中古車「ダイハツ アルティス」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!
アルティスはダイハツが販売しているセダンです。高い意味という意味を持つ「Altitude(アルティテュード)」の造語を車名に用いており、高級感のあるエクステリアやインテリアを特徴としています。セダンの購入を検討している方の中には、アルティスについて詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アルティスの特徴についてご紹介します。ライバル車の情報も紹介していますので、購入を検討している方は参考にしてください。
※目次※
・アルティスはダイハツが販売するOEM車。2000年に販売を開始しており、2022年8月時点では5代目のモデルを販売している
・アルティスの魅力は豪華な装備を搭載した快適な車内空間。ハイブリッドシステムを採用しており、低燃費で滑らかな走り心地を体感できる
・アルティスやライバル車の中古車を検討するなら中古車を豊富に取りそろえているネクステージをチェックしよう!
中古車「アルティス」のおすすめモデルとは?
アルティスの中古車は5代目まである
アルティスはトヨタ自動車が販売するカムリのOEMです。基本性能はカムリをベースにしていますが、ダイハツのオリジナル仕様になっています。アルティスはこれまでに4回のフルモデルチェンジをしました。歴代モデルの発売期間は以下の通りです。
|
発売期間 |
初代 |
2000年~2001年 |
2代目 |
2001年~2006年 |
3代目 |
2006年~2010年 |
4代目 |
2012年~2017年 |
5代目 |
2017年~現在 |
2022年8月にはマイナーモデルチェンジをしたアルティスの販売を開始しました。グレードは1種類、駆動方式は2つのタイプから選択できます。
2017年式以降の5代目モデルがおすすめ
アルティスの中古車を購入する場合には5つの歴代モデルから選べますが、スペックで選ぶなら5代目モデルがおすすめです。
過去のモデルでもハイブリッドタイプを販売していましたが、5代目モデルでは先進の技術を取り入れたハイブリッドシステムを採用しました。トランスミッションの電動効率やエンジンの熱効率に改良を加えており、動力性能が15%ほどアップしています。エンジンにも新しい技術を導入しており、鋭い加速や力強い走りが可能です。
価格重視なら2014年式以降のモデルがおすすめ
一方で価格を重視する方は、2014年以降のモデルを検討するとよいでしょう。一般的に中古車販売価格は年式や走行距離で異なる傾向があり、年式の古い車両は新しい車両よりも安いからです。
3代目のモデルは2006年~2017年に販売していましたが、2014年のマイナーチェンジではエクステリアやインテリアの改良が図られました。
フロントグリルやバンパーを改良しており、重厚感を与えるデザインになっています。室内空間は広く保たれており、快適なドライビングを楽しめるでしょう。ハイブリッドエンジンを搭載しており、低燃費での走行が可能です。
中古車「アルティス」の歴代モデル
初代モデルのグレード
2000年3月に販売を開始した初代アルティスの特徴は、個性的なエクステリアと快適な居住性です。エクステリアは大型のフロントバンパーやサイドへの後退角を特徴としたデザインになっています。
インテリアにはパワーウィンドウ、アクセサリーソケット、多機能のキーレスエントリーなどを標準で装備しました。車内にはカップホルダーやクステンションプレート付サンバイザーなどを装備しており、快適なドライビングを楽しめるでしょう。パワートレインには高出力で低燃費のエンジンを採用しました。
2代目モデルのグレード
2001年9月に販売を開始した2代目モデルの特徴は、広い車内空間と燃費消費率の向上です。ボディサイズの見直しをしており、全長は15mm、全幅は10mm、全高は70mm長くなりました。ゆとりのある車内になっており、大人数でのドライブでも快適に過ごせるでしょう。
パワートレインには2.4LのVVT-i付きのエンジンを採用しました。電子制御サスペンションを搭載しており、さまざまなシーンにおいて安定した走りが可能です。エクテリアについてはフロントのバンパー、ヘッドランプ、リアのコンビネーションランプのデザインが変更されています。
3代目モデルのグレード
2006年1月に販売を開始した3代目のモデルの特徴は、充実した安全装備と快適な室内空間です。先進の衝撃安全ボディを採用しており、全方位からの衝突に対応しています。全席にカーテンシールドエアバッグ、運転席にはSRSエアバッグやSRSニーエアバッグを搭載しており、万が一の事態でも衝撃の軽減が可能です。
3代目モデルは2代目よりも広めに設計しており、全幅が25mmほど長くなっています。室内長は260mmほど長くなっており、ゆとりのあるドライビングが可能です。
4代目モデルのグレード
