中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

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中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車購入を考えている人の中には、「年落ち」という言葉が分からない人もいるかもしれません。中古車は何年落ちかによって、価格や性能が大きく異なります。

 

この記事で、年落ちの基礎知識からメリット・デメリットの比較、さらには家族向けの選び方まで、中古車購入における疑問について確認しましょう。自分にぴったりの中古車を見つけるために、ぜひ参考にしてください。

 

※目次※

1.よく聞く「何年落ち」の意味とは?中古車の「年落ち」の基本

2.中古車は何年落ちがおすすめ?メリット・デメリット比較

3.重要なのは何年落ちかだけではない?年式以外の中古車選びのポイント

4.何年落ちの中古車なら性能が良い?年式と性能・安全性の関係

5.何年落ちが最適?家族向け中古車選びのポイント

6.まとめ

 

■POINT

・「年落ち」とは新車登録からの経過年数を指し、中古車価格に大きく影響する。

・3年落ちは新車に近い状態で、5年落ちは最新の安全機能も備えており、7年落ち以上は価格が大幅に下がるが修理費用に注意が必要。

・何年落ちの中古車が最適かは、家族構成やライフスタイルによって異なる。

 

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よく聞く「何年落ち」の意味とは?中古車の「年落ち」の基本

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車選びにおいて、何年落ちかはとても重要です。しかし、この「年落ち」という言葉の意味が分からない人もいるかもしれません。

 

まずは、「年落ち」についての基本を解説します。より良い選択をするための基礎知識として、ぜひ参考にしましょう。

 

中古車の「年落ち」の定義

中古車の「年落ち」とは、新車として初めて運輸支局に登録されてからの経過年数を示します。計算方法は、現在の年から初年度登録年を引くだけです。

 

例えば、2024年現在で2021年登録の車は「3年落ち」となります。2019年登録の車なら、「5年落ち」です。

 

初年度登録は車検証で確認でき、中古車の相場や維持費を予測する重要な指標となるでしょう。ただし、同じ年落ちでも走行距離・使用状況によって、車の状態は大きく異なる点に注意が必要です。

 

中古車の「何年落ち」との違いは?年式と製造年の意味

年式は車が初めて登録された年を指し、製造年は実際に車が製造された年を表します。国産車では両者がほぼ同じになりますが、輸入車では大きく異なることも珍しくありません。

 

例えば、2022年製造の輸入車が2024年に日本で登録された場合、年式は2024年となります。中古車選びでは、車検証の「初年度登録年月」を確認し、実際の使用期間を把握することが大切です。

 

輸入車の場合は、「モデルイヤー」も重要な情報となるでしょう。中古車を購入する際は、年式と製造年の違いを理解することで、より適切な選択が可能となります。

 

何年落ちれば中古車の価格に影響があるか

一般的に、新車から年数が経つほど、価格は下がる傾向です。スズキのハスラーを例にすると、2024年式(新車)の買取参考価格は60万円前後~170万円前後ですが、2019年式(5年落ち)では40万円前後~120万円前後まで価格が下がります。

 

さらに、2014年式(10年落ち)になると20万円前後~80万円前後にまで下落するでしょう。新車価格からの残価率は、3年で50%程度・5年で40%程度・7年で30%程度となりますが、車種や人気度によって大きく異なります。

 

年落ちの他、走行距離や車の状態、時期なども価格に影響する要因です。

 

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中古車は何年落ちがおすすめ?メリット・デメリット比較

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車選びにおいてよく比較されるのが、3年落ち・5年落ち・7年落ち以上です。それぞれの年落ちにはメリット・デメリットがあり、購入目的や予算によって最適な選択肢は異なります。

 

それぞれの注意点や選ぶポイントも紹介するので、中古車購入の参考にしましょう。

 

【何年落ちの中古車がおすすめ.1】3年落ち中古車の特徴

3年落ち中古車は、比較的新しめながら、新車よりも価格が安いのが魅力です。初回車検を迎えるタイミングであるため、走行距離が少なく大きなトラブルも少ない傾向にあります。外観や内装の劣化も比較的軽微で、新車に近い状態での利用が期待できるでしょう。

 

ただし、車検の有無による価格差を確認し、車検費用も考慮に入れる必要があります。また、レンタカーとして使用されていた場合は、状態が良くないケースもあるため、車両の履歴確認が肝心です。

 

走行距離やメンテナンス記録をしっかりと確認し、車両状態を見極めることで、価格と状態のバランスの取れた選択が可能となります。

 

