マイカーローンの借り換え方法やメリットは？注意点や借り換え以外の方法も解説
マイカーローンはディーラー以外に銀行系などが融資先として挙げられ、金利や手数料は個人の状況や条件によって変わってきます。そのため「月々支払っているマイカーローンの金利が高いので低いものに変更したい」「月々の金額を減らしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
車自体が大きな買い物であるため、長期間支払う可能性が高く月々の支払いを抑えたいと思うのは当然のことです。しかし、借り換えを行うと必ず返済額が減るというわけではなく、いくつか注意すべき点もあります。
この記事では、マイカーローンの借り換えを行う際の押さえるポイントについてご紹介していきますのでぜひ借り換え前の参考にしてください。
※目次※
5.マイカーローンの負担を減らすなら車の乗り換えも検討しよう！
・マイカーローンの借り換えは金利以外の手数料や保証料についてもチェックしよう。
・マイカーローンの借り換えは向いている人とそうでない人がいるので、自分はどちらなのか見定める必要がある
・借り換え以外に中古車の乗り換えも検討しよう。ネクステージはお手頃価格の車を取り揃えているのでおすすめ。
マイカーローンを借り換えしたい！
今現在使用しているマイカーローンから新しいマイカーローンへ変更したい場合は、どのようなステップを踏むと良いのでしょうか。ローン会社によって審査基準は異なりますが、手順や必要書類にはほとんど差はありません。
ここで借り換えの仕組みやマイカーローンの手順について大まかな流れを把握し、事前に把握しておきましょう。
借り換えはできる
マイカーローンの借り換えとは、現在使用しているローン会社とは別の会社と新たにローンの契約を結び、その借入金で返済を行うことを言います。
借り換えを行ったとしても毎月ローンを支払うことに変わりはありませんが、ローン会社の金利によっては支払総額が減りますので、個人の負担も減るでしょう。
金利自体の差は少なくとも、総額で見ると利息の負担が大きくのしかかってくることも考えられますので、借り換えのタイミングを迷われている方は早めに検討することをおすすめします。
借り換えする時の流れ
マイカーローンの借り換えを行う一般的な流れは以下の通りです。融資先の銀行やローン会社によって手順が変わることもあります。
しかしながら、借り換え希望のローン会社で審査が通らないことには繰上返済を行うことはできません。そのため、現在使用しているローン会社へその旨忘れずに伝えるようにしましょう。
1.借り換え希望のローン会社で仮審査の相談・申し込みをする
2.借り換え希望のローン会社にて仮審査が通過した場合は、書類を用意し本審査に進む
3.現在使用しているローン会社へ繰上返済（一括返済）について伝える
4.本審査の通過後、本契約を結ぶ
5.カーローンの残債を繰上返済する
借り換えする時の必要書類
マイカーローンの借り換えには「運転免許証」などの本人確認書類を用意しておきます。他にローンの使い道が分かる書面として「ディーラーや中古車販売店からの注文書」、収入を確認する「収入証明書」などが必要です。
なお審査の結果次第では、車検証などの必要書類をローン会社側から提示を求められることもあります。書面でのやり取りは手間がかかるとお考えの方はWeb上で行うことも可能ですので、選択肢の一つとして検討してみてください。
マイカーローンを借り換えるメリットとは？
マイカーローンの借り換えは審査によって金利が安くなるというメリットが挙げられますが、デメリットも存在します。
せっかく審査をして借り換えを行うのであれば、自分にとってお得に借り換えを行いたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここではメリットとデメリットについて紹介していきますので以下から見ていきましょう。
メリット
マイカーローンの借り換えを行うメリットの1つ目は、借り換え前の金利より借り換え後の金利が低いと返済額を抑えることができ、出費を抑えられることです。
また、新車購入時に残価設定型クレジット（残クレ）を使用している場合の所有権は販売店側か信販会社名義になっていることが大半であるため、借り換えを行うことによって自分名義に変更することができます。
借り換えのシュミレーションや金利などはインターネットでチェックすることが可能です。変更後の支払い総額や月々の返済額をイメージできるため、現在のローンと気兼ねなく比較できることもメリットと言えるでしょう。
デメリット
借り換えを行う際のデメリットは、再度ローン会社から審査を受ける必要があることです。再度審査を受けることで手続きに手間がかかったり、内容によっては融資を受けられなかったりすることも考えられますので、面倒だと感じる方には向いていません。
