車を予算300万円でローン購入するコツは?中古車購入時の疑問も解決
車を購入したいと考えた時、購入予算をはじめとするお金のことを考える方は少なくないでしょう。一般的に車の購入予算は、年収の50%または総額で200万円~300万円が相場と言われています。
ローンで車を購入する場合は、日々の生活費に返済額が上乗せされるため返済計画をきちんと立てることが大切です。この記事では、車を300万円の予算でローン購入する場合の流れや、気を付けたいポイントなどをご紹介します。
※目次※
2.車を予算300万円でローン購入する際に気を付けたいポイント
・車の購入時は「車両本体価格+諸費用」の支払いが必要。
・300万円の車をローンで購入する際は、いくつか気を付けるべきポイントがある。
・予算300万円で希望の車を購入するなら、ネクステージで探そう!
車を予算300万円でローン購入する場合の流れ
ローンを利用して予算300万円の車を購入する場合、どのような手続きを行えば良いのかわからず不安に感じる方もいるでしょう。あらかじめ全体像を把握しておくと、手続きがスムーズに進むだけでなく、トラブルが起きた時に対処しやすくなります。
ここでは、ローンで車を購入する場合の流れについて解説しますので、ぜひ車購入の際の参考にしてください。
300万円の予算で購入できる車両を絞り込む
まずは、予算内で購入できる車種を絞り込むところから始めましょう。自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶと見つけやすくなります。例えば、メーカー・色・デザイン・性能・装備・乗車人数・乗りこなせるサイズ感・駐車スペースに合った車両サイズなどです。
乗り出しに必要な予算は、「車両本体価格だけ」ではなく「車両本体価格+登録諸費用+維持費」となります。その点も考慮した上で、慎重に車両を選んでいきましょう。
見積もり作成を依頼し説明を受ける
購入したい車が決まったら、販売店に見積書を作成してもらいましょう。見積書には、車両本体価格・諸費用が書かれています。諸費用には法定費用や手数料、点検費用などが含まれていることが一般的です。
法定費用は金額が決まっているため、どの販売店でも同額になります。また、車の状態だけでなく支払いについてもきちんと説明を受け、理解しておくことが大切です。不明点はできるだけ残さないように、担当者に質問をしておくと安心して購入できるでしょう。
申し込むローンの詳細を決める
カーローンには複数の種類があり、仕組みや金利、審査基準などがそれぞれ異なります。カーローンは主に、ディーラーローン(信販系カーローン)、記入機関系カーローンの2種類です。
・ディーラーローン……ディーラーが提携している保証会社や信販会社、クレジットカード会社などが提供。新車購入と同時に申し込めるため、手間がかからないことが特徴。所有者は借入先の信販会社やディーラーとなる。
・金融機関系カーローン……銀行・信用金庫などが提供。使い道が自動車に関わる利用に限定されている。自動車の所有者(名義人)は購入者となる。
ディーラーローンは、銀行系カーローンよりも審査に通りやすいと言われています。しかしその半面、金利が高めだったり返済期間が短かったりと、負担が大きくなる場合もあるので注意が必要です。
任意で仮審査を申請する
ローンの審査が通るかどうか不安な方は少なくないでしょう。いきなり本審査を受けるのが不安であれば、その前に仮審査を受けてみてください。仮審査で得られるメリットを3つご紹介します。
・信用情報機関に審査履歴が残らない
・本審査よりも短期間でローン審査結果を知れる
・借入可能額の目安が分かる
仮審査は必須ではないものの、信用情報に履歴を残さずに借入可能額の目安を調べられます。また、本審査は1週間~2週間程度かかるのに対して、仮審査は3営業日~7営業日ほどで結果が分かるため、いくつかのローンを比較したい方にもおすすめです。仮審査の結果次第でローンを組む金額や購入したい車種の見直しなどできるため、いざ購入するとなったときに慌てずに済みます。
本審査の申請と契約
実際にローンを組めるかどうかを正式に審査するのが本審査です。金利や借入可能額は本審査で確定するため、仮審査が承認されても本審査では審査が通らない場合もあります。
最後まで手続きをきちんと行えるよう、詳細をきちんと確認して申込書は正確に記入しましょう。本審査に必要な書類は以下の通りです。
・運転免許証やパスポートなど本人確認書類
・見積書や契約書など資金使途が確認できる書類
・所得証明書類(源泉徴収票・住民税決定通知書・確定申告書など)
・健康保険証など勤務先の勤続年数を確認できるもの
・銀行印
ローンを申し込む信販会社や銀行によって必要書類が変わることがあります。また、銀行系カーローンでは銀行口座の開設が必要になる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
入金を確認し代金の支払いを行う
