何色を選ぶ？赤色も選べるヴェゼルのボディカラー選びを徹底解説
ホンダが2013年に発表したヴェゼルは、従来のオフロード車に対するイメージを変えました。力強さとラグジュアリー感を両立した、コンパクトSUVブームの先駆け的存在となったモデルです。
個性な赤色をはじめ、豊富なボディカラーもヴェゼル人気の理由となっています。2023年9月時点の現行ヴェゼルで選べる12色のボディカラーは、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。そこでこの記事では、ヴェゼルのボディカラーの種類や選ぶポイントを紹介します。自分らしいボディカラーを探してみましょう。
※目次※
3.ヴェゼル「e:HEV PLaY」は2トーンカラーが選べる
・現行ヴェゼルは、自分らしさを表現できる全12色のボディカラーラインアップが魅力
・e:HEV以外のグレードで選べるプレミアムクリスタルレッドメタリックは、陰影感やメタリックの質感が特徴の鮮やかな赤色
・ボディカラーを選ぶときは、好みに加えてリセールバリューや目的を考慮して検討しよう
赤色も選べるSUV「ホンダ ヴェゼル」
ホンダのコンパクトSUVヴェゼルは、デビュー以来、幅広い世代から支持されてきました。安全性能や燃費性能だけでなく、豊富なボディカラーバリエーションも人々の心を魅了しています。
初代が発売されたのは2013年のことで、SUV・クーペ・ミニバンなどの長所を融合させた車として登場しました。
（参考：『ヴェゼル（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
街中でも走りやすいコンパクトSUV
使い勝手の良いフィットをベースとして開発されたヴェゼルは、街中でも取り回しがしやすいサイズ感で、ジャンルの枠にとらわれない多面的価値が感じられるSUVとして人気があります。現行モデルは、2021年4月にフルモデルチェンジした2代目です。
空力性能を考慮した流麗美のクーペフォルムや素材にこだわったインテリアは、上品かつエレガントな雰囲気を醸し出しています。ハイブリッドとガソリン、2WDと4WDから選択可能です。
オプションカラーで赤色が選べる
現行モデルには2種類のタイプバリエーションがあり、内外装の質感や装備内容が異なります。好きなボディカラーを組み合わせることにより、自分らしさを表現可能です。
例えば、SUVらしい躍動感や情熱を強調したい場合は、プレミアムクリスタルレッド・メタリックという鮮やかな赤色を選ぶのはいかがでしょうか。G／e:HEV X／e:HEV Zグレードで、税込み6万500円のオプションとして追加できます。（2023年9月時点の情報です。）鮮やかな赤ながらも、層を重ねたメタリックカラーのため、陰影感を楽しめるカラーです。
赤色があるヴェゼルは選びやすいカラーが展開されている
ヴェゼルのボディカラーにもホンダのこだわりが感じられます。赤・白・黒といったイメージしやすいカラーであっても、単純ではなく深みがあることが特徴です。
G／e:HEV X／e:HEV Zでは、モノトーン全7色から選べます。先ほどの赤色につづき、残り6色をひとつずつチェックしてみましょう。
プレミアムサンライトホワイト・パール
ヴェゼルに用意されている白色は2種類あります。そのひとつであるプレミアムサンライトホワイト・パールは、若干青みがかって見えることが特徴です。
黄色から青色へカラーシフトさせた絶妙な色合いで、光の具合や天候などにより奥行きや透明感が感じられます。有料オプション設定で、税込み6万500円です。深みのある上品な華やかさを演出します。（2023年9月時点の情報です）
プラチナホワイト・パール
王道の白色を探している方におすすめなのは、スタイリッシュな雰囲気のプラチナホワイト・パールです。混じり気のない白にパール塗装をコーティングしているため、シンプルながらも光に当たると上品な輝きを見せます。
有料オプション設定で、税込み3万8,500円です。汚れが目立ちにくいという利点があります。（2023年9月時点の情報です）
メテオロイドグレー・メタリック
グレーの部類ですが、色彩感に深みがあるためスタイリッシュな印象を与える色です。光が当たった際の陰影感は、ヴェゼルの精かんなエクステリアデザインとマッチしています。
有料オプション設定で、税込み3万8,500円です。目立つ色ではないものの、存在感を出したい方に向いています。（2023年9月時点の情報です）
クリスタルブラック・パール
リセールバリューの高い人気色である黒色は、ヴェゼルでも人気があります。漆黒のボディにパール塗装を施しているため、落ち着いた雰囲気の中にも高級感が感じられる色合いです。
光に当たると、艶やかな黒いボディがきらきらと輝きます。標準設定カラーのため、オプション料金がかかりません。（2023年9月時点の情報です）
サンドカーキ・パール
アウトドア志向の人達に人気が高いアースカラーにカテゴライズされるサンドカーキ・パールは、カーキ・グレー・ベージュが絶妙に混ざり合った個性溢れる色です。
アウトドアシーンにマッチする色合いで、SUVの力強さを全面に出したい人から高く評価されています。パール塗装のため、傷や汚れがそれほど目立ちません。有料オプション設定で、税込み3万8,500円です。（2023年9月時点の情報です）
ミッドナイトブルービーム・メタリック
