車の購入方法をレクチャー!買う流れや必要書類と支払い方法まとめ

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車の購入方法を
レクチャー!
買う流れや必要書類と
支払い方法まとめ

あなたの愛車、今いくら?30秒で無料査定を受ける 車の購入方法をレクチャー!買う流れや必要書類と支払い方法まとめ

車購入のPOINT!

  • 車の購入は難しそうに思えるが、それほどでもない。ただしっかりと考える
    ことは大切
  • 購入するお店のタイプやどの車にするか、購入費用の支払い方法をちゃんと
    決めよう
  • 車は購入するだけでなく多くの契約が必要。書類を不備なく準備しよう

車は地域や環境によっては生活必需品でありながら、高性能な車や高級な仕様の車は憧れの存在でもあります。
また、車は高額で購入の頻度も低いため、初めての方はもちろん何度も車を買い替えている方でも、
購入について疑問を持つことがあるのではないでしょうか。

この記事では、車の購入方法について、販売店を訪れる前から実際に納車されるまでの流れを解説します。
お店や車の選び方、必要な書類、購入費用を支払う方法についても説明しますので、参考にしてください。

目次

  1. 車の購入は難しい?
  2. 車の購入先ごとの特徴
  3. 購入する車の選び方
  4. 車の購入を決めるまでの流れ
  5. 車の購入手続きの流れ
  6. 車の購入時に使う書類の一覧
  7. 車の購入費を支払うときの選択肢
  8. よくある質問
  9. まとめ

車の購入は難しい?

車は家具や家電とは異なり、お店に行ってその場で買って持ち帰るというようなことはできません。
車の購入にはさまざまな手続きがあり、それに関する書類も必要になります。
そのため、手続きを面倒に感じて購入をためレっている方もいるかもしれません。

ここでは車を購入する際の大まかな流れや心構えなどのポイントを解説しますので、
欲しいと思った車がスムーズに購入するために覚えておきましょう。

プランを立てるのが大切

買い方自体は簡単

実際に車を購入する際は、主に以下のような流れで進みます。

  • 販売店で実車を確認し、
    購入する車を決定
  • 見積もりを作成してもらう
  • 契約
  • 納車

契約に際して必要な書類の準備や保険の手続きに関しては、お店のスタッフが取得方法や期限など詳しく説明してくれるため、特に難しいことはありません。

ただし、購入する車を選んだり、必要書類を集めたりする際には、予算と希望条件のすり合わせや役所とのやり取りなどで時間がかかる場合があります。

車を購入するまでの流れ

  • 購入する車を
    決定

    購入する車を決定の画像
  • 見積もり作成

    見積もり作成の画像
  • 契約

    契約の画像
  • 納車

    納車の画像
プランを立てるのが大切

プランを立てるのが大切

車は決して安い買い物ではありません。購入時だけでなく、購入後も自動車税や保険料、車検代、ガソリン代などの維持費がかかります。また、支払い方法でローンを選択した場合は、維持費に加えて毎月代金を返済しなければならず、月の出費を大幅に増やすことになります。

このように、車の購入はライフプランに大きく影響しますので、購入する際は購入後の金銭的状況などを考慮し、無理のない範囲で車種などを決めることが必要です。

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車の購入先ごとの特徴

車の購入も基本的には販売店で行なうことになりますが、販売店といっても車の場合はいくつかの形態があります。
代表的なものはディーラーと呼ばれる正規のメーカー販売店があり、中古車の場合は中古車専門の販売店があります。

ここでは、販売店の形態による特徴や違いについて解説します。
車を選ぶ前に販売店についての知識を押さえておくと良いでしょう。

ディーラー
新車が買えるメーカー正規販売店

車の購入先で最もメジャーなのは、自動車メーカーが販売やメンテナンスを認定したディーラーです。ディーラーは、自動車メーカーの認定を受けているだけあり、自社製品の情報が豊富で細かなところまで相談しやすい雰囲気があります。メンテナンスのフォローも万全にしてくれるため、手厚いサポートを受けながら車を購入できるでしょう。

ただしメンテナンスの質が高い分、車検などの価格は少々高くなる傾向にあります。質の高さを取るか、安さを優先するかはよく考える必要があります。

サブディーラー
各ディーラーから仕入れた
新車が買える

サブディーラーは、特定の自動車メーカーと契約を結んでいない販売店です。ディーラーとは異なり、さまざまなメーカーを取り扱っている特徴があります。また、地方での軽自動車の販売で多い例ですが、修理工場がメーカーの看板を掲げている場合もあり、こちらもサブディーラーと呼ばれます。

