マイカーローンで審査が甘い会社はあるの?審査に通らない場合の対処法も解説
マイカーローンは各社が定めた規定で審査が行われています。マイカーローン手続きは可能な限りスムーズに進んでほしいものです。では、その中に審査基準が甘い会社はあるのでしょうか。
今回はマイカーローンの審査基準の差や、審査を通りやすくための対策について解説していきます。
マイカーローンにどのような種類があるのか、車選びはどのようにしたらよいかなどについても触れていきますので、マイカーローンを検討予定の方はぜひチェックしてみてください。
※目次※
4.マイカーローンの手続きをスムーズに進めるためにできること
・マイカーローンの審査基準はローンのタイプごとに異なる
・マイカーローンの種類を確認して自身に適したマイカーローンを選ぼう
・マイカーローンの審査前にできる対策を複数ご紹介
マイカーローンの審査が甘い会社はあるの?
マイカーローンには金利の違いや返済期間の違い、審査基準の違いなど、会社毎に様々な違いがあります。ではその中に審査が甘い会社はあるのでしょうか。
ここでは審査にかかわる問題を明確にするために、マイカーローンの審査基準について解説します。
審査基準は一律ではない
審査基準は利用するローン会社によって異なります。通りやすいとされる会社から審査が厳しい会社まで様々。
一般的な審査基準は以下のとおりです。
・属性審査:職業、年収、勤続年数、年齢、家族構成
・信用情報:他社の借入状況、過去の返済トラブルや延滞の有無
・返済比率:年収と年間返済額のバランス
この他にも、ローン申請書の内容に偽りがないかもチェックが入るため、虚偽の申告は返って不利になると言われています。安定した収入があり、ローンをはじめて組む方やクレジットカード等で頻繁な延滞がない方は、マイカーローンが組めないことはほぼないでしょう。
金利が高いと審査が甘い傾向にある
マイカーローンの金利設定は審査基準と比例しています。審査基準が甘いほど金利が高くなる仕組みです。各マイカーローンごとにこの審査基準は異なり、各ローンの違いを確認することは自身にあったマイカーローンを選ぶために必要不可欠です。
では、どのようなタイプのマイカーローンなら審査が甘いのでしょうか。次の項目ではマイカーローンの種類について解説していきます。
審査が甘いのはどれ?マイカーローンの種類
マイカーローンの審査が甘いのはどんなローン会社なのでしょうか。ここではマイカーローンのタイプを金融機関系・ディーラー系・その他に分け、それぞれの特徴を解説していきます。
金融機関系
マイカーローンには金融機関系が提供しているローンがあります。ここでいう金融機関系とは、銀行・信用金庫労金・JAといった日常から利用している銀行類のことです。
金融機関系ローンの金利は1~4%が一般的ですが、金利相場としては低金利と言えます。しかし、審査が厳しかったり手続きに時間がかかったりすることが難点で、土日祝日に対応していない場合やJA・労金ですと会員資格を求められる場合も。
また、月々のローンの支払い額と年収が釣り合っていないと判断された場合、審査で不可判定を受けやすいのも特徴です。ある程度、資金に余裕がある方におすすめのローンとなるでしょう。
ディーラー系
ディーラー系ローンの金利相場は4~8%前後で設定されています。この金利は金融機関系ローンと比べるとやや高めの設定ですが、審査基準が緩いことはメリットです。
金融機関系ローンの場合は審査に日数がかかってしまいますが、ディーラー系ローンの場合は数時間足らずで審査完了するケースもあります。ローンの手続きを早く済ませたい方にとっておすすめの手段と言えますが、支払い項目については注意が必要です。ディーラー系ローンは車体にかかるお金に対して適用されます。
そのため、それ以外の金額はローン外での支払いが必要です。金利や審査基準だけでなく適用範囲の確認も忘れないよう気を付けてください。
その他
その他の候補としては自社系ローンがあります。自社系ローンは中古車販売店が運営しているローンです。
金利はありませんが、金利分の料金は車両価格に上乗せされます。この上乗せ金額は車両価格の10~20%となっており、他ローンと比べて総額が低いとは一概に言えないのです。
金融機関の提供するローンに比べると審査基準が甘い傾向にありますが、頭金の用意や保証人が必要になってくるケースがあるので注意が必要です。また、ローンの返済期間が2年前後と短く設定されているため、毎月の支払い額は多くなります。貯蓄にゆとりのある方や頭金が用意できる方に向いたローンと言えるでしょう。
甘いマイカーローンの審査でも通らないケースがある!
