軽自動車にデメリットはある?
車を購入する場合、よく選択肢に入ってくるのが軽自動車です。維持費が抑えられ、使い勝手が良いなど、多くのメリットが知られています。普通車に比べて手続きが簡単なのも人気の理由でしょう。
多くのメリットがあることで人気の軽自動車ですが、購入することによるデメリットはないのでしょうか。「軽自動車のデメリットが気になる」といった方も多いでしょう。この記事では、軽自動車のメリット・デメリットとともに、未使用車の探し方や注意点についてご紹介します。
※目次※
・軽自動車は、サイズが全長3.4m・全幅1.48m・全高2.0m以下であり、なおかつエンジン排気量が660cc以下の車両を指す!
・軽自動車は、「エンジンの騒音が大きめ」「パワー不足」などのデメリットがあるものの、それをカバーするメリットも多数!
・軽自動車を購入するならネクステージまで。幅広い在庫からお気に入りの1台が選べる!
軽自動車の定義は?普通車との違い
この記事を読んでいる人の中には、軽自動車の定義や普通車との違いが気になっている方も多いでしょう。規格についての知識が整理できれば、軽自動車への理解も深まります。
また普通車との違いについてまとめておくことも大切です。ここでは、軽自動車の特徴・定義と、普通車との違いを解説します。
軽自動車の定義
軽自動車の定義は、「軽自動車の規格を満たす車」です。軽自動車の規格とは、サイズが全長3.4m・全幅1.48m・全高2.0m以下であり、なおかつエンジン排気量が660cc以下の車両を指します。これらのうち、どれか1つでも基準をオーバーしてしまうと、軽自動車としては認められません。
昭和27年に初めて軽自動車の規格が制定された後、何度も改正がなされています。規格は、全体的にサイズアップしている傾向です。
普通車との違い
軽自動車と普通車との違いは、一番分かりやすい点で言えば、「軽自動車の規格を満たしているかどうか」です。またサイズが異なるだけでなく、乗員人数や税金の面でも違いがあります。
例えば軽自動車の最大乗車人数は4人ですが、普通自動車であれば10人乗車できるものもあります。また普通車には自動車税が適用される一方、軽自動車に適用されるのは専用の軽自動車税です。一般的に、軽自動車の方が、普通車に比べて税金を安く抑えられます。
軽自動車のデメリット
ここまで軽自動車の概要を確認しました。軽自動車は、普通車に比べてメリットが多いように見えるものの、軽自動車ならではのデメリットもいくつかあります。
軽自動車のデメリットを整理すれば、車選びの際に後悔することが少なくなるでしょう。ここでは一般的に考えられる軽自動車のデメリットについて、6つのトピックに分けて解説します。
エンジンの騒音が大きめ
軽自動車は、一定の規格に合わせてボディを作る必要があるため、普通車に比べてコンパクトな車体です。そのため、少ないパワーで車を動かさなければなりません。
アクセルをフルに活用しなければならない坂道や、常に高い速度を保たなければならない高速道路などで、エンジンの騒音が大きめになってしまうデメリットがあります。
パワー不足を感じる場面もある
パワー不足が否めないのも軽自動車のデメリットと言えるでしょう。軽自動車の最高出力は、自主規制によって64psに制限されています。これは普通車に比べて低い水準であり、パワー不足を感じる場面も出てくるでしょう。
街乗りやちょっとした買い物であれば、それほど不便は感じません。しかし高速道路のようなパワーが必要な場面では、パワー不足に悩まされるケースもあります。
車内空間が窮屈な可能性も
軽自動車は一定の規格に収まるボディサイズになっているため、車内空間が窮屈になってしまう可能性があります。最大乗車人数は4人ですが、全員が乗っていると少し窮屈に感じるでしょう。
もちろん各メーカーの企業努力によって、ゆとりのある室内空間を確保した車種も多くあります。ただし軽自動車の規格が決まっているため、車内空間の広さにも限度があると理解しておくのが重要です。
衝突時の安全性が低い
衝突時の安全性が低いのも軽自動車のデメリットです。軽自動車にはパワー不足を補うために軽量化されている車種も多く、衝突した際に大破してしまう危険性があります。
近年はテクノロジーの進歩も著しく、衝突を未然に防いでくれる安全装置や、運転支援システムが搭載された軽自動車も増えています。車選びの際は、安全性能も重視しましょう。
あおり運転のターゲットになる場合も
近年、あおり運転が問題です。そして軽自動車は、あおり運転のターゲットになりやすい特徴を持っています。軽自動車は車体が小さく、パワー不足のイメージが強いため、無理矢理追い抜かれるなどの嫌がらせを受けるケースも珍しくありません。
目の前で危ない運転をされたり、クラクションを鳴らされるなどの被害報告もあります。
横風の影響を受けやすい可能性がある
先ほども触れたように、軽自動車はパワー不足を補うために軽量化されている車種が多くあります。そこで注意しておきたいのが、強い横風に流されるリスクです。
