スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

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スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

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日産GT-Rは日本を代表するスポーツカーで、車好きであれば誰もが憧れる車です。圧倒的なパフォーマンスは世界的に見ても一級品の性能を誇ります。近年では半導体不足などさまざまな理由から中古車価格が高騰し、GT-Rも手が届きにくい状態が続いていました。

 

しかし、2024年モデルが発表されたことで、少しずつ市場にも流通するようになりました。ここではGT-Rの最新モデル情報から、中古車事情まで幅広く紹介します。

 

※目次※

1.GT-Rの中古価格が値上がりしている!

2.プレミア化したスカイラインGT-Rの歴代モデルの特徴

3.中古価格が高いGT-Rの現行モデルの特徴

4.GT-Rとスカイライン400Rの中古車価格の目安

5.GT-R以外の中古スポーツカーもプレミア価格なの?

6.中古価格の安いスポーツカーを探すときのポイント

7.お買い得なスポーツカーを探すならネクステージへ!

8.まとめ

 

■POINT

・中古車価格の高騰でGT-Rの価格も高騰!上げ止まりの動きもある

・第3世代の日産GT-Rは登場から16年が経過。2024年モデルの情報も出ている

・GT-Rなどのスポーツカーを探すときは車両状態も確認しよう

 

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GT-Rの中古価格が値上がりしている!

スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

GT-Rは、レースに勝つためにスペシャルエンジンを載せた初代から始まり、約50年の歴史があります。

 

この記事を読んでいる人の中には、「GT-Rってどういう車?」「最近値上がりしていると聞いたけど本当?」など、素朴な疑問を抱えている人も多いでしょう。ここではGT-Rの基礎知識や、昨今の値上がり事情について解説します。

 

GT-Rとは?

GT-RのGTとは「Grand Touring」の略です。「高速で遠乗りを楽しむ」という意味で、Rはレースで名をはせたスポーツカー「R380」のRに由来していることと、レース(Race)の頭文字からとられています。初代スカイラインGT-Rのデビューは1969年2月です。

 

1963年5月に鈴鹿サーキットで第1回日本グランプリが開催され、ユーザーサポーターとして挑んだスカイラインとグロリアは惨敗しました。その汚名返上として高性能の車の開発がされ、生まれたのがスカイラインGTです。7代目R31系までスカイライン開発のリーダーをしていたのが櫻井眞一郎さん(2011年1月17日逝去)でした。

 

櫻井さんは「生半可な車ではGT-Rと呼べないのです。時代の先端をいくメカニズムを採用してライバルを圧倒させる車でないとGT-Rとは名乗れません。復活を希望する声がありますが安売りをしてはいけない。スカイラインのフラッグシップのため直列6気筒DOHCエンジンは必須になり、4気筒エンジンではダメなのです。

 

FJ20型DOHC4バルブエンジンを搭載した6代目R30は飛び抜けた高性能でした。ターボは史上最強を謳っていました。しかし直列4気筒エンジンのためRSなのです」そう語っています。

 

アメリカの25年ルールとワイルドスピード

アメリカでは中古車の輸入に厳しい制限があります。また、右ハンドル車の輸入も厳しいことから日本車の輸入も難しいのです。しかし生産後25年経過するとクラッシックカーとみなされるため輸入することが可能になります。そのため第2世代GT-R(R32,R33,R34)のスカイラインGT-Rが高騰しているのです。

 

そして、前述したように映画ワイルドスピードで主人公が乗車していたことでもアメリカでの人気が高まりました。アメリカで大人気なのはR34GT-RなのでR32GT-Rの争奪戦になることでしょう。

 

驚きの値上がりを見せている

GT-Rは近年、驚きの値上がりを見せています。日産R35型GT-Rは、2007年12月に販売を開始しました。2010年には初めてのマイナーチェンジを実施し、2017年には一部改良、そして2019年4月には2020年モデルが発表されています。

 

