未成年も中古車が購入できる!必要書類と購入時のポイントをチェックしよう
未成年や学生でも中古車を購入することは可能です。しかし、成人に比べて必要な書類が増えて手続きも複雑になるため、何から準備したら良いか悩んでしまう方も少なくありません。
そこで、今回は未成年や学生が中古車を購入する上で、必要な書類や手続きについて細かく紹介します。初心者におすすめしたい車種も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・未成年や学生が中古車を購入する際に必要な書類の理解を深めよう!
・中古車購入時にかかるトータル費用とローンの仕組みを理解しよう!
・未成年の中古車購入におすすめな5つの車種をご紹介!
未成年や学生でも中古車購入はできる!
未成年や学生でも中古車購入は可能です。しかし、ほとんどのディーラーや中古車販売店では親の同意書や同伴が必要になるため、保護者の許可がなければ中古車を購入することはできません。ここでは、なぜ親の同意が必要になるのか具体的に解説していきます。
親(法定代理人)の同意が必要
未成年保護の法律とは「民法第5条」です。この条文内に「未成年者が契約などをするには、その法定代理人の同意を得なければならず、同意を得ないでした契約は未成年者本人や法定代理人が取り消すことができる」とあります。ただし、婚姻経験のある未成年者は、成年者とみなされるので同意は必要ありません。
この法律によって「契約の解約」「支払い義務の解消」「返金請求」「返品」が可能です。トラブルを回避するためにも、保護者の許可を得ておきましょう。また、大抵の販売店ではトラブル防止のために、最初に未成年への販売についてや親の同意等の案内をしているケースがほとんどです。
販売時にも親の同伴が理想
販売時にも親の同伴が理想的です。お店側も、例え親の同意書を持っていたとしても未成年との取引のはトラブルに繋がるリスクが高いと考えています。そのため、出来る限りトラブルを回避できる方法で売買を進めたいところです。
また、未成年は成人に比べて必要な書類が増えるだけでなく親の同意書も必要になります。親同伴であれば契約時の説明を一緒に聞いてもらえるだけでなくその場で親に納得してもらえるため、後々のトラブル防止にも有効的です。お店側も親同伴の方が安心して契約できるため、契約作業がスムーズに行えます。
未成年や学生が中古車を購入する際の必要書類は?
未成年や学生が中古車を購入する際は、成人に比べて多くの書類が必要です。また、購入する車が普通自動車か軽自動車かによっても必要となる書類が異なりますので詳しく確認しておかなければいけません。
ここでは、実際に未成年が車を買うときにはどのような書類が必要かについて、普通自動車と軽自動車に分けて解説します。
普通自動車の場合に用意する書類
新車や中古車等の普通自動車を買う時には、軽自動車と違って必要な書類が多く必要です。さらに未成年となると必要な書類は増えます。
委任状 |
戸籍謄本 |
実印 |
親権者の実印が押印された同意書 |
車庫証明書 |
親権者の印鑑登録証明書 |
印鑑証明書 |
|
基本的に普通自動車の購入は、親権者の同意がなければ車の所有者になることはできません。そのため、成人が購入する際に必要な書類に加えて戸籍謄本、親権者の実印が押印された同意書、親権者の印鑑登録証明書まで準備する必要があります。
しかし、未成年でも結婚している場合は、親の同意なく車の所有者として登録できケースがあります。2022年には結婚できる年齢と成人年齢と統一されるため、それまでの期間はこのようなケースも存在します。
(参考:『新規登録|国土交通省』)
軽自動車の場合について
普通自動車と比較すると、軽自動車やバイクの場合は、親の同意書がなくても自分名義での購入が可能なため必要書類は少なくなります。軽自動車検査協会のホームページでも「未成年の方でも車検証上の使用者・所有者になることは可能です。その際、保護者の同意は必要ありません」と説明しています。
そのため、戸籍謄本・親権者の実印が押印された同意書・親権者の印鑑登録書を用意しなくても所有者登録ができるのです。しかし、お店によってはトラブル防止のために保護者の同意を求められるケースがあるため、その場合はお店のルールに従えば問題ありません。
必要書類はダウンロードも可能
必要な書類の一部は販売店舗や公的機関のホームページなどからダウンロードして、事前に準備することが可能です。例えば、販売店舗によってはホームページにて親権者の実印が押印された同意書をダウンロードすることが可能なため、事前に用意することができます。
また、印鑑証明書などは、各市区町村役所のホームページから交付申請書をダウンロードすることができるため、あらかじめ準備しておくとスムーズに申請できます。
未成年が中古車を購入する時にかかる費用の目安
これから中古車の購入を検討する際に、どのぐらいの費用が掛かるのか気になるものです。車は購入後にも維持費としてたくさんの費用がかかるため、事前に把握しておきましょう。ここからは車購入時にかかる費用と維持費としてかかる税金や保険料、手数料などについて詳しく解説します。
未成年という理由から中古車価格が高くなったり納車手数料が上がったりすることはありませんが、購入後に必要になるお金を見据えながら車種をことも大事なポイントです。
車両本体価格
