デミオにはクリーンディーゼル車がある！ガソリン車との違いやメリット

昨今、環境問題に対する関心が高まり、自動車業界でも環境性能に優れたパワートレインが開発されています。マツダが開発したクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIVE-D」もそのひとつです。

 

マツダを代表するコンパクトカーのデミオ、車名変更されたマツダ2にもクリーンディーゼル車があります。クリーンディーゼルのメリットとは何でしょうか。ガソリン車との違いも合わせてご紹介しますので、グレード選びの参考にしてください。

 

※目次※

1.デミオにはクリーンディーゼル車がある

2.デミオからマツダ2へクリーンディーゼルは健在！変更点とは？

3.デミオのクリーンディーゼル車とガソリン車はどんな違いがある？

4.デミオのクリーンディーゼル車に乗るメリットとは？

5.デミオのクリーンディーゼル車の特徴

6.デミオやマツダ2のクリーンディーゼル車を探すならネクステージへ！

7.まとめ

 

 

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デミオにはクリーンディーゼル車がある

最近ではクリーンディーゼルという言葉を聞き慣れたものの、ひと昔前まではディーゼルエンジンにクリーンなイメージはありませんでした。マツダが量産型クリーンディーゼルエンジンを開発し、人気車であるデミオに搭載したことにより、身近に感じた方も多いのではないでしょうか。はじめに、クリーンディーゼルとは何かを解説します。

 

クリーンディーゼルとは

クリーンディーゼルとは、粒子状物質や窒素酸化物の排出量が少ないディーゼルエンジンです。ディーゼルエンジンは大きなエンジンを作り出せることや維持費の安さがメリットですが、大気汚染ガスが出やすいというデメリットがあります。

 

ディーゼルエンジンによる環境汚染が問題視され、2003年に地方公共団体が「ディーゼル車規制条例」を制定しました。それに伴い、規定をクリアした環境に優しいエンジンとして、クリーンディーゼルが開発されています。

 

ディーゼルとの違い

クリーンディーゼルとディーゼルの大きな違いは、環境に与えるダメージです。ディーゼルは不完全燃焼が起こりやすいエンジンで、大気汚染ガスや窒素酸化物などが排出されます。

 

この問題を解決させたのが「コモンレールシステム」という燃料噴射システムです。このシステムにより、クリーンディーゼルはCO2などの有害物質排出量を抑えています。この他、燃費の向上、騒音や振動の低減も実現されました。

 

デミオは2タイプのエンジンがラインアップしている

1996年にデビューしたデミオは、2014年9月に4代目へフルモデルチェンジしています。翌月10月に、マツダ新開発のクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが発売開始され注目を浴びました。

 

以来、ガソリン車とクリーンディーゼル車がラインアップしています。2019年にグローバル車名へ変更されたマツダ2も、同じく2タイプのエンジンモデルから選択可能です。

 

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デミオからマツダ2へクリーンディーゼルは健在！変更点とは？

日本の道路事情にマッチしたコンパクトサイズのデミオは、幅広い層から長年愛され続けている車です。モデルチェンジを機に車名変更を実施し、デミオという名称の車は生産終了しました。

 

デミオのコンセプトをオマージュしたマツダ2は、基本的に大きな違いはありません。どのような点が異なるのかを簡単にご紹介します。

（参考：『MAZDA2（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

上質感がUPしたエクステリア

MAZDA2とデミオの違いとして、上質感が増したエクステリアが挙げられます。中でも、大きく異なるのがフロント周りです。

 

フロントグリルのグラフィックはよりワイドになり、シグネチャーウイングがメッキで施されました。ヘッドランプやバンパーにも変更が加わり、低重心なフォルムになっています。シンプルな中にも深みがあるデザインから、より洗練された印象を受けるでしょう。

 

吸音性能改善で車内の会話も聞き取りやすい

MAZDA2は、車内の会話が楽しめることを目的に、音の聞こえ方を改善しています。デミオよりも車内の静粛性が向上しているため、ドライブをより楽しめるでしょう。

 

これを実現させたのが吸音性能の向上です。デミオに比べ35%も向上しており、高速道路やドアを閉めたときの音が軽減しています。車内で会話も楽しみながら運転したいという方にはうれしい変化となるでしょう。

 

疲れにくくなったシート

MAZDA2では、SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE（スカイアクティブビークルアーキテクチャー）が採用されているため、長時間の走行が疲れにくくなっています。

 

SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE（スカイアクティブビークルアーキテクチャー）とは、人間が本来持っているバランス感覚を車の運転でも最大限に生かせるよう、車をコーディネートしている技術です。その中で、疲れにくい運転姿勢が取れるシートが導入されています。

