中古車購入から納車までの行程とは?遅くなるケースや短くする方法を解説!
購入から納車までの行程はどのような内容なのでしょうか。中古車の購入を検討している場合、納車までの流れは気になるものです。また、購入手続きを行った際は予定を立てるためにも納車期間を知りたいと考えるのではないでしょうか。
そのためこの記事では中古車購入からの納車までの「行程」を伝えるとともに、自動車検査証などの手続きに必要な書類、納車日を早める方法や遅くなる例について紹介します。
※目次※
・中古車購入から納車までの行程を知ることができます。また納車にかかる期間を紹介しています。
・納車が「遅くなるケース」「短くなるケース」についてや中古車購入時に必要になる書類の種類について知ることができます。
・軽自動車の購入を検討する場合、おすすめの軽自動車3選と購入すべき販売店を知ることができます。
中古車購入から納車までの行程とは?
中古車の購入を決めると、次に必要となるのは手続きです。車の購入では納車までに様々な行程を辿らなければなりません。中古車を初めて買うような場合は少々の不安も出てくるでしょう。契約から車を手にするまでの一連の流れを知るために、購入から納車までの行程を見ていきましょう。
購入の契約・書類手続き
予算と条件に合う候補車を見つけることができた後は契約・書類手続きに移ります。車の購入ではお金を払うだけではなく、さまざまな手続きを行う必要があり、契約・書類手続きは最初のステップです。
中古車販売店で購入する場合、所有者登録などの各種手続きは通常販売店で行います。そのため書類の不備、提出忘れなどがあった場合、納期が延びてしまうことがあります。
必要書類の中には発行までに時間を要するものもあるため、事前準備が必要な書類についてはあらかじめ販売店に確認しておきましょう。
納車前整備や車庫証明の取得
書類関係の中で最も発行に時間がかかるものが「車庫証明」です。車庫証明は警察署にて登録・申請をし、発行までに1週間程度かかります。大抵は販売店が代行して手続きをしますが、自分で手続きをすることも可能です。
しかし、申請と受け取りで少なくとも2回は警察署へ行かなくてはならないため、販売店にお任せすることをおすすめします。
なお、車庫証明は普通自動車の場合は必須ですが、軽自動車は地域によって車庫証明を提出する必要がない場合もあるため前もって確認しておきましょう。
納車前整備は販売店が行う整備のことです。納車前清掃や車検、法定整備など車が公道を走るために必要な点検、整備を行います。また法定整備に加え、店によっては独自整備してくれる店舗もあるため、サービスを望む場合はあらかじめ確認しておきましょう。
納車日を決める
販売店側で納車の目途が付つくと、納車日を決める行程に入ります。最終的な納車日は販売店と相談して決めていきましょう。
納車を急いでほしい場合は都合のつく日にちから「最短」の納車日を選びます。税金を節約したい場合、軽自動車は4月2日に登録または納車日を選びましょう。
自動車税は毎年4月1日に決まるため、その日以降なら税金を節約できます。普通乗用車は新規登録月の翌月から年度末まで月割りして支払うため約1カ月の節約が可能です。
中古車購入から納車までの期間
納車日は一般的に「1週間から2週間」程かかると言われています。納車までの期間は車検や車両状態、手続きによって変わるためかかる期間は一律ではありません。
購入する車両の状態が非常に良い、また車庫証明が不備なく提出されている状態であれば最短5日以内での納車が可能です。しかし車検が残っていない場合は数日、車庫証明の発行が済んでいない場合は1週間ほどかかるため、車両や書類の状態によって納車日は延びてしまいます。
また車両の状態が悪く補修個所が多い場合は、それ以上となることもあるため車を選ぶ時点から注意しておきましょう。
中古車購入から納車までが遅くなるケース
中古車の購入では納車の期間が遅くなる、または早まるケースがあります。新たに車を購入したのであれば早く乗車したいと思うものですが、場合によっては納車が遅くなることを留意しておきましょう。
少しでも早く納車を行うためにも納車が遅くなる原因について知っておきましょう。ここでは考えられるさまざま例を紹介していきます。
中古車販売店が忙しい時期に購入した場合
