トヨタ プロボックスは実用性が高い?特徴や姉妹車との違いを徹底解説
トヨタ プロボックスは、姉妹車であるサクシードとともに、商用バンとして長らく愛されている車です。「プロボックスにはどのような特徴があるの?」「サクシードとはどう違うの?」といった疑問を持っている方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、トヨタ プロボックスについて、車種の特徴やグレードなど幅広く解説します。2022年9月時点の中古車相場など、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ車選びの参考にしてください。
※目次※
・トヨタ プロボックスは、2002年に発売された商用バン。姉妹車のサクシードは2020年に生産終了し、プロボックスと統合された!
・トヨタ プロボックスのグレードは「1.5Lハイブリッド車」「1.5Lガソリン車」「1.3Lガソリン車」の3種類!
・トヨタ プロボックスを中古車で購入するならネクステージまで。状況に合わせた保証を利用可能!
トヨタ プロボックスとは
トヨタ プロボックスは、2002年に販売を開始した商用バンです。その実用性の高さから、根強い人気を誇ります。
この記事を読んでいる人のなかには、「プロボックスってどんな車なの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。ここではトヨタ プロボックスの概要や、姉妹車であるサクシードとの違いについて解説します。
実用性の高い商用バン
トヨタ プロボックスは、2002年に発売された商用バンです。マイナーチェンジを繰り返しつつもフルモデルチェンジはせず、発売以降ロングランを続けています。各社でワゴンタイプの商用バンは相次いで廃止されており、現在のライバル車は日産NV150AD(以前のADバン&エキスパート)です。
商用バンを購入する際、大きな荷物を積みたい方はワンボックスバンのハイエースを選ぶことが多いです。一方で、少ない荷物を積みたい方にはプロボックスが選ばれます。人気の理由は4ナンバーサイズのコンパクトなボディです。
運転に不慣れなドライバーは、ボディの大きなワンボックスバンを街中で運転するのは不安があります。プロボックスはサイズがコンパクトかつ重心も低いので、コンパクトカーのように扱いやすい車です。
サクシードとプロボックスの違い
トヨタ プロボックスには「サクシード」という姉妹車があります。2002年発売型はサクシードのほうがプロボックスよりも全長が105mm長く、最大積載量も50kg多い450kgです。また、フロントグリルやフロントバンパーなどの外観も違います。
しかし2014年のマイナーチェンジでボディサイズや装備は共通化され、2台の相違点はバックドアに着く車名のシールだけになりました。その後サクシードは2020年に製造が終了し、プロボックスに統合されています。
トヨタのプロボックスはどんな特徴がある?
トヨタ プロボックスを理解するためには、細かな特徴を見るのが重要です。ボディサイズや荷室サイズ、燃費性能などを確認することで、商用バンとしての価値を確かめられます。
ここでは、トヨタ プロボックスの特徴について解説します。なお、スペックや燃費性能は、2022年9月時点の数値です。
ボディサイズ
トヨタ プロボックスのサイズは共通ですが、1.5Lガソリン車の4WDモデルのみ全高・最低地上高が異なります。ワンボックスバンのハイエースは最低地上高が195mmなので、トヨタ プロボックスのほうが低重心で走行時に安定します。
全長 |
4,245mm |
全幅 |
1,960mm |
全高 |
1,525(1,530)mm |
ホイールベース |
2,550mm |
最低地上高 |
140(130)mm |
荷室サイズ
トヨタプロボックスの荷室はコンパクトなボディサイズながら大容量かつ、開口部がスクエア状で大きいので荷物の出し入れが楽です。ハイブリッド車はモーターを搭載しているので、最大積載量がガソリン車よりも小さくなります。
|
2名乗車時 |
5名乗車時 |
長さ |
1,810mm |
1,040mm |
幅 |
1,420mm |
1,415mm |
高さ |
935mm |
|
最大積載量 |
400(350)kg |
250(200)kg |
燃費性能
トヨタプロボックスは燃費性能が優れています。営業回りや出張で走行距離が長くなりやすい社用車として、維持費が抑えられるトヨタプロボックスは魅力的です。
燃費消費率 |
ハイブリッド車 |
1.5Lガソリン車 |
1.3Lガソリン車 |
WLTCモード |
22.6km/L |
17.2(14.6)km/L |
16.6km/L |
市街地モード |
22.0km/L |
12.7(10.7)km/L |
12.5km/L |
郊外モード |
23.7km/L |
18.5(15.6)km/L |
17.6km/L |
高速道路モード |
22.2km/L |
19.3(16.5)km/L |
18.6km/L |
トヨタ プロボックスのグレードは何種類?
