車検切れの車を売りたいと考えている方へ!売る時のポイントとは!?
車検切れの車を売りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。この記事では車検切れの車が売れるのかどうか、売る際に気を付けておきたいことは何かについて解説します。
車検切れの車を売る際のポイントや業者を選ぶ際の注意点を知ることで、スムーズに手続きを進められます。いざという時に慌てないように知識を蓄えておきましょう。
※目次※
4.車検切れの車を売りたいと感じた際は買取業者のリサーチが重要
・車検切れの車は売却可能なので覚えておこう!
・車検切れの車を売る時には出張買取の利用がおすすめ
・車検切れの車は信頼できるお店に相談して売却することが大切
車検切れでも売りたいと思えば売ることは可能
結論から言うと、車検切れの車は販売店にとって大きなデメリットがないため売却することは可能です。また、それを理由にマイナス査定になることもありません。業者はオークションか輸出、店頭販売のいずれかの方法で利益を出しますが、いずれの方法にも影響がないためです。
輸出する際には日本の車検制度は適用されず、オークションに出す場合には情報がリセットされます。また、店頭に並べている時に車検が切れてしまうことも珍しくないため店頭販売にも影響がありません。店舗側からすると車検は販売にあまり関係のない要素と言えます。
車検切れの車を売りたいと感じた際に行う行動
車検が切れても売却に支障は出ないと考えられますが、すぐに売りに出すことは時期尚早と言えます。車検切れの車を売却するためにはいくつか用意しなければならない物があり、下準備も必要だからです。
ここでは、車検切れの車を売る前にやっておきたいことをご紹介します。どのようにすればプラス査定につながるのかもチェックしていきましょう。
車検を受けないこと
店舗側からみれば、車検を受けているかいないかはあまり関係ありません。マイナス査定になることもなければ買取拒否になることもないでしょう。そのため、あえて車検を受ける必要もないと言えます。
車検切れとなっていても、車検を受けずに余計な出費を抑えるようにしましょう。車検費用を浮かせて、新車購入の資金にあてることがおすすめです。
車を綺麗にすること
車を高く買い取ってもらうためにも、きれいな状態にしておくことを心がけましょう。車がきれいな状態であれば業者からの印象もよくなるため、事前に掃除をしておくことが大切です。マットは一度外に出して掃除機をかけ、細かい傷やへこみは目立たないようにしておきます。
ただし、お金をかけてまできれいにする必要はありません。大きな傷やへこみを修理するためにお金をかけても、それ以上のプラス査定は見込ないばかりかかえってマイナス査定になるケースもあります。できる範囲できれいにしておくようにしましょう。
書類の用意
車検期間が残っている・切れているにかかわらず、車を売る際には車検証を必ず用意しなければなりません。そのため、売却する前に車検証があるかを確認しておきましょう。
万が一紛失してしまった場合はナンバープレートを登録した運輸局で再発行してもらえますが、再発行のために別途手数料や書類が必要です。また、売却の際には車検証のほかに下記の書類も準備します。
- ・自賠責保険証明書
- ・納税証明書
- ・定期点検整備記録簿
- ・取扱説明書
車を売却する際には複数の書類が必要になるため、余裕を持って準備をしておきましょう。
車検切れの車売りたいと感じた際に注意したいこと
車検切れの車を売る時は、車検期間が残っている車を売る場合とは異なりいくつか注意したい点があります。場合によっては免許停止になったり懲役刑を課されたりする可能性もあるため、頭に入れておきましょう。
ここでは、車検切れの車を売る時に気を付けたい2つのポイントをご紹介します。
直接販売店に持ち込まないのが鉄則
車検切れの車を売る際には、車を運転して直接お店に持っていくことは避けましょう。車検切れの車を運転すると6点の行政罰が課されるため、免許停止になると考えられます。
また、行政罰のほかに刑事罰も課されます。車検が切れた車を運転すると6か月以下の懲役または30万円以下の罰金刑となります。
車検の切れた車で公道を走ると厳しい処分を受けることとなるため、車検切れの車を売却する場合は出張買取を利用することがおすすめです。
仮ナンバーの発行
