メルセデス・ベンツ Vクラスにかかる維持費の項目とは?魅力も含め徹底解説!
ベンツのVクラスの購入を検討しているものの、維持費が気になる方も多いのではないでしょうか。長期的なカーライフを楽しむためにも、どのような維持費がかかるか把握したうえで購入を検討しましょう。車体価格と維持費の総額から購入に迷っている方には、中古車の購入もおすすめです。
この記事では、ベンツVクラスの基本情報やその魅力、必要となる維持費、おすすめの中古車販売店についてご紹介します。
※目次※
1.維持費が気になるメルセデス・ベンツVクラスってどんな車?
4.ベンツVクラスなど中古の輸入車をお探しならネクステージへ!
・Vクラスは高級感のインテリアと充実した機能を備えたメルセデス唯一のミニバン
・維持費はかかるものの工夫次第で費用を抑えられる
・Vクラスの中古車の購入なら保証やサポートが充実したネクステージへ
維持費が気になるメルセデス・ベンツVクラスってどんな車?
Vクラスはメルセデス・ベンツのラインナップの中で唯一のボックスタイプのミニバンモデルです。エンジン排気量の拡大や装備の変更が重ねられ、現行モデルは3代目となっています。ここでは、スタイリッシュな外観と革新的なシステムを搭載したVクラスについて見ていきましょう。
Vクラスは利便性に優れるミニバン
メルセデス・ベンツのVクラスは1996年6月にFF方式のシャシーレイアウトを採用する、メルセデス初のマルチパーパスミニバンとして発売されました。メルセデス・ベンツは乗用車以外のトラックやバンにはペットネームを付ける傾向があり、2代目は「ビアノ(VIANO)」と名称変更をしています。しかし現在(3代目)は、乗用車の印象を強めるように「Vクラス」の名称が帰ってきました。
現行の3代目Vクラスのコンセプトは「心のままの自由なライフスタイルを愛する人のミニバン」です。そのコンセプトに違わず高級感のあるインテリアと、充実した機能を備えた利便性に優れるミニバンとなっています。長距離運転が多い方や大人数でドライブを楽しみたい方に向いている車です。
力強さを主張するエクステリア
Vクラスのエクステリアは、力強さと安定感を兼ね備えた存在感あふれるフォルムが特徴です。フロントグリルにはアグレッシブな開口部を持ち、ホイールには新デザインの18インチ5ツインスポークアルミホイールが装備されています。ワイドな開口部を美しいクロームで縁取ったフロントワイパーなど細部まで精緻に仕上げられたディティールは圧倒的な上質感です。
以下のボディカラーを選べます。
ソリッドペイント(無償) |
メタリックペイント(有償) |
・ジュピターレッド(受注生産) ・スチールブルー(受注生産) ・グラナイトグリーン(受注生産) ・ペブルグレー(受注生産) ・アークティックホワイト |
・ヒヤシンスレッド(受注生産) ・カバンサイトブルー ・グラファイトグレー ・セレナイトグレー ・オブシディアンブラック ・ブリリアントシルバー ・ロッククリスタルホワイト |
なお、有償ペイントは各色153,000円(税込)、ロッククリスタルホワイトのみ217,000円(税込)となっています。
造形にこだわりのあるインテリア
航空機のエンジンをモチーフに円形となったエアコンの吹き出し口、いかにも操作性が良さそうなスイッチ類・ディスプレイの配置が特徴的です。高級車にありがちなゴチャゴチャとした操作パネルではなく、コックピット回りはあっさりとしつつも上品さを感じさせます。2列目も、ラグジュアリーかつ居心地が良さそうな空間設計です。
ダッシュボードとドアには、特別な空間を演出するアンビエントライト(間接照明)がV 220 d Marco Polo HORIZON以外のグレードに備わっています。照明職は「ソーラー(オレンジ)」「ポーラー(ブルー)」「ニュートラル(ホワイト)」の3色から選択でき、明るさの調整も可能です。
力強い走りを実現するディーゼルエンジン
2.0L直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンには、高効率の燃焼システムをはじめとするメルセデス最先端のテクノロジーが投入されています。排出ガスはクリーンで、排気量は2.0Lながらも骨太な走り出しと、ディーゼルエンジンらしからぬ吹け上がりが特徴です。
高性能な9段変速のオートマチック・トランスミッション(9G-TRONIC)は、ダイナミックなレスポンスによる滑らかな変速だけでなく、高い静粛性を有しています。力強い走りを感じつつも静かなドライブを楽しみたい方にぴったりでしょう。
高度な知性を備える安全装備
Vクラスには、メルセデス・ベンツの安全思想を取り入れ、統合的な安全性を実現する「インテリジェントドライブ」を搭載しています。前走車や歩行者との衝突回避をアシストしたり、疲労や不注意による車線逸脱を防止したりする高度な知性を備える安全機能です。