安く購入しやすい特徴もあり、メンテナンスでは互換パーツを使用することで経費を抑えられることもあるでしょう。

一方で、十分な保証を得られない場合があるというデメリットがあります。また、制御系のコンピューターなどメーカーが対応するメンテナンスは、ディーラーよりも納期が遅くなる可能性がある点にも注意が必要です。

中古車販売店
お得な中古車が買える

中古車販売の良いところは、なんといってもリーズナブルに車を入手できることです。ディーラーでも中古車は扱っていますが、中古車販売店は専門で扱っているだけに取り扱うメーカーや車種に制限がなく、選択肢の幅が広がります。同じ車種で比べた場合、中古車であればオプションつきの車やグレードの高い車を検討可能です。

反面、コンディションが一定でないのがデメリットとなります。定期点検記録簿をチェックすれば、メンテナンスの状況はある程度把握できますが、過去のオーナーの乗り方まではわからないので、状態を完璧に把握するのは難しいでしょう。購入を検討するときは、信頼できる中古車販売店を選ぶ必要があるといえます。

オークション
中古車を落札して買える

業者専門の自動車オークションの参加を代行してもらう方法もあります。あらかじめ条件を伝えておき、それに合う車を落札してもらう流れです。自動車オークションには多くの車が出品されるので、希望通りの車を見つけられる可能性は高くなります。信頼できる販売店に依頼すれば、状態の良いものを探してもらえるでしょう。

しかし、現物を確認できず返品ができないことや悪徳業者も存在するため、リスクがあることもしっかりと踏まえておくことが大切です。中古車の購入に慣れている人やトラブルに対応できる人でなければ避けた方が無難でしょう。

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購入する車の選び方

購入店と共にどのような車にするかも大切です。
用途によってサイズや乗車定員も違ってきますし、欲しいと思った車があっても予算内に収まっているかどうかは重要です。

ここでは、車の選び方について、予算や用途などによるポイントを解説します。
こちらを参考にして、自分に合う車を探してみましょう。

予算は年収の半分を目安にする

POINT 01
予算は年収の半分を目安にする

車の購入予算を決めるときは、自分の年収の半分程度にしておくのがおすすめです。高すぎる金額を予算として設定してしまうと、その後の支払いで生活が圧迫される恐れがあります。

また、車には燃料費や各種保険料など、多くの維持費がかかることも考慮しておきましょう。快適に暮らすための道具である車のために、生活が困窮してしまっては意味がありません。

乗車定員や目的によってボディタイプを選ぶ

POINT 02
乗車定員や目的によってボディタイプを選ぶ

どの車種にするかを選ぶ際には、乗車人数や乗る目的に合わせて考えましょう。例えば5人以上の家族の場合、4人までしか乗れない軽自動車は選択肢から外れることになります。

買い出しに使うことが多いなら、ミニバンやスーパーハイトワゴンのように荷物を載せるスペースが大きいタイプが良いでしょう。アウトドアやレジャー目的であれば、オフロード車や長距離ドライブに適した車を選ぶのも良いでしょう。

新車にするか中古車にするかを選ぶ

POINT 03
新車にするか中古車にするかを選ぶ

新車はシートの種類やサンルーフといったオプションを自分で選べるので、自分好みの車が手に入ります。また、エコカー減税の対象となる車が多いのも魅力的なポイントのひとつです。

中古車はリーズナブルに入手できるだけでなく、選択肢が多くなるのが何よりも嬉しいところです。また、新車は納期がある程度かかりますが、中古車であれば希望の車が店舗にあれば短期間での納車も可能です。

条件の優先順位をつける

POINT 04
条件の優先順位をつける

条件を決めた後は、その条件に優先順位をつけましょう。全ての条件を完全に満たす車を探すのは難しいものです。優先順位を決めることで、欲しい車が明確になります。

「予算を優先し新車にこだわりすぎない」「家族全員が乗れることを優先して多少の予算オーバーには目をつむる」といった判断ができるようにしておくと、車選びが円滑に進むでしょう。

