車オークションはどれくらい安いかを徹底解説!メリットやトラブル例も紹介
車を購入する際、新車や中古車販売店以外の選択肢として、「車オークション」を耳にしたことがある人は多いでしょう。一般的な販売価格と比べて、どのくらい安く車を手に入れられるのでしょうか。
利用の流れやメリット・デメリットなど、車オークションにまつわる情報を紹介します。少しでも安く車を購入したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次※
2.車オークションはどれくらい安い?オークション購入のメリット
3.車オークションはどれくらい安い?オークション購入のデメリット
・車オークションは、車両を一般販売価格よりも安く購入できる可能性が高い。
・車オークションにはメリットがある一方で、注意すべきデメリットもある。
・車オークション代行サービスを利用する際は、信頼できる業者を見極めることが重要。
どれくらい安いか気になる!車オークションの基本
車オークションは、個人向けと業者向けの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、車オークションの仕組みや基本的な流れ、そして車種別・年式別の相場感について見ていきましょう。
どれくらい安い?車オークションの仕組み
車オークションは、中古車を競りで売買する特殊な市場です。大きく分けて、「個人向け」と「業者向け」の2種類があります。
個人向けオークションは、誰でも参加可能で、主にインターネット上で行われるのが一般的です。一方、業者向けオークションは、古物商許可証などの資格が必要で、専門的な査定が行われます。
業者向けオークションでは、現車オークションや専用端末オークション、インターネットオークションなど、さまざまな参加方法が用意されているのが特徴です。
どれくらい安いか気になる!車オークションの基本的な流れ
車オークションは、出品から落札、そして車両の受け取りまでを含む一連の流れが基本です。
まず、出品者が車両をオークション会場に持ち込み、専門スタッフによる査定が行われます。査定結果は写真とともにデータベースに登録され、参加者は閲覧が可能です。
オークション当日は、複数の車両が同時に競りにかけられ、落札が決まります。落札後は、代金の支払いや書類の手続きが進められ、通常1週間程度で全ての手続きが完了するでしょう。
落札者は、オークション後4日目ごろに車両を受け取れます。代金の精算や必要書類の受け渡しは、オークション会社が出品者と落札者の間に立って行うのが一般的です。
車種別・年式別ではどれくらい安い?車オークションの相場感
車オークションの相場は、車種や年式によって大きく異なります。人気の車種なら、新車価格の50%~70%程度で落札できることもあるようです。高級車や希少車は、需要と供給のバランスにより相場が変動しやすい傾向にあります。
年式別では、新車から3年以内の車は価格下落が緩やかですが、5年を過ぎると急激に下がりやすくなるでしょう。ただし、人気車種は年数がたっても、高値で取引されることがあります。
相場を把握するには、複数のオークション結果を比較することが重要です。インターネットの相場情報サイトも参考になりますが、最新の市場動向を反映していない場合もある点は覚えておきましょう。
車オークションはどれくらい安い?オークション購入のメリット
車オークションでの購入には、大きく分けて2つのメリットがあります。ひとつ目は価格面での優位性、2つ目は多様な選択肢と品質保証です。一般販売価格と比較してどれくらい安くなるのか、またなぜ安く購入できるのかについて詳しく解説します。
【どれくらい安い?車オークションのメリット.1】一般販売価格より安く購入できる
車オークションでは、一般販売価格より10%~30%程度も安く購入できる可能性があります。中間業者を介さず直接取引するため、店舗維持費や人件費などのコストが抑えられるからです。
例えば、一般的な中古車販売店で50万円の車が、オークションでは35万円程度で落札できることもあるでしょう。ただし、車種や年式、状態によって大きく変わります。人気車種や状態の良い車は、相場が高くなる傾向です。
また、オークション参加には手数料がかかることも忘れてはいけません。代行業者を利用する場合、落札できなくても支払う費用があるため、総合的なコスト計算が重要となります。
とはいえ、適切に活用すれば大きな節約につながる可能性が高いのが、車オークションのメリットのひとつです。
【どれくらい安い?車オークションのメリット.2】多様な選択肢と品質保証
車オークションの魅力は、価格の安さだけではありません。多様な選択肢と品質保証も、大きな利点です。全国から集まる膨大な車両の中から、希望の一台を見つけられるのは、オークションならではのメリットといえるでしょう。
オークションに出品される車両は、プロによる厳格な検査を受けています。修復歴や走行距離の確認はもちろん、車両の細部まで入念にチェックされているので、不安も少ないでしょう。
また、オークション会場は、公安委員会の許可を得た業者間で行われるため、情報の信頼性が高いのもポイントです。虚偽の情報を出した場合、出品業者は重いペナルティーを受けることになります。
車オークションはどれくらい安い?オークション購入のデメリット
車オークションには、注意すべき点もあります。実車を直接見られないことや、隠れた費用の存在など、デメリットを理解しておくことが重要です。ここでは、車オークションでの購入時に、特に注意すべきポイントについて解説します。
【どれくらい安い?車オークションのデメリット.1】実車を直接見られない
車オークションでは、実車を直接見られないことが大きなデメリットとなります。なぜなら、オークション会場への一般人の入場は制限されているからです。
購入前に車両を確認したり、試乗したりすることはほぼ不可能で、出品票や検査票、画像などの限られた情報のみで判断しなければなりません。
車オークションを利用する際は、信頼できる代行業者を選び、適切なサポートを受けることで、より安心して車両を購入できるでしょう。
【どれくらい安い?車オークションのデメリット.2】追加費用や悪質な業者に注意
車オークションを利用する際、隠れた費用には要注意です。落札価格以外に、陸送費・整備点検費・代行手数料などの追加費用が発生します。特に陸送費は4万円~5万円以上かかることもあり、予想外の出費となる可能性があるでしょう。
また、悪質な業者に気を付けることも必要です。高額な代行手数料を請求したり、執拗に予算アップを迫ったりする悪質な業者も存在します。安い価格で顧客を引き込んでから、追加費用を要求するようなケースも少なからずあるようです。
車オークション代行サービスを活用するとどれくらい安い?
