申請の際に覚えておきたい自動車車庫証明の正しい書き方
自動車を購入したときには車庫証明の手続きが必要です。手続きをするには書類の作成をしなければならず、難しいという印象を持つ方もいるのではないでしょうか。車庫証明の手続きをする際には、計画的に進めることが大切です。
そこでこの記事では、申請の際に覚えておきたい自動車車庫証明の書き方についてご紹介します。申請から許可までの流れを解説しており、スムーズな申請をするためのコツが分かるでしょう。車庫証明を予定している方は参考にしてください。
※目次※
5.自動車車庫証明の書き方を知る際に覚えておきたい3つの注意点
6.車庫証明の書き方を覚えなくてもOK！ネクステージにお任せ！
・車庫証明の自動車の名義変更をするために必要な手続き。保管場所によって用意する書類が異なる
・車庫証明の申請や書類の受け取りは保管場所を管轄している警察署で行う
・ネクステージなら中古車の購入から登録の手続きまでのサポートが可能。全国の店舗で豊富に車両を取りそろえている
自動車車庫証明の書き方を知る前に手続きについて知ろう
自動車車庫証明を作成する機会は少ないため、必要になるタイミングを知りたいという方もいるのではないでしょうか。
基本的に自動車車庫証明は、自動車の購入や譲渡をする際に申請しなければなりません。ただし、車種によっては例外もあるため、必要になるケースを前もって確かめておきましょう。ここでは、自動車の車庫証明に関する基礎情報をご紹介します。
自動車の車庫証明とは？
車庫証明の正式名称は「保管場所証明書」です。車の保管場所を確保していることを証明します。基本的に以下の名義変更をする際に自動車車庫証明を作成しなければなりません。
・新規登録
・変更登録
・移転登録
自動車車庫証明は新車や中古車を問わず、全ての普通自動車が対象となっています。中古車を購入したときや友人から自動車を譲り受けたときも、家族間であっても名義変更をする際は忘れずに手続きをしましょう。
軽自動車の車庫証明の正式名称は「保管場所届出手続」です。軽自動車の書類手続きは軽自動車検査協会が管理していますが、車庫証明については提出の義務がありません。ただし、一部の地域においては軽自動車検査協会で手続きをした後に、管轄している警察署で車庫証明を取る必要があります。
手続きで必要な書類
自動車の車庫証明をする際には、複数の書類を用意しなければなりません。申請をする際に必要となる書類は以下の通りです。
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書
・保管場所の所在図・配置図
・使用の本拠の位置が確認できる書類
上記に加えて、自動車の保管場所の所有者を証明する書類を用意します。自分名義の保管場所を使用する際には保管場所の使用権原を疎明する書類、他人名義の保管場所を使用する際には保管場所使用承諾書を用意しましょう。
車庫証明に関する書類は都道府県警察ごとに様式が異なります。ただし、記載内容については同じです。
自動車車庫証明の書き方
自動車車庫証明を申請する際にはさまざまな書類を用意するため、できるだけスムーズに記入を済ませたいという方もいるのではないでしょうか。
自動車の車庫証明では、地図の記入や土地の所有者の記入が必要になるケースがあります。自動車の購入では支払いの手続きや他の書類の準備があるため、速やかに書類を作成しましょう。ここでは、自動車車庫証明の書き方をご紹介します。
自動車保管場所証明申請書の書き方
自動車保管場所証明申請書とは自動車の車庫証明をする際に必要となる申請書です。申請書の上部には以下の項目があります。
・車名
・型式
・車台番号
・自動車の大きさ
車名は車種名ではなく、メーカー名のみを記載しましょう。その他の項目については、車検証の通りに記載します。
自動車の使用の本拠の位置には住所、自動車の保管場所の位置には保管場所の住所を記載しましょう。駐車場に番号が’付されているときは、忘れずに記入します。
保管場所標章交付申請書の書き方
保管場所標章交付申請書とは、車庫証明書と一緒に公表する保管場所標章を申請するための書類です。自動車保管場所証明申請書と同じ記載要領となっているため、内容に相違がないように記入しましょう。