2022年3月から4月にかけて、R35型GT-Rの中古車の平均価格が約180万円上昇したとして、大きな話題になりました。特に大きな影響を及ぼしたのが、新車のオーダーストップでしょう。これにより中古車の需要が増大したと見られています。

 

値下がりの兆しもある

中古車価格は高騰を続けていましたが、実はこの価格高騰も上げ止まりの動きを見せています。人気の高いモデルでも新車に近い価格、もしくは新車を超えるような価格ではユーザーも手を出しにくいこともあり、長期在庫車となってしまうケースが理由といわれています。

 

限定車などレアなモデルについては、標準車よりも高額な価格設定であることには変わりません。ただし、中古車市場全体の価格水準が緩やかですが下がり始めているようです。

 

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プレミア化したスカイラインGT-Rの歴代モデルの特徴

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GT-Rは、6気筒エンジンを搭載した初代から幻の第2世代、3.8LのV6ツインターボを搭載した第3世代など歴代モデルに大きな特徴があります。約50年にわたる歴史をこちらの項目で整理しておきましょう。

 

ここではGT-Rの歴代モデルを「第1世代」「第2世代」「第3世代」の3つに分けて、それぞれの特徴について解説します。

 

第1世代スカイラインGT-R

6気筒エンジンを搭載し差別化をはかった第1世代です。1969年1月に三代目スカイライン「ハコスカ」に特別モデルとして登場したのがGT-Rで、レースに勝つためにスペシャルエンジンをのせたのが初代のスカイラインGT-Rになります。

 

当初は4ドアがベースでしたが1970年に2ドアのGT-Rが発表されました。そのスペシャルエンジンがS20型です。2.0L直列6気筒のエンジンはボア82.0㎜・ストローク62.8㎜のショートロークです。総排気量は1,989ccとなります。4代目のスカイライン「ケンメリ」にもこのエンジンが使われているのです。

 

第2世代スカイラインGT-R

専用2.6Lターボエンジンに4WDを組み合わせが第2世代になります。1973年からはGT-Rの名前は使用されていませんでした。スカイラインは6代目「ターボRS」7代目「GTS-R」というスポーティなグレードがレースで活躍していましたが、GT-Rが使用されるのは1989年までかかりました。

 

8代目のスカイラインがベースとなり第2世代のスカイラインGT-Rが開発されました。ベースのモデルは小型車枠に収まりますが全幅1,755㎜まで拡げ、255幅の大きなタイヤを装着しています。

 

エンジンはGT-R専用の2.6L直列6気筒ツインターボのRB26DETT、最高出力は自主規制値280馬力ですがチューニングをすると400~500馬力が出せるようになります。

 

第3世代スカイラインGT-R

変速機を後ろに置き3.8LV6ツインターボを搭載したのが第3世代で、2007年に単独モデルで発売されました。トランスミッションは6速DCTでリアディファレンシャルと一体化しましたが、2002年に排ガス規制で一度は生産終了します。しかし一時経営危機に見舞われた日産の新しいフラッグシップ・シンボルとして位置づけられたのです。

 

全天候型のスーパースポーツカーとしてパフォーマンスは十分といえる性能で生産はまだ続くと思われます。

 

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中古価格が高いGT-Rの現行モデルの特徴

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第3世代の日産GT-Rは2007年にデビューし、すでに16年が経過しています。それでも国内で一級品のスポーツカーの地位に君臨し続けているのは、イヤーモデルと呼ばれる細かな改良を積み重ねてきた結果と言えます。

 

その最新モデルとなる2024年モデルが東京オートサロン2023の会場で先行公開されました。正式発表は春ごろとされています。

 

GT-Rのスペック

日産GT-Rの2024年モデルは2023年3月現在で、詳細なスペックは公開されていませんが、搭載されるVR38DETTエンジンのスペックをはじめ、ボディサイズに関しては標準のGT-Rシリーズは全グレードで2022年モデルと同一になっています。

 

ただし、GT-R NISMOシリーズに関してはエアロパーツの形状変更により、全長が4690mmから4700mmへと10mm伸びています。それでは現時点で公開されている標準のGT-R全グレード共通スペックは以下の通りです。GT-R NISMOシリーズは異なります。

