ミニバンはダサいって本当なの?売れ行きと人気の高い車種9選
ネット上の書き込みで、「ミニバンはダサい」という意見を見かけたことがある方もいるかもしれません。一方で、多くのメーカーが、多種多様なミニバンを販売しています。
車を購入するなら、魅力ある車にしたいところです。そこで、この記事では「ミニバンはダサい」と言われる理由を売上げや特徴などの視点から解説し、ダサいと言われにくい車を9種類ご紹介します。
※目次※
・感じ方は人それぞれ。新車登録数を見るとミニバンはかなり売れている
・ミニバンはカスタマイズの選択肢が沢山あるのも特徴的。自分好みの車にしてみよう!
・カッコいい車をお買い得な中古車で探すなら、選択肢が広がるネクステージへ!
ミニバンはダサいの?
魅力的な車に乗りたいと思うと、周りの意見が気になる方もおられるでしょう。大きなサイズを探している際は、候補のひとつにミニバンが上がることがあります。しかし、Web上で評判を見ると、まれに「ミニバンがダサい」といった書き込みを目にすることがあることから、一般的な評判が気になるかもしれません。
そこで、まずはミニバンはダサいのかといった評判について見ていきましょう。
感じ方は人による
ネット上にある匿名の書き込みでは、「ミニバンはダサい」といった意見をちらほら見かけますが、なぜダサいと言われてしまうのでしょうか。考えられる可能性のひとつは、グリルが大きく、いかつい顔のミニバンが多いことです。車の顔とも言えるグリル部分の大きな車が多いので、「怖い」というイメージを持つことがあります。
また、大きなボディや四角い形がダサいと感じることもあるようです。ミニバンは、元々商用車であるバンを小さくしたものなので、以前は荷物を沢山載せるためにも角ばったとしたデザインをしているものが多くありました。しかし、最近はボディラインが流れるような流線型のスタイリッシュな形が主流です。
そして、運転を楽しみたい人には向いていない傾向があることも原因かもしれません。車格が長く重いので、加速しづらかったり曲がりにくかったりするように感じる人もいます。そのため「運転を楽しむ」ことを目的にしている人には、魅力的に見えない可能性があります。
実際の売れ行きは好調
ダサいという意見がネット上で書き込まれる一方、日本自動車販売協会連合会が公開している情報によると、新車の登録台数のなかでもミニバンはかなり上位に入っていることが分かります。
2022年2月のデータではホンダのフリードが7,289台で第6位、日産のセレナは5,981台で第8位となっています。そのほかにもアルフォードやステップワゴンなども30位以内に入っており、ダサいというネット上の意見に反してミニバンの売れ行きは良好です。
ダサいのかはミニバンの魅力を見て考えよう
匿名の書き込みでは不評のあるミニバンでしたが、新車登録台数を見るとそうではないことが分かりました。ミニバンだけでなく、車の印象は個人の好みが影響しやすい部分です。
そこで、本当にミニバンがダサいのかどうかを判断するために、ミニバンならではの魅力を紹介します。なお、実際に車を購入する際は、利用目的などを含めて慎重に選ぶことをおすすめします。
定員人数が多く荷物も積める
安全運転のためには欠かせないポイントとして、「定員人数」があります。これは車種によって定められており、たとえば軽自動車は4人、コンパクトカーは5人が一般的です。
一方、ミニバンは定員人数が多く、7人~8人となっています。その分多くの人を乗せることができるほか、大きい荷物を載せて運んだり、荷物を沢山積んだりすることも可能です。そのため、レジャーや家族旅行など大人数での移動を想定している人にはおすすめです。
用途に合わせたカスタマイズができる
シートやオーディオなど、カスタマイズの自由度が高いのもミニバンの魅力です。たとえば、ルーフにキャリアを載せて自転車やサーフボードなどの大きな荷物を運べるようにしたり、LEDでナンバープレートをイルミネーションのように光らせたりといった方法で個性も出せるでしょう。
また、ナビや音響などのモニター、シートなどのアレンジをすれば、室内空間を自分好みにカスタマイズ可能です。
車自体のラインアップも豊富にある
ミニバンは、ほとんどのメーカーで販売されています。その分車種の選択肢が豊富で、装備やカラー、インテリア・エクステリアなどにこだわりがある人でも好みの車を探せます。
なかには、ブランドや車両の大きさ、車種ごとにさまざまな特徴をもったミニバンがあるので、車の利用目的や予算、燃費などの条件を含め、自分好みの車を探したい人にはミニバンをおすすめします。
ミニバンのようにたくさん乗れるSUVはダサいの?
