無駄のない中古車選びを!中古車選びで知っておくべきポイント5つ
「中古車を選ぶ時に注意すべき点」「選んではいけない中古車」など、中古車の購入を検討していると気になる部分が出てくることが多いかもしれません。中古車選びにおいて気を付けるべきポイントはいくつかあり、これはどんな種類の車を選ぶ時でも同じです。
正しい情報を知っておくことが、失敗しない中古車を選にとって大切になります。そこで本記事では、中古車を購入する上で知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
※目次※
・中古車選びで失敗しないためには、いろいろな視点から確認することが大切!
・中古車販売店によっては、事故歴などを隠すところもあるため要注意!
・購入を検討している中古車は、契約する前に試運転で状態をチェック!
後から後悔しないために!中古車選びの重要ポイント5つ
新車とは違い、中古車には少なくとも1人は前オーナーが存在します。そのため中古車によって状態も違えば、同じ車種でも価格が変わってきます。価格だけを見て購入してしまうと、実は後でトラブルを抱えた車だと判明した、という事態に陥りかねません。
買って良かったと思える中古車を手に入れるために、中古車を選ぶときに重要となる5つのポイントをご紹介します。
年式と走行距離の関係性と安全性
中古車選びにおいて最初に見るポイントは「年式」と「走行距離」です。中古車は年式が新しいほど、走行距離が短いほど、質の高い車とみなされます。どちらも重要な要素ではありますが、走行距離を基準に考える方が多いようです。
ただ走行距離が短ければ良い車というわけではありません。重要なのは年式に見合った走行距離か、またメンテナンスがきちんとされているかという点です。
たとえば少し古いけれど走行距離が少なく、一見良さそうに見える車があるとします。これは実は車を乗らずに放置していただけで、その間メンテナンスをしっかりとしていなかった可能性があります。これではいくら走行距離は少なくてもトラブルが起こる可能性が高いため、購入を避けた方が良いでしょう。
走行距離は所持して1年に1万キロを走行していることを目安にすると良いでしょう。
お買い得なタイミング「マイナーチェンジ前」を狙う
比較的安く購入できる中古車ですが、さらに価格が下がりやすくなる時期が存在します。そのタイミングが「マイナーチェンジ前」です。新モデルへの乗り換えが進むため、前モデルの中古車が市場に数多く出回ることになるのです。
モデルチェンジをすると旧型の車種は市場価値が下がるため、中古車としての販売価格も安く設定されることが多いです。またフルモデルチェンジ後も同じような現象が起きるため、中古車をお得に購入することができます。希望の車にモデルチェンジの予定があるかどうか、動向をチェックしておきましょう。
販売店の保証や返品に関する規定がしっかりしている
中古車を安心して購入するためには、保証がついているかどうかもポイントになります。ただし保証内容は販売店によって異なるため、契約前に確認しておきましょう。保証が付いていても、最低限の保証しかされない場合もあるので注意が必要です。保証内容について詳細まで説明してくれる販売店だと安心です。
また、返品が可能かどうかも確認しておきたいところ。購入しても、いざ使ってみたら「思っていたものと違った」「購入してすぐなのにトラブルが起きた」ということがあるかもしれません。お店によっては条件内で返品対応してくれるところもありますので、こちらも細かく確認しておくと良いです。
車検の残数と車体価格・支払金額を確認する
中古車選びで見落としがちなポイントは車検の残り年数です。中古車には車検が1年以上残っているものもあれば、すでに切れているものもあります。車検切れの状態であれば、購入と同時に車検費用も支払う必要が出てきます。
中古車の販売価格には「車体価格」と「支払総額」があります。車体価格はあくまで車本体だけの金額です。購入する際には車体価格に、諸費用やオプション品の価格をプラスした合計の支払総額で支払うことになります。支払総額はケースによりますが、車体価格に数万円〜数十万円上乗せされる子があります。販売店には支払い総額の金額を確認しましょう。
車の不具合を隠さない誠実な対応をする中古車店であること
安心して購入するためには信頼のおける中古車販売店を見つけることが大切です。販売店の中には自社の利益だけを重視して、不利になる情報を隠そうとする悪質な業者もいます。車の不具合や、購入を考えるにあたってマイナスとなる情報も提示してくれる業者は信頼度が高いです。
中古車販売店のネクステージでは、お客さま一人ひとりが安心して購入できる環境を整えております。不具合があれば素直にお伝えすることはもちろんのこと、ちょっとした疑問に対しても分かりやすく丁寧にお答えさせていただきます。