突然の横風を検知すると、その強さと方向に応じて車両がコースを外れないように自動的にサポートしてくれるため走行ラインを容易にキープできます。かつてないレベルで自動運転へと近づいたアクシデントフリーの機能によって、長距離運転や悪天候時でも安定したドライブが可能です。
メルセデス・ベンツVクラスの魅力はまだまだある
メルセデス・ベンツVクラスにはまだ紹介しきれていない魅力がたくさんあります。使い方次第でさらに快適なドライブとなるでしょう。ここでは、メルセデスがこだわり抜いた機能や性能をさらに掘り下げてご紹介します。
シートアレンジを楽しめる
Vクラスのシートアレンジは、国産ミニバンでもほとんど見られないほど多彩といえます。例えば、2列目シートを後ろ向きに回転させ、3列目と対面させることが可能です。また、2列目のシートを取り払って3列シートを前方にスライドさせれば、広大なラゲッジスペースが現れます。人を乗せる上でも、荷物を載せる上でも、シートアレンジの幅が広いため便利です。
広々とした車内空間
多人数に対応した広い車内空間は、体格が大きい方にも窮屈さを感じさせません。エクスクルーシブシートパッケージを選べば、大きく倒せるリクライニング機能や座席の下のオットマン(足乗せソファー)、ヘッドレストクッションによって深い心地よさに包まれます。オットマンは不要なときに取り外しも可能です。
また、3列目においても一般的なミニバンと違って広々しており、3人乗っても問題ありません。快適に過ごせるでしょう。
極上の乗り味
ディーゼルエンジンによる高い加速性能だけでなく、「セレクティブダンピングシステム」もVクラスの強みです。セレクティブダンピングシステムは、車の姿勢を安定させるための機能で、乗り心地とコーナリング時の安定性に貢献します。
足がよく動き、路面の凹凸をしっかり吸収し、安定した姿勢を保てる乗り心地は快適そのものです。ボディの重さを感じさせないエンジン、無駄なく力を伝える9速オートマチック・トランスミッション、革新的な足回りにより、他のミニバンと一線を画す車となっています。
ミニバンでありながら高い空力性能
車が進む向きと反対に働く「抵抗」や車に垂直に働く「揚力」、横から働く「横力」というように、車は走行中、空気によって力を受けます。空気抵抗を低減して、少ない燃料でたくさん走れるようにするために必要なのが空力性能です。
Vクラスは腰高のミニバンでもあるにもかかわらず、流れるようなスポーティなスタイリングによって高い空力性能を発揮します。全高を忘れてしまうような爽快なドライブが可能です。
メルセデス・ベンツVクラスの維持費の項目を整理しよう
車の維持費とは「走行するために必要な費用」「税金」「保険料」「整備費用」など、車に乗り続けるために必要な費用です。車を所有する上で必ず発生します。Vクラスに無理なく長く乗り続けるためにも、維持費の項目を把握しておきましょう。
毎年かかる自動車税
自動車税は4月1日時点の車検証上の所有者に対し、排気量に応じて毎年課税される税金です。2019年10月1日以降から全排気量で自動車税の引き下げが行われています。Vクラスの排気量は1,949ccとなっているため、2019年10月以降の年式において、自動車税の金額は36,000円です。
排気量の引き下げ前の税率と引き下げ後の税率は以下のとおりです。
排気量 |
引き下げ前の税率 |
引き下げ後の税率 |
---|---|---|
1,000cc以下 |
29,500円 |
25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 |
34,500円 |
30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 |
39,500円 |
36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 |
45,000円 |
435,00円 |
2,500cc超3,000cc以下 |
51,000円 |
50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 |
58,000円 |
57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 |
66,500円 |
65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 |
76,500円 |
75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 |
88,000円 |
87,000円 |
6,000cc以下 |
111,000円 |
110,000円 |
車検時に支払う自動車重量税
自動車重量税は新車新規登録時と継続車検を受ける際に支払う税金です。車の重さ0.5トンごとに課税されますが、Vクラスはいずれのグレードもエコカー対象車のため重量税は100%軽減されます。(2022年4月時点)