トヨタ プロボックスにはハイブリッド車とガソリン車があり、ラインアップは3種類です。さらに装備や内装が異なる3つから4つのグレードが用意されているので、様々なニーズに応えられます。
この章では、それぞれの特徴について解説します。どのモデルが自分に合うのか悩んでいる方は、本章の内容を確認してみてください。
1.5Lハイブリッド車
モーターを搭載し燃費性能と静粛性に優れた1.5Lハイブリッド車は、グレードが3種類です。最上位モデルのFはリアシートがあり、全席パワーウインドウを搭載しています。その他のグレードは外装が異なります。
グレード |
F |
GL |
GX |
総排気量 |
1,496cc |
||
車両型式 |
2WD |
||
新車販売価格 |
201万4,000円 |
196万2,000円 |
179万円 |
1.5Lガソリン車
1.5Lガソリン車のグレードも3種類あります。特徴的なのは、4WDがあることです。山道などで力強い走りを求める方にはおすすめのモデルです。
グレード |
F |
G |
総排気量 |
1,496cc |
|
車両型式 |
2WD/4WD |
|
新車販売価格 |
173万9,000円/190万1,000円 |
167万7,000円/183万2,000円 |
1.3Lガソリン車
1.3Lガソリン車のグレードは1種類です。1.5Lガソリン車と比べると総排気量が小さいので最大トルクは弱いですが、街乗りであれば問題ありません。エントリーモデルのGは新車販売価格が140万円台と、求めやすい価格も人気の理由のひとつです。
グレード |
G |
総排気量 |
1,329cc |
車両型式 |
2WD |
新車販売価格 |
149万1,000円 |
トヨタ プロボックスの評価が高い理由
トヨタ プロボックスの評価が高い理由は主に4点あります。
この章では高い走行性能や「Toyota Safety Sense」による安全性能、商用車として喜ばれる装備などをひとつずつ詳しく解説します。トヨタ プロボックスの購入を検討している方は、本章の内容を参考にしてみてください。
高い走行性能
トヨタ プロボックスは高性能サスペンションにより、積載量に関わらずしっかりとした操縦性・車両安定性を確保します。さらに路面からの振動を抑えるので、乗り心地も上質です。また車速感応型電動パワーステアリングにより、低速走行時には軽く、高速時には確かな手応えのある感覚でハンドル操作ができます。
1.5Lガソリン車では、街中での走行で多く使用する低中速域でのトルクを十分に確保し、スムーズな加速性能も実現しています。1.3Lガソリン車は「Dual VVt-i」を搭載することで、低中速トルクの向上と高速域での両立をしました。
ハイブリッド車は走行状況に応じてモーターとエンジンを最適に制御し、パワフルな走行が可能です。
高い安全性能
トヨタ プロボックスは先進安全装備の「Toyota Safety Sense」を全車で標準装備しています。車両や歩行者を検知して衝突回避をサポートしてくれる「プリクラッシュセーフティ」や、道路上の白線をはみ出さないよう注意喚起してくれる「レーンディパーチャーアラート」などにより、安心して運転が可能です。
その他にも緊急ブレーキを感知して強い制動力を発生させるブレーキアシストや、シフト操作時における急発進・急加速を抑制する「ドライブスタートコントロール」などがあります。知らない土地を走行する機会も多い社用車において、高い安全性能は魅力的です。
働く人に便利な「収納・スペース」
トヨタ プロボックスは働く人が本当に使いやすい、運転席まわりを徹底して追求しています。
運転席の左側に設置した「マルチホルダー」は、スマホの置き場所に最適です。スマホ以外でも、幅の調節が可能なので収納するものの大きさに合わせられます「センタートレイ」は小物から飲み物まで収納できるスペースに変化します。フタを閉めればフラットなトレイとして、フタをすべて開ければ1Lの紙パックも収められます。
さらに嬉しい機能が「インパネテーブル」です。A4サイズのノートパソコンやお弁当が置けるので、仕事や食事が車内で快適に行えます。トヨタ プロボックスは手の届く場所に必要なものが置ける、充実の収納スペースです。
現場でも快適な「機能・装備」
トヨタ プロボックスのフロントシートは、毎日の運転を快適にしてくれます。長時間の運転でも身体への負担が小さい設計、最大76°のリクライニング機能を備えているので、車内でリラックスした時間を過ごせます。
紫外線を約90%カットするUVカット機能付のプライバシーガラスを採用しているのも特徴です。強い日差しを遮り、大切な荷物を守ります。
さらに夏場のビジネスシーンで嬉しい、冷房の効き目が早いマニュアルエアコンを設置しています。花粉除去タイプのクリーンエアフィルター付なので、車内の空気を綺麗に保ちます。
アウトドアでも利用が可能
トヨタ プロボックスは商用車としてだけでなく、自家用車としても人気が高まっています。アウトドア好きな方が購入し、カスタムを楽しむためです。
トヨタ プロボックスはコンパクトなボディサイズながら大容量の荷室、高い安全性能、4DWモデルは山道も問題ないタフな走行性能と、アウトドアに最適な条件が揃っています。
SUV車と比較すると販売価格が安価なので、車体購入価格の差額でリフトアップやオフロードタイヤを装着するなど、カスタムベース車として選ばれています。
トヨタのプロボックスに乗るなら中古車がおすすめ!