使用燃料

無鉛プレミアムガソリン

全高

1,370㎜

全幅

1,895㎜

全長

4,710㎜

※slide →

 

GT-Rの特徴

2024年モデルのGT-Rはこれまで磨き続けてきた走りの性能に加え、外装をブラッシュアップし空力性能を向上しました。他にも静粛性能向上など、トータルで磨きをかけています。

 

すでに販売が終了した2022年モデルでも好評だったT-Specの設定もある他、GT-R NISMOシリーズはサスペンションチューニングや専用RECARO製カーボンバックバケットシートなども改良したそうです。新たに追加されたフロント機械式LSDの装備によりコーナリング性能も向上しています。

 

GT-Rのグレード一覧

日産GT-Rには6つのグレードが設定され、GT-R NISMOには2つのグレードが用意され、合計8つのモデルから選択できます。2023年3月現在GT-R Premium Edition T-specとGT-R NISMO Special editionが公開されていますが、その装備内容は2022年モデルと酷似しているため、その他のグレードも名称が同一であることからも従来モデルと同様の位置づけと思われます。

 

2022年モデルではベースとなるPure editionから走りと質感のすべてに磨きをかけたTrack edition engineered by NISMO T-specまで好みに合わせて選択可能です。

グレード

GT-R Pure edition

GT-R Black edition

GT-R Premium edition

GT-R Track edition engineered by NISMO

GT-R Premium edition T-spec

GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec

GT-R NISMO

GT-R NISMO Special edition

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GT-Rとスカイライン400Rの中古価格の目安

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価格高騰が起きたGT-Rの中古車価格は、どのくらいの金額で上げ止まりを迎えそうなのでしょうか。これから購入を考えている方は価格帯の目安が気になることもあるでしょう。

 

ここでは、「NISSAN GT-R」「スカイライン 400R」に分け、それぞれの中古車価格を解説します。なお、価格情報は、いずれも2023年3月時点のものです。

 

NISSAN GT-Rの価格相場

NISSAN GT-Rの中古車価格は以下の通りです。

最安値

959万9,000円

最大値

3290万円

※slide →

 (2023年3月時点)

 

2024年モデルの発表に伴い、僅かながら旧モデルの流通もあるようですが、グレードを選べるほどではないようです。

(参考:『GT-R(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

スカイライン400Rの価格相場

スカイライン 400Rの中古車価格は以下の通りです。

最安値

435万9,000円

最大値

449万9,000円

※slide →

(2023年3月時点)

 

400Rも数は僅かです。価格はベースモデルの新車価格を考慮すると高額ですがGT-Rよりはリーズナブルな価格と言えます。

(参考:『スカイライン(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

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GT-R以外の中古スポーツカーもプレミア価格なの?

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日産GT-Rの他にも、国産スポーツカーの多くのモデルで価格が高騰しています。特に人気の高いホンダシビックや、GT-Rと同じく日産を代表するフェアレディZなども国産を代表するスポーツカーとして価格が上昇している傾向です。

 

ここではそれぞれのモデルの特徴と合わせて、この2台の中古車価格の傾向もご紹介します。

 

ホンダシビック

スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

ホンダシビックは2ドアクーペのGT-Rとは対照的に4ドアセダンやハッチバックというボディ形状から、ファミリーユースの車好きから人気の高いモデルです。また、価格もGT-Rと比較するとリーズナブルな価格で若い人からも支持されています。

 

ネクステージのWEBサイトでは現行タイプRこそ800万円台となっていますが、先代モデルであればタイプRでも400万円代から販売されている個体も存在します。またタイプR以外ですと200万円台の在庫もあります。

(参考:『シビック(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

日産フェアレディZ

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日産フェアレディZは2ドアのスポーツクーペでGT-Rと並ぶ日産の人気スポーツモデルです。昨年後期型へとモデルチェンジが実施されたばかりですが、前期型は前世代となる5代目のイメージを残しているため、先代のフェアレディZでもあまり古さを感じません。

