車用スマートキーの探し方と対処法を解説!紛失時にかかる費用の目安とは?
車用スマートキーは鍵を抜き差しする必要がないため、車内へ置き忘れや、荷物にまぎれてしまうことも多いようです。いくら探しても見つからず、車を移動できずに困ってしまったという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
スマートキーは、車に近付くだけで鍵の施錠・解除・エンジン始動なのができる便利機能が魅力ですが、紛失しやすいという声も多く聞かれます。そこでこの記事では、スマートキーが見つからないときの探し方と対処法についてまとめました。紛失防止アイテムやスマートキーの正しい取り扱いについても紹介しているので、スマートキーを紛失しやすいという方は、ぜひお役立てください。
※目次※
・スマートキーの探し方は、エンジンをかけて近くにあるか確かめる
・スマートキー紛失時はスペアキーの使用、ロードサービスへの依頼、遺失届の提出など、状況に合わせて冷静に対処する
・紛失防止アイテムの使用や電池切れに備えて電池交換、定位置にスマートキーを保管するなど予防も大切
スマートキーの探し方|車内か車外かを確かめよう!
スマートキーは、車に近づくだけでエンジン始動の操作ができます。近くにあれば、かばんや服のポケットの中にあれば反応するため、「スマートキーがない」という際は、まずはエンジンがかかるかを確かめてみましょう。
エンジンがかかる場合は、車内にあるか身に付けている物のどこかに隠れている可能性があります。もしエンジンがかからなかった場合は、遠くにある可能性が高いので車外にあると考えられるでしょう。
スマートキーの探し方|インロックしたときの対処法
車内にキーがあると感知した場合、スマートキーではロックできない仕組みになっています。しかしスマートキーをトランクなどに置き忘れてしまった場合や、スマートキーの電池が少ない場合はインロックしてしまう可能性もあります。
ここでは、インロックしたときの対処法について見ていきましょう。具体的には、スペアキーで開ける、ディーラー・鍵屋に依頼する・JAFに連絡するなど、3つの方法があります。
スペアキーで開ける
スマートキー紛失時のシンプルな解決策は、スペアキーで開けることです。自宅でスペアキーを保管している場合は、バスや電車で取り帰りましょう。また家族や友人に頼んで、スペアキーを持ってきてもらう方法もあります。
スペアキーでドアを開けられれば、車内にあるはずの鍵を探すことが可能です。
ディーラーや鍵屋に依頼する
自宅の鍵同様、車の鍵のトラブルに対応している業者もあります。インロックしてしまった場所が自宅から遠方の場合や、すぐに開けたい場合に依頼するとよいでしょう依頼する際は、車種・年式・グレード・鍵のタイプを伝えると、スムーズに作業を進められるでしょう。
また、ディーラーでも対応可能なところもあるようです。どちらが早い対応をしてくれるかという点と費用を比較して選ぶとよいでしょう。
JAFに連絡する
JAFは、インロックを含む鍵のトラブルにも対応しています。会員の場合は無料で解錠してくれます。指定の場所まで車を牽引するサービスもあるので、状況に合わせて依頼しましょう。
また自動車保険のロードサービスでも、インロック対応のサービスを提供している場合があります。保険内での対応だと無料となるので、問い合わせ時に確認しておくと安心です。
スマートキーの探し方|車外で紛失したとき
スマートキーが車内では見付けられず、車外で紛失した可能性が高い場合は、思い当たる場所をすべて探してみることが先決です。どうしても見つからない場合は、警察に「遺失届」を提出します。落ち着いて対応するため「遺失届」の出し方についても確認しておきましょう。
思い当たる場所をチェックする
気持ちが焦っていると、探したつもりで見逃している恐れもあります。まずは、思い当たる場所を丁寧に探しましょう。また、誰かと一緒に探してもらうと見付かりやすいこともあります。
<チェックしておきたい場所>
・財布や化粧ポーチの中
・ハンカチの中
・服のポケット(胸ポケット・上着やズボンのポケット)
・よく使うかばん、リュックの底や内ポケット、横ポケット
・車内の座席下やポケット、シートの下、ドアポケット
・運転中に寄ったお店、その駐車場(スーパー・コンビニ・コインランドリー)
警察に「遺失届」を出しておく
警察署に「遺失届」を提出すると、見つかった際に連絡がきます。電話やメールにより提出可能なケースもあるため、直接出向く手間を省きたい方は、最寄りの警察署のサイトから電子申請のページをチェックしましょう。