手続きが完了し、本審査に通過すれば借入金が口座に振り込まれます。その際、自分の口座に振り込まれて自分で販売店に支払いをするのか、銀行から直接販売店に代金が振り込まれるのかは状況に応じて異なるでしょう。事前に借入条件を確認し、販売店に伝えておくとスムーズです。
また、自賠責保険は法律によって加入が義務付けられていますが、任意の自動車保険は自分で加入する必要があります。事故のリスクを考えると、任意保険に加入したほうが賢明です。納車までのスケジュールも販売店と確認しておきましょう。
車を予算300万円でローン購入する際に気を付けたいポイント
予算300万円で車をローン購入すると決めていても、きちんとローンについて下調べを行わないと、思い通りにならず困ってしまうかもしれません。契約が済んでから後悔しないよう、ローンの組み方のポイントを押さえておきましょう。
ここでは、気を付けたいポイントについて4つ解説しますので、ぜひ参考にしてください。
借入上限が最大値になるとは限らない
借入上限が「10万円以上500万円以内」と表示されているローンでも、最大値の500万円が借入できるわけではありません。ローン会社によってさまざまですが、ローンの種類、過去の信用情報、現在の借入状況、申込者の収入、返済能力などを総合的に判断した結果、借入金額が決定されます。
そのため、希望金額が300万円であっても、実際はそれよりも低い借入金額での契約となる場合があるのです。
ボーナス払いに対応しているか
ローンの支払い方法は主に「ボーナス併用払い」と「均等払い」の2つです。ここでは「ボーナス併用払い」のメリットとデメリットを解説します。
・メリット:ボーナスをもらった際にまとまった支払いをするため、均等払いよりも短期間で完済ができる。月々の返済額を抑えられる。
・デメリット:ボーナスが減ったりもらえなかったりしても、ローンの支払額が変わらない。年間返済額が均等払いの場合と同額であれば、均等払いより元金の減るスピードが遅いため利子総額が大きくなる。
契約途中で均等払いに変更するのがローン会社によっては難しいため、事前にメリットデメリットを把握した上で検討しましょう。
毎月の支払いに無理はないか
インターネット上には、カーローンの返済シュミレーション機能が多数存在しています。項目に沿って入力するだけで、完済までの見通しが簡単に確認できる便利な機能です。ローンを利用して車を購入する際は、返済シミュレーションを活用し、各種ローンを比較することをおすすめします。
大切なことは、無理のない返済計画を立てることです。契約前に自分の経済状況の把握をし、ローンを利用したら自分の生活がどうなるのかをイメージしておきましょう。
完済するまで所有権が得られない
銀行などの一部ローンを除いて、ローン返済中の車の所有権はローン会社になります。ユーザーは「車の使用者」という立ち位置です。完済するまで車の所有権が得られないことを「所有権留保」と言います。
所有者は車の売却、廃車を行うことが可能です。使用者は車検、車庫証明取得、納税義務、日頃の保守管理全般、不具合の修理などを行います。
ローン返済中の車の売却や廃車は、完済して名義変更を行うか、所有者の許可を得る必要があります。完済が条件となることがほとんどですので、詳細は各ローン会社に確認しましょう。
車を300万円でローン購入した場合の支払い例
金利 |
借入年数 |
月々の返済額 |
返済総額 |
利子の総額 |
4.0% |
3年 |
88,571円 |
3,188,556円 |
188,556円 |
5年 |
55,249円 |
3,314,940円 |
314,940円 |
|
7年 |
41,006円 |
3,444,504円 |
444,504円 |
|
6.0% |
3年 |
91,265円 |
3,285,540円 |
285,540円 |
5年 |
57,998円 |
3,479,880円 |
479,880円 |
|
7年 |
43,825円 |
3,681,300円 |
681,300円 |
※シミュレーション結果は、北海道銀行 マイカーローン シミュレーションより(2022年4月現在)
300万円の予算で中古車を選ぶ際によくある疑問
車の購入には大きな金額がかかるため、後悔しないようできるだけ不安な点や分からない点はなくすことが大切です。あらかじめ理解を深めておきましょう。販売店によって対応が違うケースがありますので、担当者に直接確認するのがおすすめです。
ここでは、よくある疑問点を4つご紹介します。
ローン審査が不安な時はどうしたら良い?
ローンの審査は必ず通過できるわけではありません。場合によっては審査が通らないこともあるでしょう。いきなり本審査を受けて落ちてしまった場合、今後別のローンの審査状況に影響が出る恐れがあります。おすすめの進め方は以下の3つです。
・仮審査を受けて借入可能額を確認する
・頭金で借入金額を減らす
・連帯保証人を付ける
ローン審査に落ちることは、購入予算が自分の収支状況に見合っていないという警鐘とも言えます。購入資金の再検討なども視野に入れて無理のない返済計画を立てましょう。
優良中古車販売店の特徴は?