 

ネクステージの在庫では5代目は60万円代から、昨年登場したばかりの現行モデルは900万円代と幅広く選択できるのも魅力です。また、前期型や先代モデルではカスタムされた車もあります。

(参考:『フェアレディZ(日産)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

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中古価格の安いスポーツカーを探すときのポイント

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中古価格の安いスポーツカーを探す際は、一般的な車両とは異なり、チェックポイントが多くなります。スポーツカーに限った話ではありませんが、中古車購入の際は、必ず実写確認を行いましょう。

 

またスポーツカーならではの注意点として、サーキット走行歴の確認があります。ここでは、中古価格の安いスポーツカーを探す際のポイントについて解説しますので、ぜひ車選びの参考にしてください。

 

実車の確認を行いエンジンの音などを確認する

中古価格の安いスポーツカーを購入する際は、外装やエンジンの音など、必ず実写確認を行いましょう。チェックするポイントとしては、ドアやトランクなどのボディが歪んでいないかどうかです。もしここに歪みが認められる場合は、修復歴車の可能性があります。

 

また実際にエンジンをかけ、アクセルを踏んで異音がないかどうかをチェックしましょう。もし違和感がある場合は、購入後に不調に陥る可能性があるため、なるべく避けるのが無難です。

 

過酷な走行の可能性を確認する

スポーツカーを購入する際は、過酷な走行の可能性を確認しましょう。「過酷な走行」とは、一般的にサーキットなどでの走行歴を指します。スポーツカーは、一般的な車両とは異なり、前オーナーがサーキットで走らせていたケースも少なくありません。

 

サーキットでの走行歴がある場合、通常の走行よりも車体やパーツに負荷がかかるため、タイヤなどの消耗品が劣化している可能性があります。代表的な見分け方は、「バンパーの飛び石跡の確認」「泥よけの内側に違和感がないかどうか確認」です。

 

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お買い得なスポーツカーを探すならネクステージへ!

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お買い得なスポーツカーを探しているなら、ぜひネクステージへお任せください。ネクステージは、全国にある店舗から在庫を探せるため、お気に入りの1台が選べます。

 

またお客様に納得して車選びをしてもらうために、修復歴車の排除や、商品の事前説明を徹底しています。

 

スポーツカーの取りそろえが豊富

ネクステージは全国に店舗を展開しており、幅広い在庫を取りそろえています。セダン&スポーツの専門店もあり、年式やグレードなどさまざまなこだわり条件から探せるため、お気に入りの1台が見つけられるでしょう。

 

中古車選びでありがちなのが、「気に入った在庫が遠方の店舗にある」といったケースです。ネクステージでは、気になる在庫があれば、最寄りの店舗へのお取り寄せも承っています。全国の在庫から探せますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

納車できる車選びをサポートしている

ネクステージは、お客さまに後悔をさせないよう、納得できる車選びをサポートしています。常にベストプライスを意識しており、商品の状態をしっかりと説明しているため、初めて中古車を購入するお客さまでも車を選びやすい環境です。

 

また中古車販売でトラブルになりやすいのが、粗悪な車両を購入して、直後に不調になってしまったというケースです。ネクステージでは修復歴車などのトラブルリスクが高い車両は取り扱っておらず、品質にこだわった中古車のみをそろえていますので、ぜひご利用ください。

 

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まとめ

スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

日産GT-Rは世界に誇れるスーパースポーツといえるほどのパフォーマンスを持ったスペシャルモデルです。新車では手の届かない場合でも、中古車であれば購入のチャンスがあるかもしれません。

 

ネクステージのWebサイトでは簡単に車種を絞って検索が可能となっていますので、こまめにチェックすることで条件に合うGT-Rを見つけることができるかもしれません。もしぴったりの1台を見つけたら詳細ページからぜひ問い合わせをしてみましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

スカイラインGT-Rがプレミア価格に?値上がりの理由や歴代モデルを紹介

井元 貴幸

自動車ライター 

初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。

 

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