2012年5月に販売を開始した4代目のモデルの特徴は優れたパワートレインです。歴代のモデルではガソリンエンジンを搭載していましたが、4代目のモデルからはハイブリッドシステムを採用しています。
2.5Lのアトキンソンサイクルエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせており、JC08モードで23.4km/Lの優れた燃費消費率を記録しました。エクステリアではラグジュアリーな雰囲気を与えるフロントビューや力強さを感じるサイドビューを取り入れたデザインとなっています。
5代目モデルのグレード
現行モデルは2017年7月に販売を開始しました。4代目のモデルと同じようにハイブリッドシステム専用車となっており、パワートレインやエクステリアに改良を加えています。現行モデルの基本スペックは以下の通りです。
駆動方式 |
2WD |
E-Four |
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,885mm×1,840mm×1,445mm |
4,885mm×1,840mm×1,455mm |
総排気量 |
2.487L |
2.487L |
最高出力(エンジン) |
131kW |
131kW |
最大トルク(エンジン) |
221N・m |
221N・m |
最高出力(モーター) |
88kW |
88kW |
最大トルク(モーター) |
202N・m |
202N・m |
燃費消費率(WLTCモード) |
24.3km/L |
21.6km/L |
(2022年8月現在)
中古車「アルティス」の特徴や魅力
進化を続けて低燃費と動力性能を兼ね備えたエンジン
アルティスに搭載しているエンジンは直列4気筒DOHCです。レギュラーガソリン仕様の2.5Lのエンジンを採用しており、燃費性能が大幅に上昇しました。2WDのモデルについては2030燃費基準で5つ星を獲得しており、環境に配慮した走りが可能です。
アルティスの駆動方式は2WDとE-Fourの2種類となっています。E-Fourとは電気式の4WDシステムです。スリップのしやすい状況ではスムーズに4WDに切り替わるため、安定した走りを楽しめます。電動モーターのみで走行するEVドライブモードスイッチを搭載しており、静寂性の高い走りが可能です。
スポーティな印象の重心が低いボディ
アルティスのエクステリアは低重心を意識したシルエットを採用しています。スポーティでスタイリッシュな印象を受けるでしょう。フロント部分にはオリジナルのエンブレムを搭載しており、足回りには17インチのシルバー塗装のアルミホイールを装着しています。
また、アルティスのボディカラーは4色です。2022年8月のマイナーモデルチェンジでは、新たにエモーショナルレッドIIIが加わりました。ライフスタイルや使用目的に合わせて好みのボディカラーを選べます。
広くゆとりのあるラゲッジスペース
アルティスのインテリアは居住性の高さが特徴です。ファブリック素材のシート、シートヒーター、リアセンターアームレストなどの上質な装備になっています。
ラゲージスペースの容量は480Lです。小型化したバッテリーをリアシートの下に搭載しており、大きな荷物でも積載できます。ロックを解除すると自動的にラゲージドアが全開するように設計されており、重い荷物でも簡単に積載できるでしょう。
車内にはアクセサリーコンセントを搭載しており、AC100Vの電化製品の使用が可能です。停電時や災害時にも活用できます。
安心感のある機能の搭載
アルティスに搭載した予防安全パッケージは「トヨタセーフティセンス」です。歩行者事故・正面衝突・車線逸脱などの交通事故を未然に防ぐためのサポートが備わっています。
アルティスはサポカーSワイドの適合車です。サポカーとはドライバーの安全運転を支援する車のことで、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの機能を装備しています。他にもクリアな視界を可能にするLEDフロントフォグランプやLEDリアコンビネーションランプなども搭載しており、快適なドライビングが可能です。
中古車「アルティス」のライバル車種5選
トヨタ マークX
マークXはトヨタが販売していた高級セダンで、日本車らしいキレのあるデザインや自然吸気エンジンならではの伸びのある走りを特徴としています。
後輪駆動の設計になっており、安定した走りが特徴です。2009年に販売を開始した2代目モデルは2019年に販売を終了しました。マークXの最終モデルの基本スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,770mm~4,795mm×1,795mm×1,420mm~1,435mm |
排気量 |
2,499cc~3,456cc |
燃費消費率(JC08モード) |
10.0km/L~11.8km/L |
新車販売価格 |
270万6,000円~451万円 |
中古車販売価格 |
39万9,000円~289万9,000円 |
(2022年8月現在)
(参考:『マークX(トヨタ)の中古車一覧』)