納車が遅くなる原因には中古車販売店の時期も関係します。忙しい時期は顧客が多くなるため、スタッフが一人に割けられる時間は短くなり思うように商談も進みません。そうなると必然的に納車を待つ人は増加します。
納車が遅れる可能性を考えると、早い納車を希望する人にとっては好都合とは言えません。繁忙期は全般的にスローペースとなることが予想されるため、車の購入は他の時期に変更した方がいいでしょう。
必要書類が全てそろっていない場合
必要な書類が全てそろっていない場合も納車は遅れます。書類の数が足りない、記載ミス、必要書類の提出が遅れるといった不備があった場合、各窓口に提出が遅れるためです。
平日しか手続きを行っていない窓口もあるため、土日や祝日が挟まることでさらに納車が遅れることになります。些細なことではあるものの、直接納車に関わるため書類は念入りに準備をしておきましょう。
書類は郵送することも可能です。しかし郵送を使用すると配達にかかる日数分の遅れが発生します。そのため納車を早くしたい場合はできれば直接販売店に提出しましょう。
車検が切れている中古車を購入した場合
車検が切れている車も納車が遅れる原因です。車検が切れている車は公道を走ることができません。そのため車検切れの中古車を購入した場合、車検を通しておく必要があります。その場合は車検にかかる日数は必要になると考えましょう。
車検は販売店以外でも通すことが可能ですが、移動にレッカー車を手配するなど手間と費用が掛かります。手間暇を考えるとそのまま販売店に依頼しておくほうが賢明です。また、車検は一般的に1~3日程度かかるため、納車を急ぐ場合は車検が残っている車の購入も検討しましょう。
想定外の不具合が見つかった場合
納車前整備の段階で不具合が発覚した場合も納車が遅れます。すぐに対処できるものであればさほど影響はありませんが、納車に影響が出るのは部品の取り寄せが必要となった場合です。部品によっては時間がかかる、休業日をまたぐことによる遅れも想定しておきましょう。
また、深刻な不具合だった場合は修理に時間が必要です。整備時間が長くなる分、納車日も延びていきます。
支払い方法でローンを利用する場合
車の支払い方法にローンを利用する場合も納車が遅れる要因です。ローン会社の審査は購入金額が決まった段階から始まるため、審査が終わるまでは納車日を決めることができません。また、銀行系のローンは審査期間が長いため納車を急ぐ時は注意が必要です。
納車日確定後に自己都合で早めることは難しい
販売店は各種準備などの行程をによって納車日を決めています。納車日を早めることで、販売店は各種手続きを前倒ししなくてはなりません。
整備が前倒しになると後のトラブルにつながるため、自己の都合で納車日を早めることは避けましょう。
納車日を決める際には余裕を持たせておくことがベストな方法ですが、いつまでに欲しいということを予め伝えておくこともできます。また、事前に準備できるものは用意しておくなどの工夫も効果的です。
中古車購入から納車までの期間を短くする方法
納車日が確定後した後に期間を短くすることは難しいですが、購入時であれば納車日を短くする方法があります。ここからは納車期間を短くする方法について見ていきましょう。
契約に必要な書類はあらかじめ準備
「必要書類が揃っていない」「書き損じある」など、書類に不備があると納車は遅れます。ミスを防ぐため契約に必要な書類はあらかじめ準備しておきましょう。
必要書類は「普通自動車」と「軽自動車」では違いがあるため注意が必要です。普通自動車の手続きでは以下の書類が事前に準備できます。
・実印
購入前に必要な物は実印です。実印は印鑑を市役所に登録することで準備することができます。
・印鑑証明
印鑑証明は実印を市役所に登録することで発行してもらえる書類です。印鑑証明も事前準備することができるため、あらかじめ発行してもらいましょう。
軽自動車の購入時に事前準備できる書類は以下になります。
・住民票
軽自動車の契約には住民票が必要です。住民票は市役所で発行することができます。
・印鑑(認印可)
軽自動車の契約は実印や印鑑証明ではなく、印鑑のみで契約が可能です。こちらも事前準備できるので、あらかじめ用意しておきます。
普通自動車・軽自動車で事前に準備できる書類は以下の書類です。
・車庫証明
車庫証明は通常販売店側で手続きを行いますが、発行までに時間がかかるため事前準備がおすすめです。特に賃貸の駐車場の場合は「不動産会社か貸主であるオーナーの署名と押印」が必要なため事前に用意しておくとスムーズに取引できます。