また、車を取得時に発生する環境性能割も非課税となっています(2022年4月時点)。クリーンディーゼルの乗用車において、Vクラスはどのグレードも平成30年排出ガス規制に適応しているためです。
走行距離に応じてかかる燃料代
車の燃費や、ガソリン・軽油の価格によって月々燃料代は異なります。車の燃費性能が高ければ高いほど、月々の燃料代が抑えられる仕組みです。
VクラスはWLTCモード時の走行燃費が13.2km/L(V220 d アバンギャルド)のため、軽油154円/L・年間1万km走行した際の燃料代は約11万6,000円となります(軽油単価は経済産業省「石油製品小売市況調査」令和4年4月20日に公表した全国平均に基づく参考値)。
駐車場代
月極駐車場の全国の平均賃料は月8,000円程度と言われています。都心部であるほど相場が高くなるように、地域によって賃料は異なるため確認が必要です。仮に8,000円として計算すると年間96,000円となります。機械式やコンクリート、砂利などによっても賃料は変動するため、安く抑えたい方はメリットとデメリットを踏まえながら比較検討しましょう。
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料
自賠責保険は、自動車損害賠償保障法に基づき、すべての車の所有者に加入が義務付けられている保険です。車検の際に支払うことになりますが、次の車検までに保険期間を有効にしておく必要があるため毎回24ヶ月以上の自賠責保険に加入する必要があります。
自家用乗用車に該当するVクラスの場合、新車登録時の37ヶ月分の保険料が27,770円、車検ごとにかかる保険料が24ヶ月で20,010円です(2022年4月時点)。
任意保険の保険料
任意保険に加入する場合はその保険料も発生することになります。保険内容は自賠責保険で補償の対象外となる対物や対人への補償額が無制限になるなど、保険会社のプランによって様々です。また、年齢や免許証の色、年間走行距離によっても異なります。
さまざまな保険会社の補償内容と料金を比較して、検討していくと良いでしょう。
車検代
車検は新車を購入してから3年目、それ以降は2年ごとに実施します。正式名称は「自動車検査登録制度」となり、車が保安基準を満たしているかといった安全性や公害防止性能を検査する制度です。
車検に必要な費用は「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」となります。車検基本料は依頼するお店によって異なるため事前に見積もりを取って確認しておきましょう。
消耗品の交換や補充費用
車の消耗品のなかでも、エンジンオイルやエンジンオイルフィルターは交換頻度が高い傾向にあります。交換費用は工賃も含めて多くの場合数千円程度で済みますが、バッテリーやブレーキパッド、タイヤなどは数万円かかるため注意が必要です。
定期的に交換が必要な消耗品と、頻度は少ないものの高額な費用がかかる消耗品の予算をトータルで想定しておかなければなりません。
ベンツVクラスなど中古の輸入車をお探しならネクステージへ!
Vクラスの購入を検討しているものの、車体価格や維持費で迷っている方もいるでしょう。予算を可能な限り抑えるのであれば、中古車での購入がおすすめです。ここでは、輸入車でも安心なネクステージの中古車の強みをご紹介します。
輸入車にも無料保証が付帯
ネクステージが販売する車には、国産車(3ヶ月または3,000km)・輸入車(1ヶ月/走行距離無制限)を対象とした無料保証が付帯します。エンジン機構やトランスミッションその他幅広い範囲で保証修理が可能です。
より安心・安全にカーライフを楽しみたい方には、「サービスサポート」(有料)もおすすめです。期間中の無料点検やオイル交換、トラブル時のロードサービスなどを利用でき、安心のプランとなっています。サービスサポート加入の条件・料金は、車種・年式・走行距離によって異なるため、ぜひお気軽に相談してください。
全国にある豊富な在庫から取り寄せできる
ネクステージでは、総在庫約30,000台から好きな車を選択でき、他店舗からの取り寄せも可能です。遠方からの取り寄せも、リーズナブルな価格設定となっています。
ホームページでは、メーカーや車種をはじめとする15項目以上の条件で欲しい車を絞り込めるため、気になる車を見つけたらすぐに相談することも可能です。
まとめ
ベンツVクラスは高級感あふれるエクステリア・インテリアや、高い走行性能が魅力のメルセデス唯一のミニバンです。快適な乗り心地と力強い走りで、長時間のドライブでも疲労を軽減してくれます。維持費に関しては、任意保険を自分のカーライフに適したプランにする、車検代が手頃な価格のお店に車検を依頼するなどの方法で費用を抑えられるでしょう。
ベンツVクラスをできるだけ安く購入したい方は、中古車を検討してみましょう。その際ネクステージで、自分だけの特別な車を探してみてはいかがでしょうか。