車両本体価格は車両のみの価格のことを指し、選ぶ車種や年式、状態や走行距離によって価格は様々あります。例えば、N-BOXの中古車は車両本体価格は80万円台から150万円台まであるため、価格を一概には言えません。価格が安いものは年式や状態が古く、走行距離も比較的長いものまで様々です。
一方で、150万円台では年式や状態が新しく走行距離も短いものが増えてきます。このように、年式、状態や走行距離によって車両本体価格は様々なのです。
税金や保険料
車を購入すると様々な税金や保険料が必要になります。以下が車の購入時に課される税金です。
・自動車税:車の排気量に応じて課される税金のこと
・自動車重量税:車の重量に応じて課される税金のこと
・環境性能割:燃費性能に応じて課せられる税金のこと
・消費税:車両価格に課せられる税金のこと
また、税金に加えて自賠責保険にも加入しなければなりません。購入する車種によって税金や保険料は変わってくるため、車の購入前には維持費がどのぐらいになるか確認しておきましょう。
手数料など
車の購入には手数料などが必要になる場合があります。手数料は主に「登録費用」「車庫証明費用」「整備費用」「納車費用」「下取り費用」の5つです。しかし、納車費用に関しては、自ら店頭へ出向くことで費用を抑えることができます。
また、下取り費用に関しても、中古車専門店に買取してもらうことで抑えることが可能です。購入者の状況によって手数料の金額が変わっるため、目的や状況に合わせて販売店に確認することをおすすめします。
未成年が中古車購入でローンを組むには
新車より低価格で購入可能な中古車ですが、予想していたよりも高額になることも少なくありません。そのような時は分割で支払えるカーローンをおすすめします。
未成年が中古車購入でローンを組むことは可能です。しかし、ローン会社の審査に受かる必要があります。また、未成年はローンを組む場合も保護者の同意が必要になるなど、いくつかの条件を満たさなければなりません。そこで今回はローンを組むために必要な条件について紹介します。
定期的な収入を得る
車の購入時にローンを組む際は、未成年に限らず定期的な収入を得ることが必要です。ローン会社から借りたお金は、毎月分割して返済しなければなりません。定期的な収入がない場合は安定した返済が見込めないため、返済能力がないと見なされて審査に落ちてしまいます。
しかし、定期的な収入があれば未成年でもローンを組むことが可能なケースがあります。特にアルバイトや会社員などで定期的な収入を得ている場合、それを証明することで審査を有利に進めることができます。
予算や購入したい車を絞る
予算を決めておき、購入したい車を絞っておくことも大切です。ローンは借りる金額が高ければ高いほど審査が厳しくなり、高額なローンの場合は落ちる可能性が高まります。そのため、自分の収入に合った車選びが重要です。
また、ローンの期間はプランにもよりますが、およそ6~8年に設定されることが一般的と言えます。未成年で買った場合は20代~30代が支払い期間となるため、今後の人生にも少なからず影響を与えるといっても過言ではありません。そのため、親と車の購入について話し合う際はライフプランと共に説明をすることで理解を得られるでしょう。
親権者の同意を得る
未成年はローンであっても民法上契約を取り消すことができるため、ローン会社も同様途中で契約を解消されると不利益となってしまいます。そのため、ローン会社は契約時に親権者の同意書を求めることが通例です。
また、未成年の場合はローンを組む際に保証人を立てる必要があります。未成年は継続的にローンを支払える力があると見なされてはいないため、大抵のローン会社では保証人を必要とするのです。
未成年の間は、売買などの法律行為に対する同意権が親権者にあります。そのため、車両購入やローン組みには親権者の同意や保証人立ては避けて通れないことを覚えておきましょう。
未成年の中古車購入におすすめな5つの車種
初めての車選びは何を基準に選んだらよいか悩んでしまいます。未成年の場合、運転経験が少ないため、運転しやすく、安価で維持費も安い、中古車がおすすめです。
ここからは中古車購入におすすめな5つの車種について紹介します。コスパの良さはもちろん、運転のしやすい車種などもありますのでぜひ参考にしてください。
ホンダ:N-BOX
N-BOXの中古車価格帯 |
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中古車価格帯(税込) |
45万9,000円~183万8,000円 |
4年連続国内新車販売台数 第1位の圧倒的な人気を誇るホンダ「N-BOX」は、軽自動車でありながら車内は普通自動車を上回ることもあるほど広々としています。
N-BOXはホンダ独自の発想で設計されており、軽自動車の中では最大級の室内の広さであることに加え、厚さや肌触り、柔らかさまで徹底追及したシートは様々なシーンで体をやさしく包み込み、車内空間はストレスを感じさせません。
シートアレンジも多彩で自転車を積み込むことも可能です。57㎝も動かせる助手席のスーパースライドシートは後席へのアクセス、運転手でも後部スライドドアからの乗り降り等も簡単になり車内を存分に使えるようになります。