不動産会社によってはそちらで用意してくれることもあるため相談しておきましょう。また軽自動車では車庫証明が必要の無い地域があるため、事前に確認しておくことが大切です。
車検が残っている中古車を購入
納車期間を短縮するためには車検が残っている車を選ぶようにしましょう。この場合車検を行う必要がないため、その分の時間を削減することができます。
ただし、車検が残っている車は車検が無い車に比べ価格が高く設定されているので、予算によっては注意が必要です。また、車検の残り期間が短い場合は購入金額によっては損をする可能性があるため、さほど時間を空けず車検タイミングが来るようであれば費用を見比べて検討するようにしましょう。
状態の良い中古車を購入する
状態の良い候補車を購入することで納車日を早めましょう。車体に想定外の不具合が見つかるとケースにより納車日は大幅に延びることがあります。不具合が深刻な場合は1週間以上も納車日が延びるため、納車前整備の時間を短くするためにも車には状態の良い車を選びましょう。
ローンを利用するなら事前に審査を受ける
ローンをお考えの場合はローンの事前審査を受けておくことをおすすめします。ロ特に金融機関系のローンは審査時間が長いため、契約後の審査開始は納車を早めたい方におすすめできません。
事前審査は直接銀行などの店舗で申し込むことができますが、インターネットで申し込めるものもあります。また、購入車が決まっていない状態でも審査を受けられるものもあるため、購入を考え始めた時点から始めてもいいでしょう。
納車日を業者に合わせることができる
大安のような縁起の良い日、誕生日などの記念日などこだわりがない場合は納車日を業者に合わせましょう。
多くの顧客を抱える販売店では、希望日に納車が適わないこともあります。しかし、納車日を販売店に合わせることで最短納車がしやすくなるため、可能な限り販売店の都合に合わせるようにしましょう。
納車日を合わせることは前もって販売店に伝えておくことで販売店も納車日を選びやすくなります。
条件に当てはまる場合は軽自動車を選ぶ
普通自動車より軽自動車の方が納車日が早まる可能性があります。理由として車庫証明の必要が無い地域が多いためです。車庫証明は一般的に発行されるまで3日から4日かかるため、その期間分を早めることができます。
車庫証明がないため普通自動車より手続が簡単です。そのため書類ミスを防ぐことにも繋がります。環境や好みにあった軽自動車があれば購入も検討しておきましょう。
理由なく納車までの期間が遅いときは問い合わせをしよう
納車まで掛かる日数は遅くても2-3週間と言われていますが、中には理由なく遅れることもあります。納車が予定より1週間以上遅れている時は販売店に問い合わせてみましょう。
遅れる理由によってはトラブルを未然に防ぐこともできます。また販売店との距離が遠い場合は輸送に時間が掛かるため、納車を急ぐ場合は注意が必要です。
ネクステージおすすめの中古軽自動車3選
軽自動車は地域によって納車日を早くすると紹介しましたが、軽自動車の購入を視野に入れていなかった場合、どのような軽自動車を選んでいいのか悩むこともあるでしょう。
ここではネクステージがおすすめする人気軽自動車3選を紹介します。どの車両も軽自動車のイメージを覆す優れた特徴を持ち合わせているため、ぜひ選択肢としてご検討ください。
ホンダ N-BOX
ホンダN-BOXは室内の広さと使いやすさを併せ持った車です。室内長は224cmあるため大人4人が乗っても余裕をもてる広さがあります。
140cmの室内高は低学年の子供であれば立ったまま着替えることができるため、ファミリー層にも便利です。アウトドアを楽しみたい時は多彩なシートアレンジが役に立ちます。キャンプ用品などの荷物も楽に積み込むことができるため、普段使いはもちろん遊びにも適した車です。
N-BOXの中古車価格は約40万円から190万円です。比較的お手頃な価格帯が目立ちます。ボディカラーはホワイト系のプラチナホワイト・パールが多く、次点で目立つのがブラック系のクリスタルブラック・パールです。流通台数が多く年式・オプションなども豊富なため、さまざまな条件の車両がそろっています。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRN-BOXカスタムも人気
129.5 万円