 

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デミオのクリーンディーゼル車とガソリン車はどんな違いがある？

デミオXDとガソリンモデルにはどのような違いがあるのでしょうか。ディーゼルエンジン・ガソリンエンジンどちらにもそれぞれの良さがあるため、違いや特徴を理解しておきましょう。

 

ここでは、デミオXDとガソリンモデルの違いを5つの項目に分けて解説します。どのエンジンを選ぶかの参考にしてください。

 

加速性能

デミオXDは、ガソリンモデルよりも加速性能に優れています。クリーンディーゼルエンジン車は、一般的に初速が遅いといわれていますが、一度ターボがかかれば問題ありません。圧倒的なトルクを活かした加速は、ガソリンモデルにはない特徴です。

 

実際に乗車してもその加速力が分かりやすく、ターボがかかるだけで身体がシートに押し付けられるような感覚になります。ターボがかかるまでのラグは技術の発展とともに改善されているため、それほど気にならないでしょう。

 

静粛性能

静粛性はガソリンモデルのほうが優れています。これはエンジンの構造による違いが大きく、生じる差は「ディーゼルエンジン特有の音」があるかどうかです。

 

アイドリングストップからエンジンをかけ直した瞬間が特に分かりやすく、ディーゼルエンジンは特有の音が響きわたります。人によってはこれを不快に感じることもあるでしょう。

 

随時改良が行われているため音に関する問題もいずれ解決するかもしれませんが、現状ではガソリンモデルのほうが静粛性に優れています。

 

ハンドリング性能

ハンドリング性能はどちらにも良し悪しがあるため、ドライバーの好みで分かれるでしょう。ステアリングを操作した際の反応は、クリーンディーゼル車よりもガソリン車のほうが優れています。

 

クリーンディーゼル車のステアリング反応が悪い理由は、フロント部分が重いことです。しかし、フロント部分が重いことで運転時の安定性は良くなります。

 

安定性

先述したように、安定性はクリーンディーゼルエンジンのほうが優れています。ガソリン車の持ち味は、軽快なドライビングによる運転の楽しさです。しかし、安定性の面からは、重量が重いディーゼルエンジンのXDに軍配が上がります。

 

燃費

ガソリン車とクリーンディーゼル車のカタログ燃費は、以下のとおりです。なお、燃費の表記はクリーンディーゼル車がJC08モードで、ガソリン車がWLTCモードのため一概に比較できません。ご注意ください。

 

燃費性能に関しては、ガソリン車よりもクリーンディーゼル車のほうが優れています。燃費を重視するのであれば、ガソリン車ではなくクリーンディーゼル車に注目してみましょう。

 

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デミオのクリーンディーゼル車に乗るメリットとは？

マツダ デミオXDは、コンパクトなサイズのため小回りが利き、普段使いに最適です。クリーンディーゼル車は環境に優しいという特徴がありますが、その他にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、マツダ デミオXDの特徴や魅力を、4つのトピックに分けて解説します。

 

経済面と性能面の両方でいいとこ取り

クリーンディーゼル車の燃料は軽油のため、燃料補給にかかる費用を抑えられます。ガソリン車と比べるとかなり費用を抑えられるので、頻繁に車に乗る方や長距離移動が多い方におすすめです。

 

また、維持費が安いだけでなく、燃費性能も優秀なので費用を抑えたい方からも人気があります。燃費性能は高くても、ディーゼル車特有のパワフルな走りが可能な点もデミオXDの特徴であり人気のポイントです。

 

加えて、マツダ2の購入時には、税金の優遇措置が適用されます。エコカー減税や環境性能割です。2023年1月現在、自動車重量税のエコカー減税は2023年4月30日の新車登録分まで、環境性能割は2023年3月31日の新車登録分までが適用期限となっています。

 

コンパクトカーならではの操作性の高さ

デミオXDは、コンパクトカーならではの操作性の高さを持っています。軽自動車よりは大きくなりますが、日本の道路事情にマッチしたサイズです。

 

日本の道路は狭い道や入り組んだ場所が多いため、コンパクトな車の方が運転しやすいといわれています。デミオXDは操作性が良いため、普段から運転をする方はもちろん、たまにしか運転しない方にとっても使いやすい車です。

 

ディーゼル車ならではのパワフルな走りが可能

デミオXDは、コンパクトカーとは思えないパワフルな走りが可能です。初期の加速はガソリン車より劣る場合があるものの、登り坂では力強い加速を見せてくれます。また、ディーゼルモデルはエンジンマウントが大きく高強度なため、カーブや坂道でもハンドルが安定しているのも特徴です。

 