申請書の中段には管轄している警察署名や申請者の情報を記入します。住所、氏名、ふりがな、電話番号を記載しますが、申請年月日は空白のままで提出しましょう。ただし、「自動車保管場所届出」に伴って申請書を提出する場合には、届出日と同じ日付を記入します。
保管場所の所在図・配置図の書き方
保管場所の所在図・配置図とは自宅と駐車場の位置関係を表記する書類のことです。申請後に警察署が駐車場の位置を確かめる場合があるため、所在図や配置図は分かりやすく記入しましょう。
地図はダウンロードしたものでも構いません。手描きが苦手な方は、印刷したものを使用しましょう。自宅の一部を駐車スペースとして使用する場合には、車庫のサイズや周囲の建物を詳しく記入します。賃貸駐車場を使用する方は、駐車場の番号も忘れずに記入しましょう。
保管場所の使用権原を疎明する書類の書き方（自分の所有地）
保管場所の使用権原を疎明する書類とは申請者が所有する土地を駐車場の保管場所として使うときに使用する書類のことです。家族であっても、土地の名義人が親や親族の場合には保管場所使用承諾証明書を使いましょう。
保管場所の使用権原を疎明する書類には「証明申請」と「届出」の2つの項目があります。申請する自動車が普通車や小型車のときには「証明申請」、軽自動車のときには「届出」を選びましょう。また、ガレージや車庫などを使う場合には「建物」に、屋根のない駐車場を使う方は「土地」にチェックを入れます。
保管場所使用承諾書の書き方
保管場所使用承諾書は賃貸駐車場を使う方が用意する書類です。該当の土地について、申請者が使うための許可を受けていることを証明します。スムーズに申請ができるように、あらかじめ賃貸駐車場の契約を結んでおきましょう。
保管場所使用承諾書には申請者に加えて、土地の所有者の氏名や住所の記入欄があります。土地の大家や管理人に連絡をして記入してもらいましょう。記入までの時間がかかることがあるため、できるだけ早めに作成しておくことをおすすめします。
使用の本拠の位置が確認できる書類
使用の本拠の位置が確認できるものとは、自宅として使っていることを証明するための書類のことです。書類に関する細かい規定はありません。住所が記載されている書類や伝票などを用意しましょう。
主な書類としてガスや電気などの公共料金の領収書、運転免許証、マイナンバーカード、消印のある郵便物などがあります。軽自動車については、自動車検査証も有効な書類のひとつです。基本的にはコピーを提出しますが、資料の提出を求められるケースがあります。
自動車車庫証明の書き方を覚えたら必要書類を入手しよう
自動車車庫証明の記入方法を理解した後は、実際に申請書の作成を始めましょう。申請書を記入するには申請書が必要ですが、警察署や警察署のWebサイトで入手が可能です。
入手に関する複雑な手続きはありません。ただし、入手方法によってメリットやデメリットが発生します。ライフスタイルを考えながら、好みの入手方法を選びましょう。
警察署で書類を入手する
1つ目の方法は警察署での入手です。車庫証明に関する書類は警察署が発行しているため、管轄地域の警察署へ行けば必要な書類を全て受け取れます。
警察署で受け取るメリットは、複写式の申請書を入手できることです。1回の記入で3枚の用紙に記入ができるため、スムーズに申請書を作成できます。
一方で警察署では受付時間が決まっており、時間外に訪れても申請書を入手できません。土曜日、日曜日、祝日には対応しておらず、仕事をしている方は時間の調整が必要でしょう。
都道府県警のWebサイトから書類を入手する
2つ目の方法はWebサイトからの入手です。警察署ではWebサイトを設けており、ダウンロードをした後に印刷をすれば申請書として使用できます。
Webサイトの特徴は24時間対応していることです。仕事や子育てで警察署へ行くのが難しい方でも簡単に申請書を入手できます。
Webサイトからダウンロードした申請書は、複写式ではありません。申請書を作成する際、3枚の用紙に同じ内容を記入しなければならないので、時間がかかる恐れがあります。
自動車車庫証明の申請から許可までの流れ
自動車車庫証明の申請書類を用意したら、手続きの準備をしましょう。手続きでは書類の提出に加えて、申請手数料や標章交付手数料を支払いがあります。