トヨタ プロボックスを購入するなら、中古車がおすすめです。中古車に抵抗がある方もいるかもしれませんが、価格の安さや納車の速さなど、中古車ならではのメリットも多くあります。
ここでは、トヨタ プロボックスを中古車で購入するメリットについて解説します。2022年9月時点の、中古車相場の目安もあわせて紹介しますので、車選びにぜひ役立ててください。
中古で購入する際のメリット
トヨタ プロボックスを中古で購入するメリットは、安価で購入できる以外にもあります。新車よりも納車が早いので、購入後すぐに使用できます。新車では購入が決まってから生産に取り掛かる受注生産が一般的なので、納車に時間がかかります。一方で中古車はすでに在庫があるので、一週間ほどでの納車が可能です。
また、豊富な選択肢があることもメリットです。中古車であればマイナーチェンジ前のモデルや、カスタム済みの車両も選べます。
プロボックスの中古車相場の目安
メリットとともに、中古車相場も確認しましょう。トヨタ プロボックスの中古車相場は、69万9,000円~198万9,000円です(2022年9月現在)。新車販売価格よりも安価に購入できます。
中古車の販売価格は、年式やグレードだけでなく、走行距離も要因です。販売価格の低い車は走行距離が長いことが多くなっています。そのためトヨタ プロボックスを中古で購入する際は、整備点検がしっかりした販売店を選ぶのがおすすめです。
(参考:『プロボックス(トヨタ)』)
トヨタのプロボックスを購入するならネクステージへ!
中古車の購入には価格以外にも、選択肢が豊富なことや納車が早いなどのメリットがあります。しかし中古車を購入する際、どの販売店に行けばいいか悩む方も多いのではないでしょうか。
トヨタ プロボックスを中古で購入するなら、全国に中古車販売店を展開しているネクステージにお任せください。この章では、中古車をネクステージで購入するメリットを解説していきます。
こだわり品質の車を最寄りの店舗で確認できる
ネクステージは、お客様に提供する商品にこだわっています。例えば、骨格にダメージのある修復歴車は、故障などのトラブルが起こる可能性が否定できません。価格が安くてもお客様にカーライフを満足いただける商品ではないので、ネクステージでは修復歴車を事前に排除しています。
またネクステージは、全国に店舗を展開しており、圧倒的な品揃えを誇っています。全国の在庫を、お客様の最寄店舗にてご購入いただくのも可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
状況に合わせた保証も選べる
状況に合わせた保証を選べるのも、ネクステージの魅力です。ネクステージで販売する中古車には、国産車・輸入車問わず無料保証が付帯しているため、もし何かトラブルがあった際もスムーズに対応できます。
また各種有料保証を利用すれば、長期保証など充実したサービスを受けられます。例えばメンテナンスパック付き有料保証「サービスサポート」は、期間中の無料点検やオイル交換など、魅力的な特典をご利用可能です。保証で何か困ったことがございましたら、お気軽にご相談ください。
まとめ
トヨタ プロボックスは、商用バンながら、優れた燃費性能や安全性能を持っています。またゆとりのある室内空間や、コンパクトなボディサイズも魅力で、商用車として最適な1台です。もちろん自家用車としてカスタムもできます。
ネクステージでは、全国の在庫からお気に入りの1台を選べて、アフターサポートも充実しています。ネクステージのWebサイトから在庫を検索でき、そのまま見積もり依頼フォームへのアクセスも可能なので、ぜひご利用ください。