e:HEV Z専用カラーのミッドナイトブルービーム・メタリックは、ブルー系ですが、ぱっと見ブラックにも見える妖艶な色です。メタリック塗装のため、太陽光や夜間の街灯などに当たるときらきらとブルーに輝きます。
落ち着いた色合いで、他の人とはひと味違う個性的なカラーを探している方におすすめです。税込み3万8,500円で有料オプション設定できます。（2023年9月時点の情報です）
ヴェゼル「e:HEV PLaY」は2トーンカラーが選べる
内外装デザインや使用素材にこだわった上級グレードe:HEV PLaYのボディカラーラインアップは、他グレードとは異なり、2トーンカラーのみ全5色です。
ルーフの配色カラーがブラックまたはシルバーとなり、おしゃれ度がワンランクアップしています。ひとつずつ特徴を見てみましょう。
プレミアムサンライトホワイト・パール＆ブラック
定番人気色のホワイトとブラックを組み合わせた2トーンカラーは、年齢性別問わずチャレンジしやすいボディカラーです。
ホワイトが青みがかっていることに加え、ルーフをブラックで締めることにより、スタイリッシュな雰囲気に仕上げられます。有料オプション設定で、税込み4万9,500円です。（2023年9月時点の情報です）
メテオロイドグレー・メタリック＆ブラック
落ち着いた雰囲気ながらも力強く精かんな印象を受ける、メタリック塗装したダークグレーにブラックルーフの組み合わせは、カジュアルになり過ぎない大人の雰囲気を演出します。
遊び心が垣間見えるワンランク上のおしゃれSUVを楽しめる色合いです。税込み2万7,500円で、有料オプション設定できます。（2023年9月時点の情報です）
クリスタルブラック・パール＆シルバー
漆黒ボディにシルバールーフを組み合わせた2トーンボディカラーは、モノトーンでは何か物足りないと感じている人におすすめです。
目立ち過ぎないものの、パール塗装を施したブラックのため、程よい華やかさが感じられます。標準設定カラーのため、オプション料金は発生しません。（2023年9月時点の情報です）
ミッドナイトブルービーム・メタリック＆シルバー
夜空の深みある色合いを連想させるダークブルーにシルバールーフを組み合わせることにより、華やかで上品な印象を与えます。
メタリック塗装を施しているため、光の当たり具合によって受ける印象が変わる上質で個性豊かなボディカラーです。税込み2万7,500円で、有料オプション設定できます。（2023年9月時点の情報です）
サンドカーキ・パール＆ブラック
アウトドアシーンや街並みに程よく溶け込む色合いのサンドカーキをブラックルーフで締めたボディカラーは、引き締まった印象となっています。年代・男女問わず人気色です。
2トーンによりモノトーンとはひと味異なるカジュアル感が増すため、アクティブな雰囲気になるとの声も多く聞かれます。有料オプション設定で、税込み2万7,500円です。（2023年9月時点の情報です）
艶やかな赤にする？ヴェゼルのボディカラーを選ぶポイント
豊富なボディカラーの中から自分に合う色を決めるのは、簡単なことではないと感じる人も少なくありません。赤色を探しているなど、こだわりのカラーがない場合は特にそういえます。
どのようなポイントでボディカラーを選べば良いのでしょうか。一般的な視点を紹介します。
人気の度合いで選択する
特別好きな色やこだわりの色がないのであれば、一般的に人気が高い色を選んでみましょう。人気が高い色の車は、リセールバリューを見込めます。いざ売却する際に、再販売できる可能性が高い車として高く買い取ってもらえる可能性が高まるでしょう。
また、流行に左右されたり、シーンを選んだりする必要もありません。目立ちたくない、失敗したくない場合に考慮してみると良いでしょう。一般的な人気色は、白・黒・シルバーなどです。
目的に適しているか確認する
車の使用シーンを想定してカラーを選ぶ、という方法もあります。例えば、自宅の近所や通勤などでしか走行しないため、それほど目立たない定番色や暗めの色を選ぶという人は多い傾向です。
一方、休日のドライブやアウトドアなどで利用するために購入する場合は、思い切って自分の好きな個性的なカラーを選ぶのはいかがでしょうか。鮮やかな赤色のような自分らしさを表現した色や、自然に溶け込むカーキなどです。
色の持つ特徴で選択する
車の色に限ったことではありませんが、色にはそれぞれ特徴があり、人に与える影響は大きいといわれています。色ごとの効果や影響を考慮してボディカラーを選択するのも方法のひとつです。
例えば、一般的に白は清潔・純粋、黒は高級感・威厳をイメージさせます。青は落ち着きや誠実さ、赤は活力や情熱を連想させるカラーです。自分のイメージに合う色や、目指したい性格を表すような色を選ぶ方法もあります。
まとめ
2013年に使い勝手の良いフィットをベースとして開発されたコンパクトSUVヴェゼルは、幅広い世代から支持されています。デザイン性・燃費性能・安全性能に優れていることに加え、ボディカラーのバリエーションが豊富な点も魅力です。
鮮やかな赤など他の人とあまり被らない色を選ぶか、定番の人気色を選ぶか、自分の好みを明確にしてみましょう。
【この記事の執筆者】
田村陽子
自動車ライター
熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。
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