ホンダ インサイト
インサイトはホンダが販売するアッパーミドルクラスのハイブリッドタイプのセダンで、アルティスに似た性能や装備となっています。パワートレインには「SPORT HYBRID i-MMD」という独自のハイブリッドシステムを搭載しており、圧倒的なパワーと滑らかな走りを体感できるでしょう。現行モデルの基本スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,675mm×1,820mm×1,410mm |
排気量 |
1,496cc |
燃費消費率(WLTCモード) |
24.4km/L~28.4km/L |
新車販売価格 |
335万5,000円~372万9,000円 |
中古車販売価格 |
29万9,000円~294万9,000円 |
(2022年8月現在)
(参考:『インサイト(ホンダ)の中古車一覧』)
ホンダ アコード
アコードはトヨタが販売しているミドルクラスのセダンで、上質感のあるインテリアを特徴としています。パワートレインには2モーター式のハイブリッドシステムを採用しており、鋭い加速や滑らかで安定感のある走りを楽しめるでしょう。
現行モデルは2020年に販売を開始しましたが、2022年9月に生産終了が予定されています。現行モデルの基本スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,900mm×1,860mm×1,450mm |
排気量 |
1,993cc |
燃費消費率(WLTCモード) |
22.8km |
新車販売価格 |
465万円 |
中古車販売価格 |
55万9,000円~376万2,000円 |
(2022年8月現在)
(参考:『アコード(ホンダ)の中古車一覧』)
マツダ MAZDA6セダン
MAZDA6セダンはマツダのフラグシップモデルであり、魅力的なパワートレインを特徴としています。ガソリンエンジンに加えて高性能のディーゼルターボエンジンのモデルも用意されており、ライフスタイルに合わせたパワートレインの選択が可能です。
エクステリアは低重心を意識した設計となっており、軽快なドライビングを体感できます。現行モデルの基本スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,865mm×1,840mm×1,450mm |
排気量 |
2,188cc~2,488cc |
燃費消費率(WLTCモード) |
12.4km~19.6km/L |
新車販売価格 |
289万3,000円~442万7,500円 |
中古車販売価格 |
225万9,000円~339万9,000円 |
(2022年8月現在)
日産 ティアナ
ティアナは日産が販売していたアッパーミドルクラスのセダンで、モダンリビングやおもてなしをコンセプトとしています。無重力空間での姿勢を元に設計されたスパイナルサポート機能付きシートを採用しており、快適なドライビングを楽しめるでしょう。
2014年にはフルモデルチェンジをしたティアナの販売を開始しましたが、2020年7月に生産終了しています。最終モデルの基本スペックは以下の通りです。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,880mm×1,830mm×1,470mm |
排気量 |
2,488cc |
燃費消費率(JC08モード) |
14.4km |
新車販売価格 |
261万1,400円~357万8,300円 |
中古車販売価格 |
59万9,000円~149万9,000円 |
(2022年8月現在)
(参考:『ティアナ(日産)の中古車一覧』)
ダイハツ アルティスの中古車価格相場は?
アルティスを購入する際には中古車販売価格も確かめておきましょう。新車よりも販売価格が安く、お得に手に入れられる可能性が高いでしょう。ネクステージでの2020年8月時点における中古車価格相場は以下の通りです。
最安値 |
最高値 |
- |
- |
アルティスは販売台数が少なく、中古車市場に流通する台数も少ない傾向にあります。お得に車を購入したい方は、中古のライバル車がおすすめです。100万円以下で手に入るモデルもあるため、気軽に車選びができます。
また、OEM車のベースとなっているカムリは取り扱いがあり、最安値は99万9,000円、最高値は469万9,000円とグレードや年式によって大きく価格の幅があります。
(参考:『アルティス(ダイハツ)の中古車一覧』)
まとめ
アルティスはトヨタが生産しているカムリのOEM車です。スポーティなスタイルのエクステリアやゆとりのある車内空間を特徴としています。アルティスの購入を検討するなら中古車がおすすめですが、流通している台数が少ないのでライバル車も候補に含めるとよいでしょう。
ネクステージではさまざまな車種やメーカーの中古車を取りそろえており、お気に入りの1台を見つけやすくなっておりますので、ネクステージのWebサイトで取り扱い中の車両をチェックしてみましょう。