくはありません。
この項目では、中古車購入に関する情報をまとめました。レクサスISの中古車購入を検討している方は、以下の内容をご参考ください。
燃費は走行距離に関係する?
車を購入する際、維持費を抑えたいから少しでも燃費の良いものを買いたいと考える方もいらっしゃるでしょう。中古車は燃費が悪いイメージが強く、燃費重視の方は避けがちです。
しかし、中古車はしっかりと整備されているものが多く、経年劣化による燃費性能を心配する必要はあまりありません。むしろ購入後の使い方で燃費性能は左右されるので、燃費の良さを保てるような使い方を心掛けるのが懸命です。
しかし、スポーツカーの場合は年数のわりに走行距離が長いと無理な走り方をしていた可能性もあり、中古車を選ぶ際は注意した方が良いかもしれません。
中古車は壊れやすい?
中古車は長く使えるものも多く存在しますが、壊れやすいものがあるのも事実です。長く使えるものを選ぶためにも、中古車を選ぶときは『走行距離』『修復履歴』『保証内容』をしっかりと確認しておくと良いでしょう。
車によっては走行距離がどれだけ長くても丈夫で、長く使えるものもあります。しかし、目安として約10万kmよりも短いものを選ぶ方が多いとのことです。ただし、走行距離が短すぎるものは問題があるケースもあるので、短い=良い車という訳でもありません。
修復履歴は、基本なしの車を選ぶのが懸命です。修復履歴がある場合は、どこを修理したのかをしっかりと確認しましょう。フレームまで修理してあるものは、あとになって壊れることもあります。
補修内容に関しては、期間や車のどの部分が保証対象になっているかを確認します。こちらは店舗によって内容が異なるため、車選びでなく店選びも重要なポイントになるでしょう。
車検の見直し
先述したとおり、車検は基本料金と法定費用で構成されているものです。点検で不良が見つかった場合は、そこに『部品交換費用』も追加されます。
部品交換費用は交換する部分によるので一概に相場は言えませんが、タイヤ交換で4万、ブレーキパッドの交換で1万と5,000円など高額になるケースが多いようです。しかし、安全性を考慮すると必要な出費になるため節約はむずかしいでしょう。
法定費用も決まっている金額のため、節約はできません。そのため、車検を見直す際は『基本料金』に焦点を当ててみましょう。基本料金は業者によって金額が異なるため、少しでも費用を抑えたい方は基本料金が安く、信頼できるところに依頼するのがおすすめです。
PRレクサスISの中古車をチェック
車を買うならネクステージ!
レクサスISを少しでも安く購入したいと考えている方は、ネクステージで中古車を探してみてはいかがでしょうか。ネクステージは品揃えも豊富で、価格や品質にも自信を持っています。修理や立ち合い車検なども実施しており、車探し以外の面もご好評です。
『お客様ファースト』を理念に、スタッフ一丸となってサポートさせていただきます。車探しの際は、ぜひ一度ネクステージにご相談ください。
まとめ
レクサスISの維持費は、どのモデルを購入するかによっても変動します。少しでも費用を抑えたい方は、モデルやグレードごとに税金を確認するほか、エコカー減税やグリーン化特例の詳細を把握しておくと良いでしょう。
また、費用を抑えたいのであれば初期費用を抑えることも手段としては有効です。中古車であれば新車価格よりもお得な値段でレクサスISを入手できるので、気になる方はぜひ一度ネクステージで車探しをしてみてください。