スムーズな手続きをするには、車庫証明の申請や書類の受け取りでかかる費用を前もって把握しておきましょう。ここでは、申請から許可までの流れを2つに分けてご紹介します。
警察署で申請を行う
申請書の記入を終えたら、保管場所を管轄する警察署へ行きましょう。受付時間は一例として平日の午前9時~午後5時となっていますが、警察署によっては受付時間が異なる場合があります。事前に警察署のWebサイトで確かめておきましょう。
申請では、書類の不備をチェックした後に申請手数料を支払います。都道府県によって異なりますが、2,000円が目安です。
現金で支払うときと印紙で支払うときがあるため、指示通りに支払いましょう。警察署は受付を受理した後に保管場所の確認をします。
警察署で書類を受け取る
自動車の車庫申請をしたら、必要書類の受け取りです。具体的な受取日は、申請した際に確かめられます。
はじめに警察署で納入通知書兼領収書を窓口に提示しましょう。その際に、標章交付手数料として500円ほどを支払います。
受け取る書類は自動車のリアガラスに貼る標章、自動車保管場所証明書、保管場所標章番号通知書です。保管場所標章番号通知書は車の車検証と一緒に保管しましょう。自動車保管場所証明書は自動車の登録する際に使用します。
自動車車庫証明の書き方を知る際に覚えておきたい3つの注意点
自動車の車庫証明の手続きには、保管場所の位置や書類の有効期限などに注意しなければなりません。
確かめないまま手続きを進めると、新たな保管場所を探さなければならない、再度自動車車庫証明の申請をしなければならないなどのリスクが発生します。
ここでは、自動車車庫証明の書類を作成する際の3つの注意点について詳しく見ていきましょう。
印鑑の有無の確認
1つ目の注意点は申請書における印鑑の有無です。以前は押印を必要としていましたが、ペーパーレス化の実現に伴って政府は申請手続き書類に関する押印の廃止を進めています。
以前は自動車保管場所申請書を提出する際には押印を必要としていましたが、一部の地域では申請書の押印が不要になりました。ただし、地域によっては押印を求められることがあります。スムーズに申請するためにも、あらかじめ印鑑の有無を確かめておきましょう。
保管場所の要件の確認
2つ目の注意点は保管場所の要件です。保管場所を決める際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
・保管場所は道路以外の場所である
・自宅から直線で2km以内の場所にある
・出入りに支障がない
・自動車の全体を収容できるスペースを確保している
土地の所有権がない場所を保管場所として設定するには、地主の許可が必要です。要件を満たしていない場合には、保管場所としての使用が認められません。駐車場を借りる際には要件を確かめておきましょう。
自動車車庫証明の有効期限
3つ目の注意点は有効期限です。自動車の車庫証明の書類には、1カ月の有効期限が設けられています。
車庫証明の申請時に受け取る自動車保管場所証明書は車両の登録手続きで使用しますが、有効期限が過ぎた場合には改めて車庫証明の申請をすることになります。手間や時間がかかるため、車庫証明の手続きは速やかに進めましょう。
自動車保管場所証明書の提出先は陸運支局です。車庫証明の有効期限について、陸運支局ではおおむね40日としています。
車庫証明の書き方を覚えなくてもOK！ネクステージにお任せ！
車庫証明のための書類を作成する機会は少ないため、不安に感じる方もいるのではないでしょうか。自動車の購入目的で車庫証明を予定している方は、ネクステージにご相談ください。中古車に関する知識を有しており、知識がない方でも車の登録手続きの準備ができます。
ここでは、ネクステージの2つの強みについて詳しく見ていきましょう。車の購入をお考えの方は参考にしてください。
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まとめ
車庫証明は自動車の名義変更をする際に必要な手続きです。用意した書類に必要事項を記入したら、管轄している警察署に書類を提出しましょう。時間がなかなか取れない方、手続きは不安な方は販売店に依頼することもできます。
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