他には最近転職をした方やローンを組んだ時よりも年収が下がった方、滞納をしてしまった方などは審査が通らないことも考えられます。そのため借り換えはせずに今のローンで返済していくと良いでしょう。
マイカーローンを借り換える前に注意すること
マイカーローンの借り換えは現在の融資先より金利が低いとお得に感じやすいため、希望する方もいるのではないでしょうか。しかし、よくよく見ると以前の方が手数料がかからず総額で見ると返済金額が安かったという場合があります。
ここではマイカーローンを借り換える前に注意するべき3つのポイントについて紹介しますので、参考にしてください。
手数料や保証料を含めて比較する
借り換えを行う際は金利ばかり注目してしまいがちですが、月々かかる手数料や保証料の確認も忘れずに行うことが大切です。新しく借り換えを行う際は手数料を上乗せした金額と、現在組んでいるローンの支払いを続けた総額を照らし合わせて比較してみてどうか検討しましょう。
ローンの内容によっては保証料が含まれていないものもあり、トータルで計算すると借り換え前より月々支払う金額が割高になってしまうことも予想されます。そのため借り換え前と新しく検討しているマイカーローンを慎重に吟味することも押さえておきましょう。
金利の種類や返済期間も考慮する
ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類の金利タイプがあります。固定金利に比べて利率が低く設定されている変動金利と、返済額が一定の固定金利にはそれぞれメリットとデメリットがあることをご存知でしょうか。
変動金利は市場の動向に応じて金利が変動するため低金利の状態では利率が低くなるというメリットがあり、金利が上がると固定金利よりも利率が高くなる場合もあるでしょう。
固定金利は一定の金利で返済が完了するまで変わりませんので、景気の動向を受けにくいという性質を持っています。そのため返済計画が立てやすいというメリットがありますが、仮に市場が低金利が続いている場合は損をするということも視野に入れておいてください。
また、返済期間が長くなると月々に支払う額は減りますが、負担する金利も多くなり総合的なコストが増えてしまいます。そのため自身の返済計画や安全性、リスクなどを考慮した上で選ぶことが重要です。
借り換えできないケースもある
ここまで借り換えを行う前の注意点についてお話しましたが、状況によっては借り換えができないケースがあります。それは転職をして間もない時期や年収が下がったなど、前に借り換えを行なった時よりも不利な条件になっている場合です。
基本的にローンは本人以外が借り換えを行うことができません。ディーラーローンを活用し、残価設定クレジットで返済を行なっている場合は車の所有者が使用者本人でない可能性もあります。
つまり、他人名義（ディーラー、信販会社）ではローンを組めないので、借り換えを検討している場合は車の所有者を確認するところから始めましょう。
マイカーローンの借り換えがおすすめな人は？
マイカーローンの借り換えは、金利以外で手数料や保証料を加味した上で比較することが大事です。しかし、自身の状況によっては借り換えを行わない方が得策だと言える場合もあります。
ここではマイカーローンの借り換えをおすすめできる方とそうでない方の特徴について紹介しますので、自身の条件に当てはまるか確認してください。
借り換えが向いている人
車の借り換えに向いている人は、大きく分けると3つあります。1つ目は、現在使用している金利が高い場合です。これは、借り換えによって月々の支払い金額を減らすことが可能になります。
2つ目は借入先のローンが異なる場合です。複数ローンは返済管理に手間がかかるため、借入先をまとめることで支払いに関しての煩わしさがなくなる点がメリットとなります。
3つ目はローンを組む前と現在で収入が増えた場合です。ローン審査は勤務年数の他に年収が上がることによって審査が通りやすくなります。以前審査に通らなかった低金利のマイカーローンを組める可能性も考えられますので、検討してみてはいかがでしょうか。
借り換えをおすすめしない人
先程とは反対に、以前に比べて年収が下がった、転職をした、債務がある方は審査が不利に働くことがありますので借り換えはおすすめできません。また、マイカーローンの返済期間があと少しの方も利息の効果を得られる可能性は低いため、現在のローンで完済する方が良いでしょう。
他に、繰上返済手数料が無料に設定されている、返済金額に保証料込みの場合は一概に借り換えをおすすめできず、残債や金利を考慮した上で判断した方が望ましいでしょう。