車オークションの代行は、一般の人が参加できない業者向けオークションで、車両を落札するサービスです。このサービスを利用することで、ディーラーや中古車販売店よりも安価に車を購入できる可能性が高まります。
車オークション代行サービスのメリットや手数料の相場、信頼できる業者の選び方について見ていきましょう。
どれくらい安い?車オークション代行サービスのメリットと手数料の相場
車オークション代行サービスを利用すると、中間マージンがカットされるため、ディーラー・中古車販売店よりも安価に購入できる可能性があります。通常の販売価格より10%~30%程度安く購入できるケースもあり、お得です。
また、車両選定から価格面でのやりとり、書類手続きまでをプロが代行してくれるため、時間と手間を大幅に削減できます。
ただし、代行サービスの利用には、手数料がかかる点に注意が必要です。一般的に、代行手数料は落札価格の2.5%~5%程度で、その他の費用を含めると10万円前後かかることもあります。代行手数料は業者により異なるので、利用前に確認しましょう。
どれくらい安い?信頼できる車オークション代行業者の選び方
信頼できる車オークション代行業者を選ぶには、まず手数料体系の透明性を確認しましょう。丁寧な説明と明確な料金提示は、業者の誠実さを示す指標となります。
次に、現車下見の実施能力も重要なポイントです。オークション会場での短時間の評価では見落としがちな傷や不具合を、入念にチェックしてくれる業者を選びましょう。
また、予算や最低落札価格の希望を聞いてくれる業者は、顧客の要望に寄り添う姿勢があるといえます。直接訪問可能な店舗がある業者を選べば、対面での相談やアフターサービスにも期待が持てるでしょう。
どれくらい安い?車オークションのよくあるトラブル
車オークションは、大きな節約につながる可能性がありますが、同時にいくつかの注意点も存在します。
最後に、車オークションの利用にまつわるトラブルと、その回避策を見ていきましょう。トラブルを回避するためには、具体的なトラブル例を把握しておくことが欠かせません。
【どれくらい安い?車オークションのトラブル例.1】車両の状態が悪い
車オークションでは実車確認ができないがゆえに、状態が悪い車両を購入してしまうこともあります。例えば、「修復歴なし」とされていた車が実は修復歴ありだったり、エンジンの状態が説明と異なっていたりなどです。
また、外装・内装の状態が悪い他、走行距離が実際より少なく表示されていたり、重要な部品の交換歴が隠されていたりするケースもあります。
購入した車両に不備があっても、対応してもらえないケースは少なくありません。車オークションは、安く購入できる点は魅力的ですが、こうしたリスクも考慮に入れる必要があります。
【どれくらい安い?車オークションのトラブル例.2】希望と異なる価格で落札される
車オークションでは、希望と異なる価格で落札されることがあります。例えば、希望価格を100万円に設定していても、実際には120万円で落札されるケースです。オークション相場の変動や、人気車種の競争激化が原因で起こり得ます。
このようなトラブルを避けるには、代行業者とのコミュニケーションが重要です。「希望価格で落札できない場合は、次回のオークションを待つ」という意向を明確に伝えましょう。そうすれば、業者が「早さ」よりも、「金額」を優先して行動してくれます。
【どれくらい安い?車オークションのトラブル例.3】不当な金額を請求される
車オークションでは、落札価格をごまかされ、不当な金額を請求されるリスクがあります。例えば、100万円で落札された車を、「120万円だった」と偽られるケースです。
一般の人は、オークション会場に入れません。実際の落札価格を確認できないために、起こり得るトラブルといえます。
このトラブルを回避するには、落札価格の透明性を確保する必要があるので、価格を公開している業者を選ぶことが大切です。さらに、落札価格を証明する書類の提供を事前に確認しておくことで、不正なマージンを防げます。
また、契約内容を事前に確認することも重要です。落札料や代行手数料以外に、車両保管料・キャンセル料・整備料などが発生する可能性もあります。
まとめ
車オークションは、一般販売価格と比べて安く車を購入できるのが魅力です。価格の安さと多様な選択肢がメリットである一方、直接車を見られないことや手続きの手間がデメリットとして挙げられます。
オークション代行サービスを利用すれば、専門知識がなくても効率的に参加できるでしょう。信頼できる代行業者を選び、オークションを有効活用してみてはいかがでしょうか。
▼ライタープロフィール
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
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