ミニバン同様、SUVにも7人乗りの車は多く存在します。匿名の書き込みでは「ミニバンの大きなボディがダサい」とありましたが、その点はSUVもほとんど同じ条件だとも考えられます。
では、こちらはどう評価されているのでしょうか。人気の高さやブームについて解説します。
SUVも人気が高い
国内・海外問わず、近年多くの人にSUVは注目されています。ミニバンと同じように日本自動車販売協会連合会が公開している新車登録台数を見ると、トヨタのライズが9,903台で第4位、ホンダのヴェゼルが3,826台で11位です。
このことから、かつてのSUVが抱えていた燃費の悪さや安全性能などの問題が改善され、今はとても人気であることが分かります。また、コンパクトSUVや軽自動車のSUVなど、日常生活においても使いやすいタイプのSUVが登場したことも人気の理由でしょう。
ブームは続くと予想されている
かつてはセダンが主流の車市場でしたが、近年では世界的にSUVの需要が高まっています。数年程度で下火になる可能性は低いといわれているため、今後もブームが続くと考えられるでしょう。
SUV人気が継続すると判断できるのは、最近でも世界各国のメーカーによる新たなSUVモデルの発表が相次いでいるためです。十数年前に一度衰退した日本メーカーのSUVも、ブームによって復活しています。
コンパクトSUVやプレミアムSUVなど、幅広いニーズに応えるラインアップの豊富さもブームを後押ししているといえるでしょう。アウトドアシーンだけでなく、家族での利用から短時間のドライブまで需要が分散する傾向も見られます。
実用性があるタイプが人気
現在のSUVブームに注目すると、走行性能に加えて実用性も求められる傾向にあります。荷物が載せやすいラゲッジスペースの容量や、車内空間の拡大といった要素です。シーンを問わず運転できるサイズ感も、選定基準のひとつに挙げられます。
特に人気が高まっているのが、一般的なSUVより小さく設計されたコンパクトSUVです。住宅街のように限られたスペースでも操作しやすく、SUVに不慣れな方でもなじみやすいメリットがあります。SUVブームは続きますが、求められる機能や性能は今後も変化していくでしょう。
ダサいと言われにくいおすすめの車5選【ミニバン】
匿名の書き込みでダサいと言われるミニバンや似た条件をもつSUVが、実際には新車の登録台数も多くかなり人気であることが分かりました。
「それでもダサい車は嫌だ」という方や人気のある車を探している方向けに、ここではトヨタのアルファードやホンダのオデッセイなどの「ダサいと言われにくい車」をご紹介します。
トヨタ・アルファード
車内空間の広さを重視したい方には、存在感のあるフロントデザインが特徴的な「アルファード」もおすすめです。
ハイブリッドや7人乗り仕様など、複数のパターンを展開しています。中古車市場ではオプションパッケージを搭載した車も豊富に出回っているため、希望に合った1台を見つけましょう。
アルファード S(8人乗り)のスペック |
|
新車価格 |
394万1,000円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
59,9万円~825,9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,950mm×1,850mm×1,935mm |
ホイールベース |
3,000mm |
駆動方式 |
FF(前輪駆動) |
エンジンの種類 |
直列4気筒 |
燃費(WLTCモード) |
10.6km/L |
乗車定員 |
8人 |
(2022年5月現在)
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ・ヴォクシー
「ヴォクシー」は、振動・騒音を抑える高剛性ボディや迫力のあるヘッドライト、大きなメッキグリルがかっこいい人気のミニバンです。専用アプリで遠隔操作も可能で、荷物が多い時や子どもを安全に乗り降りさせたい時にも便利です。
また、進化した駐車支援「アドバンストパーク」や車両・歩行者検知機能などで被害軽減をサポートしてくれます。
ヴォクシーS‐Gのスペック |
|
新車価格 |
309万円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
24,9万円~439,9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,695㎜×1,730㎜×1,895㎜ |
ホイールベース |
2,850㎜ |
駆動方式 |
2WD |
エンジンの種類 |
直列4気筒 |
燃費(WLTCモード) |
15,0km/L |
乗車定員 |
7人 |
(2022年5月現在)
(参考:『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ・オデッセイ
「オデッセイ」は、ホンダ独創の超低床プラットフォームにより、ゆとりの空間と低く伸びやかなプロポーションを両立させた独自のデザインが特徴的です。
また、手をかざすだけでドアの開閉が可能な「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」や「予約ロック」でスムーズに乗車・降車できるのも嬉しいポイントとなっています。
オデッセイABSOLUTEのスペック表 |
|
新車価格 |
349万5,000円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