遺失物の受け取りの際は、身分証明書・印鑑・手元にある警察署からの通知を持参しましょう。また遺失物は、本人でなければ受け取れません。代理人にお願いする場合、委任状が必要です。
スマートキーを紛失した場合にかかる費用
スマートキーを紛失してしまった際は、新たな鍵の作成やロードサービスの利用により出費が発生することは避けられません。突然の出費に備えて、紛失時に発生する鍵作成費用やロードサービスの費用などの大まかな費用についても事前に確認しておきましょう。
鍵の作成費用
鍵を新たに作成する場合、鍵屋とディーラーのどちらかに依頼することになります。それぞれの費用の目安は以下の通りです。
【ディーラー】
1〜3万円が鍵作成費用の相場です。ただし料金はメーカーや車種によって異なり、数千円で作成できるケースもあります。イモビライザー付き(防犯機能付き)だと、+1万円ほどかかるようです。
【鍵屋】
業者によって異なりますが、2万円ほどは見ておくとよいでしょう。
JAF・ロードサービスの費用
インロックした場合は、JAF会員なら鍵開けは無料です。ただし追加料金として、下記の費用がかかることもあります。
・30分以上の作業料金
・部品・油脂・燃料代
非会員の場合、下記の料金が発生します。
|
一般道 |
高速道路 |
昼間(8~20時) |
1万3,130円 |
・1万5,230円(SA、PA内) ・2万1,520円(SA、PA以外) |
夜間(20~8時) |
1万5,230円 |
・1万7,320円(SA、PA内) ・2万4,650円(SA、PA以外) |
※SA(サービスエリア)、PA(パーキング)
詳しくは、依頼時に確認するとよいでしょう。
(参考:「ロードサービスの料金を調べる|JAF」)
スマートキーを紛失したら任意保険は使える?
スマートキーを紛失した場合、任意保険で鍵を作成できることもあります。不注意による紛失は保険対象外で、盗難に遭った場合は保険が適用されることが多いようです。なお、車両保険の付帯サービスに加入している方が対象です。
盗難により補償を受ける際、下記の流れで手続きをします。
1.盗難届を出す
2.受理番号を確認する
3.盗難の事実確認(調査)
4.保険金を受け取る
不注意による紛失でも、ロードサービスの特約を付けていれば鍵の解錠を依頼できます。JAFの非会員の方は、加入している自動車保険の契約内容をチェックしてみるとよいでしょう。
スマートキーを失くして困らないための予防策3つ
スマートキーの紛失は、対応に手間がかかり出費も大きいため、なるべくなら避けたいものです。紛失を防ぐためにはスペアキーを用意する、紛失防止キーホルダーを付ける、アプリと連携するといった方法があります。ぜひ、気軽にできそうな方法から試してみるとよいでしょう。
1:スペアキーを用意する
鍵の紛失に備えてスペアキーを用意しておくと緊急時に役立ちます。スペアキーの作成は、鍵屋かディーラーで依頼します。
ただし、マスターキーで車の施錠をしてスペアキーで開錠した場合、防犯ブザーが鳴ってしまうこともあります。その場合はエンジンを始動すると防犯ブザーは止まるので、慌てずに対処しましょう。
2:紛失防止キーホルダーを付ける
紛失防止に役立つアイテムとしてキーホルダーもおすすめです。キーホルダーには、GPS機能付きや、音で位置を知らせてくれるものなどがあります。そのような機能がついたものなら、万が一、スマートキーを紛失した際も探しやすくなるでしょう。
3:スマートキー用のアプリを利用する
紛失防止のアイテムとして、以下のようなスマートフォンのアプリも便利です。
・光や音で知らせるアプリ
別売りのステッカーを鍵に貼ると、発信機により場所を特定できるアプリです。光や音で知らせる機能もあり、暗い所や隙間に隠れていても見つけやすいでしょう。
・バイブレーションで通知するアプリ
Bluetoothを接続し、鍵・スマートフォン・キーホルダーを連携させます。光と音だけでなく、スマートフォンのバイブレーションでも位置を教えてくれます。
・複数の鍵を管理するアプリ
最大20の鍵を同時に管理できます。車の鍵だけでなく、自転車の鍵や家の鍵も一元管理できるのがポイントです。
スマートキーに関するよくあるトラブル4つ
ここでは、スマートキーが作動しないトラブルについてまとめました。起こり得るトラブルを知っていると、いざというとき冷静に対処できます。電池切れや動作の不具合、電波障害トラブルの内容・原因・対応方法をチェックしていきましょう。
トラブル1:電池切れ