ローンの中には審査の甘いマイカーローンもありますが、それでも審査が通らないケースはあります。
ではどのような場合に審査が通らないのでしょうか。ここでは審査で引っかかってしまうケースについて解説します。
信用情報に問題がある
信用情報とはローンやクレジットの取引情報のことです。マイカーローン審査の判断材料として、顧客のこれまでの利用歴が使われています。ここで取り扱われる個人情報には犯罪歴や医療などの個人情報は含まれていません。
信用情報の判断材料とされるのは、スマートフォンの料金・クレジットカード・公共料金の支払い情報です。過去の利用歴に滞納歴が記録されていた場合、審査落ちする可能性があります。
滞納歴によりブラックリストに該当してしまった場合ですと5~10年は情報が残るため、日々の支払いを徹底管理するよう気を付けてください。
現在借り入れやローンがある
審査の甘いマイカーローンであっても、複数の借入やローンがあると審査に通らない場合があります。これは月々の支払い総額が収入と見合っていないと判断されるケースです。
このケースを避けるためにもにローンの総額を確認する必要があります。予定していたマイカーローンの支払い総額と、現在利用している他の借入・ローンの総額を確認してみてください。次の項目ではそのローン総額の想定について触れていきます。
収入が条件に満たしていない
審査の甘いマイカーローンでも審査が通らない例としては、希望しているローン額に対して収入が見合っていないことが挙げられます。例えば、年収が低かったり収入が安定していなかったりといった場合です。
このような際はは他でローンがあるケースと同様、ローンの支払いが滞るというリスクによって審査を落とされてしまいます。そのようなリスクを避けるためにも自身の収入とローン額のすり合わせが必要です。
カーローンの審査に通りやすい金額は、年収の半分と言われています。年収が400万円ほどであれば、200万円までのローン申請が目安となるでしょう。
勤続年数が短い
勤続年数は信用問題にかかわってくるため、重要な審査材料のひとつです。例えば、現在務めている会社の勤続年数が1年未満の場合ですと、信用問題の観点からローンが組めないことがあります。
これは、仕事に対する安定性が低いと判断されてしまうからです。この点を回避するためにも、勤続年数を頭に入れてローンの申請をすることをおすすめします。収入の安定性については、例えば公務員ですと安定性の高い職種として判断されますが、自営業やフリーターの場合は審査上やや不利に働くかもしれません。
では審査を通りやすくするために何かできることはあるのでしょうか。次の項目では審査を通りやすくするための対策について解説していきます。
マイカーローンの審査に通りやすくするためにできること
ここまでは審査に通らないケースをご紹介してきましたが、審査に通りやすくするためには、いくつかのコツがあります。
ここからはマイカーローンの審査を通しやすくするために、事前にできる対策について解説していきます。
借入額を減らす
審査では支払い能力の有無を問われます。この支払い能力と関係するが、マイカーローンで申請する借入金額です。
この借入金額を減らすことで求められる支払い能力も下がり、審査に通りやすくなります。例えば、頭金を多く支払うという方法も借入金額を減らす方法の1つです。ローンの総額を抑えられるため、その分の審査における不安材料を取り除くことができます。
他のローンを解消する
マイカーローンの審査を通りやすくするためには、他のローンを解消するという方法もあります。申請するマイカーローンと他のローンを合わせた時の支払い総額が、収入と見合っていないと判断される場合があるからです。
そのため、他にも借入やローンがある際には返済しておくことをオススメします。リボ払い・分割払い・キャッシングなども可能な限り減らしておきましょう。ただし、別の借入があるからと言って絶対に通らないわけではありません。
保証人を用意する
マイカーローンの審査では、保証人を立てることができます。保証人とは、支払いの返済に延滞が生じた時に債務者の代わって返済の義務を負う人のことです。
収入が少ないもしくは収入が不安定な方がマイカーローンの申請をした場合、支払い能力が低いと判断されるケースがあります。保証人を立てることでこの問題をカバーし、審査にプラスの効果が期待できるのです。
マイカーローンの審査に通りやすい車選びも意識しよう
審査に通りやすい車とは、自身の収入に見合った価格帯の車を指します。収入とローン総額が釣り合っている車を選ぶことで、支払い能力があると判断してもらうということです。
購入金額を抑える方法は多数存在します。例えばメーカーオプション品やカスタム装備の追加をやめることも1つの手段です。
他にも代表的な例として中古車購入が挙げられます。中古車であれば、年式の古い車種や価格の安い車も選べるでしょう。走行距離が多い車も価格が下がる要因のひとつですので、注目したい車と言えます。
中古車購入は新車に比べて劣る場合はありますが、マイカーローンで審査を通すための有効な手段です。100万円以下で販売されている車も多くあり、マイカーローンの総額と自身の収入が見合うように調整したい方は、選択肢として検討してみてください。
取り扱い台数の多いネクステージを活用しよう!