近年、軽自動車には多くのボディタイプがラインアップされています。特に気を付けたいのが、車高の高いトールワゴンタイプです。非常に人気のカテゴリーですが、こうしたリスクには注意しましょう。
軽自動車にはデメリットをカバーするメリットも多数
ここまで軽自動車のデメリットをいくつか見ていきましたが、それをカバーするメリットも多数あります。コンパクトかつ軽量である、軽自動車の特性を活かしたメリットを知れば、車選びに大きく役立てられるでしょう。
ここでは維持費や使い勝手、購入時の手続きなど、軽自動車のメリットを3つのトピックに分けて解説します。
維持費が抑えられる
軽自動車の大きなメリットは、維持費を抑えられる点です。新車購入費用が普通車に比べて安いのはもちろん、全体的な維持費も安くなっています。特に維持費に大きく関わってくるのは、税金や燃費性能です。
軽自動車は軽自動車税が適用され、普通自動車にかかる自動車税よりも税額を安く抑えられます。また軽自動車は総じて燃費性能も高いため、少ない燃料で長い距離を走行可能です。車検費用や有料道路の通行料金も、普通車に比べて安くなります。
使い勝手がよい
全体的に使い勝手が良いのも軽自動車のメリットです。車体がコンパクトになっているため、小回りが利きやすく、普段の買い物で使いやすくなっています。またコンパクトな車体は、日本の道路事情にもマッチしており、街乗りにも最適です。
昨今の軽自動車は、ゆとりのある室内空間が追求されており、コンパクトカーに近い居住性が確保されています。SUVタイプの軽自動車もあるため、アウトドアにも使えるなど、全体的に高い利便性を持っているのが特徴です。
購入時の手続きが楽
普通車に比べて購入時の手続きが楽なのも軽自動車のメリットです。例えば普通車を購入する場合、手続きとして車庫証明を取る必要があります。しかし軽自動車であれば、一部の地域を除けば、車庫証明は不要です。
また普通車を購入する場合、国土交通省へ登録しなければなりません。しかし軽自動車の購入であれば、軽自動車審査会に届出をするだけで完了します。普通車のように、国土交通省へ登録する必要はありません。他にも実印や印鑑証明が必要ないなど、軽自動車ならではのメリットが多くあります。
軽自動車を購入するなら未使用車がおすすめ
未使用車は、ディーラーなどが登録をしたものの、実際には使われていない車両を指します。新車同然のクオリティを持ちながら、中古車として販売されるのでおすすめです。
未使用車についての知識を整理すれば、車選びの幅が広がり、納得のいく選択ができるようになるでしょう。ここでは、未使用車について幅広く解説します。
本体価格が新車と比べて安い
未使用車を購入する一番のメリットといえるのが、本体価格の安さです。新車と状態が変わらないような車であっても、未使用車というだけで格段に安く購入できます。
「新車を購入する予算はないけれど、状態の良い車が欲しい」「できれば中古車は避けたい」という人には最適です。また先ほど説明したように、メーカーオプションの装備がすでについている新古車もあります。自分がつけたいと考えていたオプションであれば、新車で購入してオプションをつけるよりもお得になるでしょう。
納車までの期間が短い
未使用車は、新車に比べて納車までの期間が短いのが特徴です。新車であれば、契約してからの製造になりますから、納車までに3~4週間ほどかかります。
人気がある車種の場合でしたら、納車までに数ヵ月の期間がかかることもあるでしょう。未使用車の場合は、すでに車ができあがっていますので、契約後すぐの引き渡しが可能です。早く車が欲しいと思っている人や、急ぎで車を乗り換える必要がある人には大きなメリットとなるでしょう。
重量税は新車ディーラーが払い済みである
未使用車は、購入時に重量税や自動車税を支払う必要がありません。登録してナンバープレートをつけるためには、重量税と自動車税を支払う必要があります。
ですから、初年度の重量税と自動車税についてはメーカー側で支払い済みなのです。翌年からは、通常通り支払う必要がありますが、初年度に税金の支払いがありませんので、購入時の負担を軽減できます。金銭面での負担が減ることは、大きなメリットといえるでしょう。
未使用車を見つける方法
未使用車は、新車や中古車と違いそもそもの台数が少ないため、思うように見つからないことも多いものです。では、どうすれば未使用車を購入できるのでしょうか。ここでは、未使用車を見つける3つの方法をご紹介します。効率よく未使用車を見つけて購入するためにも、しっかり確認しておきましょう。
ディーラー系列の中古車店に足を運ぶ
未使用車を見つけたいのであれば、まずはディーラー系列の中古車販売店で探してみましょう。ディーラーが未使用車を販売するのは、多くの場合系列の中古車販売店です。
ですから、未使用車を探すのであれば、ディーラー系列の中古車販売店がおすすめです。ただし気まぐれに訪れても、未使用車は見つからないでしょう。何度も足を運んで顔なじみになることで、未使用車の入荷情報が聞ける可能性も高くなります。