軽自動車ならではの中古車選びポイント
軽自動車は普通乗用車と比較すると税金や車検などの維持費が安いため、費用を少しでも抑えたいのであれば選択肢のひとつとして考えても良いかもしれません。しかし最大乗車人数や内部空間に限りがあるため、生活スタイルや利用目的から軽自動車で用が足りるかどうか見極める必要があります。
たとえば、大人気車種である「スズキ・ラパン」と「ホンダ・N-BOX」では、特色が大きく異なります。同じ街乗りでも軽自動車に何を求めるのかによって、中古車選びのポイントは変わってきます。
中古車を購入する場合の流れと必要書類
中古車の購入を検討していても「初めてのことで、流れがよく分からない」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。中古車購入の流れを事前に把握しておくことは、スムーズに購入を進められるだけでなく、未然にトラブルを防ぐことにもつながります。中古車を購入する場合の流れと必要書類についてご紹介します。
欲しい車の絞り込みと販売店チェック
最初にどのような車が欲しいのか絞り込みをしましょう。たとえば、普段の買い物や街中でのちょっとしたお出かけ用であれば軽自動車やコンパクトカー、家族でレジャーに出掛けることが多いのであればミニバンがおすすめです。まずはなぜ車が欲しいのか理由を明確にして、そこから目的にあった車種を選んでいきましょう。
ある程度の絞り込みをしたら、インターネット検索などで中古車販売店をチェックします。取り扱い台数の多い全国展開の大手中古車販売店で探すと、希望に近い一台が見つかるかもしれません。
見積もりをもらい価格の折り合いをつける
気になる車を見つけたら実際に店舗へと足を運んで状態を確認します。その際わからないことや疑問点があれば販売店に質問しましょう。何も問題なければ、次に見積書を作成してもらいます。先ほども触れましたが、中古車の価格には「車体価格」と「支払総額」があるため、諸費用についても把握しておくことが大切です。
交渉次第では価格を下げてもらえたり、オプション品を付けてもらえたりすることもあります。長々と話をするのではなく、購入の意思があることを伝えてみてください。そうすれば納得のいく価格で折り合いをつけられるかもしれません。
契約と支払い
見積もりに納得できれば、契約手続きへと移ります。基本的に契約書は店舗で用意してくれますが、購入者側が準備しておくべき書類もいくつかあります。事前に把握しておくことでスムーズに中古車の購入を進めることが可能です。
すべての契約手続きが完了すると支払いになります。新車購入時と同様に、現金一括払いだけでなく、金融機関での自動車ローンを利用することできます。中古車販売店によっては自社ローンを用意しているとこもあるので、ローンを考えている場合は詳細を聞いておきましょう。
納車
新車なら契約から納車まで数ヶ月かかることもありますが、中古車の場合は1週間~2週間程度で納車されることがほとんどです。販売時の状態によっては3日~4日以内での納車が可能な場合もありますので確認してみましょう。
納車時には車両の状態に問題がないか、入念に確認することが大切です。車両のキズやへこみはもちろんのこと、エアコンやオーディオといった機器が作動するのか、エンジンを付けた時に異音がしないか、嫌な臭いが残っていないかをチェックしましょう。
中古車購入の際に必要な書類とタイミング
中古車の購入に必要な書類は以下の通りです。
- 実印
- 印鑑証明書
- 車検証(販売店から受け取る)
- 委任状
- 車庫証明書
- 住民票(軽自動車の購入者のみ)
これらの書類を事前に準備しておくと、中古車の購入をスムーズに進めることができます。軽自動車の場合は印鑑証明書と実印が不要です。
車庫証明書は販売店が手続きを代行してくれることがほとんどです。ただし代行分の手数料を支払うことになるので、費用を抑えたい方、また手続きが可能な平日の昼間に警察署へ行くことができる方は自分で取得してくる方法も取ることができます。
中古車を購入する際の注意点
初めて中古での車購入を考えている方にとっては、良い車を手に入れることができるか、という不安があるのではないでしょうか。「購入後に不具合が見つかった」「もっとお得に買えたのではないか」など、選び方によっては後悔してしまうことがあるかもしれません。
中古車選びで失敗しないためにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。中古車を購入する際にチェックしておきたい注意ポイントをご紹介します。
事故歴の確認は必ずしよう!