忘れたころに起こりがちなのが、電池切れです。スマートキーの電池の寿命は、1〜2年と言われています。電池が減ってきた場合、車内にキーがあることを感知できなくなりインロックしてしまう可能性が高まります。電池切れになる前にこまめにスマートキーのボタン電池を交換するようにしましょう。
また、電池が切れてしまった場合は内蔵されているメカニカルキーで対処できます。メカニカルキーは、鍵穴に差し込むタイプの鍵でドアの開閉やエンジンをかけることも可能です。
トラブル2:ドアロックができない
ボタンを押してもドアロックできない場合、半ドアになっている可能性があります。車種によっては「ピー」という警告音やブザーで、半ドアを知らせてくれます。
ドアがロックできない場合は、「ドアに何か挟まっていないか」などをチェックするとよいでしょう。
トラブル3:車のエンジンがかからない
スマートキーに限らず、バッテリーが上がっていると車のエンジンはかかりません。ライトのつけっぱなしや乗車頻度の少ない場合、バッテリーが上がりやすいようです。スマートキー側に問題がない場合は、バッテリー上がりが原因の場合もあります。以下がバッテリー上がりの対処法です。
【バッテリーが上がりの対処法3つ】
1.ロードサービスに連絡して対応をお願いする
バッテリーを回復させられない場合はロードサービスに依頼しましょう。
2.他の車からエンジンを供給する
ブースターケーブルをつなぎエンジン始動すると、他の車から自分の車へ電力の供給ができます。バッテリー上がりは車のトラブルの中でも多い傾向にあるので、ブースターケーブルを車に積んでおくと安心です。
3.ジャンプスターターで復活させる
自力でバッテリー上がりを回復できる、モバイルバッテリーのようなアイテムです。小さいものから大きいものまでタイプはさまざまです。こちらも、もしものときに備えて車に積んでおくとよいでしょう。
トラブル4:電波障害によるエラー
強い電波を発している建物や機器が近くにあると、電波障害によりエラーを起こしてしまうこともあります。電波傷害によるトラブルは頻発に起こるものではありませんが、スマートキーの電波との相性によって発生することもあるようです。
電波障害が起きている場合は、再始動したりスマートキーを操作する場所を変えたりするなどして、再度スマートキーを作動させてみるとよいでしょう。
スマートキーの取り扱いにおける2つのポイント
鍵穴にキーを刺すことなく、キーを持っているだけでドアを開錠したり、エンジンがスタートできたりと非常に便利なスマートキーですが、取り扱い方法を注意するとより快適に利用できます。ここでは、紛失や不具合、電池切れを防ぐためにスマートキーの取り扱い方法について確認していきましょう。
スマートキーの電池を年に1回交換する
急な電気切れを防ぐために、年に一度電池交換をしましょう。電池交換の方法や電池の選び方、購入先は以下の通りです
・一般的な電池交換の方法
1.内蔵されているメカニカルキーを取り出す
2.テコの原理でカバーを外す
3.ボタン電池を新しいものと交換する
4.カバーを取り付け元に戻す
・ボタン電池の選び方・購入先
1.ボタン電池の「+極」側にある、型番を確認する
2.家電量販店やスーパー、ドラッグストア、ネット通販で購入する
スマートキーの保管場所を決める
頻繁にスマートキーを失くしてしまう方は、同じ場所に置く癖をつけるのがおすすめです。車内では運転席のドアポケットに入れる、家に帰ったら玄関に置くなど、定位置を決めると紛失や忘れ物防止になるでしょう。
また強い電波を発する機器の側に置くと、電波障害を誘発します。電子レンジや掃除機、テレビといった家電から離れた場所で保管しましょう。
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まとめ
スマートキーを紛失した際は、まずキーが車内、車外のどちらかにあるかを確認します。インロックしてしまった場合は、メカニカルキーやスペアキーで解錠するか、ロードサービスに依頼しましょう。車外で紛失した場合は、思い当たる場所を落ち着いて探してみましょう。探しても見付からない場合は「遺失届」を出しておくと発見時に連絡がもらえます。
スマートキーは便利なものですが、年に1度の電池交換や保管場所を決めておくなどの取り扱い方に注意すると、より快適に利用できます。また、紛失を防ぐためにキーホルダーやアプリの使用も有効です。
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