また、中古車市場の相場はモデルによって異なるものです。2013年式で走行距離が5.3万kmであれば約79万円の価格ですが、2018年式で走行距離が2.2m万kmになると約119万円となります。同じN-BOXでも40万円もの差があります。
(2021年4月時点の情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ:ワゴンR
ワゴンRの中古車価格帯 |
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中古車価格帯(税込) |
15万9,000円~123万9,000円 |
N-BOXの発売以前に軽自動車界のトップをリードしてきた車がスズキ「ワゴンR」です。ハイトールなボディ形状で広い室内空間を実現した最初の軽自動車です。
スズキワゴンRも広い車内空間が特徴的なトータルワゴン型の軽自動車となります。運転する際に視界をよくするための工夫や操作しやすいコックピットデザインとしているため、運転が不安な方でも安心して運転することが可能です。
ワゴンRは常に最新技術が投入される車種なのでモデルチェンジも多くされています。そのため、中古車市場の相場にそこまで違いはありません。年式2019年式で走行0.5万kmであれば約86万円、2017年式で走行1.6万kmになると約72万円になります。このように年式が違っていても少ない金額差で探せる場合があります。
(2021年4月時点の情報です)
(参考:『ワゴンR(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ:タント
タントの中古車価格帯 |
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中古車価格帯(税込) |
29万9,000円~181万3,000円 |
軽自動車枠ではさらに全長や全幅を伸ばせない中、全高を伸ばすことで室内空間を広げた「スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立させたのがダイハツ「タント」です。タントはセンターピラーレスとスライドドアを採用して、乗り降りのしやすさで他車より一歩先を行く車でもあります。
また、足元が広く頭上も高く設計されているため、車内の居住性や実用性が確保されているのが特徴です。また、DIYなどで車内をアレンジして楽しむこともできます。
ダイハツタントの中古市場は最新モデルが多い傾向にあり、約100万~150万円が相場です。
(2021年4月時点の情報です)
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRタント・タントカスタムの中古車
トヨタ:アクア
アクアの中古車価格帯 |
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中古車価格帯(税込) |
35万9,000円~169万9,000円 |
アクアはトヨタが開発したハイブリットカーであり、2021年で新車発売から10年を迎えます。燃費性能に優れており、カタログ燃費では34.4km/Lと燃費性能において非常に優秀です。車体の高さが低い分ワゴン型に比べて車内は狭くなってしまいますが、低重心で走行できるため揺れによる影響が少なく爽快な走りを堪能することができます。
アクアは登場してから期間が経っているため中古車市場の流通は多く、様々な年式や走行距離から予算に合わせて選ぶことが可能です。価格は約80万~150万円が相場となるため、リーズナブルな価格帯もアクアの良さと言えます。
(2021年4月時点の情報です)
(参考:『アクア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
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日産:マーチ
マーチの中古車価格帯 |
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中古車価格帯(税込) |
9万9,000円~79万9,000円 |
1982年に世界に通用するコンパクトハッチバックモデルとして登場し、現在も日産の代表的なモデルとして存在しているのがマーチです。現在の4代目はより使い勝手の良いコンパクトハッチバックモデルとして2010年に登場しました。
日産のマーチは丸いシルエットが特徴です。その可愛らしいボディは若い世代からシニア世代まで人気があります。また、可愛らしいデザインでありながら、ボディ剛性や耐久性に優れているため、事故から身を守るという点でも優秀です。
マーチの中古車は最新モデルであっても100万円以下の価格になるため、全体的に価格が安い傾向にあります。中でも、2018年式で走行距離が2.3万kmを走る中古車でも約49万円とコストを抑えたい方にはぴったりです。
(2021年4月時点の情報です)
(参考:『マーチ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
未成年でも車を購入することは可能ですが、大抵はの親の同意が必要となるため事前に親に相談しておくことが大切です。また、収入や支払いの面から新車よりも中古車の購入がおすすめと言えます。
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