【何年落ちの中古車がおすすめ.2】5年落ち中古車の特徴

5年落ち中古車は、新車価格の50%~70%程度で購入可能です。自動ブレーキや車線逸脱防止支援システムなど、最新の安全機能を備えていることが多いため、予算を抑えながら安全性能も確保できます。

 

一方で、品質にばらつきが見られ、走行距離が多い車両は部品寿命が近づいているため、購入後すぐに故障するリスクも考えられるでしょう。また、消耗品の交換時期を迎えるため、保証内容の確認も怠ってはいけません。

 

長期間の使用や安心感を重視する場合は、ディーラーの認定中古車を選ぶことをおすすめします。

 

【何年落ちの中古車がおすすめ.3】7年落ち以上の中古車の特徴

7年落ち以上の中古車は、価格が大幅に下がり選択肢も豊富です。しかし、走行距離が10万kmを超える車両は、エンジン・トランスミッションといった主要部品の寿命が近づいている可能性があります。

 

メーカー保証が切れているケースがほとんどのため、購入後の修理費用も考慮に入れる必要があるでしょう。整備記録や修復歴を丁寧に確認し、信頼できる販売店で購入することが大切です。

 

また、希少なモデルを見つけられる可能性も高くなりますが、維持費や税金についても事前に調査することをおすすめします。

 

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重要なのは何年落ちかだけではない?年式以外の中古車選びのポイント

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車選びでは、年式だけでなく他の要素も重要です。「走行距離」「整備記録・修復歴」「車検残期間・保証内容」の3つのポイントを押さえることで、より良い中古車選びができるでしょう。

 

ここでは、中古車を選ぶ際に、年式以外で注目すべきポイントについて詳しく解説します。

 

【「何年落ち」以外の要素.1】中古車の走行距離と車両状態

中古車の状態を判断する上で、走行距離は重要な指標となります。3万km以下の車両は、傷も少なく状態が良好ですが、価格は高めです。5万km前後の車両は、状態と価格のバランスが取れており、多くのバイヤーから支持を集めています。

 

10万km以上の車両は、価格が大幅に下がりますが、タイヤ・ブレーキなどの消耗品に加え、タイミングベルト・ウォーターポンプといった重要部品の交換が必要です。

 

定期的なメンテナンスが行われていれば、高走行距離でも問題なく走行できます。購入時は、点検整備記録簿を確認し、適切なメンテナンスがなされているかを確認することが大切です。

 

【「何年落ち」以外の要素.2】中古車の整備記録と修復歴

整備記録簿では、定期的なオイル交換や消耗品の交換履歴を確認し、メンテナンス状況を把握することが重要です。修復歴については、フレームの修理・交換は車両の安全性に直結するため、内容と程度を詳しく確認する必要があります。

 

車両を実際に見る際は、塗装の色合いの違いやパネルの隙間など、修復の形跡がないかを注意深くチェックしましょう。信頼できる販売店での購入や、専門家への相談により、納得のいく車選びが可能となります。

 

整備記録と修復歴は、中古車の品質と安全性を判断する上で欠かせない情報源となるため、慎重な確認が必要です。

 

【「何年落ち」以外の要素.3】中古車の車検残期間と保証内容

車検証で車検期限を、保証書で保証内容を把握することは欠かせません。車検残期間は、車両価格に大きく影響し、残期間が長いほど車検費用の心配が少なくなります。しかし、その分車両価格は高くなる傾向です。

 

「車検整備付き」の中古車は、本体価格に車検費用が含まれており、追加費用なく2年間走行できる利点があります。

 

また、保証内容は販売店によって異なるため、保証期間・対象部品・免責事項などを詳細に確認することが必要です。

 

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何年落ちの中古車なら性能が良い?年式と性能・安全性の関係

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車の年式は、車の性能や安全性に大きく影響します。燃費性能や安全装備は、高年式車であるほど優れている傾向です。ここでは、中古車の年式が燃費性能や安全装備、環境規制にどのように関係しているのかを解説します。

 

何年落ちの中古車が最適?燃費性能の進化と年式の関係

技術の進歩により、新しい車種ほど燃費性能は向上しており、同じ車種の2010年モデルと2020年モデルを比較しても顕著な相違が見られます。ただし、適切なメンテナンスと運転方法次第では、古い年式の車でも十分な燃費を維持できるでしょう。

 

エンジンオイルの定期交換や、タイヤの空気圧管理といった基本的なメンテナンスを怠ると、新しい車でも燃費は悪化します。一方、エコドライブを心がけ、急発進・急ブレーキを避けることで、古い年式の車でも相応の燃費向上が期待できるでしょう。