マイカーローンの負担を減らすなら車の乗り換えも検討しよう！
現在支払っているマイカーローンが家計を圧迫しているなど負担に感じている方もいるのではないでしょうか。ここまで借り換えについてお話してきましたが「車の乗り換え」も負担を減らす選択肢の一つとして考えることも可能です。
ここではマイカーローンの負担を減らす二つの方法について紹介しますので、以下から確認しましょう。
売却金額を返済費用に出来る
借り換えは他のマイカーローンを組んで繰上返済を行いますが、現在所有している車を売却しローンを一括返済に充てることも可能です。
もちろん一括返済や高く売却するには走行距離や年式、市場価値も関係してきますが、月々の支払いの負担を減らせる可能性も十分にありますので調べてみることをおすすめします。
また、乗り換えや売却に関して興味がある方はネクステージをはじめとした中古車販売店へ一度相談することも選択肢の一つとして覚えておいてください。
月々の負担を減らせる可能性もある
車を所有した時とはライフスタイルが変わり、次に購入する車は新車ではなく中古車を検討している方もいるのではないでしょうか。価格が比較的リーズナブルな中古車は新車と比べて借入金額が少なく済む点が魅力です。
車の売却は適切なタイミングで売ることによって高額査定になることも考えられます。借り換えを検討しているのであれば、乗り換え自体で月々の支払い金額がどう変動するのかチェックしてみるのも一つの方法と言えるでしょう。
乗り換える時におすすめの安い中古車はコレ！
ネクステージでは乗り換え時にもお手頃価格の車種を多く取り揃えています。今回紹介する3車種は人気車種でありながら老若男女問わず好まれる車であるため、選択肢の一つとしても考えやすいのではないでしょうか。
ここでは乗り換え時におすすめのモデルについて紹介しますので、乗り換え前の判断材料にしてください。
ホンダ：フィット
フィットはコンパクトハッチバックで、4つの心地よさ（乗り心地・座り心地・心地よい視界・使い心地）をコンセプトとしました。また、乗る人のライフスタイルを重点的に考え5つのモデルを用意しています。
燃費はBASIC（FF）のWLTCモードで20.4km/L、e:HEV（ハイブリッド）は29.4km/Lです。中古車相場は約40万~120万円で、取扱台数も多くあります。
（2021年5月時点の情報です）
（参考：『フィット（ホンダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
トヨタ：パッソ
パッソはシンプルな「X」と洗練されたスタイルの「MODA」と個性的なスタイルを持つ車です。ボディカラーは2トーン含めて13色用意されており、色合いによって雰囲気が変わるため年齢や性別を選びません。
さらに、最小回転半径が4.6mと小回りが利くため狭い道などで不安がある方にも安心して乗ることがきます。燃費は2WDのWLTCモードで21.0km/L、4WDで19.0km/Lです。中古車相場は約30万~90万円で、比較的新しい年式のタイプが多くあります。
（2021年5月時点の情報です）
（参考：『パッソ（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
スズキ：スイフト
スイフトは鮮やかなボディーカラーを展開していますが、インテリアはシンプルで運転操作がしやすい室内空間設計です。運転手以外の乗る人にも配慮が行き届いており、狭い駐車場でドアを開ける際にもフロントは3段階、リアは2段階に開くように設計されています。
そのため、人の乗り降りや荷物の出し入れもスムーズに行うことが可能です。マイルドハイブリッドを採用しており、効率的にエネルギーを使用するため優れた燃費性能を実現しました。燃費はHYBRID SZのWLTCモードで23.0km/Lです。
中古車相場は約40万~130万円で、比較的新しい年式で走行距離も3万km前後が多くあります。
（2021年5月時点の情報です）
（参考：『スイフト（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
まとめ
マイカーローンの借り換えは、金利が低いものに申し込むことで毎月の返済額が減り家計の負担も少なくなるでしょう。
しかし、現在使用しているマイカーローンの返済状況や自身の置かれている立場によっては支払い総額が増えたり、余計な手間がかかったりすることも考えられるため慎重に行う必要があります。
毎月のローンを少しでも減らしたい方は車の乗り換えも方法の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。ネクステージでは乗り換えの要望や相談も承っておりますので、ぜひお問い合わせください。