中古車購入はマイカーローンの審査をより通しやすくするための手段として有効です。そこで今回は中古車購入の選択肢として、ネクステージの特徴についても解説していきます。
中古車販売店は大小様々な店舗が存在しますので、ぜひ選択肢の1つとして参考にしてください。
好きな車種や価格帯で探せる
ネクステージでは総在庫数20,000台の車を有しています。様々な車種・価格帯を取り揃えており、お客様の希望に合った車を提案可能です。
ネクステージ公式サイトでは、どのような車が販売されているか検索できます。、希望の条件を入力するだけで簡単に車を絞り込めるため、ぜひチェックしてみてください。もちろん、全国にある店舗から最寄りの店舗にお取り寄せもできます。豊富な品揃えはネクステージの強みの1つです。
車選びを楽しめる環境が整っている
ネクステージではメーター改ざん車や水害車、修復歴車などの粗悪な車は取り扱っておりません。お客様に安心して購入してもらうため、リスク排除を徹底しています。
第三者機関による品質鑑定も、安心して車を選んでいただくための環境作りの1つです。また、ネクステージでは国家資格を持ったメカニックスタッフが整備を徹底しているため、中古車としての不安点を払拭して万全の状態を保っています。
よくある質問
Q. 年収500万でカーローンの限度額はいくらですか?
A.貸金業法の総量規制により、年収の三分の一を超えないように借入額が制限されることがあります。この基準は、借り手の返済能力を保護するために設けられているため、年収が500万円の場合、カーローンの限度額はおおよそ166万円までです。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、金融機関や貸し手によって異なります。
Q. マイカーローンの審査に通らない理由は何ですか?
A. ローンの審査基準は各金融機関によって異なりますが、ローンに通らない人には次のような特徴があります。①クレジットカードの未払い・返済遅延の履歴がある ②収入が不安定 ③複数の借り入れがある ④担保・保証人不足 ⑤ローンの申込みが多い ⑥返済に無理のある年齢
Q. 車ローンで借金がバレることはありませんか?
A. 金融機関からの借入は信用情報機関に登録されているため、結論バレます。信用情報機関にはクレジットカードやローンなどの利用状況が記録されおり、金融機関に共有されています。
まとめ
マイカーローンには金融機関系ローンやディーラー系ローンなど複数のローンタイプが存在します。金利や審査基準、ローン返済期間など様々な点に違いがあるため、ご自身に合ったローンを選択することが大切です。
希望のローンを見つけたとしても、自身の状況・収入に見合わず審査が通らない・通りずらいケースもあります。そのような時におすすめの手段が中古車購入です。
中古車であれば価格の低い車を購入できるため、ローン総額を抑えることができます。ローン提供側からみても支払いに対するリスクが下がる点は魅力です。必然的に審査が通る確率も上がるため、双方どちらにも利点があると言えるでしょう。
中古車をご検討する際はぜひネクステージまでご相談ください。お客様の希望をスタッフが丁寧にヒアリングを行い、お客様に適した車を紹介・提案いたします。マイカーローンで気になることがあれば、ぜひ一度ネクステージスタッフまでお声がけください。