 

中古車選びでは年式だけでなく、これまでのメンテナンス状況や自身の運転スタイルも重要な判断材料となります。

 

何年落ちの中古車がおすすめ?安全装備の進化と年式による違い

近年の技術革新により、新しい年式の車ほど高度な安全機能を搭載しています。例えば、衝突被害軽減ブレーキシステムは2011年ころに話題となり、2021年には法律で搭載が義務化されました。

 

車線逸脱警報システムや、アダプティブクルーズコントロールなどの先進安全装備も、比較的新しい年式の車には搭載されているでしょう。これらは、事故防止や運転負担の軽減に大きく貢献します。安全装備を重視するなら、高年式車を選択するのがおすすめです。

 

何年落ちの中古車が経済的?環境規制と年式の関係性

環境性能割の導入により、燃費性能に応じた税負担の軽減が行われており、高年式車ほど基準達成車種が豊富です。

 

電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車などのエコカーは非課税となり、環境性能の高さが明確に反映されるでしょう。一方で、低年式車は基準達成が難しいだけでなく、税負担が増える可能性もあります。

 

環境規制の厳格化に伴い、高年式かつ環境性能の高い車両の価値が、今後さらに高まると予想されるでしょう。長期的な経済性を考えると、環境性能に優れた車を選択するのがおすすめです。

 

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何年落ちが最適?家族向け中古車選びのポイント

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家族向け中古車選びでは、安全性と経済性のバランスが重要です。家族構成や生活スタイルに合わせて、最適な年式を選びましょう。

 

家族のニーズに合った中古車を見つけるためには、3年落ちから7年落ち以上まで、それぞれの特徴を理解することが必要です。

 

何年落ちの中古車?家族構成別におすすめの年式

子育て世帯では、安全性・経済性のバランスが重要となります。3人~4人家族で乳幼児がいる場合は、3年~5年落ちの中型SUV・ミニバンがおすすめです。チャイルドシートの取り付けが容易で、十分な荷物スペースを確保できるでしょう。

 

子どもが成長した4人以上の家族なら、5年~7年落ちの大型ミニバンが適しています。広い室内空間と多彩なシートアレンジにより、家族全員が快適に過ごせるでしょう。

 

夫婦二人暮らしなら、経済性重視で7年落ち以上のコンパクトカーも選択肢に入ります。とはいえ、安全装備の進化を考慮し、できるだけ新しい年式を選ぶのが賢明です。

 

安全性と経済性のバランスを考えた中古車の年落ち選び

3年〜5年落ちの車両は、比較的新しい安全装備を搭載しつつ、価格も手頃です。衝突被害軽減ブレーキや、レーンキープアシストなどの先進安全技術が、標準装備された車種が望ましいでしょう。

 

経済性を考えると、燃費性能の良い車種や、維持費の安いコンパクトカーも魅力的です。家族の成長を見据えるなら、十分な室内空間を確保できる車種を選ぶとよいでしょう。

 

信頼できるディーラー・専門店で購入する他、走行距離や整備状況、保証内容もしっかりと確認することが大切です。

 

何年落ちか気になる中古車を初めて購入するときの注意点

初めての中古車購入では、車両の状態確認が最重要です。修復歴・事故歴のある車は避け、整備記録簿と車両検査表の確認が必須となります。外装・内装の傷やエンジン音、電装品の動作など、実車のチェックも欠かせません。

 

価格面では、本体価格に加えて諸費用を含めた総額を確認し、複数の販売店で見積もりを比較することが大切です。購入後のサポート体制も重要で、保証内容や期間を事前に確認します。

 

これらの注意点を押さえ、信頼できる販売店を選ぶことで、家族にとって最適な中古車を見つけられるでしょう。

 

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まとめ

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

中古車選びでは、年式や「年落ち」を理解することが重要です。3年落ちや5年落ち、7年落ちなど、各年式にはメリット・デメリットがあります。年式だけでなく、走行距離や車両状態も考慮しましょう。

 

また、年式と性能・安全性の関係も把握する必要があります。家族向けの中古車選びでは、安全性と経済性のバランスが大切です。

 

適切な年式を選ぶことで、コストパフォーマンスの高い中古車購入が実現します。年式以外の要素も含めて総合的に判断し、自分に最適な中古車を見つけましょう。

 

▼ライタープロフィール

中古車は何年落ちを選ぶ?3年・5年・7年のメリット・デメリット比較

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。

 

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