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車の購入を
決めるまでの流れ

車種や購入する店舗を決めたら、いよいよ実際の購入への行動に移ります。
すぐに購入ができるというものでもないので、あせらずにじっくりと進めていくことが大切です。

ここでは店舗への訪問から見積もりや商談について、順を追って説明します。
高い買い物なので、間違いないように進めていきましょう。

在庫の確認をして
お店を訪問する

まずは、店舗に連絡して在庫を確認しましょう。実際に訪れても確認しても問題はありませんが、先に連絡すれば無駄足を踏まなくて済み、その分多くの車を検討できます。

お店では少しでも疑問に思うことがあればどんどん質問しましょう。このとき、お店の人に自分の希望条件をしっかりと伝えるためにも、車の条件決めはしっかりとしておきましょう。

見積もりを取る

車の在庫を確認していきなり購入を決めるのではなく、まずはしっかりと見積もりを取りましょう。具体的な価格がわかったら、再度予算と相談してみてください。価格がわかればローンのシミュレーションもできるようになります。今後の生活を圧迫することはないか、じっくりと検討してみましょう。

商談する

欲しい車が決まったら、商談に進みます。商談では車の状態をしっかり確認し、オプションや保証の内容を確認しましょう。特に中古車の場合、年数や走行距離、修復歴など基本情報に加えて、車内の臭いや汚れ、歪みなども合わせて確認したほうが良いでしょう。

また、オプションや保証内容の中には、自分で対応が可能だったり、あまり必要がなかったりするものもあるかもしれません。そのような場合、必要最低限の内容に絞ると節約できます。

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車の購入手続きの流れ

購入する車が決まり、契約を済ませる段階になったら必要な書類を用意しましょう。
車を所有する際に必ず加入することになる自賠責保険をはじめ、さまざまな契約が必要になり、
購入費用の支払いについても考えなくてはなりません。

ここでは、購入の最終段階での必要な書類や行動について解説します。
納車されたときのことについても説明しますので、心構えを準備しておきましょう。

必要な書類を
集める

車の購入にはたくさんの書類が必要です。販売店側が用意する書類も含めると「印鑑登録証明書」、「車検証」、「自賠責保険証」、「委任状」、「車庫証明書(普通自動車のみ)」が必要になります。

これに加えて印鑑も必ず持参しましょう。それぞれの書類の詳細な内容や、発行場所は後ほど解説します。

契約する

必要書類をそろえたらいよいよ契約です。後々のトラブルを防ぐためにも、売買契約書は隅々までチェックしましょう。支払価格や条件、車検の有無や購入後のサポートなども確認しておくことがおすすめです。

契約書内に何か修正した跡がある場合は、担当者にしっかりと聞きましょう。行き違いがあるかもしれません。

支払いをする

契約を結んだら、代金の支払いをします。支払い方法は大きく分けて以下の3種類です。

・現金一括
・ローン
・残価設定型クレジット

特にローンや残価設定型クレジットの場合は長く支払っていくことになるため、しっかりと条件を確認しておきましょう。それぞれのメリット、デメリットについては、のちほど詳しく解説します。

納車を待つ

支払いが済めば、その後は納車を待つばかりです。契約から納車までは数か月かかります。車種や状況によってはさらに時間がかかることもあるので、販売店に確認してみましょう。

また、車が届いたからといって安心は禁物です。まずは車体に傷はないかを確認し、内装もチェックします。エンジンを起動させて、エアコン、オーディオ、ナビゲーションといった電気系統も問題がないことを確認しましょう。

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車の購入時に使う
書類の一覧

車の購入にあたっては契約とともに多くの書類が必要です。
購入時の状況によって必要な書類が変わり、どれも普段使い慣れていないものばかりで戸惑うこともあるでしょう。

ここでは、「下取り」などをせずに購入する場合を例として、購入時に必要な書類について紹介します。
書類について確認して、契約時のトラブルがないように準備しておきましょう。

印鑑証明書

印鑑証明書

普通自動車は資産として扱われることから、購入の際には印鑑証明書が必要になります。取得は住んでいる自治体の役所の窓口でできますが、マイナンバーカードを利用することでコンビニエンスストアでも入手可能です。

取得には、事前に登録した印鑑登録証と本人確認書類と合わせて手数料300円ほどが必要です。

車庫証明書

車庫証明書

車の購入には、車両を保管する場所を証明する必要があります。その保管場所について管轄する警察署に申請するための書類が車庫証明申請書です。発行は管轄の警察署ですが、用紙はディーラーで用紙してもらえる場合もあります。

注意点としては、自宅から保管場所が2kmを超える場合は申請できないこと、保管場所の寸法が車両より大きい場合も申請できないことなどです。

委任状

委任状

購入した車を購入者自身の名義にするためのさまざまな手続きを代行してもらうために必要なのが委任状です。通常車を購入する際はディーラーなどの販売店が手続きを代行するため、手続きの数だけ委任状が必要になります。