パワフルなディーゼルエンジンは高速道路の合流時にも活躍します。デミオXDは、ガンガン走りたいという方におすすめです。

 

根強いファンが多いエクステリア

デミオXDのエクステリアは、いまだに根強いファンが多いのも特徴です。国産のコンパクトカーとは思えない、スタイリッシュでスポーティーなエクステリアは、多くの方から人気を得ています。

 

ディーゼル車ということを示す赤いラインも魅力です。シグネチャーウイングをヘッドランプよりも突出させて立体感を持たせることで、さまざまな角度から見ても楽しめるデザインとなっています。

 

PRデミオXDの中古車情報

※価格は支払総額

 

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デミオのクリーンディーゼル車の特徴

デミオは、使い勝手の良さと個性的なデザインで多くの人を魅了してきました。初代から4代目までどのモデルにもファンがいます。中古車市場でも人気がある車です。

 

クリーンディーゼル車があるのは、4代目のみのため確認しましょう。4代目デミオ最終モデルのクリーンディーゼル車について、基本スペックや主な特徴をご紹介しますので参考にしてください。

（参考：『デミオ（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

スペック

デミオXDのスペックは以下のとおりです。

デミオXDは、走行性能が高く走る・止まる・曲がるなどの基本性能が高い車です。コンパクトカーながらパワフルに走り室内空間も整っているため、長距離の運転も苦になりません。

 

外観

デミオXDの外観は、スタイリッシュかつ高級感のあるデザインが特徴です。日本のコンパクトカーとは思えないエクステリアで、自動車らしい洗練されたデザインです。

 

また、デザインは外観だけでなく上部とフロア下を通る気流を安定させ、最適な空気の流れを生み出す狙いも含まれています。外観のスタイリッシュさだけでなく、機能的にも優れているデザインです。

 

デミオXDのフロントグリルには、ディーゼル車であることを意味する赤いラインが施され、よりクールな印象を与えています。

 

内装

デミオXDの内装は、ドライバーが運転しやすいように設計されていることが特徴です。ドライバーの足元スペースは余裕があり、自然に足を伸ばした先にオルガン式のアクセルペダルが配置されています。

 

また、コックピットには「ヘッズアップコックピット」が搭載されているため、走行中も快適かつ安全に運転できるでしょう。

 

運転席の機能が充実している分、後席や荷室は必要最低限のスペースです。大きな荷物の持ち運びや、大人数での利用は向いていません。

 

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デミオやマツダ2のクリーンディーゼル車を探すならネクステージへ！

クリーンディーゼル車は、ガソリン車と比較して維持費を抑えられる一方、車体価格が高めの設定です。そのため、新車購入では予算が足りないという場合もあります。

 

できるだけ購入費用を抑えたい場合は、中古車購入を検討してみましょう。中古車であれば、予算内でワンランクアップグレードをお得に購入できる可能性が高くなります。現在の中古車情報をチェックしてみましょう。

 

デミオとマツダ2の中古車相場

ネクステージでは、走行距離がそれほど多くない良質なデミオやマツダ2を販売しています。2023年1月時点でのネクステージにおける中古車相場価格は下記のとおりです。

デミオの中古価格が値下がり傾向となっています。マツダ2は、販売されて約3年ほどのため流通台数が多くありません。今後の動向をこまめにチェックしましょう。

 

全国の中古車から目当ての一台を探そう

自分好みの中古車に出会える可能性は、在庫台数が多い販売店のほうが高くなることが一般的です。全国に200店舗以上展開しているネクステージには、在庫台数3万台以上を取りそろえています。修復歴車など粗悪な車両は一切取り扱っていません。

 

ネクステージのWeb検索では、全国の在庫から簡単に条件を絞って検索可能です。気になる車は最寄りのネクステージ店舗にお取り寄せして、実車を自分の目で確認できます。

 

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まとめ

クリーンディーゼルエンジンは、BMWやメルセデスベンツなども開発していますが、マツダの開発エンジンも世界的に認められている優れたエンジンです。4代目のデミオやマツダ2では、ガソリン車とクリーンディーゼル車の2タイプから選べます。

 

ネクステージで探す際は、エンジン区分を「軽油」に絞ることで簡単に検索可能です。希望条件にかなった車を見つけた場合は、車両詳細ページから無料で在庫確認や見積もりを依頼できます。お気軽にお問い合わせください。

 

 

▼ライタープロフィール

田村陽子

自動車ライター

熊本県在住。これまで、国産車・輸入車・軽自動車・普通車など、20種類以上の車に乗った経験を活かしてクルマ系メディアでの執筆活動を行っている。車両整備士や車好きの友達が多く、情報交換により日々知識を向上している。

 

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