29,9万円~404,1万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,855㎜×1,820㎜×1,695㎜ |
ホイールベース |
2,900mm |
駆動方式 |
FF |
エンジンの種類 |
水冷直列4気筒横置 |
燃費(WLTCモード) |
12.8km/L |
乗車定員 |
7人 |
(2022年5月現在)
(参考:『オデッセイ(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産・エルグランド
日産最上級クラスと名高い「エルグランド」は、ミニバントップクラスの大きさを誇るボディやラグジュアリーな雰囲気を漂わせて端正な雰囲気を持つデザインが魅力です。
また、360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)をグレード問わず標準装備していたり、WLTCモードで「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」を達成し「低排出ガス車認定」を取得していたりと、装備もかなり充実しています。
エルグランド250Highway STAR Sのスペック表 |
|
新車価格 |
369万4,000円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
29,9万円~369,9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,965㎜×1,850㎜×1,815㎜ |
ホイールベース |
3,000㎜ |
駆動方式 |
2WD |
エンジンの種類 |
DOHC・直列4気筒 |
燃費(WLTCモード) |
10.0km/L |
乗車定員 |
7人 |
(2022年5月現在)
(参考:『エルグランド(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
三菱・デリカD:5
オフロードやアウトドアを意識したボディの形状やSUVにも負けない走行性能の高さが魅力の「デリカ」は「サポカーS ワイド」対象車となっており、衝突被害者軽減ブレーキやレーダークルーズコントロール、後退時車両検知システムなどが「e-Assist」として搭載されています。
ほかでは見られない特徴的な縦型の「マルチLEDヘッドライト」など、デザイン性と機能性を両立したデザインも特徴的です。
デリカD:5 Mのスペック表 |
|
新車価格 |
391万3,800円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
37,9万円~449,9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,800㎜×1,795㎜×1,875㎜ |
ホイールベース |
2,850㎜ |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
4N14(D-コモンレール式DI インタークーラー付ターボチャージャー) |
燃費(WLTCモード) |
12.6 km/L |
乗車定員 |
8人 |
(2022年5月現在)
(参考:『エルグランド(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダサいと言われにくいおすすめの車4選【ミニバン以外】
ミニバンに限らず、人気が高い車は数多くあります。そのため、乗車人数が少なくても不便がない場合などは、ミニバン以外の人気車種もチェックしてみるとよいでしょう。
ここでは、かっこいいだけではなく乗り心地や運転支援技術などが向上したレクサスの「LS」やシートや駆動方式などに選択肢が豊富なミドルクラスSUVの日産の「エクストレイル」、上品でラグジュアリーな雰囲気のあるメルセデスの「ベンツCLS」独自のDCTを備え、スポーティーな乗り心地のアウディ「TTクーペ」をご紹介します。
レクサス・LS
レクサスからフラッグシップモデルのセダンとして発売されたのが「LS」です。2017年に5代目を発売し、2021年10月に一部改良を実地しました。改良された部分は、乗り心地・静粛性・高度運転支援技術の向上などがあげられます。
5代目は中古車価格の下落が期待できるため、安く手に入れたい方にも魅力的なモデルです。
LS500(4WDモデル)のスペック |
|
新車価格 |
1,112万円~1,537万円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
249.9万円~719.9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
5,235mm×1,900mm×1,460mm |
ホイールベース |
3,125mm |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
V型6気筒 |
燃費(WLTCモード) |
9.5km/L |
乗車定員 |
5人 |
(2022年5月現在)
(参考:『LS(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産・エクストレイル
「エクストレイル」は、実用的な機能を備えるミドルクラスSUVです。5人乗りの他、3列シートの7人乗り仕様も選択できます。駆動方式にも2つのラインアップがあるため、ユーザーの希望に合わせて選びやすい点が魅力です。