これから長い期間使う車ですので、購入する販売業者はきちんと選びましょう。優良中古車販売店を選ぶポイントは以下の通りです。
・スタッフが親切で質問や不明点に真摯に答えてくれる
・店内の雰囲気や展示がキレイで清潔感がある
・古物商(自動車商)の許可証を取得している店舗
・アフターサービス(保証)が手厚い
・口コミサイトで高評価のお店
来店前にホームページなどで雰囲気や評判を調べておくことをおすすめします。
支払方法の選び方にコツはある?
車の購入をする際の支払い方法は、大きく分けて3つです。それぞれのメリットとデメリットを解説します。
・現金一括払い
現金一括払いのメリットは、金利がかからなく支払総額が安く済むことです。しかし、一気に大金を支払うため、資金に余裕がないと急な出費に対応できなくなる恐れがあります。
・各種ローン購入
ローンのメリットは、手元に現金がなくても車が購入でき、自分の返済プランに合わせて支払いできることです。ただ、利子が付くため支払いの総額が高くなってしまうことがデメリットと言えます。
・クレジット払い
クレジットカード払いでのメリットは、購入ポイントが付与されることです。しかし、ローンに比べるとクレジットカードの分割払いは金利が高い傾向にあります。
ローンの支払いが苦しくなったらどうしたら良い?
ローンの返済途中で月々の支払いが難しくなるケースもあるでしょう。支払いが苦しくなった場合の対処法を解説します。
・月々の収支を見直す……節約できそうな余計な出費を削りましょう
・ローンの借り換えを検討する……金利が低いローンへ借り換えて負担を軽くしましょう
・車を売却して得たお金を返済に充てる……どうしても支払いを続けるのが難しい場合、車を手放すことも選択肢の一つです
いずれの場合も、支払い不能(延滞)してしまう前にローン先の銀行や信販会社に相談してください。
中古車購入で300万円の資金を限りなく活用するコツ
車を購入することは、人生の中で大きな買い物の1つと言えるでしょう。300万円の購入資金は有効に活用したいものです。この見出しでは、300万円という購入資金を限りなく活用するためのコツを2つご紹介します。
お得に購入できる時期を狙う
中古車は、市場の状況などで価格が変動することがあります。せっかく同じ車を購入するのであれば、お得に買える時期を狙ってみてはいかかでしょうか。年間を通して見てみると、車をお得に購入できるタイミングは多いことが分かります。
お得に購入しやすい時期やタイミングの例
・販売店の決算期である3月と9月
・販売員のノルマに関連している月末
・キャンペーンが増えるボーナス時期
・旧モデルの購入はフルモデルチェンジが行われた後
・軽自動車なら当年度の軽自動車税がかからない4月2日以降
中古車販売店選びのポイントを押さえる
車の購入は人生の中で大きな買い物であるため、信頼できる販売店を選びたいものです。担当者の応対やアフターサービスがきちんとしていることなど、自分のニーズに合った販売店を探してみましょう。
他にも、中古車の取扱台数が多い・店内が整理整頓されている・諸費用を明確に提示してくれる・試乗可能店舗であるなど、優良販売店を選ぶことが大切です。
300万円以内で購入できる車種が豊富なネクステージへ!
中古車の購入を検討している方は、ぜひ全国200店舗を超えグループ総在庫約3万台を誇るネクステージをご利用ください。年間販売台数9万台の実績を持ち、お客様に選ばれる体制を整えています。以下、ネクステージにおける3つの強みのご紹介です。
・どこにも負けない品揃え「豊富な選択肢から自分に合った1台を見つけてほしい」
・修復歴のある車は販売しない「お客様の不安やリスクを排除したい」
・365日ベストプライス「価格以上の良質な車を提供したい」
この他にも、ネクステージの車には無料保証を付帯しています。有料の保証つきメンテナンスパック「サービスサポート」を付ければ、さらに安全安心なカーライフが実現するでしょう。
PR250~300万円の中古車
※価格は支払総額
まとめ
今回の記事では、中古車を予算300万円でローン購入する場合について紹介しました。車の購入は人生でも大きな買い物であり、300万円は大金です。大きな決断をする時には、信頼できる優良店で購入したいものです。
ネクステージでは、車の売買だけでなく自動車保険の代理店業務も行っています。車の購入から保険手続きまで一貫して行える、包括的なカーライフパートナーになりえるでしょう。気になった方はぜひネクステージで中古車選びをしてみてください。