どうしても直接お店に持っていきたい場合や出張買取がなく持ち込むことしか選択肢がない場合は、仮ナンバーを発行することもひとつの方法です。仮ナンバーを発行すれば、最長で3日間は公道を走ることができます。
仮ナンバーを取得するためには、まず自賠責保険に加入しなければなりません。なぜなら、車検が切れてしまうと車検と同時に自賠責保険も切れているからです。自賠責保険証・車検証・印鑑・運転免許証を各市町村の役所に持参すれば、仮ナンバーを取得できます。
車検切れの車を売りたいと感じた際は買取業者のリサーチが重要
車検切れの車を売る際には、買い取り業者についてもあらかじめ調べておくことがおすすめです。店舗によっては得意なメーカーや苦手なメーカーがあり、サービス内容も各店舗で異なります。
ここでは、買取業者について調べておきたい点についてご紹介します。注意したい買取業者についてもチェックしておきましょう。
取り扱っているメーカー
店舗によって取り扱うメーカーに得手不得手があります。取り扱い実績のあるメーカーであれば適切な査定額を提示してもらえますが、取り扱い実績があまりないメーカーの場合は、適切な査定額を提示してもらえない可能性があります。
そのため、買取業者が取り扱っているメーカーをあらかじめ調べておくようにしましょう。取り扱いメーカーは、各買取業者のホームページで調べることができます。
人気車種
人気車種について把握しておき、どのような車が高く売れるのかについてもチェックしておきましょう。車の売買は需要と供給で成り立っていると言え、需要が高い車は高く買い取ってもらうことができ、そうでない車はあまり高い値がつきません。
人気車種を調べた結果、自身が持つ車が該当していなかったとしても、今後高騰する可能性もあります。車を高く売るためには、タイミングが重要であることを頭に入れておきましょう。
サービス内容
買取業者は金額で選んでしまいがちですが、サービス内容についても今後の取引をしていくうえでポイントになります。査定額がアップするようなサービスを展開しているところもあるため、あらかじめ調べておきましょう。
具体的には契約金を一部前払いにしてくれるサービスや契約後の減額が一切ないというサービス、査定時によいところが見つかれば査定額に順次プラスしていくサービスなどがあります。自分に合ったサービスを展開している店舗へ依頼するようにしましょう。
会社の概要
買取業者のサービス内容と合わせて、会社の概要もチェックしておくことをおすすめします。
会社概要には資本金がいくらなのか、従業員は何人いるのかなど、会社の全体像を把握できる情報が盛り込まれています。会社概要はその企業の名刺とも言えるもので、会社概要に詳細が記載されていないなど不透明な会社は全体像が掴めないうえに信頼できるかどうかもわからないことがあります。
とくに見ておきたいのは設立年月日です。設立が古いほど買取業としての実績があると判断できます。車を売却する際には会社概要を確認することを忘れないようにしましょう。
古物商許可
中古車の売買では、金銭のやり取りが高額になる傾向にあります。仮に盗難車のやりとりが頻繁に行われるようであれば犯罪組織が大きな利益を得ることになるため、それを防ぐためにも中古車買取業者は盗難車かどうかを見極める判断力が必要になります。
中古車買取業者が中古車を買い取るためには古物商許可が必要ですが、とくにやりとりする金額が高くなる中古車買取業に関しては、警察の目も厳しく許可証も厳しい審査を通過しなければ発行されません。
そのため、依頼するお店に古物商許可があるかどうかもチェックしましょう。古物商許可の有無はひとつの判断基準になります。
業者の対応
実際に店舗へ出向いてみることもひとつの方法です。業者と実際に接してみて、取引を行うかどうか判断することもよいでしょう。従業員の態度や店舗の雰囲気、清掃が行き届いているか、対応はどうかなどを見ておくことがおすすめです。
誠実な対応をしてくれる店舗では、査定の時でも適切な評価をしてくれるケースが多くあります。話をしてみて即決を迫られたり、「今決めておかないと後悔する」などとユーザーを焦らせて冷静さを奪うような対応をされたりする場合は注意しましょう。
まとめ
車検切れは、車を売却する際にはあまり影響しません。車検を受け直すことを考える前に、少しでも車をきれいにすることを心がけて買取業者についてリサーチをしておきましょう。信頼できる業者に相談して、納得のいく取引をすることが大切です。
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