2022年夏頃には、新型エクストレイルの発表も予想されています。
エクストレイル 20Xi(4WD・2列シート)のスペック |
|
新車価格 |
325万6,000円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
34,9万円~289,9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,690mm×1,820mm×1,740mm |
ホイールベース |
2,705mm |
駆動方式 |
4WD |
エンジンの種類 |
直列4気筒DOHC |
燃費(WLTCモード) |
12.6km/L |
乗車定員 |
5人 |
(2022年5月現在)
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
メルセデス・ベンツCLS
SUVよりもスタイリッシュなエクステリアを重視したい方には、4ドアクーペの「CLS」がおすすめです。
ドイツ車らしい重厚なフォルムに加え、上品でラグジュアリーな雰囲気を感じさせます。燃費性能に優れているため、維持費が気になる方も満足できるでしょう。
全長約5,000mmのダイナミックなサイズ感も魅力です。
CLS 220 d スポーツのスペック |
|
新車価格 |
918万円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
129.8万円~708.9万円(旧モデル) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,995mm×1,895mm×1,430mm |
ホイールベース |
2,940mm |
駆動方式 |
FR(後輪駆動) |
エンジンの種類 |
DOHC直列4気筒ターボチャージャー付 |
燃費(WLTCモード) |
16.5km/L |
乗車定員 |
5人 |
(2022年5月現在)
(参考:『CLS(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ・TTクーペ
1990年代から販売を始めた「TT クーペ」は、現代でも高い人気を誇っています。2つのシートを搭載した4人乗り設計で、スポーティな乗り心地を求める方に適したモデルといえるでしょう。
アウディ独自のDCTである「Sトロニック・トランスミッション」を備えたパワートレインも魅力です。
TT クーペ 40 TFSIのスペック |
|
新車価格 |
500万円 |
中古車相場(2022年5月現在) |
139.9万円 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,190mm×1,830mm×1,380mm |
ホイールベース |
2,505mm |
駆動方式 |
FWD |
エンジンの種類 |
直列4気筒インタークーラー付ターボチャージャー |
燃費(WLTCモード) |
13.7km/L |
乗車定員 |
4人 |
(2022年5月現在)
(参考:『TTクーペ(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
かっこよくて人気がある車を探すならネクステージへ!
「かっこよくて人気のある車を探したい」という人には中古車もおすすめです。新車で購入できるモデルはもちろん、もう生産していないモデルを探すこともできるため、憧れていた車に巡り合える可能性があります。
ネクステージでは徹底した品質管理を行っていますので、専門知識がなくても車探しが可能です。
中古車ならではのミニバンも手に入る
ミニバンをはじめ、いくつかの車はすでに生産を終了しているモデルがあります。しかし、中古車であれば入手できる可能性があるのです。
全国展開しているネクステージなら、在庫台数3万台(令和4年4月現在)から好みの車を探すことが可能です。また、気になる車が遠くの店舗に展示されていた場合も問題ありません。お近くの店舗まで取り寄せも承っています。
こだわりの価格と品質で揃えている
ネクステージでは、毎日他社の価格を徹底調査しています。そのため、どこにも負けないプライス設定で365日いつでもお得に中古車を購入可能です。
また、お客様にカーライフを楽しんでいただくために、修復歴車やメーター改ざん車、水害車などの粗悪な車は徹底的に排除し、徹底的な品質管理と共に公正中立の第三者機関による品質鑑定も実施しています。ご契約時とご納車時にもお客様と車両の状態・キズチェックを実施し、お客様がしっかり納得した上での販売・お渡しを徹底しています。
まとめ
Web上で投稿されている匿名の書き込みでは、「ミニバンはダサい」という意見を見かけることがあります。しかし、デザインや性能の好みに関する内容であることが多く、新車の登録台数を見ると上位にミニバンがあることから実際にはかなり人気であることがわかりました。
また、車両の大きさという点でミニバンと同じ条件のSUVも、国内・海外問わず人気です。実用性の高いSUVも登場していて、しばらくはこのブームが続くと予想されています。
かっこいいミニバンやSUVを探す場合は、生産終了しているモデルも検討できて選択肢の多い中古車から選んでみてはいかがでしょうか。ネクステージのホームページからは、メーカーや車種・年式、フリーワードなど、お好みの条件から中古車の検索が可能ですのでぜひご活用ください。
SUVの中古車を探す