通常の中古車販売店に足を運ぶ
一般の中古車販売店でも未使用車を購入できる場合があります。ただし、ディーラー系列の中古車販売店に比べると、未使用車が見つかる可能性は若干低くなるでしょう。一般の中古車販売店の場合でも、こまめに足を運んで、販売店のスタッフと顔なじみになっておくことが大切です。
中古車販売店が運営している検索サイトを利用する
中古車販売店にこまめに行くことが難しい場合は、中古車販売店が運営している検索サイトで探してみましょう。ネクステージの検索サイトでの探し方は簡単で、トップページの「絞り込む」で欲しい車の条件を選択していきます。
未使用車を探す場合は、「新車・車検」の項目から「新車・未使用車」を選択します。条件の設定か完了しましたら、「検索」ボタンをクリックしてください。選択した条件に合う車の一覧が表示されます。気になる車が見つかりましたら、ぜひお問い合わせください。
PR軽自動車の届出済み未使用車
軽自動車の未使用車を購入する際の注意点
車を購入するときの選択肢として人気の未使用車ですが、人によっては未使用車が合わないこともあります。未使用車のデメリットを理解していなければ、購入してから後悔する原因にもなりかねません。車は高い買い物ですから、後になって「失敗した」と後悔しないためにも、まずは未使用車のデメリットとなるポイントを確認していきましょう。
車種の選択肢が狭い
未使用車は人気があり、「未使用車が欲しい」という人はたくさんいるため、販売されていてもすぐに売り切れてしまいます。新車や中古車に比べると販売台数も少ないため、選択の幅も狭くなり、気に入った車が見つけられない可能性もあるでしょう。
欲しい車が決まっているのであれば、選択肢の狭い未使用車は向いていません。また販売店が遠方にある場合は、現車を確認するために遠くまで足を運ばなくてはならないこともデメリットとして挙げられます。
メーカーオプションを付けられない
未使用車の場合、すでに納車されていますので、製造時にしか取り付けられないメーカーオプションはつけられません。気に入った未使用車が見つかったとしても、欲しいオプションがないために諦めなければいけない可能性もあります。
しかし車によっては、すでにある程度のメーカーオプションがついていることもあります。購入予定の未使用車に、取りつけたかったオプションがついていれば、新車に取り付けるよりも安く済みますので、その場合は逆にメリットとなります。
初回車検が3年より短くなる
初回車検の期間も、未使用車を購入するデメリットの一つといえます。新車で購入したときの初回車検は3年ですが、未使用車の場合は初回の車検が3年よりも短くなります。
新車は納車時期に合わせて登録をおこないますが、未使用車はすでに登録をおこなっているため、車検を取ってから購入するまでの期間分、車検期間が短くなるのです。3月に登録して車検をとった未使用車を、6月に購入するのであれば3ヶ月分、10月に購入するのであれば7ヶ月分、車検の期間が短くなることになります。
ワンオーナー車ではなくなる
中古車を検討する際、これまでのオーナー数を重視することがあります。未使用車の場合、ディーラーから購入したとしてもワンオーナー車ではなくなります。最初にディーラーが所有者として登録をしており、その後に購入するため、書類上は少なくとも2人目以降のオーナーということになります。
ただし、ワンオーナー車ではないことは、車に乗ったり維持したりする上ではとくに問題ないことであり、また最近では未使用車という販売形態の認識が進んだことによりディーラーや販売会社はオーナー数にカウントしない、という風潮もあるので、あまり気にかけない人も増えています。
ラインアップ多数!軽自動車購入ならネクステージ
軽自動車をお得に手に入れたい場合は、中古車の購入がおすすめです。軽自動車を中古で購入するのであれば、経験豊富なネクステージをご利用ください。
ネクステージは全国に店舗を展開しており、幅広い在庫を取り揃えています。年式やグレード・カラーなど、様々な条件で探せるため、お気に入りの1台が見つけられるでしょう。
ネクステージでは、修復歴車のような、トラブルの多い車両は一切販売しておりません。そのため初めて中古車を購入するお客様でも、車を探しやすい環境が整っています。他店に気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
軽自動車は、一定の規格に収まるように作られている都合上、いくつかのデメリットがあります。しかしそのデメリットをカバーする、多くのメリットがあるのも事実です。今回の記事を参考に、軽自動車のメリットとデメリットを整理し、納得のできるクルマ選びを目指しましょう。
軽自動車をお得に購入したい場合は、中古車がおすすめです。中古車には、登録だけされて誰の手にも渡っていない「未使用車」など、幅広い選択肢があります。中古車販売のネクステージは、全国の在庫からお気に入りの1台が選べますので、ぜひお近くの店舗までご来店ください。