必要な部数や書き方などは販売店が手配するので、必要事項を間違いなく記入するようにしましょう。

車の購入費を
支払うときの選択肢

手続きとともに重要なのは、購入費用の支払い方法です。
大きく分けて「現金一括払い」「残価設定型クレジット」「ローン払い」の3種類があります。
自分にとってどの方法が合っているかを考えながら選びましょう。

ここではそれぞれの方法についてメリットやデメリットを解説します。
大きな金額の支払いになるため、良く比較検討して無理のない方法を選びましょう。

01.総額が安くなる
   「現金一括払い」

総額が安くなる「現金一括払い」

メリット

現金一括払いは金利を払わずに済むため、支払いの総額は安い傾向があります。支払いを終えた時点で、すぐに自分が所有者になれることも利点といえるでしょう。

デメリット

デメリットは、やはり一度に大きな費用が手元からなくなることです。不測の事態になったとき、手元にまとまったお金がないということにならないよう、しっかりと考えたうえで選択しましょう。

02.毎月の支払金額を
   抑えられる
   「残価設定型
   クレジット」

毎月の支払金額を抑えられる「残価設定型クレジット」

メリット

少々仕組みが複雑なのが、残価設定型クレジットです。あらかじめ支払いの総額から手放すときの残存価値を差し引き、残りの金額を分割して支払う方法となっています。
最近個人向けも普及してきたカーリースに近い支払い方法ですが、オプションを含めた車両価格のみがクレジットの対象のため、税金や点検などの諸費用は別に支払う必要があります。

400万円の車を購入し、買取予定の5年後の残存価格が100万円とされた場合、400万円から100万円を引いた300万円を支払っていきます。返済金額を抑えられるのが最大のメリットです。

デメリット

ただし、手放すときに残存価格での買取が難しい場合は、差額の支払いが生じます。残額を全て支払わないと自分の所有物になるわけではないことも覚えておきましょう。

03.購入時の出費を
   抑えられる
   「ローン払い」

購入時の出費を抑えられる「ローン払い」

メリット

車を購入する際、支払い方法としてよく選ばれるのがローンによる分割払いです。一度に多額の現金を用意する必要がなく、誰でも利用しやすい方法といえるでしょう。

カーローンには、主にディーラーローンと銀行系ローンがあります。金利や審査の通りやすさなどが異なるため、自分が希望する車種や住宅ローンの利用状況などを考えて、ローンを組む場所を決めると良いでしょう。

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よくある質問

車を一括払いで買うデメリットは何ですか?
車を一括払いで購入するデメリットは、大きな資金が一度に必要となり、他の支払いや生活に影響を与える可能性が挙げられます。貯蓄が減ることからも、一括払いでの車の購入を検討する際には、資金計画やリスク管理を十分に考慮しましょう。
車を買うときは何をすればいいですか?
車の購入計画を立てるときには、予算の上限を決めておくことが大切です。生活に影響が出ない範囲で車を選べば、スムーズに新しいカーライフを始められます。車選びをする際には、使用目的を明確にしておきましょう。

買い物がメインの場合には、経済性に優れたコンパクトカーや軽自動車がおすすめです。一方で週末や休日のアウトドアとして使用するなら、居住性に優れたモデルが使いやすいでしょう。また、車を管理する場所の確保も必要です。
車を買う時の支払い方法は?
車を購入する際の支払い方法には一括払い、ローン、リースの選択肢があります。一括払いは資金を一度に支払うため負担が大きいですが、ローンは分割払いで無理なく返済していくことが可能です。

しかし、ローンは利息が発生するため返済期間に気をつけなければなりません。リースは一定期間レンタルし、毎月一定額を支払いますが、所有権がなく返却時に追加費用が発生する可能性があります。

まとめ

車の購入は大きな買い物です。必要な手続きや書類も多く面倒に思うこともあるでしょう。しかし、手続きについては販売店が教えてもらえますし、書類も必要なものは用意してくれるので、必要以上に怖がることはありません。

それよりも、自分の使い方や予算を考えて、それに合う車を選ぶことや購入する店舗、支払い方法などをしっかりと考えて、契約の際にトラブルや不安がないようにすることを考えましょう。事前の準備をしっかりとすれば車の購入がさらに楽しいものになるでしょう。

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ライタープロフィール

岩本 佳美IWAMOTO Yoshimi

突然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。
愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、
サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。

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