車の骨格部分が損傷し、修理した車のことを修復歴車と呼びます。「事故歴あり/なし」で表現されることも多いです。修復歴車は相場よりも安く購入することができますが、不具合が発生するリスクは修復歴の無い車より高いです。
そのため、事故歴の確認は必ず行いましょう。中古車販売店によっては、事故歴を隠していることもあります。ネクステージではそもそも事故車を店頭に並べて販売することはありませんので、安心して購入していただけます。
水没や塩害、雪害を受けていない
水害を受けた車のことを水没車と呼びますが、これは事故歴ありとして扱われません。そのため、知らずのうちに水没車を購入してしまうこともあります。水没車は電装系に異常が発生する可能性が高く、修理になると高額の費用がかかります。エアコンを作動した時に湿った嫌な臭いがしないか確認しておきましょう。
また、潮風でダメージを受けた塩害車や雪によってダメージを受けた雪害車なども、同じように不具合が発生するリスクが考えられます。周りと比較して不自然に汚れていたり錆びていたりすれば、購入を避けた方が良いでしょう。
本体価格に上乗せされる「手数料」が高すぎないか
中古車の支払総額は、主に「車両価格」と「手数料」の2つを合計したものです。仮に車両価格が安くても、そこに上乗せされる手数料が高いと支払う金額は高くなってしまいます。中古車販売店の中には、この手数料で利益を出そうと高額に設定している場合があります。
定期メンテナンスがしっかりとされていたか
先にもご紹介した通り、「走行距離が短い=状態が良い車」というわけではありません。車庫や青空駐車場で何年か放置されていれば、メンテナンスがしっかりとされていないこともあります。そのため走行距離だけで判断するのではなく、年式に見合った使用がされていたかを確認することが大切です。
また信頼のおける中古車販売店であれば、定期的にメンテナンスがされていたのかどうかについての情報もしっかりと教えてくれます。このような細かなことまで隠すことなく公開してくれる中古車販売店に相談してみると良いでしょう。
個人間オークションなどの個人取引は避けよう
一般的な中古車を購入する方法として考えられるのが、中古車販売店の利用です。他にも、オークションや個人取引といった方法もあります。しかしこのどちらの方法も、トラブルへと発展してしまうリスクが高いです。
たとえば、料金を先払いした後車両の受け渡しがされないというケースがあります。一方中古車販売店であれば同様のトラブルは起こりません。少しでも円滑に、そしてトラブルを未然に防ぐためにもオークションや個人取引は避けたほうが無難です。
初めての車に中古車をおすすめする理由
初めての車購入で気負ってしまい、いきなり傷を作ってしまったというのはよくある話です。新車であれば精神的なダメージも大きく後悔も大きいかもしれませんが、中古車なら「少しくらい」と割り切りやすいかもしれません。
また新車を購入するとなれば、納車までに1ヶ月~2ヶ月程度かかることもあります。一方中古車なら1週間~2週間程度で納車されることがほとんどです。精神的・金銭的な負担を軽くするだけでなく、納車までの期間が短いこともおすすめのポイントです。
まとめ
中古車販売店によっては、質の悪い車や事故車を売ろうとしてくる悪質な業者もいます。後悔の無い質の良い中古車を選ぶためには、信頼のおける業者を選ぶことが大きなポイントです。
全国展開するネクステージでは、お客さまが安心して中古車をご購入していただけるような環境づくりをしております。事故車を販売しないことはもちろんのこと、ちょっとした疑問にも丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談ください。