G・Lホンダセンシング
禁煙車 純正ナビ バックカメラ 電動スライドドア Bluetooth ドラレコ ETC LEDヘッド/フォグ スマートキー 車線逸脱警報 誤発進抑制 ステアリングスイッチ サンシェード 純正アルミ
124.0 万円

G・Lホンダセンシング
禁煙車 純正8型ナビ バックカメラ 両側電動スライドドア ETC ドラレコ Bluetooth再生 フルセグTV アダプティブクルーズ コーナーセンサー LEDヘッドライト
90.7 万円

G・Lパッケージ
両側パワースライドドア SDナビ スマートキー CD/DVD HIDヘッドライト オートエアコン 横滑り防止装置 フォグライト オートライト 盗難防止装置 プライバシーガラス ステアリングスイッチ
114.9 万円

L
ホンダセンシング 禁煙車 SDナビ ETC ドライブレコーダー レーダークルーズコントロール 電動スライドドア LEDヘッドライト シートヒーター スマートキー 純正15インチAW Bluetooth
109.9 万円

G・Lホンダセンシング
SDナビ バックカメラ 禁煙車 ホンダセンシング アダプティブクルーズコントロール パワースライドドア フルセグ Bluetooth再生 ETC LEDへドライト
141.3 万円

G・Lホンダセンシング
禁煙車 SDナビ バックカメラ ETC ドラレコ Bluetooth再生 電動スライドドア LEDヘッドライト シートヒーター(前席) アダプティブクルーズ スマートキー 純正14インチアルミホイール
176.0 万円

ベースグレード
届出済未使用車 衝突軽減 レーダークルーズ シートヒーター コーナーセンサー レーンキープ LEDヘッド オートハイビーム 車線逸脱警報 誤発進抑制 オートライト オートエアコン 純正14インチAW
148.4 万円

G・Lターボホンダセンシング
純正ナビ バックカメラ ホンダンセンシング レーダークルーズ シートヒーター 両側電動スライド ターボ 革巻きステアリング ハーフレザーシート ドラレコ ETC 禁煙車
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※価格は支払総額
スズキ ジムニー
軽自動車でありながら本格的な4WDとして人気を集めるジムニーは、悪路でも快適に走行することが可能です。一見オフロードのみを得意にしているように見えますが、街乗りや高速クルーズでも十分な快適性を発揮します。アウトドアはもちろん、普段使いにも楽しい車です。
ジムニーの中古車価格は約70万円から265万円です。カラーバリエーションが豊富なため、好みのボディカラーを選びましょう。オフロードを楽しむことができる車ですが、全体的に状態の良いものが揃っています。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『ジムニー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ タント
タントは人気のスーパーハイト系ワゴンです。1,490mmもの開口部の広さを持つミラクルオープンドアを特徴としています。その広い開口部により、ベビーカーや家具・家電の積み込みも楽にこなせるためファミリー層にも人気です。
タントの中古車価格は約20万円から170万円と幅広い価格帯となっています。ボディカラーはブラック系のブラックマイカメタリックが多く出回っており、他に目立つカラーはホワイト系であるシャイニングホワイトパールです。
年式も2008年から2021年まで豊富に揃っているため好みの年式を選ぶことができます。
(2021年5月時点での情報です)
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
中古車を買うならネクステージへ!
中古車をお探しであれば豊富な在庫を持つネクステージをご利用ください。修復歴の無い車のみを扱っているので状態の良い中古車が豊富に揃っています。また購入後のアフターサービスも万全です。
ネクステージでは手続きに慣れたスタッフが多いため、さまざまな角度から車の購入をサポートいたします。豊富な経験から納車までの行程をスムーズに進めるため早い納車をご希望の方でも安心です。中古車全般に関するご相談はネクステージにお任せください。
まとめ
車を購入するためにはさまざまな書類と手続きが必要です。書類が揃っていないなどの不備があるとどうしても納車は遅れてしまいます。そのため前もって書類は揃えておきましょう。
車庫証明の必要が無い地域が多いため、軽自動車の購入も納車日の短縮に役立ちます。普通自動車へのこだわりがない場合は軽自動車も視野に入れてはいかがでしょうか。
ネクステージでは豊富な在庫、知識豊かなスタッフが中古車購入から納車までをしっかりとサポートいたします。また、取り扱い台数も多くご希望の車に出会いやすい環境を整えているため、是非ネクステージをご活用ください。